(新しい連中がどれだけ派手に追い抜いて行っても)
(それであいつらの価値が消えてなくなるわけじゃねえんだ)
ガロプラ編、一先ずの決着。
レギーと接触したヒュースは、上手く立ち回って情報を引き出すことに成功していますし。
ここで迅との賭けの清算を行い、「アフトクラトルへなんとしてもたどり着く」と思いを強くしているようです。
しかし、レギーを一蹴するあたりヒュースも普通に強いですよね。それに倒されず時間を稼ぎ続けた迅さんの腕がさらに持ち上げられることに。
ガロプラはまだひと月近く接触可能な距離に居て、作者のコメントでも「ガロプラはまだ接触する予定」(あくまで予定)といった感じの者がありました。
油断はできませんが、米屋たちが敵のトリガー効果を受けたままで解析に回せそうだったり、ボーダー側も手を色々打てそうなので、次に期待。
最もガロプラ側も、「処刑者」を追った時の手口を解析したりとこちらの手札を明かしてきてるので、次も中々いい戦いにはなりそうです。
そして修たちのB級ランク戦も開始。
また新しい隊との戦いになりましたが、短い間にそれぞれのキャラの個性をちゃんと見せてくれるのでいいですよね。
今回の相手は、上位常連だったけれどちょっと下り調子の香取隊。
慎重派で中位と下位を行ったり来たりしている柿崎隊。
香取隊はメンバー同士で言い合いになるような状況から始まって、割と隊の中では仲いいところが多かったのでちょっと新鮮。
柿崎隊は隊長が元嵐山隊のメンバーだったという情報も出て、ボーダー黎明期のエピソードが気になりました。
香取隊の紹介が間に入ってましたが……
三浦の好きなものに「機嫌のいい葉子ちゃん」、若村の好きなものに「勉強してるときの華さん」と書いているあたりお前ら……
あと葉子と華さんの好きなものに「友達」としれっと入ってる辺りなんだかんだで仲良しかと。
カバー裏は柿崎隊と唐突に唯我。
柿崎隊長はオフではリア充だし、割と長生きするらしいし。
照屋の紹介が「押しかけ肝っ玉女房」でコメントからしてもなんかもう強さしか感じない。
虎太郎は「隊長が思ったほどかっこよくない」と判明してもリスペクトは変わらなかったあたり良い子ですし。
オペレーターが仮設住居にいるとかさらっと出るあたり、第一次の侵攻の規模が察せられる。
唯我は……肩書だけ見ればおいしい役どころですが。途中から葦原先生の日常報告に流れるようにシフトしていって……まぁ、そういう立ち位置ですよね、彼。