気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

はいむらきよたか

ラストラウンド・アーサーズ クズアーサーと外道マーリン

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「私は……凛太朗君には、瑠奈さんと一緒に居て欲しいかな」

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典書いてる著者の新作。

世界に迫る危機を救うために、それに対抗できる王を選ぶ戦いが行われている世界の話。

戦いに勝利したものは、世界全てを支配する力を得るとともに、危機に立ち向かう義務を負う、と語られていましたが。

……王になったところでその義務を遂行するような素直なキャラが居るようには見えませんでしたが。

 

何でもできるがゆえに、暇つぶしと称して、この戦いで最弱と噂される陣営に力を貸すことにした主人公。

「力を貸してやるよ」と上から交渉しようとしたら、「そんなに私の臣下になりたいのね! 採用!」と最弱候補に逆に上に立たれて、振り回されていくことに。

基本スペック高いから、唐突な無茶ぶりでもこなせてしまうあたり、トップの暴走を助長しているような気がする。

一通り動いてから「どうしてこうなった」となっている様子を見るのは笑えた。

まぁ、彼自身、何でもできてしまうから枯れていた部分はあるようですし、そうやって振り回されて、年相応に困惑したりしてる方が、糧になるでしょう。

 

アーサー王を決める戦い、と言うだけあって円卓の騎士を部下に王として戦いに臨むわけですが……

一巻目からランスロットとガウェイン出して、大丈夫なの? この後の敵どうするんだ。まぁ、王はそれぞれ特殊能力付きの剣を持っているようですし、その辺で差別化図ったりするんだとは思いますが。

これからの盛り上がりに期待、という感じ。一先ず2巻が出たら買おうかなぁ。




いつか世界を救うために2 クオリディア・コード

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「うん。それじゃあ」

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「――今日も、世界を救おっか」

 

巻頭から笑った。

事故により住居が壊れたため、シノと懇親を深めようと舞姫が部屋を訪れてきて。

「駄目……かな?」――駄目に決まっている。な場面とか。

ここで追い返すのもマズイと室内へ招き入れた後のドタバタ具合とか。

途中で四天王が乱入してきて、変な共感によって事情を呑み込んでくれたのは何と言ったらいいやら。他の四天王の変態性に感謝する事があろうとは。

 

そして、すっかり騙されてました。

シノは実は女子であった、という衝撃の事実。

他のキャラクターたちも結構驚いてましたねぇ。

あと今回笑ったのは、前回ストーカーをする側だったシノが、される側に回っているあたりでしょうか。

 

暗殺者と序列1位の戦いが改めて描かれていたのも良かったです。

シノがこの任務に迷いがあるのは何度も描かれていて。

だからこそ、最後躊躇ってしまったのも納得ができる。

 

そして、怪しかったほたるも行動を起こして。

彼女の世界、破壊力は無いけれど工作員としてはこの上ないほど強力ですな……

戦闘能力はなくとも、舞姫を良い所まで追い詰めてましたし。

ただまぁ、油断が過ぎたというか……シノが覚醒して、舞姫側についたためにあっさり蹴散らされてましたがね。

 

 

いつか世界を救うために クオリディア・コード

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「物事は全て観察から始まる」

 

時は西暦2049年。

正体不明の敵アンノウンの襲撃を受けた人類は、それでも生き残っていた。

子供たちが、独自の能力に目覚め戦う力を得たことによって。

クオリディア・コードと題したこのシリーズは、複数の作家による同じ世界観を描く物語。

橘公司の担当は、神奈川にある防衛都市。

 

主人公たちは四課という、表に出せない裏仕事を担当する部署に属していて。

新たに与えられた任務が、神奈川の序列一位である少女を暗殺すること。

けれど、伊達に一位を名乗っていないというか、彼女はかなり強力な力を持っていて。

暗殺者の方も、大体の相手だったら殺せそうな力持ってるんですが、勘で避けるからな……

 

人間である以上、どこかに隙があるはずだとそれを探そうとするんですが……

情報取得のための手段が、覗き・盗撮・ストーカー・住居侵入と犯罪のオンパレードでギリギリどころか普通にアウトな感じがしますね。

言い訳の余地はない。

 

でも、暗殺しようとしているんだから、そのための手段を選ばないというのは間違っていない。確かにシノはプロフェッショナルですよね。

問題はこの都市に変態が多すぎたところでしょうか。

どの手段をとっても、より精通している者が現れて茶々入れてくる時点で色々とおかしい。

なんでゴミ漁りしながら意気投合してる感じ出してるんだよ……

 

闇の世界で生きる者と、表舞台で輝いている相手と対比が上手くできていて。

凄く格好良く描くことも不可能じゃないこの状況で、凄まじく残念で笑える世界を作り出すあたりはさすがです。

 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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