気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ストレンジムーン

ストレンジムーン3 夢達が見る宝石箱

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「強い力がないから、何もできない――だから何もしないってのは、なんか違うと思うんだよ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

シリーズの区切りとなる巻。リコルドリクと記録者を巡る対立。

巻き込まれた妹や友人を救うべく、玲音は奔走していましたが……

記録者である玲音は捕まり、リコルドリクは敵の掌中にあって。

絶体絶命の状況で、将軍相手に交渉を提案できるあたり、結構肝が太いというか。勝負勘は強い方なのかなーという感じ。

 

出番がないかと思っていた、ネイや法章まで登場してくれたのは嬉しかったですねー。

特に法章。体の問題があるので、そもそも生きているのか不安ではありましたが。

ある裏切り者の残した研究。開発者たちも予想していなかった副作用によって、体調が安定するようになったとかで。

毒も薬も、扱い方次第だよなぁ、という感じがしますね。

 

……皇帝一派はあまりにも過激で、キャラバンの非戦闘員だろうと幹部だろうと標的にしてましたが。劇物だからって遠ざけても解決しない辺りが、実に厄介です。

迷宮神群がらみの案件に、星詠みエスハはもちろん満月のフェルディナンが関与してこないわけもなく。

思った以上に関わってたな、というか。「事態をかき回す問題児」扱いされてるのも、むべなるかな。

 

玲音は、本人も自覚してますが甘い部分が多くて。

それでも結果的に良い方向に繋がっているから、実に主人公していますよね。

これで友人相手にあまりにもあけっぴろげに欲望を晒す癖さえなければ、もっとモテてた気もする。……近くにクレアが居る以上無理か。

玲音の真意を聞いて、パントマイム(亜里亜談)してたクレアは可愛かったです。なかなかのポンコツ娘で、癒し枠な感じがして好き。

 

皇帝一派が大分優勢な雰囲気だったので、目次で「終章」が乗っていた時、どう収拾付けるのかと思いましたが。

宝石箱の封印を解いた皓月が報いを受けたり、大凡収まるべきところに収まった感じでしょうか。色々と、危ういものも残ってそうでしたけど。

最後に明かされたくろとらくん真実にびっくりした。そう言えば確かに出てなかったけど!!

ストレンジムーン2 月夜に踊る獣の夢

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「……よし。クレアは俺と一緒に来てくれ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

ブロスペクト一派は着実に集結しており、キャラバンの方は方針が定まらない状態。

夢路が交渉に立っていましたが……かつての仇敵だったということもあってか、決裂。選択肢は「降伏」か「戦闘開始」だけとか、皇帝もおっかないこと言うね。

 

……だからこそ、キャラバンと敵対していたんだろうという納得がある。

まぁ、キャラバンも内部で争いの在る不安定な船ではありますけど、ブロスペクト一派よりはマシに見えてくるから不思議。

というか皇帝の関わっていた迷宮神群「船乗りリュティエ」。どんな航路を辿ればそんな能力を発現するんだってくらいの爆弾でしたね……

 

そのまま皇帝たちに身柄を押さえられそうになった玲音たちでしたが。

星詠みエスハが与えた加護が、今回は上手く作用して脱出に成功。

妹が覚醒して敵に回っている事や、玲音に宿っているのが「記録者」という状況を左右する石であるために、逃げる選択肢はなく。

状況を動かすために、色々と行動を開始してはいるんですが。

 

敵側に、殺傷を躊躇わない「将軍」とかが居る関係で、常にハラハラしてました。

玲音の妹が「女王」であるために、命は保証されるだろうけど。他にどれだけ被害が出るかは読めない状況が続くので。

羽矢田さんは中間管理職感があって、なんというかご愁傷様みたいな気分にもなる。

 

懐かしいキャラシリーズで真砂の名前が出たり、由姫や冬華が出てきたりして、新規ではいった人はキャラが多くて混乱しそうだなーとかちょっと思った。

『パラサイトムーン』読んでると、ある程度把握できてるのでその辺りは楽なんですが。

前シリーズ併せて好きな世界観なので読んでほしいですね。うん。両方読めば解決!!(力技)。

巻末にある「くろとらくんのQ&Aコーナー」といい、本編でギャラの為に玲音連れて行こうとしたり、くろとらくんがキャラ立ってて好きだなー。

ストレンジムーン 宝石箱に映る月

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「……つまり、行き当たりばったりで考える、ということでいいのかな?」

「…………まぁ、身も蓋もない言い方をすれば」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

『パラサイトムーン』から8年後の世界を描くシリーズ。

成長したファウナやフローラ、心弥などなど。懐かしいキャラが出て来て前作おさえてると更に楽しいですね。

 

ただあくまで新シリーズなので、メインとなるのは、月代玲音という新キャラ。

キャラバン関係者の幼馴染・文槻クレアがいるものの、彼自身は迷宮神群のこととか何も知らない一般人。

友人と変わらぬ日常を過ごしていたある日。地元の洋菓子店を訪れて、事件に巻き込まれる事に。

 

封印を解かれた「マリアンヌの宝石箱」。

その中には、かつて欧州を席巻した異能者ブロスペクト一派の能力や記憶が封じられてあいて……事件に巻き込まれた人々の中で、覚醒する。

能力だけが付与されて、全く影響を受けない人も居れば。

ブロスペクト一派の記憶が混ざり、それに強く影響を受けてしまう人も居た。

 

そしてそもそも、失われていた「宝石箱」を奪い封印を解き放った黒幕も動いているわけで。中々状況が混沌としてますね。

敵側が派手に能力を使って、かつての仲間の覚醒を促したりしてきますし。対応が後手に回っている感じはある。

「ブロスペクト一派の記憶と能力」が混じっただけで、肉体的には一般人だったり、関係者だったりするから、手出ししにくいというのもあるとは思いますけど。「毒ガスで一網打尽」とか「高威力の攻撃で肉体破壊」とかできないもんなぁ。

こちらは手加減しなきゃいけないのに、相手が手加減してくれる保証はないので最悪です。

 

キャラバンの関係者も多く巻き込まれていて、対処してないわけではないんですけどねぇ。

心弥が美術教師として学校に来たり、その能力を磨いて評価されているみたいだったのは嬉しかったですねー。

彼なりの戦い方というのも見せてくれましたし。根黒を「桂君」と呼んだり、親しい人を増やしてるのは何よりです。大人になったんだなぁ。

 

玲音がそれまで何も知らなかったのに巻き込まれて、混乱している様子が良くわかります。

あと、このシリーズは13巻で序破急みたいな展開するので、まとめて読むのをオススメ。

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