気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ナイトウィザード

ナイトウィザードThe 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約3 陽炎のように

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GM:「いえ。過去に向かえば、現在に帰ってこられない可能性がある以上、そんな約束を私が交わすとでも?」
綯斗:帰ってくる。それを成し遂げるのが、勇者というものだ。


最終話。
裸族の主人公が、すごく落ち込んでいますが。
……落ち込んでいる方が、服を着ているって言うのがどうなんだろうか。
世界結界の勇者という存在である綯斗。
彼と彼の大切なものを護るために、仲間たちが奔走しています。

いやぁ、しかし巴がファインプレーといいますか。
完璧ヒロインすぎて、あそこまで行くと怖い。
むしろ彼女こそがヒーローなんじゃないのかと。
GMとしては、別の答えを用意していたみたいですけど、ロールプレイの結果でああなったというのが、いいんじゃないのかなぁ、と。
最初のヒロイン候補っていう話はどこへ行ったのかなぁ、鈴夜……

このリプレイは、結構クリティカルとかファンブルとかが発生してて笑えます。
ダイス目の神様っているんだなぁ、って言うのがよくわかる。
他作品のPCとかも関連してきたり、中々面白いリプレイシリーズだったと思います。
ナイトウィザードは文庫リプレイしか追ってないので、分からないキャラいるのはちょっと惜しい。
懐事情的に、これ以上追っかけられないですけどねぇ……いつかは目を通したいものです。


ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約 2 流れる星の下に

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綯斗:うん。だから、確定していない事象なら、作り出すことはできるかもしれないでしょう? アンゼロット様
GM:「……難しい……しかし、希望を持つのはよいことです」


「第三話 紅―Knight of Night―」と「第四話 祈り ―Testament―」の二話収録。
これで綯斗が裸族でなければ完璧な主人公だったのに!
前回も同じような事思った気がしますが、
でも実際、判りやすい敵役に、因縁。そして失ってしまったモノ。
この巻丸々通して、次回再起するための伏線として使った感じがありますね。

一巻の時はベータ版のデータを使ってましたが、今回正規版へとコンバートしてます。
出来るだけ前回のイメージを崩さない形で、同時に上級ルルブも出てるからその辺のデータも参考にキャラを成長。
巴が少しクラスチェンジしたりしてましたが、相変わらずパーフェクトという感じが。
鈴夜は、前回でポンコツヒロインのイメージついてしまったから、クリティカル出るとすごく不安になります。

でも今回一番ファンブルして笑いを読んだのはアレクサンダーさんだよなぁ。
締める時は締めるいいキャラなのに。ちょっと回復の泉で回復しようとしてファンブルを四連続で振って、MP1を回復しようとして9点失うとか……
ランダムフォートレスの結果もまたすさまじかったなぁ……いやぁ、なんて過酷な道のりなんだ(笑)。
そりゃGMも「どこが艱難辛苦だよ!?」と叫びたくなる。

前回のラスト。名前を呼ばれなかった瑞穂。
絢斗は心配して話をしようとするものの、ウィザードとして動き回っていると、どうしても話をする時間が取れなくて。
そうこうしているうちに敵の攻撃で、取り返しつかないような展開になるわけで。
まぁ、こうなるだろうなぁ、とフラグ建ててきたので衝撃はそこまでなかったですけど。
さてはて、最後またいい感じに終わってますが、次回綯斗は立ち上がれるんですかね。
嫌な予感がして階下で待ってる巴さんがマジできたヒロイン。


ナイトウィザード The 3rd Edition 伝承のミロワール

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かりん:そりゃ、悩みくらいしますよ! ……でも、その技が役に立たなかった時代って、逆にとても貴重だったんだなと思いまして。
アルタルフ:よく気づいたな、嬢ちゃん。お前のご先祖の残してきたことは、ちゃーんと意味があったのさ。
哀王:〝無用の用”というやつですね。

今回はナイトウィザードの違う遊び方を提案するリプレイ。
『壊れた世界の聖約』では日常の危機を、『ラブ is デストラクション』では世界の危機を描いていました。
そしてこのリプレイに求められたのは「現代ものの要素」と「世界滅亡要素」以外の魅力を見せること。
その要素として藤井さんが取り入れたのは伝奇もの。
オマケに地方都市の要素を加えることで、これまでとは違う感じにはなってますね。
地域密着型のウィザードって語感が新しい……
これはこれで新鮮で面白かったと思います。

内容としては、地方都市の都市伝説の真実。
街のシンボルとなっている鏡塚。そこに姿の映った人物が消えていく。
そんな驚愕の事態に気が付いたウィザードたちは、事件解決に乗り出して。
地元出身の地域密着型のウィザードが一人と、アンゼロットに派遣されたエージェントが二人。
そして、いまだ覚醒していない、ウィザードの卵が一人、この町に転校してきて。

主人公は、その転校してきた少年なんですが。
緑谷さんがPLのかりんが、腹ペコキャラ街道まっしぐらでなんか笑えた。
きくたけさんの戦艦愛が、ついに名前のあやかりだけじゃなくて攻撃方法にまで浸食してきたか。
大畑さんは相変わらず三下ロールプレイというか。なんでわざわざキャラクターを蟹にするんですか。ちゃんと《属性異能:蟹》取っているあたりは尊敬する。
緑谷さんって、腹ペコキャラだったんですね。その辺は知らなかった。
PLの個性が光ってるよなぁ、本当に。


ナイトウィザード The 2nd Edition リプレイ エターナル・ブレイヴ

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勇士郎:君が生きていてくれるなら、俺は君の為に世界を守ろう。それが勇者としての存在理由で、俺にできるただ一つの事なんだ。


勇士郎やはるみが出ている他のリプレイ・・・具体的には魔王戦争リプレイとかは読んでいたんですが。
初出のこれをまだ読んでいませんでした。
ようやく入手したので読了。

勇士郎たちはこうやってであったのか、と。
かなりまっとうな勇者ロールプレイしていて、びっくり。
素直に格好いいといえるPC1とか珍しいと一瞬思った俺は何かに毒されている。
いや、最新の『聖約』の裸族なPC1とか見ているのがいけないのだろうか。
あれはあれで笑えましたがね。
キャラの魅力は立っている感じ。
ただまぁ、個人的な話をすれば、1話は好みなんですが、2話は微妙というかとってつけた感じが。
1話と2話で版が変わっているのでデータ変更の手法として参考になる部分はあるんじゃないですか。

はるみが他のウィザードに抹殺されんとしている状況。
勇士郎や真魅といったエージェントがそれを阻止しようと動いて。
ボンクラな場面・・・というかゆるーいボケがはさまる場面もあちこちにありますが、その辺とシリアスの温度差がうまくギャップの演出になっていて楽しめます。

たのさんがダメ勇者、クズ勇者、ゴミ勇者と候補を出してキャラメイクしているあたりがまた。
ちなみに前から「僕はなんてダメなんだ」「勇者? 関係ないね」「お、俺は勇者だ。勇者なんだ!」みたいなキャラだとか。よくこういうのがスラスラ出てくるよなぁ。
というか、メイクの時にこんなこといっていた割に、まっとうな方向に勇士郎が振れてよかったと思います。えぇ。


ナイトウィザード The 3rd Edition リプレイ ラブ is デストラクション!

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藤井:………は? 恋をしないと世界が滅ぶ――……は?
(中略)
藤井:皆さん簡単に順応しすぎです!?(笑) ていうか、GM、どういう発想ですか?
GM:愛で世界が救えるなら、愛で世界を滅びてもいいかと思いまして(笑)。
藤井:意味わかんねぇっ!?(一同爆笑) 


御薬袋明日香が彼氏を作らないと――世界が滅ぶ。
そんな予言が下され、各組織は彼女の周りにエージェントを派遣する。
からは、羽音々鋼矢。別のリプレイに出てきた鈴夜の兄弟というか同型機。人造ウィザードだからね。
戦場帰りの傭兵で、常識に疎かったり、トラップ設置のロールプレイしたりするポンコツ。
聖法庁からは、聖職者でありながらアイドル活動まで行う、少年聖歌隊という音楽グループのリーダーだとか…っておい、それでいいのか聖職者。いや、ナイトウィザード世界の聖職者としてはマシな部類だろうか。グイードとかいるしな・・・
中身はラテン系の美男子ながら、諸事情により、ほとんどの場合でペンギンの着ぐるみを着ているロンギヌスのエージェント。
PCっていうのは、集まるとカオスにならないといけないっていう裏ルールでもあるんだろうか。

明日香は自身も魔剣をもって前に出る、武闘派。
女子力(物理)を持つと評判で、PCに男前と言われてしまう程度には格好いい。
しかし、そんな彼女の過去には黒歴史が潜んでいて……。
ライフパスの目的で出た黒歴史がまさかあぁいう風に活用されようとは。
いい感じにまとまっていたんじゃないですかね。

ヒロインの格好よさに比べて周囲の男PCたちのポンコツ具合がまた。
格好いい場面もあるんですけど、ポンコツ具合の方が光っていた感じ。
いや、それを見て笑いをこらえきれずにいたり、読んでる途中吹き出したりしている時点で負けですけど。
結構楽しいリプレイだったと思います。
特に笑えたのは、判定の結果自分も痛い目見ることになった1話のボスかなぁ……どうしてああなった。



ナイトウィザードThe 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約1 月に願いを

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綯斗:よかったね。でもさ、過去のことばかり見てたら、前には進めない。だからさ、おじさんとおばさんのためにも前を向いて……歩いて行こうよ。僕たちがそばにいるから、つらいことも楽しいことも、本当の家族として分かち合おう。

また現れた新しい敵。
ナイトウィザードはルールブック関係はほとんど所持していなくてリプレイ読んでいるだけなんですよねー。
だから、2ndでなんでアンゼロットがいなくて、くれはが守護者代行していたのかがよくわかっていないんですが。
なんか無事に、帰ってきたようで。
ロンギヌスに指示を出している姿が見られます。

PCでいうと、巴は完璧ヒロインでうまくロールしているなぁ、と思いましたが。
主人公がなんか裸族を特徴で選んでぶっ飛んだと思いきや鈴代もまたプレイの様子が……
このリプレイ、ファンブル多すぎませんか…
綯斗は結構真面目に主人公ロールをしていると思うんですよ。これで裸族じゃなければ完璧だったはずなのに。
まぁ、完璧キャラが二人いるリプレイも暑苦しそうですし、これぐらいのネタ成分は、あってもいいのか。

他に笑ったのは、落とし子でありながら、ロンギヌスに潜り込んでいる…という設定のPCとアンゼロットのやりとり。
GM:「大変良いお返事です。「はい」は「イエス」と聞くまでもありませんわね」
アレックス:ええ。私の返事は、常に「はい」と「イエス」でございますゆえ。

ここに柊いたら、全力で止めていたような気がするなぁ……

クラスが変わったりだとかいろいろと変更点もあるようですが…
ルール関係は詳しく把握していないので割愛。
ファンブルという運もあって、終始笑えるリプレイでしたよ。


ナイトウィザード

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この世界は狙われている
隠された真の歴史――結界に潜む敵を討て


旧版ナイトウィザードのルールブック。
リプレイはそれなりに読んでいるんですけど、ルールとしてちゃんと見たのは初めてですねー。それがたとえ旧版のものであろうとも。
行動値判定があって、行動するごとにカウントを減らしていく、出目が良ければもう1回行動できたりする。
回復魔法でファンブルふると、逆にダメージを受けるとか、ダイス目で変化起きる部分が大目かなーという印象。

サンプルキャラクターが14人収録されていたり、クラスが16種類あったり、属性が7種から2種選べたりと、結構データが多い。
パーソナルデータを決めるリストに「奇妙な生活表」が笑えるといいますか。
「脳味噌スライム」とか「足が臭い」とか「破壊的な料理の腕前」とかネタにしかならんような経歴があるのはどういうことか。確かにこれは奇妙な生活というか。

「破壊的な料理の腕前」と聞くと、なんかアレだ、下手なエミュレイターより強い弁当を作ってるおっかない人とかいたよな。
柊とかが対処に走り回っていましたけど。アレ、料理じゃなくて、魔術とかそういう類の技術なんじゃないだろうか。
失敗した結果、動き出したり、ウィザードとまともに戦えたりする存在は決して料理じゃないというか、錬金術的な何かというか。もっと恐ろしいものかもしれない。

シナリオ1、大魔王作戦。シナリオ2、魔術師が多すぎる、の2本が掲載されています。
ベルさんが登場してくるシナリオですけど、なんかちゃんと魔王っぽい。
リプレイで、「そう、これは仕方なくなんだから」とメモを残している姿とか、ネタキャラな姿ばっかりみているから、うっかり忘れそうになるんですが、ちゃんと魔王なんですよねぇ。
 

ナイトウィザードリプレイ 愛はさだめ さだめは死

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死は、逃れられぬ“さだめ”。
だが、少年の想いは、その“さだめ”を超えた。


タイトルは古典SFの小説にあやかっているそうです。
原作は読んだことないんですが、こういうあやかりを見るとちょっと気になりますね。
田中天さんの頭おかしい(褒め言葉)リプレイは好きです。
奇抜なデータ構成の敵キャラだったり、明らかにネタだったはずなのに、最後はシリアスだったり、いい話になったりするあたりは、さすがプロの技。
プレイヤーでいると、どう転ぶのか予想もつかない地雷原のようなお方ですが。
まぁ、PL時のはちゃめちゃ感も好きですが、GMとしての田中天さんも結構好きです。
 
さておき本編。
一人のウィザードが魔王と戦い、命を落とした。
敵である侵魔の力を借りてでも、大切なものを護るために蘇った少年。
しかし彼がみたのは、かつての戦いから1年がたった世界と、ある絶望だった。

PC1は、魔王に殺されたものの、敵の力を借りてでも蘇った、落とし子の少年、夜見トオル。
PC2は、PC1とかつてともに戦い、今はPC1の幼馴染の傍にいる陰陽師の少女、鳳来寺麒麟。
PC3は、封印を守る使命を帯び、 転生を重ね、イノセントに寄生している謎の生命体、ゲシュペンスト。
PC4は、脳みそスライムだけど、ウィザードとして、ヒーローとしての心を持つ熱き男、橘輪之助。

この4人とが、とあるものを封じた封印、そして、PC1と戦った魔王を取り巻く事件に挑んでいくことに。、
魔王モッガディートは結構いいキャラだったよなぁ、と思います。
その葛藤だったり、演出だったり、その懐の広さだったり。
腐っても魔王、というか、王の風格が確かにあった。
けれど、どこか人間臭さもある、一風変わっててるいいキャラでした。

そして、後半第2話。
正直、単なるネタ要員だとばっかり思っていましたよ。
まさかという感じで、驚かされました。
フラグとかそういうイメージで、ここまで怪しいと逆に、っていう発想があったとは思いますが、しかしそこからさらに超えていかれるとは。
個人的にはこの話のボスのデータが結構面白くて好きです。
あと、うっかり今回予告を書き忘れて、その場の勢いで考えて実行できるGMが好きです。さすが。

ウィザードたちの葛藤が上手く描かれていて、いい話だったと思いますよー。


 

ナイトウィザードリプレイ 星空のラストリゾート

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「だが、結局は"非日常"の産物、否定されるべき"非日常"だ!」
「違うね、それはそいつだけの"日常"だ。(略)あんたにだって否定できない。いや、このオレが否定させやしない!」

「蒼穹のエンゲージ」のキャラクターを用いたリプレイ。
今回は、サクラの過去が描かれる話と、砕の箒を巡る話の二話収録されています。

第一話「星空のラストリゾート」
 サクラが過去教わった教官がいた。彼女は、訓練中に現れた勢力からサクラたちを逃がすべく囮となり……そして帰ってこなかった。今再び、かつてと同じ猛威がこの世界に迫っていた。サクラは、教官との約束を胸に戦いに臨む。
……嘘じゃないです。えぇ。なんか知らない設定ポップアップしたり、ちょっとあちこちで暴走しているいつもの風味ですけど、大筋ではいい話。演出とモチベーションのために、自分で自分をここまで追い込むか、っていう場面があちこちに。
全く別のリプレイの話ですが、オープニングで勝手にヒロインを出しそのオープニングの間に殺した暗殺者のPCとかいたなぁ、と思いだしました。今回似たようなことを砕がやっていましたけどね。
世界のためにどこまでの犠牲を許容できるのか。切り捨てられないことは甘さかもしれないけれど、それを強さにできる人もいるんだと、そういう感じのリプレイ。

第二話「救世のヒーロー」
 テストの試験部隊であるファイアフライに解散の危機が。ヴァルキューレシリーズを巡る陰謀と、シリーズ通しての敵レオガルスの暗躍が今、再び牙をむこうとしていた。前の話の盛り上がりに比べると今回はパッとしなかったかなぁ。
 前の巻と同じで、立場的にピンチになって…というか今思いましたけど、ファイアフライあちこちで追われたり、捕まったりしすぎじゃないだろうか。功績によって帳消しになってはいるんだろうけど、よく今もなおこの部隊存続しているなぁ。
 まぁ、追われる立場になるように誘導したりしているっていうのもあるんでしょうけど。レオガルス、もうちょっと手札増やそうよ。
 日常と非日常について。砕は、飛ぶことが好きなだけのキャラクターだけど、だからこそ、それを脅かす者に対しては、一歩も譲らない。そういうところは格好いいと思いましたよ。


ナイトウィザードリプレイ 蒼穹のエンゲージ

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「そんな甘さを捨てきれんから、貴様はそこまでなのだ」
告げる言葉はどこかつまらなそうに。
「そんな甘さを捨てたから、あんたはそこで終わったんだ」
対する言葉は悲しげに。

十蔵さんがPC1じゃないのに、かなり格好良かったんですけど、どういうことなの。
いや、PC1以外格好良かったらいけない、っていう者じゃないですけど、その話の主人公である以上、やっぱり見せ場はそっちに回りがちですよね。
ただ、ロールプレイの中で、こういう見せ場が出てくるから、PC1じゃないからと言って油断はできないといいますか。

PC1は大畑顕さん。ベネットみたいな三下キャラを演じてますけど、結構主人公も多いですよね。ただひたすら空を飛ぶことを好む、まっとうな主人公っぽいキャラ。…超方向音痴取ったのでオチまでついて完璧ですね。
PC2は、大竹みゆさん。殺意様。アリアンロッド・サガで知ったので、本当にその殺意のすごさはよく判ってます。今回は、殺意を抑えた正統派ヒロインをやるとの事。
PC3がかわたなこと田中信二さん。試験部隊の隊長を任されたはずなのに、12歳の少女にするとか、さすが。GMのシナリオイメージを崩壊させるキャラを作りつつも、面白いキャラであることには変わりないですね。
PC4が、きくたけこと菊池たけしさん。箒の制作に関係して、そのつながりで試験部隊に出向している技術者。冒頭の台詞を吐いた渋い中年キャラですね。いい味出していました。箒に自爆装置つけたがる、変な癖持った研究者ですが。

あらすじにも書かれていますが、元自衛官という経歴を持つ著者によるミリタリー風リプレイ。そういった要素があちこちに盛り込まれていて、中々面白かったです。
あと、大竹さんが、おおよそ目標を達成していて驚きです。正統派もできるんですね。…たまに殺意漏れてましたけど。

第一話は表題の『蒼穹のエンゲージ』。
新作箒の試験部隊に所属しているPCたちに事件が。
箒の製作者と、PC1の訓練時代の仲間が、強力な「箒」を奪い、あちこちで騒ぎを起こしていく。PCたちは、製作者と少女を止めることができるのか、という話。
砕と古都、A2の訓練生仲間の絆、っていう演出も好きですけど、個人的には、十蔵さんと町方さんのやり取りが好きですね。
面白すぎて、純粋な悪役だったはずなのに、なんか背景設定まで作られていって…まぁ、リプレイだとよくあること。

第二話が「真実のディスエンゲージ」。
一話では、箒を奪った敵を追う側だった彼らが、今度は逃げる側に回るというシナリオ。
大竹さんのPC、茜月古都の設定に絡めて、敵が侵攻してくるようなお話ですね。
逃げ回り、味方を殺せば問題は解決するといわれても、諦めずに前へと進む砕が主人公していました。
プロフィール

ちゃか

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