気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

シメジ

絶対ナル孤独者 Sect.004 刺撃者

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「……だから、僕は、貴方の言葉を信じます。誰かの希望になれるように努力します。そうするためにはスウさん、あなたの力が……存在が必要なんです」

 

ルビーアイの組織への強行偵察、そこからの戦闘。

ミノルたちは何とか生き残ったものの、屈折者小村スウが意識不明の重体になってしまう。

かなりのダメージを負っていましたが……それで敵が手を休めてくれるはずもなく。

また新たなサードアイ寄生者が登場。

陸自の別隊がとある場所の調査に乗り出し……全滅。

 

一方でミノル達と交戦し言葉を交わした、リキタイザーにも何やら変化が生じていましたが。

……陸自の別隊を壊滅させたサードアイ寄生者は、ルビー側の人間でもないという不穏な情報が出てきて。

あちらも一枚岩ではない感じがしますが……厄介な能力持ちがそろってるんですよねぇ。

 

正直予想外だったのは、小村スウの意識回復が今回盛り込まれていた所ですねー。

1巻分くらいは眠り続けてるかと思いました。まぁ、意識が回復しただけで、まだ復帰は出来なそうな感じですけど。

それに伴ってミノルの防御殻の謎がまた増えていましたが……アレは結局どういう理屈で効果を発揮しているのやら。

 

別隊を襲ったサードアイ寄生者が、ミノルも襲撃し……一先ず敵が逃走してましたが、また複雑な効果を持った能力者と言いますか。

これまでの常識が通じない部分があるのは厄介ですね。コードネーム「刺撃者」と呼称されていましたが、ルビーもジェットも見境なしってあたりは恐ろしい。

正体も判らぬまま逃げられて、その上で目をつけられた感じがありますから、また引っ掻き回しに来そうだなぁ。

ルビーの組織だけでも難敵なのに、第三勢力まで出てくるとか状況が落ち着きそうにありませんねー。




絶対ナル孤独者 Sect003. 凝結者

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(前略)。……僕らは、僕らを傷つける世界が怖いんだ。その意味では、僕らサードアイ保持者はみんな孤独です。でも……それでも僕には、守りたい人達がいる。守りたい世界がある。あなたにはありますか。リキダイザーさん。そのもの凄い力で守りたい人がいるんですか。もし思いつかないなら……」

()

「……あなたは、僕よりもずっと孤独だ」

 

ミノルがラノベの主人公している……!

孤独を望む彼ですが。その能力による障壁は「孤独」とは遠いものがあって。

可視光線は通すから視認できるが、声は届かない。

自分だけに影響するかと思えば、ほかの人を取り込むこともできる。

願いに対して能力がちぐはぐな発現をしているのは、気になるところではありました。

 

実際、今回ミノルの前に現れた「屈折者」の能力は可視光線にすら作用し、透明人間になれる能力だったわけで。

相似ではあるけれど対極の二人が協力して作戦に従事する展開は中々良かったと思います。

それを通して、彼自身が防御殻に対して暫定の回答を導いてますし、加速者を取り入れるのにも成功してますし、汎用性が高くなったなぁ。

屈折者、小村スウは今回の作戦で命にかかわるかも、というレベルで怪我してましたがここで退場するには惜しいので、再登場を待ちたいところです。

 

しかし、今回タイトルの「凝結者」はあまり活躍しませんでしたね……

因縁があるのが分断者ことオリヴィエで、彼との戦いの様子はあるんですが相性の問題とか対策と装備の問題で一進一退の状況みたいですし。

今回は、これまで見たいに事件を起こしていたルビーアイを倒して終わり、ではなく、次につながるネタがまかれた伏線回って感じですねぇ。

 

ミノルの殻の能力の謎もすべてが明らかになったわけではないですし。他の音を遮断する代わりに聞こえる音とかいろいろ。

あの辺はリキダイザーの岩槍みたいな応用を利かせる伏線なのかなぁ。

今回敵対した二人には逃げられて、情報は得たモノの、特課側のダメージも小さくない。さて、この状況下で次はどんな事件が起こるやら。

凝結者との決着だと、個人的にはうれしいところですが。

 

絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)
川原礫
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-02-10
 

絶対ナル孤独者2 発火者

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「私も正直、きみみたいな人、好きにはなれないわ」
(略)
「それでも、私はきみを信じるよ。倒れた私を助けるために、バイターに飛びかかっていったきみをね」


新たなルビーアイが登場。
酸素を操る発火者。それはかつてユミコたちが追い、倒しきれなかった相手だった。
しばらく沈黙を保っていた敵が行動を起こし、新たな戦場が生まれる。
ジェットアイを宿したミノルやユミコたちは組織を形成して、対策を練っているようですけど。

今回描かれていた様子を見るに、ルビーアイ側にも冷静な相手がいて、対抗するためのチームを作っているようです。
バイターは能力的に美しくないから誘っていなかったとかこぼしてましたし、ルビーアイ側の組織がどれだけの規模なのかはわかりませんが。
ミノルたちの行動を察知できる程度には警戒網を展開で来ているわけで、油断なりませんね。
狂っているのに、異常であるのに、冷静に潜んでいられるとか、厄介以外の何物でもない。

ミノルが孤独を望み、最後には自分の記憶を消してもらおうと願っているのに。
それでも箕輪との交流があったり、周囲を振り払いきれてない処に人間臭さがあって、割と嫌いじゃないです。
最後の敵の攻撃に対して、孤独を象徴するはずの殻の中に、ユミコを入れて防いだりとか、少しずつ変わっているようにも見えますし。
なんちゃって科学モノの能力が発言して、なんとなく説明できる感じになるようですけど。
ミノルの防御殻については、未だ謎が多いようで。
ちょっと特課のキャラクターが一気に登場しすぎて、混乱するっていうほどでもないですけど、文量割かれた分、本編は盛り上がり切れなかったというか。
どこか物足りなさはありましたが。1巻でうまくまとめ切っていたといえばそうなりますし、とりあえずもう少し買って様子見ですねー。

絶対ナル孤独者 (2) ―発火者 The Igniter― (電撃文庫)
川原礫
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-02-10

絶対ナル孤独者 Sect.1 咀嚼者 The Biter

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「いいって……知りたくないの? 、常識ではありえないことでしょ、何もかも」
「……常識なんて、ただの幻です。なんだって、起きるときは起きるんです」
「へ、へぇー……若いのに、なかなか達観しちゃってるんだねぇ」

近未来の地球。
いくつかの都市に、地球外祐樹生命体が落下した。
「サードアイ」と呼ばれるそれらは、接触した人類に、科学では解明できない特殊な力を与えた。
主人公もそれを手に入れた一人だが、得た能力は孤独。
自分一人だけを守る絶対防御の隔壁。

過去の経験から、大切なものを持たないように、誰の記憶にも残らないようにひっそりと過ごしていた主人公。
けれど、同じ学校の少女と接触し、少しずつ日常が変化していく。
まぁ、異能モノのお約束。力を手に入れたら、それを守るために使うものと、自分の欲求を満たすために使うものとに分かれるわけで。
後者にしたって、なんからの干渉を受けている結果だと思われているようですし。
絶対悪がいないっていうのは、お約束ではあるか。

襲撃を受け、異能を所持することとなった人々の現実を押し付けられていくことに。
自分の大切なものが襲われたりすれば、行動を起こしてしまうあたり、自分の記憶に残らないようにっていう行動指針とずれていってしまうんですがね。
それでも切り捨てられないのが人間だし、迷うのが若さってところでしょうか。

ヒロインになるのかは知りませんが、能力者の組織に属しているらしいユミコは今回あまりいいとこなし、かなぁ。
勘違いで主人公攻撃しようとするし。「力ある者には義務が」と主義主張押し売りするし。
その上で肝心なタイミングで間に合わなくて後手に回っているし。

一番の問題は、今回印象に残ったのが主人公でもヒロインでもなく敵だってところじゃないでしょうか。
過去からどうしたってテンションが低い主人公と、いいところなしのヒロインじゃそれも仕方ないかもしれませんが。
同作者の他作品と比べるとちょっとパンチが弱い。

絶対ナル孤独者 (1) ―咀嚼者 The Biter― (電撃文庫)
川原礫
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-06-10

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