「今はとにかく、俺のできることをしないとな」
彩羽との絡みもいつも通りありますが、今回は真白メインの話が多かったですね。真白の方が好きなのでこういう巻があるのは嬉しい。
彩羽のウザ絡みにも可愛いが含まれていると知った明照。
良さを知ったからには独占するのではなく、共有したいと思うのが彼らしい。
クラスに友人を作らせようと画策を始めますが……
真白との偽装恋人関係が上手くいっていないのではないか、と月ノ森社長から追及されて。
監視の目を強めると言ってきた相手に対して、しっかりアピールするべく夏祭りでの偽装デートを計画。
当初は、彩羽と行こうかなんて話が合ったのを自分の都合でご破算にすることになってしまい、ちゃんと謝って筋通してるのは偉い。初手土下座の勢いには笑ったけど。
真白主導で計画が立案されていましたが……創作者の熱量が暴走して、なんか240Pくらいのデートプランを考えて来て。いやまぁ、実質はペラ2枚でまとまる量で残りは小説らしいですけど。どうしてそうなった。
まぁ、割とぽんこつな部分もある彼女の計画なので、抜けてる部分もまぁありましたし。
屋台の金魚すくいなどで躍起になってる場面もありましたが。概ね二人とも楽しんでいて何より。
ただ、子どもたちが青春してるのを、見物している大人組がなぁ。
仕事は出来るんだろうけど、お互いに毒親認定してたり、子どもたちへ茶々入れて来たりと見てると貴方達は……みたいな気分になる。
今回のデートみたいに、大人達の追及があってこそ発生するイベントもあるので善し悪しではありますけどねー。
真白とのデート、そして明照のある発言を聞いてしまった彩羽が悩みを得てましたが。これは答えが難しいというか。
先輩の事は好きで、真白のことも好きで。どうすればいいんだ、という状況。ここまで来るともう誰かは傷付くことになるとは思いますが、どう決着するのかは気になるところ。