気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

やりなおし英雄の教育日誌

やりなおし英雄の教育日誌3

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「殺す気はないよ。殺したくもない」

「なら、」

「だから言っておこう。殺されないでくれよ、と」

 

灰色の魔女。

アキを過去に送ったと思しき相手。

リューリから『魔女に会いに行け』と言われたこともあり、捜索に行こうとしてましたが……学院長から許可が下りず。

そうしたら、向こうの方からやってくるって言うんだから、ひねくれ者というか。

 

彼女は、救世衆に世界を救ってもらわなければ困ると言い。

二代目を鍛えてやろうといって、イフリアとソニカを攫っていって。

それをアキ達が追いかけたりと、予想外の状況に転がっていきますなー。

殺す気で襲うから、殺されないでくれとか無茶苦茶いうなぁ、この魔女。

 

色々と情報が出てきて、正直よくわからない部分もあるんですが。

過去は確定情報だから改変できない、と言いつつアキが送り込まれてるのはどういうか絡繰りだ?

アミという存在が今なお説明できずに謎として残っていて、不気味ですねぇ。いつか必ず爆発する爆弾、って感じがしてならない。


やりなおし英雄の教育日誌2

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「大丈夫だよ。――大丈夫だ、イフリア」

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「――だって俺は、お前が強いって知ってるから。お前の強さを、俺は知ってる」

 

アキは、かつての仲間の戦いぶりを覚えている。

彼らの辿ったある程度の道筋、到達点を知っている。それを活かして、効率的な指導を続けていたわけですが。

そこに、アキの知らない救世衆としてリューリという少女が登場。

 

彼女はアキの事を知っているそぶりを見せ、アキの知らない武器を持ち、不審な行動をとって。

そしてアキの知っていた最後の救世衆は、立ち位置を変えてこの世界に存在して。

こういったやり直し系の話だと、主人公の行いによってどんどんと齟齬が生じるものですが、アキ自身は思い当たるところもなく結構混乱していた模様。

 

リューリやかつての仲間ロクサディムの事ばかり考えているわけにもいかず。

イフリアが突如昏睡状態になるトラブルが発生。

彼女が抱えていた、アキも知らなかった事情。中々に重いというか、こんなものを抱えてなお彼女は救世科にいたのか、と感嘆してしまいました。

 

アキも、一度失敗しただけではなく、今回みたいにしっかり指導してくれる環境に恵まれなかった部分もあり、かつての仲間の全てを知っているわけではないんですよね。

かつての自分のポジションにいるアミにも秘密はあるでしょうし、バッドエンド回避は中々一筋縄ではいかなそうです。

ロクサディムが存在しない筈の武器を持っている事とか、気になる情報が増えるばかりですねぇ。

今回の騒動の中でアキがイフリアに自分には秘密があると認め、知りたければ後で教えてやるとか言ってましたが、その辺の情報開示回はまだかなぁ。



やりなおし英雄の教育日誌

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「――だから私は、アキ先生を信じることにしました」

 

魔界から侵略を受けている世界。

アキは仲間と共に魔族との決戦に挑むも……敗北。

滅びゆく世界からアキはある魔女の協力を得て過去へ帰還。

バッドエンドを回避しようと、かつての仲間を鍛える教師となることに。

 

自分が失ってしまった、自分の事を知らない仲間たち。

寂寞を胸に抱え、癒えることない傷から血を流しながらも、一歩ずつ前に進んでいく……

そんな展開になりそうな、状況ですが。

いざ過去に戻ってみれば、かつての自分が居たポジションには謎の少女が居るし、かつての仲間たちは協調性皆無で連日騒動を起こすし。

土下座が上手くなり、給料がどんどん減り、当初の予定よりも大分別の方向で胃の痛さを覚える事になろうとは。

 

才能はある。けれど、まだ開花しきっていない蕾である彼女たち救世科。

かつての時間軸では、学院が襲撃され未熟なまま放り出されたこともあるようですが、そうした困難に対抗するべく、色々と手を打っています。

過去に戻ったことで、救世科としての資質を失おうとも、悲劇を回避したいと準備しているアキは十分救世科の一員なのでは。

教師という枠であっても、彼らに一番近いのは確かでしょう。

アキの行動により過去とは違う流れになっている部分もあり、悩みは尽きそうにありませんが、この時間軸では救世科の面々が無事に帰ってきてほしいものです。

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ちゃか

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