気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

アリアンロッド

アリアンロッドRPG2Eルールブック1・2 改訂版

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「これが冒険の革新!」

「さらなる無限大の物語!」

 

アリアンロッドRPG2Eのデータを修正・追加した改訂版。

サプリメントに掲載されたデータも増えてきたため、選定しなおした一冊となっているそうです。

アリアンロッドに関してはサプリメントにまでは手を出せてないので、どの程度反映されてるかは不明。

 

一番大きな変化としては、「アーシアン」というクラスが追加されたこと。

これはエリンに生まれたものではなく、地球あるいは地球に似た別の世界からやってきた異邦人のこと。

事故でやってきてしまったもの。何かの意図をもって召喚された者。

あるいは一度死に、この世界に転生したもの等。

 

リプレイも既に出始めていて、そっちの感想を先に書いた気がしますな……

異世界転生ものとかをアリアンロッドの世界で出来るわけで、自由度がさらに高くなった感じでしょうか。

アリアンロッドは全くと言っていいほどプレイしたことが無いので、いつかやってみたいと思うんですが、中々時間が……

 

 




アリアンロッド2E・リプレイ・フォーリナーズ オレたちが異世界トリップしてエリンで無双する?

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ラヴィニア:バカ息子たちが、政治に関心を持つこと自体が不自然だと?

GM:「そうです、だって、国家転覆をやるとなったら、自分たちが働かないといけなくなるじゃないですか」

鉄也:……働いたら負けだと思っている!()

 

ストレンジャーガイドを採用したリプレイ。

PC4人全員が元地球人、という設定でWEB小説にあちがちな要素をこれでもかとぶち込んでいて笑う。

「悪役令嬢」「剣に転生」「スライム(ポメロ)に転生」とか。サイボーグに転生してるPCもいましたね。

 

2話収録されていて、一話目で悪役令嬢らしく悪事が発覚して、それまでいたところからの追放イベントが発生。

ある島へと追いやられて、そこで上手い事話をまとめてしまうんですよねぇ。

レベル高いから大抵のモンスターには対応できますし。

 

で、2話目にして、悪役令嬢を追い出した令嬢が王子様と婚約する、なんてイベントが発生しそうになって。

わざわざ招待状を送りつけてあるあたり「いい根性してるな」という感じでしたが。

ネタ晴らしの段階になって、なるほどとは思いました。驚かされた。そういうネタを仕込んでくるのか、と。

全員ストレンジャーという事もあって、かなりネタトークが多かったのも笑えて楽しかったです。

途中のFS判定でのGMの仕掛けた罠は中々愉快だったので参考にしたい。

 

 

アリアンロッド2E・リプレイ・ストレンジャーズ 異世界で冒険者になろう

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クロウ:男らしく生徒会長を売ったな。

菫:あ、あの、いいんですか? 大事な友人何ですよね? 会長、困るんですよね?

GM:「困る。ただな、俺はあいつが泣いたり困ったりする顔が――大好きなんだ」

一同:さわやかに言い切った!?(笑)

 

改訂版として生まれ変わったアリアンロッドRPG

新たな種族として追加された「アーシアン」。

地球という異世界からエリンに来訪した、現代地球人を示すもので。

簡単に言えば、異世界トリップものをアリアンロッドの世界で出来るようになる、という事ですね。

 

という事で、せっかく新しい環境になったんだから、とそのアーシアンの少年少女とエリンの冒険者の混合パーティーでのリプレイです。

異世界に呼び出された少女、菫。一緒にいた親友もこの世界に来ているはずだが、転移の時に離れ離れになってしまい。

親友を探すために、この世界の人々と交流し、必要であれば剣を取る……と言う流れ。

 

状況説明用のリプレイとしては分かりやすかったんじゃないでしょうか。

エリン側の人材をPCに混ぜることで、上手く情報のバランスとれてましたし。

これが全員アーシアンとかだと、エリンの常識が分からずにトラブル多発とかあったろうなぁ。

それを思うに、大学のキャンパスごと転移してきたという「大学都市オーカー」も自治を確立するまでは大変だったろうなぁ……

 

暗躍する敵を見事罠に嵌めてみせたロールプレイはさすがの一言。

『スキルマスターズ』や『アイテムマスターズ』といった単発のリプレイともからめて、敵の強大さを演出してたのはいい感じでした。

その内、蠢いてる敵を倒すための新シリーズリプレイとか出てこないだろうな……

 

アリアンロッド2E・リプレイ・アイテムマスターズ 刀鍛冶の用心棒

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リアル:あたしと同じで〝獣“によって人生を狂わされた人だからな。
ジャック:わたしのような人間をもう出さない為にも、いつか相手を内倒し、私がエリンに降り立ったことには意味があったと証明しなくてはならない!
リアル:ちがう。〝ハンマーヴィルの獣“を倒すのは”いつか“ではない。”今“だ。

アリアンロッドのサプリ『アイテムガイド2』の要素をふんだんに盛り込んだ、紹介のための単発リプレイ。
スキルマスターズの時にも同様のものを出したんだから、今回もと企画が出されたようですけど、その時のきくたけさんといなっちさんのやり取りも中々笑えました。

第一話「鍛冶師マテル」、第二話「ハンマーヴィルの獣」の二話収録。
サプリメントで追加されたパリス同盟の都市「鍛冶の街ハンマーヴィル」。
この都市は今「ハンマーヴィルの獣」と呼ばれる魔獣による被害が続出し、対策に追われていた。
対策と言ってもここは鍛冶の街であるわけで。
「ハンマーヴィルの獣を倒すにたる『神剣』を作る」。それを為し得たもんいは栄誉と富が約束される、という事で鍛冶師たちはわいています。

PC1のリアルは、かつて両親をハンマーヴィルの獣に殺された過去があり。
再び行動を始めた父母の仇を今こそとらんとし、幼馴染の鍛冶師と協力していくことに。
……最も1話目から幼馴染さらわれて、街で見つけた仲間たちと共に捜索する羽目になるんですけどね!
しかし、このリプレイに紹介されただけでも、『アイテムガイド2』掲載のデータは中々面白そうですね。

通常の武器にスロットを作り、特殊なアイテムを嵌めることで属性を付与したり、特定の相手へのダメージを増やしたりと戦略に幅ができますし。
今回はガチャという形で利用されていた、伝承武器作成ルールも中々楽しいものがあります。
「馬上からメイジを絶対殺すマン」とか。呪詛がないのに呪われてるとしか思えない武器とかできるんですよ!? 
前者が出来上がったときは、思わず吹いた。ダイスで選んだはずなのに、奇跡的なまでに噛み合ってて……

『アイテムガイド』すら持っていないのに、『アイテムガイド2』買いたくなるなぁ……
そして楽しく武器を準備させておいてから、ウェポンイーターを登場させるGMは分かってるというか、PC泣かせというか……
思わずガチャに走るネタな部分もありましたけど。リアルの過去はかなり重いもので、けれどそれに負けず進んでいくまっすぐさが彼女にはあって。
いやぁ、単発リプレイとしては中々のあたりだったと思います。

アリアンロッド2E・リプレイ 聖弾のルーチェ 3 ファイナル・フォーチュン

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ルーチェ:〝聖弾”はお父さんからあたしが受け継いだものだから! もし、どうしても使わなければいけない時は……あたしが使います!


「第五話 前兆」、「最終話 聖弾のルーチェ」の2話収録。
最後、天使によって投げられた爆弾。
ルーチェの父親、ジョーカーは生きていたという真実。
それを知って、彼女たちは混乱したりしてましたが。

五話のオープニングでサジがディクシィから聞かされたジョーカーの本当の姿。
このリプレイを通して思ったのは、神殿って、どうしてこんなにきな臭いんでしょうか。
別リプレイでゾハールを倒そうとしたときもそうですけど、権力者って、醜い……
いや今回の黒幕ぶろうとした人とか、自分の掲げるはた迷惑な理想に殉じようとしただけなんですけどね。
決して人類裏切ろうとか大それたこと考えているわけでもなくて。
ただひたすらに迷惑なだけで。

ハゲンティが色々と画策しているから、倒してしまおうぜ、という話。
そうして魔族を討伐しに行ったら、より状況が悪化してもはやお約束。
……王道って得てしてそういうものであったりしますけども。
クロウクルワッハだけで脅威は収まらず、さらに上位の存在が出てこようとしたりと、厄介極まりない情勢。
そんな中でも、ルーチェたちが変わらず前に進んでいってくれるのは心地よいですね。
腹ペコキャラだったのに、最後はベルダーと一緒に決めてくれましたし。
終わり良ければ総て良しってことでいいんじゃないでしょうか。


アリアンロッド2E・リプレイ・サヴァイヴ! 2 戦乙女は闇を斬り裂く!

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ウェンディ:一対一の決闘をしよう。――それで恨みっこナシだ!
ジン&ナッツ&ルシャナ:結局、戦闘かぁ―――――いっ!!(一同爆笑)
ナッツ:説得でまで殺意でゴリ押しですか!?(笑)


リプレイ、完結。
正直思いのほか早かったなぁという印象で、もう1巻くらいは出るかと思ってました。
短いなりにそれぞれのキャラが立っていて中々楽しかったんですけどね。
ウェンディがどこまでも殺意ほとばしっていて吹いた。
さすがPLが殺意様なだけはある。

2話収録されてます。
一話目は、とある封印が現存する街に赴いた一向。
だがそこに七つの封印の魔獣がこぞって襲撃してきて。
まさかいきなり三体も出てくるとは思いませんでしたよ。
そして、ただ魔獣を倒すだけではなくて、ちゃんとドラマを描いて行こうっていう心意気が感じられて結構あの設定は好きです。
まぁ、説得にすら殺意を持ち出す殺意様の行動力にはもはや言葉も出ないほど笑いましたけど。

殺意だけじゃなくて、ちゃんと狩りの女神というもう一つの看板。
始まりの地であり最終目的でもある、村の解放。
それに向かって一丸となった進んでいく様子がしっかり描かれていたのはいいと思います。
若干駆け足な感じがあるのは惜しい所だと思いますけど。


アリアンロッドRPG2E サガ・クロニクル

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帝紀816年 アルディオン大陸
その800年もの長きにわたる戦いに、ついに終止符が打たれた
(中略)
アルディオンに新たな風が吹く!


サガ・シリーズによってアルディオンで暗躍していた黒幕は打倒された。
しかし、その傷跡は大きく、失ったもの、変化していったものは数えきれないほど。
800年もの間、戦乱の大陸として激動の時代を過ごしてきたこの大陸ではいくつもの国が消え、あるいは生まれてきた。
ピアニィたちが起こしたフェリタニアだった過去の国名にちなんでつけられたものでもあったりするわけですし。
それにしてもやっぱりサガ・シリーズは長大だったよなぁ。
いくつものリプレイが絡み合って進んでいく様子はいっそ見事なものだったと思います。

リプレイなどで描かれてきた大陸を襲った大きな事件を取り上げる『アルディオンの歴史』。
しかしまぁ、本当に色々な事件が起こったものですね。
エピソードごとに関連する項目を抜き出した年表が掲載されていて前後が分かりやすいです。
シナリオのネタに使うには十分すぎるネタなんじゃないかなぁ。
笑ったのは王の異名ってコラムですね。
不死王、騎士王、不屈王など歴史に残る名前が並ぶ中ピアニィは「フェリタニアの主砲」、「歩く弾道ミサイル」「ほぼ装甲板」とか数々の異名で呼ばれていたのが残っているそうで。
流石にPCは設定が豊富というか、殺意様の面目躍如というか。

事件関係の年表だけではなく、戦争後のアルディオンについても記されています。
妖魔が出没するようになったり、バルムンクの暗躍や大崩壊によって乱れた大陸にはまだまだ火種は残っているわけで。
サガ・シリーズが好きだったら買ってもいいんじゃないですかねー。


アリアンロッド2Eファンブック ロストソング

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イリア:ありもしないあんなアホなウソに踊らされた上に、人をやすやすと殺すやつか。絶対許せないね。命を大事にしない奴は死ね! 殺してやる。
GM:お前が言うなよ!(一同爆笑) 


 ドラマCDはちょっと聞きそびれているので、リプレイのみ。
ミラたちのエピソード完結。
歌に関するネタをうまく混ぜ込んできたなぁ、という感じでした。
ミラは他のリプレイで倒れたところが描かれていて、このリプレイも始まりは意識無いから、プレイ大変だったんじゃないかなーというか。
もう少し突っ込んでいってもよかったように思いますけど。そのミラを起こす判定が面白かった。笑った。

神竜の呪い。 
解除のために神殿も いろいろと手を打っているようです。
シャーマンを読んで、呪いに呪いをぶつけてみようとしたり。
・・・呪い返しされて、愉快なNPCが爆発してましたけど。
2レベルのリプレイの割に扱っているネタが壮大だから、若干物足りない感じはするんですよね。
ほかのリプレイにつながる要素とか、 CDとかの要素が楽しいから買いましたし。
・・・・・・それでCD聞いてなかったら意味がないですけどねー。

ただ、過去の薔薇の巫女たちに関するエピソードだということで、期待度は高め。
ボイスドラマはどれも、いい味出してたと思うので、楽しみです。
とっとと聞かないとな・・・


アリアンロッド2E・リプレイ・オーバーキル ピアニィの不思議なオルゴール

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緑谷:デスダンジョンの名手、関根さんが協力しているですと!?(笑)
きくたけ:下手したら……いや、下手しなくても死人が出る可能性がありますな。
GM:でもでも、関根さんのダンジョンが本当に怖いのって、本人がGMするときでしょ。今回のGMは私だから大丈夫!
きくたけ:よけいに恐ろしいわ!(一同爆笑)
鈴吹:デスダンジョンと殺意が合わさり、最凶になりそうだ(笑)。


大竹さんが関根ダンジョン用いたシナリオのGMするとか、冗談じゃなく、「お礼参り」なにおいがしますよ!。
関根ダンジョンは殺意と混ぜちゃいけません! みたいな。
まぁ、GMもPLも楽しんでたので、いい意味でのお礼にはなったようですけど。

さておき本編。
サガ・シリーズは終わったけど、アルディオン大陸はまだあるし、という事で、アルディオンが舞台のリプレイ。
とはいうものの、時間的にはピアニィがアヴァロンにいってるころになるんですがねー。
大竹さんが演じたPCと縁があるキャラクターたちが、それぞれの盗まれた「大切なもの」を探しに行くリプレイ。

で、PLが大竹みゆさんと縁のあるGM。
無印の菊池たけしのハンドアウトのコネクションはピアニィ。
エチュードの緑谷明澄のコネクションはユファ。
ゲッタウェイの藤井忍にはリージュ。
イェーガーの鈴吹太朗にはチャイ。
それぞれがGMしたシリーズで、大竹さんが演じていたキャラクターの関係があるキャラにしよう、という意図があったようですねー。

第一話「ただ、貴方に逢いたくて」。第二話「人魚のオルゴール」が掲載。
一話で、コネクションある人の大切なものを探しに行って、2話は、その探しに行った先で見つけたアイテムに関わる話。
ピアニィの盗まれた大切なものが、あー、はいはい。と生暖かい目になりそうな感じでした。

デスダンジョンの名手が作り上げたダンジョンをGMがどう作中に登場させたかと言うと・・・

「愛する娘へ贈る 第一〇三試作ダンジョン」。


ちょっと待て! 何やってるの、ティナ様。
まず、ナンバリングからして少なくてもあと102個は試作ダンジョンがあるってことですよね。
で、試作っていうことは、これを下敷きにした正規品があるんじゃないかと思うんですが。
あと、仮にも王家の人間がそんなにダンジョン作ってどうしようっていうんだ。推定100以上のダンジョンを大陸中に設置するとか、これは何年計画ですか?
アルディオン大陸が戦乱の大陸としてではなく、すごく、恐ろしい場所のように思えてきました・・・
ツッコミどころが多すぎる。

PCたちは3レベルなので、結構ギリギリのところを潜り抜けていますね。
というか低レベルパーティーに容赦なくMPダメージ与えてくるとか、さすがだ。
サガ・シリーズ読んでコネクションのキャラクターを把握していると、大切なものとかその辺の設定が笑える。
逆にその辺知っていないとちょっとわかりにくいんじゃないかなー。
そこそこ楽しみました。


アリアンロッド・サガ シナリオ集2 ロスベルク島攻防記2

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アリアンロッド・サガのシナリオ集。ロスベルク島を舞台にした第2弾のシナリオですね。
前回の「ロスベルク島攻防記」から1年後を舞台にしています。
アリアンロッド・サガも動いている中なので、色々と状況も変化していますし、このシナリオの中には、「サガ・リプレイ」のネタバレする可能性もでてきます。
柱の注釈によれば、無印の5巻以降、ブレイクの3巻以降、デスマーチの3巻以降のネタバレだとか。サガ・リプレイも扱っている場所が広いし、作中の時間も結構進んでいるので、公式NPCの扱いというか立場も色々と変化してきてますからねー。

当然のように「ロスベルク島攻防記」を引き継いだ内容なので、注意が必要。そっちを遊んでいなくてもプレイできるようにはなっていますが。少なくともGMは「ロスベルク島攻防記」にも目を通しておくことが望ましい、と書かれますね。

「ロスベルク迎撃作戦」、「ミドルロック海戦」、「ヴェンシスの解放」の3本のシナリオからなるキャンペーンシナリオ。
あと今回のシナリオはその全てに大規模戦闘ルールが使用されています。
やっぱりサガのシナリオと言えば、大規模戦闘がないと、というような感じですね。いや、サガ・リプレイでは大規模戦闘無いシナリオも多数ありますが、やっぱり戦乱の大陸と聞くと、実際プレイして、迫力を味わってみたいような気もしますし。
シナリオの後には、クレスト諸島の今後っていう項目で2ページの記述ありますし、またしても5本のシナリオフックありますから、色々できそう。
シナリオ1と2の間の「逆襲の騎兵部隊」、2と3の間の「盟約者暗殺計画」、3の後の「会議を成功させよ」。
シナリオ1と2に失敗したときのフックとしてそれぞれ「防衛、ロスベルク島要塞」、「戦艦を奪い取れ!」が掲載。
シナリオとかフックとかを立て続けに読むと自分でなんかシナリオ考えたくなってきますねー。

あと今回は、シナリオセクションのあとに「戦史セクション」が掲載されています。
これまでアルディオン大陸で行われてきた様々な戦いを題材に大規模戦闘ルールで再現。大陸の背景設定としても使えるし、大規模戦闘ルールを利用した戦争のデータにも使える優れもの。
シェルドニアン学園の戦史講座で、軍師育成とかの為に行う大規模戦闘の講義や演習の題材として歴史上の戦いを取り扱っている、という体で書かれています。
戦争ごとに教師と生徒の会話がエッセンスで入ってるんですが、それがちょっと笑える。

教師「速くて丈夫で火力がある。走攻守揃った外洋海軍こそが、海軍のあるべき姿だ」
生徒「でも金食い虫ですよね。特に維持費が」

みたいな感じの会話が個人的にツボ。
戦いそれぞれについて背景とか結果とか細かく設定されていて、さすがの商業作品と言うか。これだけの設定練るのも大変そうだなーと思いましたが。
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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