気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ミステリーズ

ミステリーズVol.92&93(小市民シリーズ掲載号)

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「我慢? 我慢だって、これをか? ははは、常悟朗、無理だ!」
 

積んでました。

Vol.92なんて表紙に2018って書いてありますよ。何してるんだ自分。

小市民シリーズが掲載されてるので買った号ですね。

シリーズ初の犯人あてをやっていたようで、92で『伯林あげぱんの謎【試食編】』、93で『伯林あげぱんの謎【実食編】』を掲載しています。

 

謎を提示し、次号で回答編。……どころか次の94号では講評までされてるそうで。どれだけ積んでるんだ……

まぁ、謎解きは苦手なので、期間内に読んでいても応募はしなかったと思いますが。

ミステリ系読むのは好きですが、さっぱり推理とかは出来ないので、作中の人物と一緒に「へぇ、そうだったのか」と驚くタイプ。

今回も推理するまえに回答編が手元にあったからサクサク読んで、「これはこれで楽しいが想定された形ではないよな……」とか思ってました。

 

メタ的に、不要な登場人物はいないだろうから怪しいかなーとは思ってましたが。

現場でちゃんと論理立てて推理出来る小鳩君は相変わらずだなぁ。

新聞部のアンケート回答が出揃ったため、提出にいったら厄介事に遭遇する運もありますけどね。

新しいパン屋の記事を書くにあたって、ドイツにあるらしいゲームをすることに。

なんでも揚げパンの中にマスタードを入れて誰が当たるか遊ぶゲームだそうですが……当たった人が記事を書くことになっていたものの、誰も辺りを引いてないという。

これはいったいどういう事か、という謎。

当たりを引いた人も災難でしたが、調査の為に結局新聞部全員辛さの餌食になったのには笑った。


ミステリーズ! Vol.92
奥田 亜希子ほか
東京創元社
2018-12-12

ミステリーズ! Vol.93
真藤 順丈ほか
東京創元社
2019-02-12


ミステリーズ! Vol.86 

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小市民シリーズの短編、『紐育チーズケーキの謎』が掲載されていたので購入。

ある中学校で行われる文化祭に行こう、と小佐内さんに誘われた小鳩くん。

なぜわざわざ中学校なのかといえば、知り合いに誘われたから。

文化祭でパティスリーが出るから、という名目もあったようですけど。

 

「マカロン」絡みのトラブルで遭遇した、古城秋桜。

知り合ってからも小佐内さんとの交流が続いていたようで。

パティシエを目指しているという彼女はスイーツに詳しい小佐内さんに懐いて、電話をかけて来たり、遊びに来たりしていたとかなんとか。

 

目的のパティスリーに行った後、別行動をとることに。

なんだかんだ小鳩くんが文化祭満喫している風で笑う。

で、小佐内さんは知り合いと共にまわっていたけれど……そこでまたトラブルに巻き込まれて。

とっさの判断力はさすがのひと言ですね……

そして最終的に「なにもしなかった」という彼女が、相変わらず過ぎて、もう流石としか言えない。

 

しかしまぁ、彼女が何もしなくても裏事情を言った古城さんとかパソコン部員が先生に告発する可能性もなくはないので、今回は甘い対応だったなぁ、と少しだけ思いました。

本気の復讐じゃなければ、こんなものか。



ミステリーズVol.80

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「他人の恋よりも、わたし、マカロンに興味津々なの」


懐かしの小市民シリーズの短編が掲載されるという事で。
その為だけに買いましたよ! 通常配本なかったので追加で注文出しました。
収録は『巴里マカロンの謎』。
時期としては高校一年の秋という事で、時系列的に最新のエピソードではありませんでしたが、相変わらずの二人の様子が見れただけで満足です。
 
快速電車に乗れば、20分で着くから、と名古屋に連行された小鳩君。
互惠関係に則って、フォローを小佐内さんにしてもらったお礼返し、という流れのようですが。
新しくオープンするお店に行って、新作マカロンを食べるとのこと。

セットで突いてくるのは3個、限定フレーバーは4種。持ち帰りはやっていない……だから小鳩君を連れてきた、とのこと。

相変わらず甘味については熱心だなぁ。読んでるとちょっといいとこのケーキとか食べたくなります。

 

そうして辿り着いた店で、二人がちょっと目を離した隙に、ティーセットに3つついてきているはずのマカロンが4つに増えている、という謎と出くわして。

マカロンが1つ増えた、というだけの謎でもこれだけ読める話に膨らむもんなんだなぁ、と変なところに感心してました。

小市民二人のやり取りは、お互いのスタンスを分かってるから、流れるように進むので、読みやすいですよねぇ。

懐かしくなって、読み終えた後、思わず既刊読み返しちゃいました。冬期限定はでないのかしら……

ミステリーズ! vol.80
米澤 穂信ほか
東京創元社
2016-12-12
 

 

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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