「若き竜騎士よ。境界に立ち、道標となれ。民にも国にも属さず、力に傾倒せず、竜に媚びることなかれ。ひとつを重んずれば他を喪い、やがて全てを失うだろう」
リプレイ完結。
第十話「謎解き竜の試練」、第十.五話「嵐の前の十字路」、第十一話「樹海の気になる超兵器」と最終話「彼の名は……」までを収録。
グループSNEのサイトの方で外伝とかやっていたようで、知らないキャラが登場。
キャラクターばっかり増えて、本筋の盛り上がりが物足りない感じになってしまった印象。
今回も、パーティ分かれての行動になって、ナハトが別パーティですし。
おまけに、その別パーティーの活躍はまたWEB参照だし。
追加のエピソードとか外伝とかあるのはいいんですけど。
もうちょっと構成何とかならなかったかなぁ、という思いがぬぐえない。
バスティアン様からの依頼をうけて、行方不明になった婚約者を探すことに。
なぜか手がかりが竜の里にあると言われて、不審に思いながらも足を運ぶ一行。
赴いてみたら、なぜか試練を受けることになったとか展開早い。
そして、試練を乗り越えたと思ったら、想像以上に面倒くさい、政治の話が出てきて。
なーんか、あちこちの思惑に振り回され続けていた感じがします。
敵を打倒した爽快さとかが、物足りないとでも言いますか。
とりあえず、難関一つ越えただけ、な雰囲気がある。
多人数参加型で、PC入れ替えでのキャンペーンというのは一つ参考になるかもしれませんが。