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「君は、私とレンジくんの敵。今、この場に必要なのは、それだけだ」


アルティが可愛かったですよ、うん。
見所ってそんなもんじゃないあなぁ。
いや、決してつまらないわけじゃないんですけど、盛り上がりが足りないというか。
可もなく不可もなくみないた普通の感じが。
ゆるーいラノベを読みたいんだったらあるいは楽しめるかもしれませんが。

少数の圧倒的な力を持つ魔人に支配されていた世界。
それに人は反旗を翻す者の・・・敗北。それによって大地に住む場所を失くした彼らは、空に逃げることにした。
古の魔導によって作られた、空に浮かぶ島。

千年を超える寿命を持つ魔女族。
彼女たちは、322年前に起きた大戦において、破れた人々の陣営に属して戦っていた。
けれど浮遊島に移住してから、ほかの種族と仲たがいし、人里離れて暮らすようになった。
その仲互いの理由が明かされていますが・・・正直納得いかないんですよね。
一緒に戦った仲間よりも、ぽっと出の「聖女」を信じるのかよ、と。
なんで、共に戦った魔女を排斥しようとする言葉を、信じてしまったんだろうか。

ツッコミどころが多くてなんだかなぁ、という感じでしたね。
主人公のキャラクターが色々と弱いですし。
駆け足な感じもあるし、読み終わって、物足りなさが残る時点で色々と残念。