気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

カクヨム

異修羅Ⅰ 新魔王戦争

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「勇者が……欲しいな」

 

WEBからの書籍化作品。

……では、あるのですが。なんと書籍化にあたって12万字も加筆したという驚異の作品です。それもう普通に新作では!? 凄まじいボリュームアップです。

WEBは未読だったのですが、書籍が面白かったので、速攻で飛んで読みはじめました。
カクヨム掲載分を読み終えてみると、「本物の勇者」も相当な厄ネタ感があったので、なんというか黄都の政争で都合のいい勇者を仕立てるのあながち間違ってないどころか、正解説までありますね……
 

「魔王」と呼ばれる存在により、危地にあった世界。                                    

何者かによって「魔王」は倒されたものの、その勇者が誰かは誰も知らない。

偶像として英雄が必要である、と生き残った中でも最大の都市・黄都は「本物の勇者」を祭り上げるための試合を催すことになった。

 

1巻は試合開始前の、エントリー段階。

これだけの力を持った英傑が参加しますよと言う、アピールでしかない。

それが、とてつもなく熱いんです。本戦に進むことになる修羅以外にも、逸材は多くいて。

いずれも劣らぬ力と実績を持っている彼らが戦う時、誰が勝つのか予想もつかなくて読む手が止まらなかった。

 

書き下ろしされたキャラたちもまた魅力的で…いや凄まじかった。

コレで本戦に出場するメンバー、まだまだ増えるって言うんだから驚きです。

表紙にいるキャラだと「通り禍のクゼ」が好きですねぇ。あぁいう飄々としたキャラに弱い。

修羅以外だと、自らの愚かさを自覚しそれでも行動を続けている、静寂なるハルゲントが好きです。彼の信じる悪の定義「それは自分を裏切ることだ」が、好ましい。

袖の著者コメントが、自分じゃなくて元素の珪素になってるのは笑ったし、後書きもユーモアあふれてて中々楽しい作者さんですね。冬予定の2巻も期待してます。


何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが?

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「――ない。恥ずかしいなんて、俺は思わないよ」

 

タイトル通りの作品ですね。

ライトノベル好きを拗らせて一人読み耽っているぼっちの安藤君。

クラスメイトで、学校一の美少女と評判の隠れラノベ好き朝倉さん。

 

接点がなかった二人が、ラノベという共通項から接近していくんですが……

朝倉さん、安藤君が絡むとポンコツ度を増すため、噛み合わず。

安藤君がぼっち極めすぎて、予防線を引いているって言うのもありますが。

後半に行くにつれて糖度高め。
一緒に出掛けた時とか他のお客さんから爆発すればいいのにとか思われてます。
実際、爆ぜればいいと思いますよ、えぇ。

 

地の文なし、会話オンリーという形式。

とはいえ、心の声で、それぞれのキャラの目線から補足が入るので混乱はなく読み進められます。

自分の好きなものを、卑下することなく語れる安藤くんは、いい子ですね。

総じて読みやすいラノベでした。

 



本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない!

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読まなければいけない、と、そう言った。

「僕が読めば、その著者の書いた本に“意味”が生まれる。あなたの書いた本は、ちゃんと、後世の誰かに届いたよと。僕が受け取ったよと。僕が証明する」

 

ダンジョンがあって、それを探索する冒険者がいる世界。

アシタ・ユーリアスは田舎のダンジョン片隅にある書店で働いているもやしっ子。

本を読んでいられれば、それでいいというような青年だった。

けれど、生きていくためにはどうにか金銭を得る必要があって……彼は、本を読んで得た知識を提供することにして。

 

実際、名前が知れる程度には需要があり、成果を上げていた様です。

本来なら外から情報だけ出すはずが、現場に行かないと分からない物もあり……彼の求めるものを良く知る幼馴染にダンジョンに引き込まれる羽目に。

貴重な本を持ってきて、これ読みたいでしょ? とか悪魔か。

 

冒頭のゴブリンの一件は、ちょいとアレでしたが。

ひ弱な人間を引っ張り出しておいて、見失うのはまだしも、その後追われてる彼の様子を、しばらく見てたっていうあたり。オマケにその後笑ってましたからね……

アシタの弱さを見せて、エルシィとの気安さを演出する格好のエピソードで、読みやすくはありました。それに、そこで引っかかっても、続きが気になる魅力があって、全体的には楽しめました。

 

アシタ、情報を売っていたように、ただ本を読んで知識を蓄えるだけじゃなくて、それを活用できる人材なんですよね。

それで窮地を脱した場面もあるわけで、中々に得難い人材だと思われます。

今回得たものや、アルマの示唆した情報の事もありますし、またダンジョンに引っ張りだされるんだろうなぁ。流石に体力のなさを痛感して、少し鍛えるようにはなったようですが、元が元なので、あまり無理をしないで、生き延びて欲しい。



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