気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ダーウィンズゲーム

ダーウィンズゲーム20

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「私が 一番最初におかえりって言いたいの」

ダーウィンズゲームのGMから、助けを求めるメールが来たカナメ。
その誘いに乗ることにした彼は、こちら側の世界のGMと接触する。
護衛官に任じられるのを利用する事に。

幸いにして、こちら側のGMである皇ククリとの縁が出来ていたのも大きいですね。
……対面するまで伏せられていたことではありますが。
話が通じるって言うのは本当素晴らしいことですよね。
ククリが抱えていた情報を聞いたり、カナメたちの嘆願を聞いてもらったり。
異能を鍛える手助けまでしてもらってましたし、こちら側に来たのも悪い事ばかりじゃなかったなーと言う印象が強い。

カナメたちを帰すのは、不可能ではないが条件を整える必要があって。
三か月かかると言われてたので、もうしばらく修行パートするのかと思ったら意外とさっくり時間飛びましたね。
こちら側の世界も一枚岩じゃなくて、王を崇める国家を蛮族とみなすような外国勢力も工作を働いたりしていたようですけど。
看板だけが立派だったな、と言う感じですかね……もうちょっと頑張れよ。
「いくらなんでも過剰戦力だろコレェ!」という内心の叫びが、もう笑えて仕方がない。
実際過剰戦力ですけどね。元の世界トップクランの戦闘メンバーとかですし。

さっくりカナメは帰還に成功しましたが。
他のメンバーが取り残され、一人渋谷に放り出されるというのは予想外。
レーベンズのゲーム不参加組とか無事ですかねぇ。あの像たちに、大分手酷くやられたみたいですけど。



ダーウィンズゲーム19

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「まぁようやく自分がやらなければいけない事を思い出しただけさ」

 

敵の能力と自分たちの能力。置かれた状況。

それらを全て加味して、カナメたちは降伏するという道を選んで。

いやはや、それまで追い込まれていたからとはいえ、海兵たちを丸め込んで、その上で海賊側との交渉を成功させるとか。

こういうのも勝負強さって言うんですかねぇ。後半、龍がカナメの事を勧誘していたのもうなずける。悪魔的だ。

 

カナメたちのゲームが終わったのと同時に、シブヤの状況もちょっと描かれてましたが……

GMが情報を流しても対抗できず、壊滅状態とのことで。あれはひどい。え、これまで情報工作してましたけど、流石にここまで規模でかいと隠しようがないのでは……

確かに最近、手口が変わってきていたというか、行動が露骨になってはいましたがそれにしたって。あと、レーベンズの他のメンバーの安否がハッキリしないのもちょっと不安。

流石に無事ではいると思いますけど。クランマスター含め、戦力が捕虜になって音信不通の状態じゃ、活動にも制限かかるだろうし、他のクランの狙い集まると大変そうだけどなぁ。

 

さて、そのカナメたちは捕虜となって海賊たちの世界に連れ込まれて。

交渉時に自由を求めたこともあって、監視はつくし外には出られないものの、蔵書を閲覧したりは出来るし、結構満喫してる感じがありました。

ギョクトとイノリは、元々ゲームで成り上がろうとしていなかったとかで。

丸ごと圏外みたいな、ダーウィンズゲームから逃れられるこちら側に残る意思を早くも固めた様子。

 

そういったアレコレもあってカナメもちょっと揺れていたようですけど……

世界線を超えた彼に届けられたメールで覚悟を決めて

やることを決めたカナメは強いですからねぇ。頑張ってほしい所ですが。とはいえ平行世界への移動なんて難題どうすりゃいいんでしょうね。



ダーウィンズゲーム18

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「元々やりたくもねえ殺し合いだ これ以上つきあってられるよ」

「だから まともには戦ってやらねえ事にする」

 

敵の主力とこちらの主力が戦い始めて。

イヌカイも修行した成果を披露するが、敵には通じず。

ただ鍵を奪取するいい働きはしてました。……その後の逃げっぷりも中々でしたけど。

 

シブヤの方で開始された新たなゲームも同時に進行して。

GMは歯噛みしながら推移を見守っていますが……

小型のグリードを順調に蹴散らしてたかと思ったら、かなりの大物まで出て来て、あれコレ都市壊滅コースなのでは。

 

カナメ、シュカの連携を凌ぐ老人。

雪蘭たちを相手取って、怪我まで負わせる少年。

攻撃・防衛の有利不利以前に、単体戦力として敵方にトッププレイヤーが多すぎる。

通信端末の一件で戦争からは遠いような事言ってましたが、そんな世界でどうやったらこんな戦士が育つんだよ……怖い。いやまぁ、「200年ぶりの雪辱」とか言ってましたし、備え続けてきたんでしょうが。

そして、イベントを戦い続けて来たカナメが出した解決案が、予想外過ぎてぶったまげた。え、この後どうなるの?



ダーウィンズゲーム17

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「戦いに備えなさい」

「もはや猶予はない」

 

イベント開始したものの、海賊側は即座に攻めてこず。

米軍側とカナメを代表とした日本側プレイヤーがこのゲームを乗り切るための情報交換をしていました。

飛行船で攻めてくると思われる事、遅滞戦術が有効ではないかなど有意義な部分もありましたが……

トップランカーの怖さを把握できていない兵士が銃を向けかけて、反撃される一幕も。

 

いや、腕一本で怖さを学べたならかなり温情ある方だよ……

これがトップランカーVS米軍だったらトップランカー側が圧勝出来たと思うんですが、海賊側も中々油断ならない相手が揃っていて。

防衛するのが難しい豪華客船という環境、戦力的に防衛向きの人材が少ないこともあって、遊撃戦が候補に。

龍たちがカナメの作戦に乗っかりに来て、海兵側も呉越同舟極まれりって感じ。

 

敵は夜襲を選んで、さっくり見張りを倒し……米軍も蹴散らして。

先手を取られたこともあって、序盤は海兵が削られてましたね。向こうが100人なのに海兵が88人とか、人数限られてる環境では中々厳しいスタートです。

さらにはレーベンズの本拠地で、同時進行でイベントが開始。

裏側も少し描写されていましたが……GMも予想していなかった展開っぽくて怖いなぁ。イベントを開催するから敵が配置されたんじゃなくて、敵が来たから対処法としてイベント開催した感がすごい。


ダーウィンズゲーム16

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「だけど 信用できないあのGMを」

「結局信じるしかない自分に一番腹が立つ」

 

アニメ化決定したようで目出度い。

今回はイベントに向けた準備が着々と進んでいますよ、という感じで全体的に静かな展開でしたねー。

ランキング2位のギョクトサクジが現れ、彼に対してイベン招待権を使う事に。

それにともなって7位とも協力できる形になったのは、かなり幸運な展開。

 

……そうして準備してなお、何が起こるのかが分からないのがダーウィンズゲームのイベントですけどねー。

たまに出てくるアメリカの関係者、ジスラン博士がドウメをはじめとしたDシリーズのエネミーについて解析を進めていて、少しずつ真実に迫ってる感がいいですねー。

……未だに運営に消されていないってところ見ると、余り重要視されてないようにも見えますが。

 

イベント直前、シュカがついに踏み込んで。

何だかんだで収まるところに収まった感じかなー。

カナメとイヌカイは雪蘭直々の指導を受けて、さらに戦力アップしてるので、早々遅れは取らないと思いますが……

運営側の「先生」がオオサコとシゲオを放り込んでる辺り、面倒事が起きる気しかない……




ダーウィンズゲーム15

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「情報は使ってこそということです」

 

圏外村を訪れたリュージに、エイスのジャケットを来た男が迫り……

銃撃を食らって、コレは死んだかな、と思ったものですが。

スイが異能で、体内に干渉し取り急ぎの治療を終えていました。

……逆に言うとスイが居なかったら死んでたよな、というあたり綱渡りでありました。

 

オマケに犯人見つけるところまでスイがやりのけて、決してマスコットキャラじゃないと証明してくれましたね。

いや、マスコット扱いしてたのはシュカですけど。

あと圏外村のエピソードでは、トワが「運命の分岐点」の説明をしてる場面が和んだ。

いじわるして足をひっかけるトワと、こけたスイのイラストが可愛かった。

 

そして、次なるDゲームのイベントが迫っていて。

これまでを茶番と言ってのける、力を入れたイベントになるようですけど……嫌な予感しかしないなぁ。

実際、モクレンたちがカナメとシュカが死ぬ未来を見て、それを変える為にまた色々と手を打ってましたが。ハンティングゲームと違って、先に情報を得られる、って言うのはやはり強いなぁ。

 

懲りずに反乱を企てようとして、それが失敗に終わったテミスの顔芸も笑えましたね。

意外と芸風広いのでは? 特権の全容をレーベンズに明かす事になり、もう打つ手なしかな……
リアクション芸人として強く生きて欲しい。

ダーウィンズゲーム14

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「だけどお前は相手に期待しすぎなんだよ」

「見せる必要がねえ技は見せねえのが当然だろ 別に手を抜いたわけじゃねえよ」

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「お前が挑んだのはDゲームだぜ 格闘試合じゃない」

 

ダーウィンズゲームに巻き込まれ、その最前線で戦い続けているカナメ。

それ故に日常生活は切り捨てていて。……以前のエイス絡みの時に自宅を拠点としなくなった、って言うのも理由ではあるでしょうが。

日本邑の住人の保護をタゴナカ達に頼んだ際、学校経由で捜索願が出ていると聞かされて。

手続きの為に、シュカを伴って学校を訪れたカナメ。

 

……何やらかなり荒んだ雰囲気になっていましたが。

養殖がおこなわれているようだ、と察したカナメはそれを潰しに行きましたが……

流れるように攻撃しかけられる辺り、箍外れてるよなぁ。だからこそのA3位なんですけど。

いやまぁ、最凶進化同好会の皆さんはご愁傷様です。敵に回した相手が悪かったんだよ……

 

顔見知りだったらしい同好会のメンバーに泣きつかれたイヌカイがカナメに喧嘩吹っ掛ける場面もありましたが。

カナメと戦えるシチュエーションがあるから使っただけで早々に同好会のオオサコはどうでも良いとか言ってたのには笑った。

 

一方で、リュウジ達は、タゴナカからの連絡があり「圏外村」の視察に行くことに。

アプリの解析を続けているレインも何やら確認したい事があって、同行しています。

スイやオージも同行していますが……クランに属している者が居ない筈の圏外村でスイはエイスのジャケットを来た男を目撃して。

 

クラン戦を仕掛けて、カナメの特権でポイント全損したから、クランメンバー全員死んだはずですけど。

途中脱退とかあの王が認めるはずもないし、幻覚系の異能か……? いやでも明らかに最後リュウジに攻撃しかけてるから実体あるよな……続きが気になる。



ダーウィンズゲーム13

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「君の――君たちの未来を選ぶ時だ」

 

見事カネヒラの異能の種を見破り、本体を見つけたカナメ。

狙撃を見事命中させますが……カネヒラもAランカー、簡単にやられてくれるはずもなく。

自らの異能で発動した分身を盾にして、弾丸を逸らすことに成功していました。

流石に腕に一撃貰っていましたが……負傷しても即座に離脱行動に入れる辺り、流石にイベントを生き延びて特権を得ているだけのことはある、って感じですねぇ。

まぁ、今回はカナメの方が上をいったわけですけれど。

 

そして、カネヒラの追撃よりもこの騒動の決着を優先し、信号弾を撃ちあげて。

保険屋に唆された連中は、カネヒラが負傷し逃げ出した――つまり自分たちの負けを突きつけられ、保険屋一派は降伏。

ゲーム内でかなり優位な状況を獲得しましたが――イベントはまだ終わらず。

そんな中で、この邑の守り神アラバキ様からカナメは呼び出され、衝撃の事実を明かされたりしています。

 

カナメ達とは別世界の、いうなれば「ダーウィンズゲームのGM」だった男。

何がしかの目的を達成するために動き、失敗し、力を失いつつある男。

イベント会場となっている島にアメリカ海軍が介入したり、GMの配下であるオボロとGMの思惑によりイベント勝者がカナメにされたりと、これまでとは違う雰囲気も出てきましたねぇ。

 

なるほど、ゲームはこれからが本番というわけだ。この調子で、ダーウィンズゲームの影響がどんどん拡大していくんだろうか。

……少なくともサンセットレーベンズは扶養家族が増えて、国家権力との交渉まで発生してややこしくなりそうな状況ではあります。

カナメたちは向かう所敵なしって感じですが、その快進撃を快く思わない連中も居て、他国のランカーを呼び寄せたりとか、正気を疑う行動をしてますが、さてどうなるやら。



ダーウィンズゲーム12

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「それじゃ始めようぜカネヒラァ!! ダーウィンズゲームだッ!!」

 

リクと決闘をすることになったカナメ。

西郷組のアリサからは、囲みをぶち破って逃げればいいのでは、と案が出ます。

カナメも、邑人達の理不尽な行動に怒りを覚えていないわけではないようですが……ゲームクリアの為に虐殺ルートを用意したGMや、それを躊躇いなく実行しようとするカネヒラに対してもっとイラついてるとかで。

 

決闘に望むことになりましたが……リクもカナメも互いに相手を殺すつもりはなく、けれど一方的にやられるわけにもいかない手詰まりな状況。

そこを巫女見習いのトワが乱入し、何とか無事に決着。邑人達の協力を得た上で、塹壕を作ったり、防衛体制を整えますが……

先に戦力を確保していた保険屋たちが、カナメたちが準備を整えられるだけの時間をかけたのはなぜか、と疑問を抱き。

 

カナメの閃きに従って、新たな作戦を練り、実行する事になりましたが……

少数精鋭で敵に挑むとか、中々チャレンジャーだよなぁ……

カネヒラに吊られて集まった陣営だから、大将のカネヒラを打倒する、とカナメが一人で切り結んでいましたが……カネヒラに先手を取られてしまって。

 

そしてカネヒラの異能の種も明らかになりましたが、中々に反則というか。無理ゲー感半端ないな……

まあかといって投げ出せるような状況でもなく。オージと協力した上での狙撃をお見舞いしようしたところで次へ引き。

 

しかしコレ、ゲーム開始直後にオージと合流出来てなかったら、反撃の芽も見いだせなかったでしょうし、カナメはその辺りは持ってるよなぁ。

前回の宝さがしゲームも、初期にレインとあっていなかったら途中で手詰まりになった気がしますし。主人公補正と言ってしまえばそれまでですがね……



ダーウィンズゲーム11

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「だけど俺はずっと自分の意志で引き金を引いてきた」

Dゲームに強いられたからなんていう下らない言い訳考えたこともないね」

 

異能を使い銃弾を弾く獣。

それに対抗するには軽い矢や銃弾ではなく、重さのある刃が必要だ、と。

救援に駆けつけた謎の侍から助言をもらいながら、刀を創り出し斬りかかるカナメ。

士明の特訓が生きてますね……あそこで接点できていなかったら、このイベントで死んでいたかもな……

協力しながら事に当たり、見事獣を撃破。コレが例の正体を隠されていた、200Pの獣だったらしく、カナメは暫定1位に。

 

そこで出会った侍――リクと名乗る男に彼らの住まう場所に案内してもらい。

同盟の交渉をしていた関西のクラン「西郷組」の二人と、GM直下の処刑人オボロと遭遇。夢の中で未来を知るというシギルを持った巫女の少女にこの国を「滅びから救ってほしい」と依頼されて。

 

保険屋は補給ポイントを襲撃されても、別のところに拠点を用意していて、そこで変わらず組織を運用し続けていますが……

カナメの追跡チームがリク達の集落に辿り着いてしまって……村の子供たちを狙撃。

彼女たち先住民はDゲームプレイヤーではない為、仲間殺しのペナルティも入らず。

そりゃあ異能を持った獣――ドウメを50体倒すより、ドウメより強いだろうBOSSを狙うより、異能もない人を100人殺す方が簡単ではあるでしょうが……

それを簡単に実行できてしまうあたり、保険屋たちは中々に胸糞悪いですね。

 

カナメ達はカネヒラ達に抵抗すべく準備を進めていますが……

殺された子供たちの親族が暴走。カナメたちを拘束してしまったり、カナメを尋問したりしています。

リクは敵の武器などから、危機的状況を察していますが、邑長たちは危機感が足りていないって言うのはまぁ、正直なところ。

色々な状況が重なり――リクはカナメに神明決闘を挑むことに。正しきものの方に神が味方する、というなんとも古めかしい方法で、二人が戦う事になりました。

そんなことしてる隙にカネヒラに攻め込まれたら一巻の終わりだけどなぁ……



プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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