気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ワールドエネミー

ワールドエネミー2 不死殺しの王と王殺しの獣

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『そう。ユンメルンゲンがメルンの名前。よくわかったねぇ』

「最初から疑ってかかるのが俺の流儀だ」

『というと?』

「出逢った怪異すべてが大敵。そう疑っておけば寝首を掻かれることもない」

 

吸血鬼や屍鬼、魔獣などの怪異が跋扈する世界。

相変わらず、ノア達は怪異と戦いながら大敵を探していますが。

人狼と屍鬼という全く別の怪異が、連動して動いているという事態にとある村で遭遇し。

前回戦った吸血鬼も、気の合う大敵から屍鬼を借りていると言っていましたし、黒幕探しをすることに。

そんな中で、ノアがシルヴィに過去に在った事件の話を始めて。

種族の違う大敵が屍鬼を使っている場面を見たという事ですが。それが例の女王ヴィクトリアを助けたって言う事件みたいですね。

 

獣の魔術師、ユンメルンゲン。

他の大敵は国を滅ぼせるような脅威として「認定されるべくして認定された」存在ですが。

ユンメルンゲンは例外で、大きな事件を引き起こした直接証拠はなく、人間を見ても即座に襲う事もない。「他の怪異と様子が違う」という奇怪さから、認定されたという異質な存在。

ノアが取り逃がした数少ない怪異だそうで。未だ討伐も出来ていない。

その事件でノアに興味を持ったらしく、おまけに耳が良いとかでノアがその名を口にしただけで、近くに姿を現すあたり筋金入りですな……

 

そしてそのユンメルンゲンから、屍鬼を率いていた獣人という異質な事件の片一方――『王殺しの獣』という異名を持つ人狼について情報を得ていました。

不意打ちが最も得意な大敵。実際その特異性はかなり厄介なものでしたね。

ノアが腕がいいと評したハンターも不意打ちを食らって、意識不明の重体になってましたし。

状況が困難であろうと、思考を止めず対策を考え続けていたノアが最後には真相を見抜いて。ただ事件を巻き起こす怪異を蹴散らす、というだけじゃなく今回みたいなビターな結末もありうるという事で、今後の展開がますます楽しみになりましたね。

 

他の大敵の情報もぽつぽつ出てきましたねー。

ユンメルンゲンもそうですが、配下の屍鬼を他の大敵に貸してそれで起こる騒動を見て楽しむ大敵「マザーD」とか、ノアを先生を慕うハンターの故郷を滅ぼした『紫雲』ですとか。

1巻も重版掛かって好調なようですし、3巻を期待したいところです。



ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王

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「覚悟と言ったな。己の腕を引きちぎるのが覚悟だと」

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「その程度の覚悟で俺に勝とうと願った。それがお前の敗因だ」

 

吸血鬼や、魔獣といった強大な怪物がはびこる時代。

その中でも世界の敵とされたアークエネミーが存在して。

たった一体で人類という種そのものを滅亡の危機に追いやれる、という力を持った存在が居る中で、人類は戦い続けていた。

 

怪物に対抗するための聖素を操る術を持つ教会と、教会の手が届かないところで戦いを続けているハンターと二つの勢力があって、余り仲が良い感じではありませんが。

ノアは怪物に育てられたという特異な過去を持つ、最強の怪物ハンターで。アークエネミーにすら一人で戦いを挑む傑物。

 

組織の中で孤立すると情報が得られないから、ハンター同士の交流も行うし、スポンサーへの定期的な挨拶もする。

鍛錬も怠らず、対策を練ることを忘れず、人間としてエネミーに立ち向かうノアの姿はかなり格好良かったですねぇ。

ただ、既に迷いも何も無く完成されている感じがあって、安定しているのでハラハラような場面はありませんでした。

敵がどんな手を打って来ようと、これまでもこんな窮地は経験していると、即座に行動に移せるあたり、頼もしすぎる。

 

ゲームとかでよくある、スポットで参加する強力なユニットだけど、事情により途中で別れざるを得ないとかそういうお助けキャラな立ち位置に居るべきキャラクターだと思います。

なので、ノアに救われ同行する事になったシスター見習いのシルヴィの存在は物語的に結構貴重だったのでは。

常識にとらわれて失敗したり、次の機会には対策を学んで行動するようにしたり。王子守ったり活躍もしていましたけどね。

最終的には、ノアは無傷で勝利していましたが……彼自身が重傷を負った時にどうするか、って言うあたりが描かれるとまた楽しそうですねぇ。続きを期待したいところです。




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