気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

わたしの幸せな結婚

わたしの幸せな結婚三

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「構わない。お前は、おまえの好きなようにしたらいい」

「はい……!」

 

清霞の父親・正清が抜き打ちでやってきて、二人を久堂家の別邸に招待して。

この機会に美世は、確認の為にある質問をしていました。

「斎森家の娘」に持って来られた縁談。求められていたのは、妹の方だったのではないか……という疑念。

 

正清が隠すことなく、事情を話してくれたのは良かった。

調べた結果、娘が二人居るのは知っていたし、美世が来る可能性も考えていた、と。

あまりにも息子が結婚しないものだから、誰が来るかどう転ぶか分からない縁談に賭けてみた、と。

明け透けすぎる物言いではありますが。結果として丸く収まったのは良かったし、正清の方も息子の変化を感じ取って、君が来てくれて良かったと受け入れてくれたのには安心した。

 

けれど屋敷を訪問した際に出会った清霞の母親は、美世を絶対に認めないと宣言して。

清霞や葉月の反応から、癖の強い人なんだろうとは思ってましたが。

まぁ歯に衣着せぬ人で美世に欠けているものをバンバンいうし、貴女には使用人がお似合いよとお仕着せ着せようとするし。

 

美世は、とやかく言われるけど手は出してこないんだと感じ方ずれてるし、お仕着せも受け入れるし。

……いや、過去の扱いを想えば優しい扱いですけどね。

ただこれまでの彼女と違うのは、言われっぱなしじゃなくて、義母に認めて欲しいと思って自分から行動を起こすようになっていて。成長が感じられます。

 

若奥様と呼ばれたり、清霞と出掛けた先で新婚さんだろと誤解されたり。

気落ちするばかりではなく、可愛い和む場面もあります。

特に美世がもどかしい思いを抱いて改善に励んでいることを、清霞が気づいてフォローするような事を言った場面は見ものでしたね……

 

近くの村で広がっていた鬼の噂。その裏で蠢く組織と、首魁の存在。

謎が多く残された状態で、最後見るからに怪しい奴が現れたところで終わり。
4巻が楽しみです。



わたしの幸せな結婚二

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「私に寄りかかればいい、美世。もっと、本心を言え。わがままになれ。そうしたら全部、受け止めてやれる」

 

美世が、清霞に追いつきたいと勉強を始めて。

信用できるというのもあるんでしょうが、そこで教師役に姉を連れてくるあたり清霞も過保護だ。

婚約者候補を追い返してばかりだった清霞が、ついに相手を定めたとあって一時噂にもなっていたようですしね。

 

二人の交流はとても初々しくて、美世が少しずつ変わってきているとはいえ、まだまだ自分に自信がないのが、勿体なく思えますが…

そういきなり変われるものでもない、か。「家族とは、何なのですか」という彼女の悩みは、切実でこちらの胸にも刺さるようでした。

 

じっくりと距離を縮めている2人を見れれば満足ではあったんですが。

周囲がそれを許してくれず。特に、美世の血。薄刃の異能に絡んだ暗闘は正直気持ちのいいものではなかったですねー。

いや一読者としては、薄刃家関係の伏線を回収してくれたのは嬉しかったですけど、それはそれ。

だから、最後の方に「はらわたが煮えくり返っておるのだよ」と言ってくれるキャラがいてよかったです。ああいう人が上に立ってくれれば、今後は安泰でしょう。



わたしの幸せな結婚

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「美世さま。泣くことは、悪いことではありません」

(略)

「むしろ涙を我慢して、お気持ちをため込んでしまうほうが、よほど悪いのですよ」

 

ガンガンオンラインでコミカライズが掲載されていて、そちらで気になったので小説も購入。

名家に生まれたものの、母が早くに亡くなり、後妻と異母妹に虐げられていた美世。

特殊な力でしか倒せない怪異が出る世界で、異能持ち故に栄えた家柄で、美世は異能を発現しなかったため父も彼女を重視せず。

彼女に味方した使用人は追いやられ、一般的な令嬢とはかけ離れた生活を送る毎日。

 

そして父親は、彼女を政略結婚の駒として使うことにして。

相手は、婚約者候補が三日と持たず逃げ出したという悪評の持ち主。

美世が朝食を作った時なんか毒を疑ったりして、酷い事言ってきましたが。……後に「言い方がきつかった」と自覚できるあたり、人付き合い苦手なだけだよな清霞……。

美世がこれまでの候補とは違う部分が気になり、不快感もなく、様子見をすることに。

 

通いの使用人であるゆり江の手伝いをしたりして、段々と認められていくのがほっとしますね。

清霞が美世を気にして、優しくしていく様子がとても微笑ましい。

彼女の母が特殊な血筋だったがゆえに、欲しがっている連中が横やりを入れて来たりもしてましたが……

美世も強くなって、譲れないことを主張できるようになったのが、本当に良かった。



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ちゃか

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