気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

マージナル・ライダー

ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー4

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「若き竜騎士よ。境界に立ち、道標となれ。民にも国にも属さず、力に傾倒せず、竜に媚びることなかれ。ひとつを重んずれば他を喪い、やがて全てを失うだろう」


リプレイ完結。
第十話「謎解き竜の試練」、第十.五話「嵐の前の十字路」、第十一話「樹海の気になる超兵器」と最終話「彼の名は……」までを収録。

グループSNEのサイトの方で外伝とかやっていたようで、知らないキャラが登場。
キャラクターばっかり増えて、本筋の盛り上がりが物足りない感じになってしまった印象。
今回も、パーティ分かれての行動になって、ナハトが別パーティですし。
おまけに、その別パーティーの活躍はまたWEB参照だし。
追加のエピソードとか外伝とかあるのはいいんですけど。
もうちょっと構成何とかならなかったかなぁ、という思いがぬぐえない。

バスティアン様からの依頼をうけて、行方不明になった婚約者を探すことに。
なぜか手がかりが竜の里にあると言われて、不審に思いながらも足を運ぶ一行。
赴いてみたら、なぜか試練を受けることになったとか展開早い。
そして、試練を乗り越えたと思ったら、想像以上に面倒くさい、政治の話が出てきて。

なーんか、あちこちの思惑に振り回され続けていた感じがします。
敵を打倒した爽快さとかが、物足りないとでも言いますか。
とりあえず、難関一つ越えただけ、な雰囲気がある。
多人数参加型で、PC入れ替えでのキャンペーンというのは一つ参考になるかもしれませんが。


ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー3

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ドレム リーダーは、こういったときに他の仲間を導く役目がある。意見が割れた仲間を仲裁したり、迷った時に最終的判断を下す役目じゃ。他の仲間は、リーダーの決断を信じる。リーダーは、信頼してもらう。ソレが成り立って、初めて仲間なんじゃよ。
ラファル ……。
ドレム お主には、決断する権利もあるが、責任もある。双方とも、背負えるか?

第七話「カン違い登山者」、第八話「メルとナハトの告白」、第九話「空飛ぶ女王の護り手」。
三話収録。
前回、メルが陥ったハプニングの結果もあり、ラファルは族長の息子、という立場を捨て冒険者として力になろうと覚悟を決めたようですけれど。
実際問題、蘇生に関しては、かなり面倒な問題をはらんでいますよねー。手助けしてくれた相手のこともありますし。
バスティアンにはそう簡単には返せない恩が生まれたというか。

そういった経緯もあって、今回も依頼を受けて方々に赴いているわけですが。
SNEのHP上で、外伝とかが乗っているみたいで、そのあたりの様子が描かれたりもしているようです。
本編の内容忘れないうちに目を通しておきたいものですけど。
ドレムが意外と先達として、ラファルに助言を与えてるのがいい感じでしたね。
……友人の、「疾風の愚連隊」はちょっと頭痛い存在にも思えましたが。

途中にあった、分岐に関してはGMの思惑が透けて見えてどうなのかなぁ、と思ったものですが。
悪くはないんだけど、もうちょっとインパクト欲しいというか。
キャラクターが多いから、あちこち薄味なんですよね……
PCが入れ替わったり、ただでさえ多いのにNPCがさらに増えたりと、ありていに言うと、主人公たちが活躍している場面があまりないように見えて、物足りない。


ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー2

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ナハト それなら、情報を得たから即座に排される、ということはないかもしれない。
GM/銀縁「人は情報を殺しますが、情報は人を活かすものですよ」
護衛中キャンパス 生かすものでもあるけどね。

そういうコンセプトだから仕方ないけれど、コロコロキャラクターが入れ替わっていくからあまり感情移入がしにくいのは難点か。
いや、ラファル、ナハト、メルの三人は固定ですけど。

ラファルが馬フェチっていう、なんかメインとは関係ない方向にキャラ立てが言っているから仲間との交流があまり進んでいないように見えて、物足りなさがあるといいますか。
恋愛フラグを建てろといいたいわけでもないですけど、一人だけ馬に夢中で見ている方向が違う感じが何とも言えない。
今回途中で事件が起きてそれでなんかイベント進んだ感じはしますが…気負いすぎても問題じゃないのかなぁ、と思うんですが。

最初はルシアス、セレスと共に貴族の護衛からのダンジョンアタック。
視察中に見つかってしまった魔剣の迷宮に乗り込んでいったんですよねー。
で、そこから芋づる式に上層部が慌てるような思惑が進んでいることが明らかになっていくわけで。

他のキャラクターに対して秘密を持っているキャラがいるセッションっていうのは、『ダブルクロス・リプレイ・メビウス』なんかがまさしくそれでしたけど・・・
あれなんかと比較すると、なんか面白さが足りない。アレは秘密がある前提でのセッションだったからまた違うとは思うんですがー。
このエピソードはなんか楽しみ切れなかったなぁ。今後盛り返してくれることを祈ってますが、さて、どーなっているのか。


ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー1

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プレイヤーB (扉を開けて)やっほ~。
プレイヤーC 貴方も、拉致されてきたようね。
GM 拉致とか、人聞きが悪いなぁ。ちゃんと快諾してもらえましたよ。
プレイヤーA 先輩、事典で「快諾」って言葉の意味、調べてくださいよ!

タイトルにある通り、主人公はライダー技能持ち。
目指せ竜騎士、みたいな感じになるんですかねー。
馬フェチすぎてどうしようかって、レベルですけど。

GMとPLの間で設定について話す部分とかあって、脱線とかもあまりない、割と真っ直ぐなストーリー。
PC入れ替え式というか、話によってメンバーが代わるような構想もあるようで。
実際2話と3話で一人ずつ増えてますしねー。
その辺のギミックもわりとうまく働いていたんじゃないかと。

第零話 「竜の国のプロローグ」
第一話 「馬フェチ緊急発進」
第二話 「駆け出し冒険者」
第三話 「懲らしめ馬泥棒」

第零話っていうのは、キャラクターメイクとか、GMとPLの間でちょっと話し合って設定すり合わせたりとかしている様子が描かれている、準備の話ですね。
実際のリプレイとしては1~3話収録。

ルールブックⅢに掲載されている、デュボール王国という竜騎士の国の近辺を取り扱ったリプレイですなー。
第一話は、PCたちが冒険者じゃないところから始まっていきます。
放牧をしている一部族の族長の息子にして、驚異の馬フェチ、ラファル。
そんなラファルに拾われたルーンフォーク、ナハト。
同じくラファルに拾われ、なぜか竜の子を連れているメルティー。
女の子2人も拾ってくるとか、これでラファルが馬フェチじゃなかったらフラグとか色々立つだろうに。今のところバキバキおられている音しか聞こえない。
しかし3話でマギテックが仲間に加わって、魔導バイクでテンション上げたりしていましたし、少しずつ変わってきてるの、かな…? 幅広くなって悪化したというのかもしれないが。
仕込まれているギミックがどう活用されていくのかが個人的には楽しみ。


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ちゃか

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