気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ふゆの春秋

霊感少女は箱の中2

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「ただ、そんな実態を、どう解釈してもいいし、想像してもいいし、同情してもいいし、できなくてもいい。ただしどれも《インストルメント》としての行動には必要ない。分からないならわからないで問題ない。俺たちはただの仲立ちに徹する」

 

守屋が主宰する「交霊会」の手伝いをすることになった瞳佳。

順調に経験を重ねていってましたが……以前、ロザリア・サークルの交霊会でトラブルを起こし、出禁になった少女からの相談が持ち込まれて。

依頼が来ようが断り続けていたようですが、ロザリア・サークルのスポンサー側の意向なども絡んできて、守屋は相談に乗ることに。

 

この学校にオカルト絡みの関係者が多いわけなんかにも触れられていました。

元々、そっち方面で有名な学校だそうで。有力者が、占いなどを信奉していて、お抱えの霊能力者とかもいるほど。

だから若い霊能力者の登竜門的な裏の顔があるとかなんとか。……つまりまぁ、トラブルの種には事欠かない学校ってことですね……

 

おどおどとした少女、的場茜から持ち掛けられたのは、ロザリア・サークルでの交霊会の後、オカルトにのめり込んだ親友について。

「一人で交霊会を行う方法」を思いついた、と怪しいことを言い出して……

それから人が変わってしまった、と。

依頼という事で彼女たちが所属する女子テニス部に視察に行ったりもしていましたが……顧問が中々にクズだったので、報いがあったのは、まぁ、良かった気はします。

しかし、「棺」に注目している人物も結構いるようですし、またトラブル持ち込まれそうな予感しかしませんね……




ワールドエネミー2 不死殺しの王と王殺しの獣

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『そう。ユンメルンゲンがメルンの名前。よくわかったねぇ』

「最初から疑ってかかるのが俺の流儀だ」

『というと?』

「出逢った怪異すべてが大敵。そう疑っておけば寝首を掻かれることもない」

 

吸血鬼や屍鬼、魔獣などの怪異が跋扈する世界。

相変わらず、ノア達は怪異と戦いながら大敵を探していますが。

人狼と屍鬼という全く別の怪異が、連動して動いているという事態にとある村で遭遇し。

前回戦った吸血鬼も、気の合う大敵から屍鬼を借りていると言っていましたし、黒幕探しをすることに。

そんな中で、ノアがシルヴィに過去に在った事件の話を始めて。

種族の違う大敵が屍鬼を使っている場面を見たという事ですが。それが例の女王ヴィクトリアを助けたって言う事件みたいですね。

 

獣の魔術師、ユンメルンゲン。

他の大敵は国を滅ぼせるような脅威として「認定されるべくして認定された」存在ですが。

ユンメルンゲンは例外で、大きな事件を引き起こした直接証拠はなく、人間を見ても即座に襲う事もない。「他の怪異と様子が違う」という奇怪さから、認定されたという異質な存在。

ノアが取り逃がした数少ない怪異だそうで。未だ討伐も出来ていない。

その事件でノアに興味を持ったらしく、おまけに耳が良いとかでノアがその名を口にしただけで、近くに姿を現すあたり筋金入りですな……

 

そしてそのユンメルンゲンから、屍鬼を率いていた獣人という異質な事件の片一方――『王殺しの獣』という異名を持つ人狼について情報を得ていました。

不意打ちが最も得意な大敵。実際その特異性はかなり厄介なものでしたね。

ノアが腕がいいと評したハンターも不意打ちを食らって、意識不明の重体になってましたし。

状況が困難であろうと、思考を止めず対策を考え続けていたノアが最後には真相を見抜いて。ただ事件を巻き起こす怪異を蹴散らす、というだけじゃなく今回みたいなビターな結末もありうるという事で、今後の展開がますます楽しみになりましたね。

 

他の大敵の情報もぽつぽつ出てきましたねー。

ユンメルンゲンもそうですが、配下の屍鬼を他の大敵に貸してそれで起こる騒動を見て楽しむ大敵「マザーD」とか、ノアを先生を慕うハンターの故郷を滅ぼした『紫雲』ですとか。

1巻も重版掛かって好調なようですし、3巻を期待したいところです。



世界の終わりの世界録10 再来の英勇

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「これでようやくだ。ようやくお前に挑むところまでたどり着いた」

(略)

「お前がどれだけ世界を閉ざそうと、俺は、その未来を超えていく!」

 

シリーズ完結巻。

神聖都市に乗り込んだレンたちを迎えたのは、最悪の力を持った「三起源」。

誰も彼も厄介な能力持ちで、それが二体も残ってて、ラスボスも待っているのに、本当に10巻で終わるのか、とちょっと心配だったんですが。

よくこのページでアレだけの戦闘盛り込んだな、と大満足。

 

未だ行動を続ける始祖獣ネビュラ。

黄金の夜明けやエリエスに夏蕾、レスフレーゼまでも巻き込んで協力プレーで撃退。

……一度撃退したかと思ったら復活するんだから、しぶといにもほどがありましたけど。

特務騎士団の連中は、虚構精霊の暴走と三起源最後の一体と遭遇して壊滅状態に。

レンたち主人公チームに倒されることもなく、道中のハードルで脱落とは……何とも情けない。

一人放浪していた騎士王ゼルブライトが現れなかったら、壊滅どころではなく全滅になっていたでしょうけど。

……他のところがチームプレーで倒しているのに一人で勝利を掴み取ってる辺りあのオッサンの戦闘能力は桁外れですね。

 

黄金の夜明けとの交流を経て、ミスティは他の沈黙機関とは違う答えを出し。

そのミスティの姿を見て、フィオラもまた以前とは違う答えを出した。

レンの旅路も、黄金の夜明けの旅路も決して無駄じゃなかった、って言うのがいいですねー。

最後、新しい旅へ繰り出したレン達が楽しそうで、いいエンディングだったと思います。



ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王

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「覚悟と言ったな。己の腕を引きちぎるのが覚悟だと」

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「その程度の覚悟で俺に勝とうと願った。それがお前の敗因だ」

 

吸血鬼や、魔獣といった強大な怪物がはびこる時代。

その中でも世界の敵とされたアークエネミーが存在して。

たった一体で人類という種そのものを滅亡の危機に追いやれる、という力を持った存在が居る中で、人類は戦い続けていた。

 

怪物に対抗するための聖素を操る術を持つ教会と、教会の手が届かないところで戦いを続けているハンターと二つの勢力があって、余り仲が良い感じではありませんが。

ノアは怪物に育てられたという特異な過去を持つ、最強の怪物ハンターで。アークエネミーにすら一人で戦いを挑む傑物。

 

組織の中で孤立すると情報が得られないから、ハンター同士の交流も行うし、スポンサーへの定期的な挨拶もする。

鍛錬も怠らず、対策を練ることを忘れず、人間としてエネミーに立ち向かうノアの姿はかなり格好良かったですねぇ。

ただ、既に迷いも何も無く完成されている感じがあって、安定しているのでハラハラような場面はありませんでした。

敵がどんな手を打って来ようと、これまでもこんな窮地は経験していると、即座に行動に移せるあたり、頼もしすぎる。

 

ゲームとかでよくある、スポットで参加する強力なユニットだけど、事情により途中で別れざるを得ないとかそういうお助けキャラな立ち位置に居るべきキャラクターだと思います。

なので、ノアに救われ同行する事になったシスター見習いのシルヴィの存在は物語的に結構貴重だったのでは。

常識にとらわれて失敗したり、次の機会には対策を学んで行動するようにしたり。王子守ったり活躍もしていましたけどね。

最終的には、ノアは無傷で勝利していましたが……彼自身が重傷を負った時にどうするか、って言うあたりが描かれるとまた楽しそうですねぇ。続きを期待したいところです。




世界の終わりの世界録9

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「その終焉を超えてこそ英勇なんだろうが……!」

 

神聖都市の入り口に辿り着いたレンたち。

最も、そこでトラブルがあって、別の場所へ飛ばされてしまったわけですが。

その飛ばされた先が、天使や悪魔を捕えた監獄で。まだ見つかっていないフィアがここにいるのではないか、と探索しています。

転移した先で、シオンの仲間であるガブリエと合流し、エルメキア・ダスクの連中と一戦交えた末に、ついにフィアと合流。

 

そして、その足で今度こそ神聖都市に足を踏み入れることとなったわけですが……

神聖都市には未だに、三起源が救っていて。エリエスやシオン、そのパーティーやレンと三大姫など、強力なメンバーがそろっていますが、容易く撃退できる手合いでもなく。

分断されたり、それ以外の勢力……沈黙機関やエルメキア・ダスクも入り込んで、かなり混沌とした状況になっております。

 

その中で、レンたちはまだ生きていた施設から、世界録が作られた目的などの情報を得たりもしています。

『黄金の夜明け』の面々も、この神聖都市に入り込んでいて、戦力的には場違いな彼らですが……沈黙機関のミスティと培った絆は本物で。

オマケに、悪魔まで引き込んでいる辺り、団長の勧誘能力凄いな……

5月発売予定の10巻で完結の想定だそうで、盛り上がってきてますね。

一人で大陸放浪しているゼルブライトも都市に到着してるようですし、それぞれの決着がどんな形になるのか今から楽しみなんですが……これ本当に後1冊でまとまるのだろうか……

 

霊感少女は箱の中

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「《道具》として、擦り切れて終わるまで《道具》として生きる。霊と人とに望まれるまま自分の力を使って、死なせた人間の存在を全部背負って、それに押しつぶされるまで。それしか報いる手段がない」

 

甲田学人さんの新作、となれば買うしかない。

発売日に買っていたんですが、ドタバタしててやっと読めました。

さすが甲田さんって感じで、適度に暗く重い感じでしたが……他の作品と比べれば、読みやすい部類に入るかと。

 

転校生の少女瞳佳は、前の学校で心霊事件に巻き込まれ退学になっていて。

受け入れを表明してくれた学校に転がり込んだが、転入早々クラスメイトにおまじないに誘われ……そして、そこでも新たな騒動が起きて。

五人で行い写真を撮ったはずが……いないはずの六人目が移りこんでいて。おまけに、おまじないに参加していた一人が姿を消す事態にまでなり。

 

心霊案件の相談を有料で請け負っているクラスの男子、守屋真央に相談して。

その中で瞳佳は、色々と心霊関係の知識や、巻き込まれてきた自分の体質についてなど知識を得て。

守屋は見事、消えた少女の行方を突き止め、依頼を完遂していましたが……

 

いやはや、何事も一見しただけでは分からないものだと言いますか。

おまじないを行った4人の友人たちの隠していた物。学校で行われていた、陰惨な交流等。

イジメていた少女たちに報いがあったのは、正直すっとしましたが……一方で、救いもなかったなぁ、という感じ。

守屋のサークルの仲間たちにも色々事情ありそうですし、刊行続いてくれると嬉しいんですが。



世界の終わりの世界録8 慟哭の神霊

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「ここからが俺の戦いだ。そうだろエルライン」

(略)

「来いよ精霊。お前がどれだけ絶望を語ろうと、俺は、その絶望を超えていく!」

 

ゼルブライトがしれっと大陸わたってるの怖さしかない……

何なんだよあの怪人。もうちょっと人間の範疇に収まれよ。

「偽英勇」ことレンを探し、あちこち放浪しているようですが。「取り戻しに来させる」つもりで色々手を打ってる辺り、容赦ないなホント。

 

キリシェと無事合流したレンは、他の仲間の手がかりを求めて大陸を渡ることに。

「黄金の夜明け」の持っていた情報から、アルカナ大陸にある聖地カナンを目指して飛び立ちます。

道中精霊たちに語り掛けられて、気になる情報を得たりしていましたが。

何とか無事にカナンへ到着。エリエスもカナンも無事ではありましたが、やはりこの異変の影響でかなり大変な状況のようで。

 

天界が地上に落ちたように、冥界も一部が地上に浮上して。

魔王とルルがカナンでお世話になっておりました。最も、その分戦力を提供しているのでギブアンドテイクな感じでしたけどね。

先にカナンにエリーゼがたどり着いていたこともあり、交流に問題が発生しなかった、というのも大きい。

 

居場所が判明したかに思えたエリーゼですが、レンたちが到着したときには気になる遺跡の調査に向かって……それなりの時間が経ったのに戻らなかった、という状況に陥っていたわけで。

 

レンたちはエリーゼが調査に向かった場所へ向かい……怪しげな神殿を発見。

その神殿の奥で、神聖都市に関する情報がボロボロ出てきたわけですが。

時を同じくして世界各地でも大きな動きが生じていて。

神聖都市で各勢力が鉢合わせする展開になりそうですが……さてはて、どうなるかな。

 

世界の終わりの世界録7

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「俺は、俺だけの力で勝ったことなんてきっと無い。だけど」

(略)

「俺一人でも負けられないんだよ」

 

終焉の島から飛ばされ、実家の近くで保護されたレン。

三週間も寝たきりだったそうですが、目覚めた彼は一人でも進むことを決意して。

徊獣がうろつき、気候が変わり……

休学中だった学園に足を運んでましたが、そこでもかなりの混乱が起きていて。

 

夏蕾が巡り合わせで、学生たちに指示を出す役回りになってましたが。

彼女本当ついてないというか、周囲に振り回されてますよね……

レンも旅の中で多くを経験して成長してます。

ただ、学園にいた時はパッとしない生徒だったので、学友たちはレンの変化を信じられない気持ちで見てましたね。

それを見ると、レンもここまで成長したんだぞ! と自慢したくなる。

 

学園都市には女神レスフレーゼが滞在していて。

天界が落ちた街に足を運ぶことに。その中で沈黙機関のミスティが属していた旅団「黄金の夜明け」の面々と交流もしていました。

やはり彼らはあんな別れ方をしたミスティを探しているようで。

同じように三大姫を探している上、ミスティの事も知ってるレンは色々葛藤してましたねぇ。

 

古の怪物なんかも復活してあちこちに被害が出てきてますが。

旅の中で結んだ縁を活かし、協力して撃破していってます。

……悪縁ともいうべき、ゼルブライトまでも動き回ってるようでおっかないですけどねぇ。

そして遂に、キリシェと再会。他の二人はまだ手がかりがない状況ですが、着実に進んでる感じがしていいですねー。

 



世界の終わりの世界録6

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「来いよ沈黙機関の姫(フィオラ)。お前がどれだけ理想を語ろうと、俺はその未来を超えていく!」

 

終焉の島へ行くための法印の一つを沈黙機関に奪われて。

三種族の力をあえてまとめず混沌のままにしているので、法印を持たずにツッコめば確実に海の藻屑コース。

法印を取り戻そうにも、拠点も分からぬ沈黙機関を探すって言うのは現実的ではない。

レンにしか声が聞こえないように、精霊に近しい存在だったらなおさら。

打つ手なしかという始まりでしたが……ルルが何とか対策を取ってくれて。

 

彼女にも何かあるとは思っていましたが、予想以上の秘密が出てきたなぁ。

それをエリーゼが察しながらも、言わずにいるって言う関係も良いと思います。

法印があっても、島の結界を安全に抜けられるわけではなく。カルラの力まで借りて、何とか辿り着いていました。

最もレンたちが抜けるタイミング……法印の力によって結界が弱まるタイミングを狙って他の勢力も島に乗り込んできて。

 

剣帝シオン達は島を目指さず、覇都に侵入しなおして調査したりしてましたが。

沈黙機関の行動も、三大姫を知ってるとなかなか容認できませんが。

それを排除しようとしてるエルメキア・ダスクを受け入れられるかと言うとそうでもない。

……むしろ彼らのこうした行いこそが、沈黙機関の怒りを煽りまくってるんじゃないか、という。

 

そして遂にレンが世界録までたどり着き。

残されていたエルラインの真意に触れていました。

エルラインが探し求めていた相手こそ、沈黙機関と会話できる存在……レンの存在であった、と。エリエスも同様の事できそうですけどねぇ。

英勇の意志を継いだレンですが……今回は相手の方が早く、世界中で大変な事態が引き起こされていましたが。

分断されてしまって一人になったレンが今後どう動くのか楽しみです。

 

世界の終わりの世界録5

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「太古(むかし)を誇るだけの獣が、現在(いま)を生きる人間を舐めるんじゃねえ!」

『驕るな人間!』

(略)

「自分の敗北も受け入れられない。そんな奴に負ける理由なんてないんだよ!」

 

レンが、エルメキア・ダスクの第一位、騎士王ゼルブライトと戦ったその後の話。

ゼルブライトは、今回の騒動の責任を問われて除籍処分に。……ただ配下はそのまま残っているし、実験を主導していた連中もそのまま。

ただゼルブライトという重しだけがなくなってしまい、エルメキア・ダスクが止まりそうにない雰囲気。

……ろくな事しないな、ゼルブライト。

 

一方でレンたちは、最後の法印を求めて冥界へ。

道中、変わった面子でチームを組んでいる旅団と知り合ったり、審問を破壊して回っている『沈黙機関』なる存在が示唆されたりしてます。

剣聖シオンが、独自に動いて真実に近づいているような雰囲気はありますが。

それとは違う形で、レンたちもまた冥界で沈黙機関の獣と戦う羽目になり。

 

レンの特異性が描かれた話でもあったと思います。

精霊に教えを乞う剣士。じゃあ、彼から精霊を取り上げたら、戦う力が無くなるのか、といったらそうではない。

元々彼は、学院では一人で剣を振るっていたわけで。精霊がいなかろうと、諦める理由にはならない。

この旅の中で、自分一人では敵わない相手と戦い、現在を生きる英雄たちの姿に感銘を受けたから。だからこそ、負けられないのだと奮起する姿は、レンらしいというほかない。

 

主人公とはかくあるべし、というような覚悟を彼は持っているのが良いですね。

沈黙機関の手によって、法印の一つを取られてしまったのは痛いですねぇ。これまでがなんだかんだ順調に進みすぎていた、という話でもあるんですが。

エルメキア・ダスク側の準備も整って、改めて動き出しそうですし、どうなることやら。

世界の終わりの世界録(アンコール) (5) 降魔の大皇 (MF文庫J)
細音 啓
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-10-23
 
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