気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

つなこ

デート・ア・ライブ アンコール4

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「(前略)……警察からも銀行からも我が社に苦情が入っています」

「……面目ねーです」

 

今回の短編集は、アニメ1期の円盤特典の再録だそうです。

そのため、時系列的に結構前のエピソードが多いですねー。

霊力を封印されたばかりで、人間社会に不慣れな部分が目立つ十香や四糸乃が初々しくていいですねー。

 

折紙は……士道が男友達としている会話を盗み聞きして「普通がいい」という彼の為に、普通になろうとして奇行を披露するという、ある意味いつも通りの折紙で安心しました。

アレに安心しちゃいけない気がするけど、普通モードの折紙よりは落ち着いて見れる。

いつもと違う雰囲気と言えば、狂三が迷子の猫を探す「狂三キャット」も中々。

たまたま士道たちが見つけて、どうしたものか、と裏で躍起になってる彼女がかわいかったでです。

 

でもまぁ、今回収録のエピソードで一番好きなの「真那ミッション」ですかねぇ。

DEM時代の彼女が描かれています。プレイベートで銀行に行ったら、そのタイミングで銀行強盗に遭遇。

しかもそれがDEM絡みということで、上から解決の指示まで来て……最後の派手な解決っぷりに笑いました。コミカルでいいですねぇ。爆発はロマン。


デート・ア・ライブ17 狂三ラグナロク

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「やろう。それしか方法がないなら。むしろ……この上なく俺たちらしいやり方じゃないか」

 

DEMの魔の手から、幾度となく士道を救っていた狂三。

同時に失敗も積み重ねて来て、かなりの負荷がかかっている状況ではあるようですけど。

その事情を知ったからには、彼女を救わずにはいられない。

狂三が妨害している手段に気付いたDEMも、総力を挙げて叩き潰しに動くことを決めて。

 

全知の能力で事前に打ち合わせをしていたら、読まれる可能性がある。

未来と、人の心だけは読めないから、それぞれが出来る事を信じ対策を練っているという流れが好きですねー。

その結果、実施される事になった「ニベルコル」対策には笑ってしまった。通るんだ、それが。

敵の物量に負けず、中々いい戦いをしていた所に、邪魔が入るんだからままならないと言いますか。

 

祟宮澪。名前だけは出ていた彼女の正体、というか秘めていた過去の一端が描かれていたのが不穏だったんですよね。

実際その結末は中々悲惨なものでしたし。結末を変える為に、考え付いた手法が怖い。精霊なんだなぁ、という価値観の違いを見せつけられた感じ。

あとはヤバそうなので言えば、ウッドマンさんがヤバそう。カレンさんの冗談が悲しくて笑えない……


デート・ア・ライブ16 狂三リフレイン

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「今度は……俺がおまえを、救う番だ……ッ」

 

再び士道たちの前に現れた狂三。

彼女の力を封印いしたい士道たちと、士道がため込んだ霊力が欲しい狂三。

「相手をデレさせた方が勝ち」というゲームをすることに。

 

折しもバレンタインデーも近く、他の精霊たちもチョコレート作りとかに精を出してました。材料調達に行った店で狂三と遭遇し、なんかなし崩しで一緒に作ってたのにはつい笑ってしまった。

士道もこれまで多くの精霊をデレさせてきたこともあって、いい勝負になってましたが……

 

DEMが大人しく見守ってくれるはずもなく。

エレンと言う戦力や、全知の魔王など手札が既に揃っているのに油断は無く、更に戦力増強して来るとか容赦ない……

これまで以上に手段を選ばなくなった敵。その裏側で動いていた狂三が秘めていた事情。

全く持って素直じゃないというか。彼女は彼女で色々抱えてるのが示されてもう……

過去の事。今、士道との戦いの為に手を尽くしていた事。

そして、彼女の前に現れたファントムと、その正体。情報量が、情報量が多い……!

狂三の献身を知った士道の、「今度は俺がお前を救う」発言。これは熱い。


デート・ア・ライブ15 六喰ファミリー

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「……どこに行くの?」

(略)

「――俺の手を待ってる子の、ところに」

 

宇宙にいる六喰のところへ踏み込み、封印した精霊たちの力を借りながらも彼女に迫る士道。

DEM側が派遣してきた魔術師2人も難敵でしたが、フラクナシスや折紙も奮闘し今回はラタトスク陣営優勢で決着。

六喰の心を開くことにも成功してましたが……

心を開いた彼女は、自分を大切にしろと士道に迫ってきて。

 

自分と契る以上は他の女子たちと、金輪際会うなと言い出して。

士道がその条件をのめないと言ったら、裏で動いてる辺り怖い。

彼女の工作は中々効果的でしたけど、綺麗な折紙が見れたのはちょっと嬉しい。

上手いこと融合した状態も好きですけどね。

いつも通りの支援が望めない状態で、更には十香が反転する事態まで起きて。

よくもまぁ、事態を解決出来たものだと感心してしまう。

あと、ウッドマンとウェストコットの、描かれなかった戦いが怖い。え、どうしてあの状態で引き分けになるんだ……

 


デート・ア・ライブ14 六喰プラネット

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『左様。――むくの幸福を、うぬが勝手に決めるでない』


積んでましたー。3年モノに驚かなくなってきたな……

年明け。士道は精霊たちと初詣に行って。

お祈りしたり絵馬を奉納したりと、楽しそうに過ごしています。

しかし、新学期開始早々学校に隕石が落ちてくると言うトラブルが発生。

 

日常の裏で動き回っていた、DEMの仕業……というか、彼らがちょっかいを出した精霊から反撃を食らった形。

宇宙に居て、能力を活用しDEMの先遣隊を軽くあしらう精霊、六喰。

士道は、通信によって彼女と接触。封印を試みるも……その力で心を封じていた彼女は動じず。

 

むしろ、敵がいる状態で、精霊の力を封じる事の危うさを指摘されて士道の方がちょっと揺れてましたからね。

でも、あそこで揺れてくれて良かったというか。改めて、悩み答えを出してくれるような、彼だからこそ、これまでの精霊たちにも慕われてるんだよなぁ、と思えるエピソードでした。


デート・ア・ライブ アンコ―ル3

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「覚悟を決めてもらいやがりますよ……兄様」

 

感想書くのがだいぶ遅れてしまったデート・ア・ライブの短編第三巻。

出た時期的に、クリスマス系のネタが多いです。

精霊たちにプレゼントを配るサンタクロースをする士道と、彼に贈り物をしたある精霊の話。

……狂三さんは、能力も厄介だけどなんか色々と残念な部分もありますな……

 

最初は、美九の臨時マネージャーをやって、彼女に振り回される話。

まぁ、その流れで悩める少女を上手い事引っ張り上げたりしてましたが。

……謎の「だーりん」に熱中している事実に頭を抱えている本当のマネージャーさんは、ご愁傷さまですといいますか。胃に穴あかないといいなぁ。

 

まぁ、いつも通りのドタバタな日常。

事情を詳しく把握できていない真那の調査行が、個人的には笑えた。

心配になる人もいるだろうし、問題視する人もそりゃまぁいるでしょう。

短編集だとコメディ色が強くなって、笑えるのがいいですねぇ。本編は割とシリアスに寄ってきた感じもある、といいますか。敵の悪辣さが表に出てきたので楽しみ切れない部分もあるので、息抜きにはなりました。

 

デート・ア・ライブ13 二亜クリエイション

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「――二亜。頼む。俺を……受け入れてくれ。俺の力、全部持っていっても構わない! だから――!」

 

9番目に現れた精霊、二亜。

彼女こそは、DEMに囚われていた「二番目」の精霊で。

元人間で漫画家という顔を持つ彼女は、二次元にしか恋をしたことが無いという、難敵で。

 

また天使の能力も凶悪ですね。

彼女が知りたいと思った事柄に対する答えを提示する全知の能力。

戦闘力という意味では脅威ではないものの、彼女が知ろうと思ったら隠し事なんてできないわけで。

 

それを利用して狂三が目的を達していましたけれど、狂三をして勝てないと言わしめる『原初の精霊』っていったいどんな能力を持ってるんだ……

精霊の誕生にかんしては、アイザック、エレン、ウッドマンの三人が深くかかわっているようですし。

 

美九や琴里、折紙のように天使化する前に人間だった彼女たち。

一方で、そうした背景が描かれていない他の天使。

そのことに関して二亜が爆弾を投下していましたが、やっぱりというかなんというか。

アイザックたちが士道たちの二亜攻略作戦に茶々入れてきたこともあって、かなり厄介な状況になってしまっていますが。

次回以降、もうちょっと話が動きますかねー。
 

 

デート・ア・ライブ12 五河ディザスター

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『――勘違いしてはならないよ、五河司令』
「え……?」
『君の最も大事な仕事は、万一のとき手を下すことではない。「万一のとき」が起こらないよう努めることだ』


今回のメインは士道。
これまでため込んできた精霊の力が、暴走を始めて。
折紙が色々とこの機に質問をしていたので『ラタトスク』側の思惑なんかも多少は分かってきた感じですね。
まぁ、どこもかしこも、一枚岩ってわけではなさそうなので、またひと波乱起こっても驚きませんが。

相変わらず裏側で、狂三が動いていて。
『第二の精霊』なる存在を求め、行動していた彼女ですが……
なんか、今回の騒動の中で、『第二の精霊』が野に放たれたようで。
さて、囚われの身だった彼女は果たして次に何をしてくるかなぁ。

狂三の分析によると、どうやら士道の気配を感じて助けを求めたことが、士道の安定を崩した原因みたいですし。
それを思うに、実際に助けられた彼女が接触してくるのかどうかが気になるところですな。
一方、ファントムが士道を助ける等、分からないことも多いんですよねぇ。
士道のジゴロモードを、精霊たちが攻略する、という普段と違う流れはちょっと面白かったです。
まぁ、ジゴロモードの士道があまり好きになれなかったのは残念でしたが。



デート・ア・ライブ アンコール2

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思わぬイレギュラーが発生したが、最強の魔術師たるエレンに狼狽はない。
そう。最強たる者、常に進化を怠ってはならない。現状に満足することなく前に進み続けてこそ最強。過去に拘泥するのは愚考以外の何物でもない。大事なのは未来を見据えることである。
つまりあれだ。さっきの出来事は最強的観点で見るとノーカウント。取るに足らない出来事であったということだ。

短編集―。
やっぱりこういう日常でわいわい騒いでいるのが一番彼ららしくていい気がします。
折紙の暴走特急っぷりは……平常運転なだけに怖い。
君はもうちょっと常識っていうモノを学んで、行動をそっちに寄せた方が生きやすいと思うよ……?
まぁ、アレだけ行動力があれば、常識なんて振り切っても十分人生満喫できるんでしょうが。
実際彼女、士道いるだけで、何でもできる類だろうし。恐ろしいけど。

占いの結果に振り回される精霊たちに、士道が狙われる話。
夏の休暇をとって旅行に来たはずが、折紙が追ってきた話。
王様ゲームをやることになり、折紙が荒らしに来る話。
そして士道が審査員をするミスコンにでることになる話。

要所要所で登場する折紙の存在感がすごい。
最後に掲載されていたエレンの休日が笑えた。
彼女敵側の、最強の札のはずなんですけどね。なんで一般人にああも振り回されているんだろうか。
実力派の折紙も残念方面だし、魔術師って人種はこういうのばっかりなんだろうか。


デート・ア・ライブ11 鳶一デビル

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『強いて言うのであれば、証明して欲しいのですわ』
「証明? 一体何を」
『――歴史は、人の力で変えられると』

精霊化した上に、魔王へと堕ちた折紙。
で、士道は狂三の力を変えて、過去へ渡り、何が起きたのかを知り、折紙を助けようとする。
真実を知り、それでもなお諦めないあたり士道はやっぱりこの作品の主人公なんですよね。
狂三の目的についても、協力している時の会話とかでなんとなくは見えてきましたけど。
あそこまでの力を持っている狂三が改ざんしたいものはいったい何なのか気になりますが。
今回はとりあえず、折紙の為に色々と手を打つことに。

狂三の協力もあって、少し過去をいじることには成功しましたが。
それによって、折紙に関する記憶がみんなから消えたり、ほかの人と士道の記憶に齟齬が生じたりして、微妙にすれ違ってました。
しかし、あのド級の変態だった折紙を可愛いと思う日がこようとは……
自分の行いに恥じらいを持っているとああも違うのか。まぁ、変態性も消えたわけじゃなくて、重なった影響で何かあると表に出てくるんですがね……。

士道がファントムと会話をしたり、結構重要っぽいイベントも起きてますし、折紙の事が落ち着いたら、話も加速していく感じでしょうか。
ファントムはいったい何を知っているんでしょう。絶対に離さない。絶対に間違わない。
彼女は彼女なりに理由と覚悟があって、行動しているように見えましたが。
どうなることやら。DEMもこの間から動き回っているし、不安の種は尽きません。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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