気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

三嶋くろね

三嶋くろね Rough&Sketch

ico_grade6_4

ラフで薄めの本だってこともあってお手頃。
800円+税でイラストが楽しめると思えば、もうたまりませんね。
カラーの画集にも手を出したいものですが、やはり判型大きく、色数多くとなると値段も上がるわけで。
応援の意味も込めて、色々と手を出したいものですが……中々。

表紙の猫耳の二人が可愛かったので購入を決めました。
……それどころか、現役書店員でかつ画集担当という立場を利用して店頭にもおいてみました。
いやほら、普段おいてない商品を試しに入れるってのも大事なんですよ!
当たり前ですけど在庫なければ売れませんし。
最近はネットでも気軽に買えるから、店に来た時に在庫なければネットに流れてしまったりするので。
入荷控えめだったのもありますが、ちゃんと売りきったからセーフ。

猫姿の二人以外だと、買い物帰りと看病中のイラストが好みです。
ちょっとアートワーク用のお金工面しようかなぁ……
ともあれ、個人的には大満足のラフ・線画集でした。
かわいいは正義。


ロクでなし魔術講師と禁忌教典11

ico_grade6_3

「グレン先生。頑張ってください。……学院の皆が、貴方に期待しています」

総力を決し、フェジテに訪れた災厄を乗り越えたグレンたち。

しかし、それによって富国強兵の流れが起こり、アルザーノ魔術学院にも変化が。

学院長の交代、武に重きを置きまくった教育改革。

グレンはそれに異を唱えて。先の失態で左遷されてきたイヴと協力して生徒たちを鍛え直すことに。

 

グレンの知識によって、土台は出来上がっていた生徒たち。

一度は手早く戦闘技術として習熟していた、『模範クラス』との戦闘で一敗地に塗れたものの、強化合宿によって見返してやったのはスカッとしましたね。

まぁ、多少戦えるからって増長しまくってる奴等ばっかりだったからな……

 

生徒たちは、グレンの指導によって知識を深め手札を増やした。一方で、新学院長マキシムの肝入りの生徒たちは、ある程度の手札を使いこなすことを重視していた。

判断の速度で劣っただけで、スペックが劣っていないのだ、と。イヴがちゃんと言葉を尽くしてくれたのが良かったですねぇ。

 

それだけではなく白猫の個別指導に関してもイヴが活躍して。グレンがこれまで積み上げ来たものを無駄にしないで先に進ませてくれた辺り、意外とイヴ教師向いているかもしれませんねぇ。

左遷という形ではありましたが、少し前までの重圧から解放されたって言うのが大きいのかなぁ。グレンとキーキー言い合いしてるのを見てルミアとかが衝撃を受けてましたが、意外と相性悪くないんだな、この二人。まぁ、元々イヴ、グレンを意識しすぎな部分ありましたね……

今回の騒動の中でグレンが禁忌教典に近づく情報を獲得していましたが……色々と動いている状況ですから、また厄介事に巻き込まれていくんだろうなぁ……




ロクでなし魔術講師と禁忌教典10

ico_grade6_3

『だから、何度も言ってるでしょう? ……人間、舐めすぎなのよ、貴方』

 

復活した魔神アセロ=イエロ。

変わらずルミアを排除しようとする敵を相手取りグレンたちが奮闘しますが、相手にはこちらの攻撃が通じず、一方で相手の攻撃は此方に刺さるという無理ゲー感。

全滅してしまいそうな状況でナムルスが介入。一時的に時間を稼ぐことには成功しましたが……

 

街から逃げることを封じる結界を張られ。

メギドの火をフェジテへ打ち込む準備が始まっている。

ルミアの正体が露見したことで、もう少し騒ぎになるかと思いましたが、クラスメイト達が受け入れてくれたのはほっとしました。

他のクラスの生徒には、心穏やかでいられない連中もいましたが……学院長が大人としてフォローに入ってくれたりしましたしね。

 

とは言っても状況は中々に絶望的で。

敵一人でも強力なのに、空飛ぶ船から大規模術式打ち込もうとしているし。

その船自体に防衛機構があるようで近づくのも容易ではないし、仮に乗り込めたとしても内部にトラップがあるみたいだし……と問題のオンパレード。

まぁ、その一つ一つにどうにか対処法を見つけるあたり、流石というか。

 

誰か一人でも欠けていたら届かなかった、総力戦。

ルミアも天の智慧研究会に狙われている理由の片鱗も見えましたが……

アレは結構ヤバいものでは。折り返して後半戦、という事ですがここからどう状況が変わって行くのかが楽しみです。

 

ルミアが自分の気持ちに素直になると決めたようですし、そちらも気になるところではありますが……

白猫の方は相棒ポジションの方でポイント稼いでるからなぁ……ヒロインレースではルミアの方がリードしてる感じしますし、どうなるやら。




ロクでなし魔術講師と禁忌教典9

ico_grade6_3

「私は先生を信じています。たとえ、どんな結果になろうと……私は先生を信じていますから……そのことに後悔なんてきっとありませんから……だから……」

(略)

「……どうか、私の『異能』を、お使いください、先生……」

 

行方をくらませていたジャティスが、またしても現れて。

ルミアを誘拐し、グレンをフェジテ市庁舎爆破テロの容疑者に祭り上げ、目的遂行の為に好き勝手動き回っています。

同調するかのように、天の智慧研究会も現れたり、宮廷魔導士団の方でも色々と思う所があるようで、イヴがフェジテに来訪したりとかなり混沌とした状況になっておりました。

 

グレンは事件解決の為にまた走り回ることに。

システィーナの助力を得ながら、ルミアをさらったジャティスからの要求に振り回されていましたが……

そんな中で、かつて倒したはずの敵から襲撃を受ける、という事態まで発生して。

あちこちで状況が動き続けていて、一場面ごとの描写は少なくなっているはずなのに、かなりの熱量がありました。

 

宮廷魔導士団の『愚者』であったグレンには、オリジナルの魔術以外にも切り札がまだあったようだ、なんて情報が出て来たりしてました。

手札少ない状況で、辛勝が多かったとはいえ、これまでの騒動で勝利収めてきたのか……ここぞという時の勝負強さはあるんですねぇ。

 

一方で、立ち位置が定まらず、今回良い所なしだった某「彼女」。

まぁ……うん。あとがきでも触れられていましたが、ある種の愛だよ……

揺れまくっている精神面が安定すれば、もっと頼りになるキャラになれると思うんですが。今後に期待……出来るのかなぁ。

グレンの奔走もあり、目先の問題は片付けられましたが……本命は、これからだっていう状況。

かなり風呂敷を広げた感じがありますが、これがどう畳まれていくのか。10巻が楽しみです。


 

ロクでなし魔術講師と追想日誌2

ico_grade6_3

「真面目な事は結構。だが、物事には緩急というものが肝要じゃ」

 

短編集―。

「紙一重の天災教授」、「帝国宮廷魔導士アルバイター・リィエル」、「任務に愚直すぎる男・アルベルトの落とし穴」、「貴方の私の忘レナ草」、「二人の愚者」の五話収録。

 

第一話は……緊急職員会議が開かれて。

グレンも中々ロクデナシですが、他の教授たちもかなりの変人がそろってますよね……

そんな中でも、一級の変人。五階梯に至った天才ながら……斜め上に才覚を発揮し、周囲を大騒動に巻き込む、自然災害と同じ扱いを受ける「天災教授」。

この人にもうちょっと常識があったら、この世界をより良い方向に持って行けそうな人ではありましたが……残念度も突き抜けてるな……

 

2話はタイトル通りリィエルがアルバイトを試みる話ではありましたが……

猪武者の彼女にそんな高度なことを期待してはいけない……3話のアルベルトも、中々コメディよりでしたし。

……実は特務分室ってポンコツの集まりなのでは疑惑が。

いや、戦闘力とかそっちに極振りしてるせいで、他の分野にボロボロな部分があるだけですが。下手にスペック高い分残念部分がなお笑える。

 

4話は、白猫ことリィエルが魔法薬の効果で記憶喪失になってしまい。

解毒するために行動していますが……何者かの妨害も入って。

その真相が何とも残念なものだったというか、この学校生徒も極まった子が居るなぁ、という感じでした。

 

5話は、グレンの幼少期。彼が『愚者の世界』を編み上げるまで。

魔術特性を知った直後はやはりかなり荒れていたようです。

憧れていたような正義の魔法使いにはなれないけれど……魔術師として無様な姿でも、はじめて彼がオリジナルを使った時、それを肯定してくれる相手が居たのは、救いだったのではないでしょうか。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典8

ico_grade6_3h

「俺の見立てじゃ、お前ら三人が、このクラスで一番強いからだよ」

()

「だから、最初に纏めてコテンパンに叩いとけば、後が楽だろ?」

 

派閥争いの煽りを受けて、「成績不振のため退学」という通知が来たリィエル。

それを回避するための実績を作るために、ある女学院へ短期留学する事になって。

システィやルミアも同行し、グレンも臨時講師として派遣されることになりました。

ただし、男子禁制の学園の為、グレンは魔術で女に変身するというひと手間が加えられていましたが……

セリカが嬉々としてグレンに魔術をかけていて、人生楽しそうだなこの人と思いましたね……

 

そして何とか潜り込んだ女学院ですが、そこはお嬢様同士が派閥を作り内部で抗争が起きているような状況で。

グレンは、今まで講師としてやってきたように、彼女たちのこれまでの積み重ねてきた常識を打破し「魔術師」にしてやると断言。

普段がかなりロクデナシですけど、こうやって真面目にやっている時は格好いいですよねーグレン。

 

まぁ、今回は始まりからしてリィエルの退学回避が目的だったわけですが。

そうやってリィエルを動かしたことが敵の狙いの一つでもあったようで。

女学院にもまた変な輩が入り込んでいたようですけれど、この国裏で蠢いている闇、深すぎませんかね……

敵の尻尾を掴むことはできませんでしたが、リィエルが新しい友人を得たようですし、そこは良かったですねー。

途中でリィエルがやっていた「縄抜けの魔術(物理)」と「鍵開けの魔術(物理)」にはひたすら笑いましたけど。それでいいのか魔術師……!




ロクでなし魔術講師と禁忌教典7 

ico_grade6_3

「私は先生を信じています。その先生が他でもないクリストフさん達を頼って信じているんです。どうして、私があまたたちを信じられないことがあるでしょうか?」

 

学院でのイベント「社交舞踏会」。

生徒同士の交流を目的としているが、来賓として女王陛下などもいらっしゃる、意外と大がかりな物で。

その中にはダンスコンペなんかもあり、優勝者には魔法のドレスの着用権が与えられる。

それはよくある、そのダンスを勝ち取った男女は将来幸せになる、という曰くで。

 

ルミアが方々からモテモテでしたが……

このイベントの裏側で、彼女を害する目的で天の智慧研究会の過激派が動きを見せて。

特務分室がそれに対抗するために出張ってきて……グレンも巻き込まれていましたね。

室長、『魔術師』のイヴ。

特務分室にはやはりそこを立ち去ったグレンに思う所があり、あしざまに言う人もいるようで。彼女はそっち側。

アルベルトや、今回登場した「隠者」、「法王」みたいに変わらずグレンと接してくれる相手の方が貴重なんですな……

 

しかしまぁ、イヴは手柄を求めるあまり、ルミアを囮にして相手を捕えようと画策して……見事に失敗。

いや、初登場から失敗までの速度はいっそ見事なぐらいでしたよ。

彼女は彼女で色々と背負っているものがあって暴走してしまったみたいですが……

これでグレンたちの奮闘がなければ、取り返しのつかない失態になりえたかもしれないと思うと、彼女はちょっと不用意なんじゃないかなぁ。

 

研究会側も、一枚岩ではないのが今回明らかになりましたが。

上層部の怪しさとかヤバさはいまだ明らかにならず。全てを見通している大導師とやらは本当に何がしたいのやら。

一方でルミアは今回の事件で結構追い込まれてる、というか。自分がいることで事件が起きている。今回は凌げたけど次はどうなるか分からない。

ここにいてはいけないのではないか、とトラウマスパイラル。一人書き置き残して消えてしまいそうな雰囲気すら感じますが、どうなるかなぁ。

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典6

 ico_grade6_3

「俺とお前は、家族だ」

 

学院の講師の義務として論文の提出があり……グレンはそれをさっぱり忘れていた。

すわクビの危機かと思いきや、校長が温情で古代遺跡の調査報告を出せば今回は何とかしのげるだろう、と案を出してくれて。

けれど、遺跡調査を行うには人手が足りない。おまけに金もない。

だからグレンは生徒たちを巻き込んで遺跡調査を行う事にした……って相変わらず勢いで生きてるな……

 

ランク的にも最下級だから大丈夫だろう、と思っていたら予想もせぬトラブルに巻き込まれて。

セリカまでついてきたのにかなりピンチに陥っていますね。

ルミアの増幅能力に関しても、敵がこれまで注目していた理由になりそうな片鱗が明らかになりましたし。

情報は色々と出てきていますが……ここにきてセリカの戦力ダウンが入ってくるとは。

まぁ、彼女強力な札過ぎて、こうでもしないと最終的に彼女が居れば何とかなる状態になりますからね……

 

セリカの過去だとか、お伽噺だったはずの物語の裏側だとか。

気になる情報がどんどん出てきましたが、全てが明らかになるのはいつになるのやら。

ジャスティスも未だ逃げ続けてるようですし、厄ネタばかりが増えてくるなぁ。

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典3

 ico_grade6_3

「だから状況を打破する作戦を考えた」

「ほう? 言ってみろ」

「まず私が正面から突っ込む 次にグレンが正面から突っ込む 最後にアルベルトが正面から突っ込む…どう?」

「…お前がいなくなった後の俺の苦労 理解したか?」

 

この3巻で魔術競技祭をほぼ終わらせています。

競技の場面が割とカットされてるので、「やったグレン先生の言った通りだ!」な場面が続いてちょっと盛り上がりには欠けた印象。

 

猪武者なリィエルがグレンに突撃かます場面は中々いい感じだったと思います。

アルベルトは全てにおいて「正面から突っ込む」という彼女の相手に、それは苦労した事でしょう。

完全な前衛と後衛で能力的な相性はいいから、今回みたいにコンビとか組まされてるでしょうし。

 

まぁ、リィエルは猪だけどグレンに帰ってほしかったから喧嘩しかけたわけだし。

アルベルトにしたって、グレンに多くは聞かないけれど、いつかは去った理由を話せと心配はしているみたいですし。

 

なんだかんだグレンも同僚には恵まれていたんですね。ただ、彼自身があのまま進むことが出来なかっただけで。

こういう過去のつながりって言うのは結構好みなシチュエーションです。

しかし、優勝が決まる場面までたどり着いてますから、4巻の半分くらいで原作2巻分終わるんじゃなかろうか。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典2

ico_grade6_3

「組織でしか生きられなかったお前の境遇にゃ同情する」

「だがそれに流されて自分で道を選ばなかったのはお前の責任だ」

「テメェの不始末はテメェでカタつけろ」

 

魔術学院に現れたテロリストからグレンが白猫を助けたところからスタート。

少し駆け足気味ではありましたが、テロ事件が終わるまでを描き、最後の一話で次への引きをしっかりと作ったいい構成だったんではないかと。

 

敵の一人を打倒したものの、手練れが出てきてピンチに。

一応グレンも手札を活用して、上手い事立ち回りますが、ジリ貧。

彼の性格をよく知っていた白猫の援護があったからこそ、最後の肉を切らせて骨を断つ作戦が成功しただけで。

 

彼女が居なかったらグレンはここでリタイアしてたよなぁ。まぁ、そもそもグレンが講師として赴任していなかったら、白猫もルミアも無事で済まなかった可能性の方が高いわけで。運が良かったね二人とも……。

そして、この事件を経て思う所があったのか、臨時講師だったグレンは正式に教員として働くことに。とりあえず、ひと段落ってところでしょうか。

 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
記事検索