気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

サプリメント

モノトーンミュージアムRPG スーパシナリオサポートVol.1 絹割きは聖夜に舞う

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「憎しみを理由とするのは容易かろうさ」

「お前がそれを信じるのならここで物語は終わりだ」

 

御標が下される左の地を舞台にする、モノトーンミュージアムRPGのシナリオサポートです。

このシナリオサポートのテーマが「聖都」だそうで、

演目も聖都を舞台としたものが二つ収録されております。

 

表題の「絹割きは聖夜に舞う」はかつて聖都で起きた惨劇『絹割きの夜』の亡霊が蘇る演目。

もう一つの「火刑来たりて救済の」は、PC1が異端の魔女だ、と断罪する御標が下りPCたちが対応に追われる演目。

演目の頭に、シーンを抜粋した1Pマンガがあって、このシナリオもやってみたいなぁ、とか思いました。

モノトーンは参加したこともないので、ルール的な部分把握しきれてないのが正直なところなんですが。

 

巻末にはボスキャラテンプレートや、エネミーのデータ。

聖都に関する解説記事が掲載されております。パーソナリティーも追加されてますね。

左の地の世界観が結構好きと言いますか、「名所解説」のコラムが心躍りますね。

記録書院とか、掲載の演目中にも出てきましたが、情報の出どころとして便利そうだなーとか、色々思いましたけど。

 


ダブルクロスThe 3rd Editionサプリメント タイムリゲイン

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朝日:……でも、僕はお前の理想なんて信じることはできない――

GM:「何故だ?」

朝日:だってエレイン姫が泣いたじゃないか!

 

TRPG『ダブルクロス』のサプリメント。

「オーバークロック」に記載された「クロノスガーディアン」を利用した、「複数のステージに亘るセッション」をモチーフにしたとか。

 

リプレイと、データから構成されていて、リプレイでは基本ステージから2人、ホーリーグレイルステージから2PCを選出してます。

旧版のリプレイも読んだことあるので、嵯峨童子の本体であるガウェインが肉体を得ていたのが中々面白かった。

思念のこもったレネゲイドビーイングが先に登場して、後に本体が描写される展開が面白いと言いますか。

 

リプレイ自体は、聖杯とか聖槍とか中二心くすぐりそうなワードが盛りだくさんでしたね。

複数のステージにわたっている演出として、それぞれの価値基準が異なるというロールプレイもうまく描かれていたと思います。

 

データ部分は『オーバークロック』の追加ステージで使用できるユニークアイテムと各ステージ用のエンブレムデータ。

エンブレムデータは必要経験点多いけど、なんというかロマンあって好きです。エンブレム所持PCとかプレイしてみたいものですが、最近GMやってばっかりでPC参加してないんだよなぁ。セッションやりたい……

ダブルクロス The 3rd Edition サプリメント タイムリゲイン
矢野俊策
ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
2016-02
 

モノトーンミュージアムRPGリプレイ&データブック トレイメント

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GM:「僕が……僕が怖がっているだと?」

ロジーナ:「ひとつの物語が終わるとき、新たな物語は生まれ落ちるのだから。えぇそう、我が神の美しい世界のように。そうでしょう? あぁ、ああ……っ!」

クワイア:お前も伽藍になっちまえよもう!(一同爆笑)

アニマ:最後まで言わなければかっこいいのに()

 

左の地を舞台に紡がれる、モノトーンミュージアムの世界。

リプレイを1話と、新データを掲載した新しいサプリメントです。

いやぁ、やっぱりモノトーンの童話のような世界は好きですね。

読んでいて楽しい。プレイしてみたいところですが、知人でルルブ持ってる人少ないのよなぁ。

 

リプレイは、巨大な時計の中に築かれた街アンティキラの物語。

新しいクラスの屍人をPC1として綴られる話。

PC4が狂信者的で、とても怖かったです。えぇいつか背中から刺されそう。

いっそ伽藍になっちまえよ! とか言われてましたしね。

危うい協力関係ではありましたが、事件の真相にはしっかりたどり着いてる辺りはミゴと言いますか。

モノトーンはやっぱり「御標」が特徴的でいい味だしてます。

 

データ部分は、「屍人」と「渡り」という新しいクラスが追加されてます。

新しい装備品なんかも掲載されていて、中々楽しい。「剥離値がチェック後に10だったらエンディングフェイズ終了までに死亡する」という「終わりの首枷」とか。

伽藍になるくらいなら死ぬ! といういっそ清々しいデータですな。

ワールドセクションで、左の地の文化や古族・古都についても記されていて読み物としても楽しい。

シナリオクラフトルールまで乗っていてますますやってみたい熱が高まるばかりです。消化する先がないんですがねぇ。もっと時間がほしい……

 

ドラゴンレイド戦竜伝Ⅱ

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「――それに、俺はもう共に生きるべき相手を決めている。悪いが、おまえに従うことはできねーよ」


皇帝竜アーレスグリュッド。
帝国の威信の象徴であり、皇帝の相棒。
その暗殺を依頼されたガルスでしたが、リズという怪しげな存在がいる時点で、この結果は予想で来てましたよね。
おいしそうな素材を用意しておいて、あっさりと死なせるとか、北沢さんは手を抜かないなぁ。
ま、長い歴史の中で死んでいたのが隠蔽されていたというだけで。

皇帝崩御によって、帝国という場所で多くの話が進みだしたというだけでもあるんですよね。
竜殺しと新たな相棒。そのコンビを慕う王族に、実力ある貴族。
コントベルリ伯爵が思ていた以上にいい性格していて、「戦争」の時とかはかなり痛快でした。
フォールンドラゴンを操る司祭たちと、蛮族たちの王についた人物までも行動を起こして。

ガルスたちの物語を十全に描き切った、良質のストーリーであったと思います。
元婚約者とか、かつて放浪していた時の仲間なんかも出てきて。
データも掲載されている分、厚さの割にストーリーは少な目となっているんですが、それを感じさせないほどの密度。
これだけ派手に帝国滅茶苦茶にしていいのかなぁ。まぁ、引っ掻き回されて混沌としているほうがPCで遊ぶ余地が残っている、という事かもしれませんが。


ディープフロント

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「この町で何が起ころうとしているの……」
『大丈夫、キミと私ならやれるさ』
―そして、日常を護るための戦いが始まる


ダブルクロスのシナリオ集。
初期のサプリメントだからか、シナリオ運用に関していろいろと文面が割かれてます。
プレイガイドとして、浸食率管理とかについて色々と。
シナリオとしてはちょっと短めでしょうか。そこそこ楽しく読みましたけども。

シナリオ1「Life on Edge」。
シナリオ2「Last Day Rhapsdy」。
シナリオ3「Deep Front」。
以上の三話からなるキャンペーンシナリオですね。
舞台は、ルールブック1にも掲載されている東京近郊N市を舞台としてます。
だから、そっち掲載のNPCとかも登場してますねー。

詳細書くわけにも行かないのでざっくり行きますが。
キーワードは「賢者の石」と「レネゲイドビーイング」。
レネゲイドビーイングをうまく扱っていたといいますか。
ループ入っているシナリオとかもあって、実際にやってみたいものだなぁ、としみじみ思いました。
リプレイ・メビウス読んでループものの面白さを知りました。
アレは秘密をうまく活用しているっていうのもありますけど。

PC1が賢者の石を手にして、それをめぐる争いに巻き込まれる、って言うのはわりと王道な気もしますが。
それだけ、判りやすいシナリオの構成だと思いましたねー。
他のPCにも設定をつけて、PC2辺りも地味にキーパーソンになっているあたりが面白いと思います。


ダブルクロス The 3rd Edition ステージ集 オーバークロック

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「……来てくれて、ありがとう。私の騎士様」


ダブルクロスのステージ集。
今回は、5つのステージが追加されています。
これまでに公開されていたのは、陽炎の戦場とかみたいに、現代の違う場所、みたいなものが多かったですけど。
新ステージは、時代が違っています。
リプレイでいうと、トワイライト・シリーズとの親和性が高いサプリメントになるんじゃないですかね。

アーサー王の時代に戦う騎士たちの物語を描く「ホーリーグレイル」。
平安京を舞台に、京を騒がす怪異・妖怪との戦い「平安京物怪録」。
20世紀初頭を舞台に、シャーロックホームズやらモリアーティやらアルセーヌ・ルパンやらが登場するステージ「モダンタイムズ」。
旧さでいえば一番古い、古代ギリシアの英雄として、トロイア戦争に挑む「エピックヒーローズ」。
そして、未来を舞台にし、時間犯罪者を追う「クロノスガーディアン」。
全てのステージのパーソナリティーズになんか「次のプランは~」って言いだしそうな人の面影が見えるキャラがいて、吹いた。

平安京を舞台にしたステージは、確か2nd時代にもあったと思いますけど。
MMOゲームを舞台にしたステージとかはバージョンアップされなかったんですかねー。
昨今、その手のが増えてきているから面倒なアレコレがあるんだろうか。
エピックヒーローズとかは、神々がオーヴァードだったんだよ! みたいなネタ。
アルシャードとかでありそうな。しかしこういうデータ見ると本当TRPGって自由度高いよなぁ、と思います。

気になったのは、誤字がちらほら見受けられるところ。
一番引っかかったのは、P49。
ホーリーグレイルステージのサンプルシナリオが乗っているんですが。
NPCの台詞が、腐敗の騎士と円卓の騎士の二人の者のはずなのに、どっちも腐敗の騎士の台詞がのっていて首をかしげました。
片方の台詞パターンがまるっと抜けているのでこれは誤字というか誤植だと思うんですけど。
微妙に敵の台詞のニュアンスも変わってますし、改稿の段階でのミスだったりするんだろうか。

ダブルクロス The 3rd Edition ステージ集 オーバークロック
ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
2014-11-30

アリアンロッドRPG2E サガ・クロニクル

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帝紀816年 アルディオン大陸
その800年もの長きにわたる戦いに、ついに終止符が打たれた
(中略)
アルディオンに新たな風が吹く!


サガ・シリーズによってアルディオンで暗躍していた黒幕は打倒された。
しかし、その傷跡は大きく、失ったもの、変化していったものは数えきれないほど。
800年もの間、戦乱の大陸として激動の時代を過ごしてきたこの大陸ではいくつもの国が消え、あるいは生まれてきた。
ピアニィたちが起こしたフェリタニアだった過去の国名にちなんでつけられたものでもあったりするわけですし。
それにしてもやっぱりサガ・シリーズは長大だったよなぁ。
いくつものリプレイが絡み合って進んでいく様子はいっそ見事なものだったと思います。

リプレイなどで描かれてきた大陸を襲った大きな事件を取り上げる『アルディオンの歴史』。
しかしまぁ、本当に色々な事件が起こったものですね。
エピソードごとに関連する項目を抜き出した年表が掲載されていて前後が分かりやすいです。
シナリオのネタに使うには十分すぎるネタなんじゃないかなぁ。
笑ったのは王の異名ってコラムですね。
不死王、騎士王、不屈王など歴史に残る名前が並ぶ中ピアニィは「フェリタニアの主砲」、「歩く弾道ミサイル」「ほぼ装甲板」とか数々の異名で呼ばれていたのが残っているそうで。
流石にPCは設定が豊富というか、殺意様の面目躍如というか。

事件関係の年表だけではなく、戦争後のアルディオンについても記されています。
妖魔が出没するようになったり、バルムンクの暗躍や大崩壊によって乱れた大陸にはまだまだ火種は残っているわけで。
サガ・シリーズが好きだったら買ってもいいんじゃないですかねー。


ソード・ワールド2.0ストーリー&データブック ドラゴンレイド戦竜記

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「ああ。ここからは小細工なしだ。任せておけ。俺たちは――勝てる」
一度負けた相手を前に、気負いがない。
恐怖は、感じていた。だが、飲みこめている。覚悟が、力になる。


新しいエリア、プロセルシアを舞台に展開される新シリーズ。
少し前に刊行していたシリーズもののリプレイが立て続けに完結したため、新しく展開されていくストーリー。
ベーテさんのリプレイもそうですが、コンセプトは「ドラゴンレイド」だとかなんとか。
ま、コンセプトにもタイトルにも入っているように、キーワードは竜、ドラゴンです。

竜騎士がわんさかいる大陸。
ドラゴンを大地の守護者として考えているドラゴン信仰が浸透している。
ここでは、ドラゴンは、権力の象徴だった。力あるドラゴンに騎乗している物こそが力を持つ。
ドラゴンにのれる竜騎士は全て貴族となり、ドラゴンの格によって、爵位すら決まる。
昔は、しっかりと手順を踏んだ力ある竜騎士が多くいたようですが、最近は血縁によって継いで、「とりあえず龍に乗れる」とか「竜に乗せてもらっている」程度のなんちゃって竜騎士も増えてきているようで。
腐敗が進んでいって、けれど伝統があるから、それを撤廃するのも難しい、と。
中々面白い設定の舞台ができてるんじゃないのかなぁ、という感じです。

データ部分ばかり書いていましたが、小説も結構面白かったです。
そんな竜が中心の国において、騎竜を失った騎士の呼び名「竜殺し」。
その称号を受けたものは、呪いの烙印を受け、二度と竜に乗ることを許されず、また単身で狂い災いを成すようになった害竜に挑むことを強いられるようになる。つまり、竜殺しとは、遠回しな死刑のことである。
大概人の身で龍に挑めば死ぬ。かろうじて生き残ろうとも、また次の戦いに駆り出されるだけ。
しかも、期限も恩赦などもないっていうんだから酷い制度もあったもんだ。

竜殺しとなって、仇を探しつつ、日々を生きているガルス。
彼が、不可思議な少女と出会った時から全てが動き出していく。
皇族と顔なじみになったり、厄介ごとに巻き込まれたり。
竜こそが全てという価値観だから、失った者に対しての風当たりも強いですねー。
それまで、前線で戦っていた勇士であるというのに、竜殺しになったら嫌味をぶつけるとか。
そんなに言うんだったら、お前ら、自分で戦って来いよ、とどれだけ思ったことか。
ま、途中に出てきていたお姫様みたいに、まっとうな価値観を持った相手もいるようですし、どうにか腐敗した現状に立ち向かっていってほしい所。


ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アンリミテッド

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レイジ:俺も青唯も、普通の生活を送りたかっただけだってのに……。
九段下:レイジくん、これからは日常を守るために立ち向かわなきゃいけないんだ。そのことは覚えておくといい。今は、すぐに受け入れられないかもしれないだろうがね。


新ステージとか無限の激闘とか未曾有の大戦とか帯で煽った割には物足りなかったかなぁ。
東京上空に落ちた5つのレネゲイドクリスタル。
その日から都内のUGN支部は混乱に陥って、連絡の取れなくなる支部が多発。
FHもクリスタルの確保に動き出し、あちこちで戦いが勃発するような状態になっていた。

ただ、そのクリスタルに影響を受けてオーヴァードに覚醒したキャラがPC1なんですよねー。
お約束ですが。そんなわけで、割と初心者向けな王道展開のリプレイになっていた感じが。
読者投稿NPCは笑えるところもありましたが、活用しきれているのかというと。
結局このリプレイで、5つのレネゲイドクリスタルについておおよそ回収しちゃいますしね。

割と作者の趣味で突っ走ってしまった感じがあるよなぁ。
結局PC1のシナリオロイスのヒロインのパターンとかあれ、本当に適当に提案しただけだったのか。
わざわざ性格について聞いてくるぐらいだからなんかネタ仕込んであるのかと思いきや。
なーんか、その辺が引っかかって、楽しみ切れなかった部分はあると思う。

わざわざ新ステージとか謳うんだったら、リプレイでは一つ二つ取り上げるくらいにして、いくつかは読者がいじれるような自由枠として設定したほうがよかったんじゃないのかなぁ、と思います。
悪くはない……んですが、物足りなさの方が際立つ感じで。
惜しい作品だと感じました。


ソード・ワールド2.0サプリメント ウィザーズトゥーム

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韋駄天ラトクレス(小神)の格言

「己の役割に誇りを持ち、奢らず、卑下せず、勤めよ」


魔法の解説だったり、魔剣の世代についての特徴が書いてあるサプリメント。
詠唱の呪文が書いてあるものまであって、よくもまぁ、作ったものだなぁ、と。
妖精魔法なんかは、契約の組み合わせができるようになり、アレンジ要素が加わった事で、もはや別技能と化している感じもありますが。

使うあてがほぼないので、データ部分については結構流し読み。
じゃあなんで買ったんだっていうと、少し前に、SWのセッションに参加してその時に、妖精魔法のアレンジを活用したから、ですね。
こういうデータ見ていると楽しそうだなぁとか、もっとやりたいなぁ、とか欲求が沸いてきます。
中々時間が合わなくて最近リプレイ読み専門になっているんですがねー。
友人に声をかけたりして自分でもプレイしたいものです。

重点を置いて読んだのは、第三部、魔法と世界について。
この世界に生きる住人たちが、どのように魔法を認識しているのか、という部分について書かれている章ですね。
たとえば、魔導機術を習う少年たち。
彼らが、他の真語や操霊を学ぶタマゴたちに対して「詠唱を長々唱えるなんて古臭い」とか言っていたり。一方で「銃がなければ何もできない」と思っているのもいますが。
まぁそんな感じで、ある術を学んでいる人物たちからの、自分の使うモノや、他の術に対しての意識とか。
ラクシア世界に生きる住人達の意識の片鱗が見えるようで、なかなか読み応えがあります。

他には、小神を中心に8柱の神が追加されたり。
魔剣の世代について整理されたりと、参考になる設定も多くて、なかなか楽しく読みましたよ。


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