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GM:効果としましては、なんとか逃げ切るものの、着ている服を一枚失います。黒の領域にインガを1つ追加。

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湊:これ、ゼロ枚になったらなにかあるんですか?                    

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GM:効果があるのはマイナス一枚からです。

 

第一話「谷上商店街の猫」から第二話「阿那蛇島の蛇」の二話収録。

最初の方は、新しいシステムという事もあって手探りな感じがありましたが。

二話では、結構こなれてきた感じがありますね。冒頭で引用した「服を喪う。マイナスまで進行する」って言う下りは思わず笑った。

因幡の白兎とかありますしね。

PCが巻き込まれている神話災害も神話の試練が元になっている部分があって。

神の子をPCとして動かす世界観で、上手く神話を利用していたと思います。

 

予言と真実に関しても、一話は結構カツカツの進行でしたが、二話では余裕がありましたし。PCを焦らせたり、何でもない真実を混ぜることで悩ませたりと出来る面白いシステムだなぁ、とは思いました。

他のシステムとかと違うのは、PCが誰かの「真実」を知ってもそれを即座に公開できるわけじゃない、ってところでしょうか。

PCの行動によって溜まっていくインガが条件の場合とか色々ありますし。

神話要素と混ぜると楽しくなりそう。進行のバランスとるの難しそうでもありますけどね。

 

そして、公式のリプレイでさっそくヘラクレスがネタキャラのようになっていて笑う。

ライオンマスク被って同行してるとか。依頼主、何やってるの……

モチーフになった試練のこともありますし、そもそもナンバリングされてますし。GMが慣れてくるともっと面白くなりそうなので、次も楽しみにしてます。