気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

リプレイ

ログ・ホライズンTRPGリプレイ 山羊スラ戦車と終わらない旅 下

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「居場所は……あるんだよ。あんたには見えてなかっただけ。見ようとしていなかっただけ……」


前回、マスダさんがセッティングして、おじいちゃんに諭されて前向きになろうとしてました。
まぁ、あの残念社長さんの言動が残念方向に行ってしまったので、マスダさんは今回も不調からのスタート。
流れるようにAKの超えなきゃならないハードルが上がっていって笑えた。
そして、そんな状態だって言うのに、残念方向に行っているというか。
最後の最後で見せ場があったのは良かったですけどねぇ。
山羊スライムとはいったいなんだったのか……

そしてついに登場した、山羊スライム戦車。
……ロデリックよ、ロデ研のメンバーよ。
どうしてそれを造ろうと思った! しかも価格締めて、482万Gとか、原作2巻でシロエが必死になって集めた額じゃないですか。
何故それをポンとつぎ込んでしまったのか……
いや、シロエが奮闘した当時とは状況が変わって、多少融通聞くようになったのかもしれませんが。
こんなのを見てたら、ホネスティのアインスも原作の方で、貧富の差が~とか言い出すわなぁ……
あとまたしれっと原作キャラの設定書かれてましたね。
今回は黒剣のアイザックの設定でした。円卓のギルマスの設定をこんな所で吐き出してていいんだろうか。

ウルフが今回も格好良かった。
ストーカー設定は相変わらず光ってましたが、戦闘時も大活躍でしたね。
なぜあんなによけられるのか。
セイネたんは……彼女は彼女で人付き合い的な意味で残念ですけど、友人作ったりと、前に進んでますよね。
ウルフとの関係もアレはアレで進んだといえるのだろうか。
本人たちがアレで満足してそうだからいいのか。というかセイネたん絡みのウルフは本当レベル高すぎて怖い。



ログ・ホライズンTRPGリプレイ 山羊スラ戦車と終わらない旅 上

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GM 「(略)負けるから弱い、これは当たり前の話ですね。でもあなたたちはどうですか? 生きていますよね? それはなぜか? 〈冒険者〉に負けていないからです!」
一同 お、おう?
GM 「はい、今いいところに気が付きましたね。負けてない、つまりあなたたちは無敵のオークです!」
(略)
マスダさん 「ちょ、ちょっと待ってー!? ちょっと何を言ったらいいか分からない(笑)」

ログ・ホライズンのリプレイ。
この上下巻で、完結になるみたいです。
一応上巻で起きた事件は、上巻の間で完結してますがね。
こっちで張られた伏線が下巻で回収されるという意味で、上下構成になってるようですし。
というか、タイトルで山羊スラ戦車とあるのに、上巻で出てこないのは詐欺だと思います……

今回の敵は、噂。
いつしかアキバに、「にゃんこ亭」が悪の組織だという噂が広まっていて。
それに対抗するために、好感度を上げるために行動を起こすことになる、という話。
ザフン、割とユニークで愉快な敵だった。
手を出されると面倒極まりないですが。

セイネがギルドのメンバー以外に友人を造ったり。
マスダさんが、ちょっと落ち込んでいて、おじいちゃんにとどめ刺されたり。
ウルフは……いつも通りイケメンのくせに、セイネ絡みの時だけストーカーの顔が出てくるからもう相変わらずだなぁ、と。
なんだかんだで、日々楽しそうですけどね、「にゃんこ亭」の面々。

脚注がしれっとクラスティの来歴を明かしていてなんか笑えた。
え、まって原作者。あれ、公式のマジネタなのか。こんなところで開示するネタなのだろうか。
今回の噂を解決するためのギミックは、中々面白かった。
解決に乗り出すと、状況が悪化するとか酷い(褒めてる)。


ログ・ホライズンTRPGリプレイ ごちそうキッチンと病の典災

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GM じゃあナギは、「ギルドってなぁに?」と聞いてきます。
(中略)
AK 「そうじゃの。一言で言ってしまえば、まぁ、家族みたいになるんじゃよ」
GM じゃあ、そこでパァッと明るくなって、「ギルド、もらえるの? 誰にもらえるの?」と聞いて来ます。
AK 「家族は貰うものじゃなく、自分たちで作っていくものじゃよ。ギルドもそういうもんじゃ」


このセリフだけ抜き出すと、AKがなんか格好良く見えますが、このジジイ割とろくでもないです。
メンバーの承諾なしに勝手な契約書に判を押したり。いや、相手円卓の人間で信用できる筋ではあるけど。
アキバの全ての住人が買ってもなおあまるような量の山羊スライムの人形を作ってしまって案の定不良在庫にしているわ。
いや、締めるところは締めてくれるんですけど普段がテキトーだからなぁ……
ウルフもセイネに対してストーカーだし。ただ、社長は商売とかに意識向いてるのに対して、ウルフはセイネ以外には普通だから、割と普通にイケメンっていう。これでストーカーでなければ完璧だったのに。

リプレイのキャラもアニメにちらほら出てますねー。
まぁ、セリフあるキャラっていうか、背景に登場している「知っている人からすると楽しいネタ」っていうアレですけど。
ただ意外だったのは、山羊スライムにイラストが付いて、アニメに登場してこようとは。
リプレイ読んでいない人からするとあの辺りのネタはちょっとわかりにくいんじゃないのかなぁ。

タイトルにある「ごちそうキッチン」なエピソードと「病の典災」な話。
前半は、日常を描いたエピソードですね。
アキバにきてからナギは日々充実した日々を送っているようで、あちこちに友人を作っているとか。
ちょっとした伝手もあって、家を入手できる運びになった一行。
トキナギの影響もあって、ナギはなんかおいしい食べ物を食べた夢を見たそうで。
どうせならそれを再現しようといろいろやっていますが、原作主人公のくせにシロエの評価がなんかすごいことに……

そして後半のエピソード。
特殊なバッドステータス、疫毒がじわじわと広がってきたアキバ。
円卓会議も対策を練って行動を起こしていますが、それは冒険者すら蝕むバッドステータスで。
同じく病気を発症したナギを救うため。トキナギから対抗策を授けられたこともあり、一同は問題の渦中へと踏み込んでいきます。
その先に、病の現況、典災と出会うわけですけど。
やっぱり、謎めいた存在であるっていうことしかわかりませんね。本編の方でも伏線しか出てきていないような状態ですし、リプレイで解決されてもそれはそれで困りますけど。
いい加減、典災とか航海種とかの解説はいらないものかなぁ。


ナイトウィザード The 2nd Edition リプレイ エターナル・ブレイヴ

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勇士郎:君が生きていてくれるなら、俺は君の為に世界を守ろう。それが勇者としての存在理由で、俺にできるただ一つの事なんだ。


勇士郎やはるみが出ている他のリプレイ・・・具体的には魔王戦争リプレイとかは読んでいたんですが。
初出のこれをまだ読んでいませんでした。
ようやく入手したので読了。

勇士郎たちはこうやってであったのか、と。
かなりまっとうな勇者ロールプレイしていて、びっくり。
素直に格好いいといえるPC1とか珍しいと一瞬思った俺は何かに毒されている。
いや、最新の『聖約』の裸族なPC1とか見ているのがいけないのだろうか。
あれはあれで笑えましたがね。
キャラの魅力は立っている感じ。
ただまぁ、個人的な話をすれば、1話は好みなんですが、2話は微妙というかとってつけた感じが。
1話と2話で版が変わっているのでデータ変更の手法として参考になる部分はあるんじゃないですか。

はるみが他のウィザードに抹殺されんとしている状況。
勇士郎や真魅といったエージェントがそれを阻止しようと動いて。
ボンクラな場面・・・というかゆるーいボケがはさまる場面もあちこちにありますが、その辺とシリアスの温度差がうまくギャップの演出になっていて楽しめます。

たのさんがダメ勇者、クズ勇者、ゴミ勇者と候補を出してキャラメイクしているあたりがまた。
ちなみに前から「僕はなんてダメなんだ」「勇者? 関係ないね」「お、俺は勇者だ。勇者なんだ!」みたいなキャラだとか。よくこういうのがスラスラ出てくるよなぁ。
というか、メイクの時にこんなこといっていた割に、まっとうな方向に勇士郎が振れてよかったと思います。えぇ。


ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アンリミテッド

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レイジ:俺も青唯も、普通の生活を送りたかっただけだってのに……。
九段下:レイジくん、これからは日常を守るために立ち向かわなきゃいけないんだ。そのことは覚えておくといい。今は、すぐに受け入れられないかもしれないだろうがね。


新ステージとか無限の激闘とか未曾有の大戦とか帯で煽った割には物足りなかったかなぁ。
東京上空に落ちた5つのレネゲイドクリスタル。
その日から都内のUGN支部は混乱に陥って、連絡の取れなくなる支部が多発。
FHもクリスタルの確保に動き出し、あちこちで戦いが勃発するような状態になっていた。

ただ、そのクリスタルに影響を受けてオーヴァードに覚醒したキャラがPC1なんですよねー。
お約束ですが。そんなわけで、割と初心者向けな王道展開のリプレイになっていた感じが。
読者投稿NPCは笑えるところもありましたが、活用しきれているのかというと。
結局このリプレイで、5つのレネゲイドクリスタルについておおよそ回収しちゃいますしね。

割と作者の趣味で突っ走ってしまった感じがあるよなぁ。
結局PC1のシナリオロイスのヒロインのパターンとかあれ、本当に適当に提案しただけだったのか。
わざわざ性格について聞いてくるぐらいだからなんかネタ仕込んであるのかと思いきや。
なーんか、その辺が引っかかって、楽しみ切れなかった部分はあると思う。

わざわざ新ステージとか謳うんだったら、リプレイでは一つ二つ取り上げるくらいにして、いくつかは読者がいじれるような自由枠として設定したほうがよかったんじゃないのかなぁ、と思います。
悪くはない……んですが、物足りなさの方が際立つ感じで。惜しい作品だと感じました。


ナイトウィザードThe 3rd Edition リプレイ 壊れた世界の聖約1 月に願いを

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綯斗:よかったね。でもさ、過去のことばかり見てたら、前には進めない。だからさ、おじさんとおばさんのためにも前を向いて……歩いて行こうよ。僕たちがそばにいるから、つらいことも楽しいことも、本当の家族として分かち合おう。

また現れた新しい敵。
ナイトウィザードはルールブック関係はほとんど所持していなくてリプレイ読んでいるだけなんですよねー。
だから、2ndでなんでアンゼロットがいなくて、くれはが守護者代行していたのかがよくわかっていないんですが。
なんか無事に、帰ってきたようで。
ロンギヌスに指示を出している姿が見られます。

PCでいうと、巴は完璧ヒロインでうまくロールしているなぁ、と思いましたが。
主人公がなんか裸族を特徴で選んでぶっ飛んだと思いきや鈴代もまたプレイの様子が……
このリプレイ、ファンブル多すぎませんか…
綯斗は結構真面目に主人公ロールをしていると思うんですよ。これで裸族じゃなければ完璧だったはずなのに。
まぁ、完璧キャラが二人いるリプレイも暑苦しそうですし、これぐらいのネタ成分は、あってもいいのか。

他に笑ったのは、落とし子でありながら、ロンギヌスに潜り込んでいる…という設定のPCとアンゼロットのやりとり。
GM:「大変良いお返事です。「はい」は「イエス」と聞くまでもありませんわね」
アレックス:ええ。私の返事は、常に「はい」と「イエス」でございますゆえ。

ここに柊いたら、全力で止めていたような気がするなぁ……

クラスが変わったりだとかいろいろと変更点もあるようですが…
ルール関係は詳しく把握していないので割愛。
ファンブルという運もあって、終始笑えるリプレイでしたよ。


アリアンロッド2E・リプレイ 聖弾のルーチェ① ファースト・ストライク

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ルーチェ:見逃すんですか!? それは神官としてどうなんでしょうっ。
アモーレ:あんなの相手にしてられるか――――っ!? 今日の屈辱に耐えて、明日の戦いに勝つのもまた正義じゃ――――っ!
ルーチェ:なるほどっ、たしかにです!

低レベルのときにうっかり遭遇したレベル7の敵に遭遇したときのキャラのぶっちゃけ具合が笑えたので。
引用。一番笑ったのは、Oはたさんがキャラメイクしているときのダイス目なんですけど、どうしたって長文になるのでこっちで。

第0話 はじめてのぼうけん
第1話 続・はじめてのぼうけん
第2話 小さな依頼者

サガ・シリーズが一大長編になってしまったのでとっつきにくくなってしまった。
新しい人に門戸を開く意味も含めて、王道でわかりやすいシナリオになっています。
キャラメイクの時に沸いた設定でまた教会周辺に怪しい動きが出てきそうなんですが。
この大陸の教会はそんなんばっかりか。

今回のプレイヤーは、味里という艦隊これくしょんの武蔵などに声を当てている声優さん。
GMの友人である、浅見正義さん。おなじみすぐに死ぬ三下属性もちなOはたさん。
第2話からは、かわいそうな田中ことかわたなさんも参加してわいわいやってます。

浅見さんはほぼ素人ながらも、一回全滅した経験があり、ルールブックを読み込んできた重度のルールマニア。
ほとんど経験なくてあそこまでデータ網羅していたら充分なんじゃないのかなぁ。
味里さんの方は純粋に初心者枠でプレイしていてほのぼのできます。
一瞬で食糧食い尽くすような食欲キャラというすごい属性がPCについてたけど。
神官の家に生まれ、秘密を知ってしまい、正義の為に生きる少女、ルーチェ。
なんだろうすごく主人公っぽいのに、ルーチェ見てると笑えてくるんだよなぁ。

Oはたさんは、キャラ作る時に、今回は完璧な設定でつくると意気込んでいたのに・・・すっごいテキトーに作ったキャラを10年使い続けた歴史は伊達じゃないというか。さすがのダイス目。
出来あがったのは「アモーレ・カモーレ」。犯罪組織の生まれで、大切なものを紛失し、逃亡が目的・・・って完全に脱走してるよこのキャラ・・・

で、2話からかわたなさんのPC、盾役のサムライ、サジが登場するんですが。
P271のイラストが・・・鳴り物入りで登場したのに。

ストーリーは、初心者向けってこともあって、そんな大仰なギミックもないし、ほとほど。
どちらかというとやっぱりキャラで笑えるシリーズといいますか。
まぁ、あとは説明が少し多めなので、その辺参考にはできるんじゃないのかなぁ。


ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition リプレイ ハイデルランド英雄譚

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ルーファス:ひとりであの軍勢を相手にする気か。命が要らねぇのか。度肝を抜かれて唖然と見ているぜ。
バルバロッサ:騎士には生命より守らねばならぬものがある。それを失った我は、生ける屍も同然。もはや失う生命さえも持ち合わせておらぬわ。
ヘクトール:騎士の誇りだけが彼に残った唯一のものなのです。私にはもう止めることができません……。


菊池たけしGMの「ディングレイの魔核」。
稲葉義明GMの「まことの騎士」。
2本の単発リプレイが収録されている作品となります。

しかしまぁ、英雄叙事詩、ヒロイックファンタジーがテーマなシステムだけあって、なかなか見栄えがする作品といいますか。
特に後者の「まことの騎士」なんかは、周辺の事情とかを交えた話やら後の話とかが気になる感じで。
キャンペーンを自分でプレイしていくと、情勢も変化していって、楽しめるシステムなんだろうなぁ、と思います。
いつかやってみたいものです。
「ディングレイの魔核」は・・・いや、好きですよ? これでもかってほど笑えましたし。
ネタ分は満載な分、こう、ブレイド・オブ・アルカナの自由な部分が前面に出ていて、温度差すごいなと思った物です。

各リプレイについて。
「ディングレイ~」については、前述のとおり、割とネタ。
あまり戦闘で役に立たない奇跡を持っているアルカナ3つ組み合わせたビルドをしたキャラがいたり、今後サプリメントで追加する予定だった、基本ルールには乗っていないデータ使ったりとか。
白鳥人って。なんでも魔神の娘である闇の眷属だとか。・・・GMが許可しているからいいのか。
強大な殺戮者を倒し、残された「魔核」に対処するために、準備をしている英雄たちがいた。
PCたちは、その英雄の実子だったり、錬金術師の元にいるクレアータ(人造生命、ホムンクルスみたいな感じか)だったり、英雄に感銘をうけた白鳥人だったりするわけです。
最後の色物具合がまた。こう、シナリオのあらすじを抜くと、対抗策を準備していたが、敵もまた動いていて準備していた武器が奪われてしまう・・・という王道な展開なんですが。
あちこちでPCたちがボンクラでなぁ・・・それがいい感じの笑いにつながっているんですが。腹筋辛い。

「まことの騎士」が、騎士とは何かという問いに真摯に向き合っている良いリプレイでした。
滅びを免れない国と最後まで戦うことを決めた姫。
彼女の元へ集った、何かを失ったあるいは何かが満たされずにいた騎士たちの話。
震えた。短いながらも見事に答えを描いていた感じが素晴らしいと思います。
こういうの見ると面白そうなのでやってみたいと思いますが。


アリアンロッド2E・エスピオナージ・リプレイ+データ ハードラック・ミッション

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イレーネ:少しは疑ってはいますよ? でも、フレッチャーさんよりはトワイニングの方が信用ならないと思っています。
フレッチャー:ヒゲだから?
イレーネ:ヒゲが信用できないのではなくて、あいつが信用できないヒゲなのです。


第一話「間違われた男」
第二話「国王陛下のフレッチャー」
『エスピオナージ』追加データ

以上三部構成。
アリアンロッドでスパイもの、という一風変わったリプレイです。
サプリメントで追加された「クラスロール」を活用したものですね。
メインクラスのバリエーションを増やすデータ。クラスロールを採用することで、集団先頭に強いとか、暗殺に向いているとか、個性付けが出来るんですねー。
『スキルガイド』に収録されているデータを活用

錬金蓄音機で情報を聞いて聞き終わった後、自動的に消滅するとかお約束守っていて笑えます。
まぁ、「錬金っていえば何でもOKだと思うなよ!?(笑)」とか突っ込まれてますが。
リプレイのタイトルもそうですが、あちこちにスパイもの作品のネタが入っていたりオマージュされていたりと、参考になりそうな部分もいくつか。

舞台はエルーラン王国。
PCたちは、その国に仕えるエリートスパイだったり、ヴァンスター帝国やパリス同盟からやって来たスパイだったりします。
残りの一人は、名高いスパイと同名の冒険作家で1話のタイトル通り「間違われて」事件に巻き込まれていくんですが。

パーティー全員シーフだから、カバーリングもプロテクションも無し。
だが、その代りにインタラプトが最低4回。
スキルで回復させればさらに飛んでくるという怖ろしさ。
攻撃当たると弱いですが、回避力あるからなぁ、シーフ。中々楽しめました。


ソード・ワールド2.0リプレイ 魔剣の島の駆けだし英雄 下

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アックス ま、話聞いても「ふーん」だけどな。とにかく許さねぇ。痛い目にあわす!
ジョスラン じゃあ、今から引き金を引いて、弾が出なかったら見逃してやるゲームでもするか? ちなみにこの銃、リボルバーじゃないけどな。
GM 絶対でるじゃないですか(笑) 。イヤです。ダメです、それならお縄につきますっ。


第4話 盗人探して山岳チェイス!
第5話 生意気後輩と絶体絶命なクライシス!
第6話 開け、夢と希望と絆のゲート!

暗月旅団とのクエスト対決を制し、少しずつ実績を積んできたアックスたち。
ただまぁ、その関係で拠点を移すことになってしまったわけですが。
そして移してみたら、その先の街で、宿精剣を奪われるというハプニング。
そんなわけで第四話は、盗まれた剣を求めて色々と動き回る話。
船で一緒になったホバールにカリーンを任せながら、一同は山を登る。

問題を解決したと思ったら、5話でハプニングが発生するわけですが。
サポートが強いからギリギリを見ようとしたら、サポートをつけ損ねるという……
公式で全滅展開とか中々ないぞ。
このリプレイでは全体的に藤澤GMの出目が良いからなぁ。
だからPCたちが雑魚に苦戦したり、案外ボスが楽勝だったりと・・・
バランスの取り方がいかに難しいかを教えてくれます。

上下巻でまとめないといけないから、ちょっと駆け足だったかなぁ、と思いますが。
まぁ、それなりには面白かったと思います。
SWアプリゲーム『サウザンドブレイブ(仮)』は鋭意制作中だそうです。
このリプレイの舞台となった、グレイシア島のギルドマスターとなり、依頼を受けギルドを大きくしていくゲームになるそうで。リリース時期が決まったらまたあちこちで知らせる予定だそうですよ。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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