ico_grade6_3h

それにしても、デートという言葉の懐の広さは凄い。これじゃあまるで、無敵じゃないか。

 

冒頭は、P120「世界が色づく」より。

見開きの右側にタイトル、左側に小説を掲載した1頁だけの物語。

合わせて124もの物語が紡がれています。

これは、とある先輩と後輩の、二人の不思議なお話。

 

在る時は前世の恋を思い出して。

別の話では更に前の時代での復讐の連鎖を思い出す。

はたまた、おかしな姿に変貌してしまったり、どちらかが失踪したりする。

二人は時に交際するし、死別する。

結婚することもあれば、別の相手と結ばれるのを見ることもある。

 

万華鏡のように煌めく話が、次々にやってくる。

話毎に事情が異なるのを説明しつつ、一ページでオチもつけている。

見開きで完結していることもあって、かなりスルスル読めましたね。

Twitterでも発信されているので、ちょっと調べてみて、気になるエピソードが見つかったら。是非、これも読んでほしい。