気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ケイオスドラゴン

ケイオスドラゴン 赤竜戦役2

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「あんたのせいで、あたしの可愛い部下が何もできずに倒れていった。その憎しみは生涯忘れやしない」

女将軍の瞳には、銃弾にも等しい『力』が籠っていた。

「……だけど、あんたにとって金は銃弾なんだろう。あんたが撃った。あたしが撃ち返した。それが戦争ってもんだ」

 

原典のレッドドラゴンは大好物だったんですが、アニメが振るわずちょっと残念に思っている作品。小説版です。

婁が女性になったり、忌ブキの力が異なる形になっていたりと差異が色々ありますが。

……たどる道は、こうなるのか、と。

原典とは違って、どんどん名前ありのNPCが命を散らしていく流れには、これが混沌の地ニル・カムイ……! と戦慄したものです。

 

しかし、形が違えど、歩む道が異なるものであろうとも。

不死商人はぶれないなぁ。もういっそ、彼こそがこの作品の癒しなのだと言ってしまっていいかもしれない。

……物資の値上げを行って、戦線を維持できなくさせて、戦争を中止せざるを得ない状況を作り出し。

多くの支援者がいると同時、星の数ほどの敵がいるはずなのに、なおも存命の恐ろしい商人ではあるんですけどね。よく暗殺されないな、この人。婁さんクラスなら忍び込めると証明されましたが、言葉によってその危機を脱しているわけで。

 

ハイガに辿り着いた婁と忌ブキが不死商人と出会った場面から。

オガニ火山での戦闘、そして忌ブキの妹が表舞台に上がるまで。

原典と一番差が大きいのは彼女なんじゃないかなぁ。阿ギトも、大分キャラ変わった感じがありますけど。

 

原典の忌ブキは、確かに殺すことを躊躇い、会話を望む性格でしたが。それでも、赤の竜を巡る波にもまれ、自らの意志でもって王として立つことを選んでいました。

けれど、ケイオスドラゴンでは。かれは、迷い続けているような印象がありますね。皇統種の位置が異なるというのもあるとは思いますが。

忌ブキの迷いが長いのもあって、ちょっと中弛みしてしまった部分があるように感じて残念に思っています。

まぁ、なんのかんの言いながらも、小説版は完結まで追いかけるとは思いますけどねぇ。

 

ケイオスドラゴン 赤竜戦役 1

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「あなたのしたことは、何も特別じゃないと思う」
また、エィハが言う。
「順番を守っただけ。命と命が対峙した時、必ずどちらかに順番が来る。あなたもそれを守っただけ」
(略)
「だったら……僕の友達なんて……誰もいなくていい……!」

RPFレッドドラゴンを正史として、再構成されたメディアミックス企画「ケイオスドラゴン」。
アニメ、アプリ、ボードゲームと連鎖した構成、という謳い文句でしたが。
うーん、期待値高かった分アニメは正直なところパッとしない印象。
毎回更新を楽しみにしていた「レッドドラゴン」程の熱量がない気がします。
アプリも一応手を出してみましたが、あっちもまたアレな出来でしたが。

閑話休題。
本編の話をしましょうか。
これもアニメと小説という媒体の違いもあるので、微妙に表現の仕方が変わってきてますね。
ハイガに婁が潜入するときのやり取りとかが、明らかに違います。
レッドドラゴンとの違いでいうと、やっぱり道中のイベントとかは、冗長になるためかばっさりカットされていますねぇ。

忌ブキが、レッドドラゴンの時以上に重要な人物に祭り上げられている感じ。
あちらでは苦労してようやく得た契り子という立場に一話で到達してますし。
ま、その分手にした力が厄介極まりないものですけども。
しかし、赤の竜は狂ったんじゃないのか。
皇統種の声に反応して、契約を交わしているのはどういうカラクリなんだろうか。
レッドドラゴンの第六夜で現れた声みたいに、「思念」だけが残って反応しているとかいうパターンなのだろうか。

エィハとスアローは派手な変更はありませんが。
婁が、女性キャラへと変貌したので、そのあたりの関係が変化したりしていて、これはこれで面白いです。
この調子でアニメとかも盛り上がってくれればいいんですけど、どうかなぁ……
とりあえず、懐かしくなったのでレッドドラゴンを近い内に読み直そうと思いました。


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ちゃか

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