気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ふーみ

造られしイノチとキレイなセカイ

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「――この子には、幸せになってほしいって思うよ」

「……ええ。そうね」

 

聖殿騎士として、有数の実力者である青年カリアス。

彼は、幼なじみで精霊術を巧みに使う少女フィアナと共に、遺跡の調査を行っていた。

私的にも親しくしている上司からの命令で赴いたその遺跡で、彼らは古の技術で作られたホムンクルスの女の子を保護して。

 

造られた命であるため、神の祝福を得ていない。

祝福が少ない事が差別を受けることもある世界において、全く受けずに生まれたという事はどれだけの苦難があるか想像も出来ない程だとか。

だけど、カリアスとフィアナはホムンクルスの少女――イリスを保護し、いつくしむことを決めた。

少女に「おとうさん」と呼ばれ、カリアスは着実に親バカの道を邁進しておりましたが。

後にフィアナもイリスとは違うホムンクルスの少女を保護し、その子から「おかあさん」と呼ばれ、疑似家族を構築していくわけですが。

                                                                                                     

ホムンクルスってことでどうなるか……と心配していたけれど、割とあっさり受け入れられて。

まぁこれは、カリアス達の社会的立ち位置とか組織のトップとツーカーだとか、状況が幸いして、上手い方に話が運んだ感じですけれど。

何というか、上手くいきすぎてて怖いというか。悪い方でのギャップが感じられたといいますか。「これはヤバい」→「なんとかなった」って言う展開の見せ方が好みではなかったですね。残念。

 

失楽ノア

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「今、はっきりとわかった。お前は素晴らしいくそ野郎だ。少しもためらわずに殴れる」


何がしかの代償を支払うことで、力を得る「契約者」がいる世界。
その中でも『神の弾丸』と呼ばれるエリートを育成するための学校があって。
主人公のノアは、妹の治療費を稼ぐために、この学校に出稼ぎにやってきた。
そこで、男嫌いの契約者、ユーナと出会って。

王道といえば王道な設定ではありますなー。
代償に羞恥心とかがあるあたりは面白かったと思うんですけど。
激痛っていう代償を払わないといけないから、裏工作で戦闘回数減らそうとした敵がいたりとか、その辺りは分かりやすくて嫌いじゃないです。

主人公の妹が患っている病気。
その背後にはなんかあやしい実験があるようですし。
居なくなった少女は、その実験行った誰かが回収してる上に、彼らも監察対象になっているとか、不穏な要素しかないですな。

一方でヒロインの方にも男嫌いとなった原因があって。
外面はいい家族による暴行。
それを知ったノアが、巻き込まれて決闘する羽目になってましたが。
展開が割と読めたからか、なんか、盛り上がり切れなかった。

ただまぁ、なんか煮え切らないといいますか。
スラスラ読めたんですけど、するーっと同じように抜けていったような感じがします。
主人公サイドの過去設定と、ヒロインの設定とネタが多かったから、全体的に物足りなさがあった。
ヒロイン候補か知りませんが、女キャラが多い割には、活躍も少ないといいますか。
王道になり切れず、テンプレと化してしまったような印象。

失楽ノア (講談社ラノベ文庫)
二階堂 紘嗣
講談社
2015-07-02

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