気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

丹藤武敏

ダブルクロスThe 3rd Edition リプレイ 春日恭二の事件簿

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墓守:いい夢だったか、旦那。
恭二:ああ、とても心地がいい夢だったよ。
墓守:そうか
恭二:そうだ、良い悪夢だった――――。


サプリメント、ヒューマンリレーションが出たので合わせて登場のリプレイ。
サプリも買っているので詳細はそっちで触れますが。
ざっくり言うと、これまで登場した名物キャラとの絆をデータ化したものですね。
そうなると当然、春日恭二もその中に入っているわけで。
改めて春日恭二が登場するリプレイを、という企画です。

まさか彼がPCとして登場することになろうとは。
その他のPCはメビウスにも登場した墓守、FHの始末屋アリサ。
そしてUGNの〝謎の女”鈴木和美。
これまでのリプレイなどに登場してきたキャラのみで構成された、豪華な婦人。
正直、鈴木和美っていったい誰だったかと疑問符は浮かびましたが。
旧版のリプレイに登場していたキャラですね、紹介見ても靄がかかった感じだったんですが、読んでて「確かにこういうキャラいたなぁ」と思い出しました。

第一話「春日恭二抹殺司令」と第二話「春日恭二殺人事件」の二話から構成されています。
タイトルからして酷い。おまけにダブルハンドアウトルールを採用しているので、腹の探り合いになっていて中々楽しかったです。
1話は、戦いにつかれた春日がFHエージェントとして活動を止め、まさかのラーメン屋の店員になっている話。
誇りを失ったなら殺すべし、と抹殺指令を受けた三人が春日の前に立つわけですが。
まさかディアボロスが子供にいろいろ教えている場面がみられるとは。微笑ましい夢のような景色でしたね。
悪魔が道を諭すとか、悪夢のようなものですが。
やっぱり春日恭二は、悪役として、得難いキャラですよねぇ。

第2話は……1話以上に酷い。
春日恭二がゲシュタルト崩壊しそうになるシナリオって何だ。
いや、面白かったですよ。途中墓守がポンコツだったことも含めて。
締めるところは締めてくれるから安心して読めました。
笑える場面も多かったですけど、それだけに格好いいシーンが光った感じ。
良いリプレイでした。


記事タイトルダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アルティメット

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鈴吹:何故みんなで幸福になる事を考えず、不幸を広げることを考えるのか(笑)。
レイジ:くっ、よくよく考えたらそうだったよ!


東京を舞台にしたリプレイの第二弾。
といっても、レイジと真宵以外はPC交替してのリプレイとなってますが。
前回、騒動の種となった5つのレネゲイドクリスタルは亡くなったはずなのに。
結局オーヴァードに安寧はないってことですかねー。

今回も投稿PCをあちこちで起用してのリプレイとなっています。
主人公のような設定背負ったやつとか、筋肉ムキムキとか、おでんとかいろいろ出てきましたね。
個人的に一番笑えたのは、あの爆発する彼なんですけど。
アレはありなのか……しかもちゃんとデータ的な裏付けしてるあたり芸が細かい。
丹藤GMの出目がすごく、良心的であちこち吹いた。
あと、東京都在住の田中天さんはいったい何をしているんですか。

今回は、タイトル通りアルティメット――「究極のジャーム」が登場して東京で騒動を起こすという内容。
実に「7人の最強ジャーム」が現れて、誰が真の最強かを争おうって言うんだから迷惑な話です。
もっと人のいない静かな場所で、そいつらだけで勝手に暴れてくれないものですかね。
社長は相変わらず人外キャラプレイするのが大好きですね……
前半は、正直最強のジャームが一人先行して喧嘩売ってくるだけなので、あまり盛り上がらなかった感じ。
投稿PCが面白いぐらい蹴散らされていて、そこは楽しかったんですけど。
王道過ぎて、ちょっと物足りない。

後半は、Rハンドアウトも盛り込んでたので、探り合いとかもあって楽しかったです。
最強ジャームが6人も残っていて、倒したやつもいますが、一部は読者の皆様用にと避けられたので登場せず。
データ集としては正しいけれど、微妙にもやもやする。


ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アンリミテッド

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レイジ:俺も青唯も、普通の生活を送りたかっただけだってのに……。
九段下:レイジくん、これからは日常を守るために立ち向かわなきゃいけないんだ。そのことは覚えておくといい。今は、すぐに受け入れられないかもしれないだろうがね。


新ステージとか無限の激闘とか未曾有の大戦とか帯で煽った割には物足りなかったかなぁ。
東京上空に落ちた5つのレネゲイドクリスタル。
その日から都内のUGN支部は混乱に陥って、連絡の取れなくなる支部が多発。
FHもクリスタルの確保に動き出し、あちこちで戦いが勃発するような状態になっていた。

ただ、そのクリスタルに影響を受けてオーヴァードに覚醒したキャラがPC1なんですよねー。
お約束ですが。そんなわけで、割と初心者向けな王道展開のリプレイになっていた感じが。
読者投稿NPCは笑えるところもありましたが、活用しきれているのかというと。
結局このリプレイで、5つのレネゲイドクリスタルについておおよそ回収しちゃいますしね。

割と作者の趣味で突っ走ってしまった感じがあるよなぁ。
結局PC1のシナリオロイスのヒロインのパターンとかあれ、本当に適当に提案しただけだったのか。
わざわざ性格について聞いてくるぐらいだからなんかネタ仕込んであるのかと思いきや。
なーんか、その辺が引っかかって、楽しみ切れなかった部分はあると思う。

わざわざ新ステージとか謳うんだったら、リプレイでは一つ二つ取り上げるくらいにして、いくつかは読者がいじれるような自由枠として設定したほうがよかったんじゃないのかなぁ、と思います。
悪くはない……んですが、物足りなさの方が際立つ感じで。
惜しい作品だと感じました。


アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル

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稲葉:また、ずいぶんあやしげな技の名前が(笑)
GM:まあ剣豪モノですから。
かわたな:剣豪モノなめんな!(笑)

ゲームフィールド掲載の単発のシナリオを2本まとめた文庫。
「ルネス殺人事件」と「アリアンロッド剣豪伝 明星連也降魔剣」の2本が収録。
おまけとして「ベネットのうろ覚えエリンディル東方ガイド」も掲載されています。サプリの「東方ガイド」を読んでからだと、なるほどこれは確かに「うろ覚え」とつくわけですね、という感じ。
まぁ、ベネットだからなぁ……

「ルネス殺人事件」
GMは久保田悠羅。舞台は温泉の町ルネス。そこにあるムーンスター芸団員育成のための学園、ムーンスター・エンターテインメント・アカデミー。ひょんなことから、そこで行われる劇に参加することになったPCたちは、その劇の裏側で進む陰謀を防ぐことができるのか、というリプレイ。
演目が『クラン=ベルの四英雄』、という事で、「ベネット役のベネット」がみられることに。本人が舞台とかで本人役を演じるっていう展開は、それなりにありますが、それがベネットだとどうしても笑い話に感じてしまう。
実際お調子者なんで「本物のベネット」といっても、「はいはい」みたいに流されているお約束のテンプレが出来てましたけど。

PLはベネット役の大畑顕。
安達洋介とツジヤスノリ。どちらも『アリアンロッド』のエネミーイラストをやられたりしているそうです。安達さんは『ダブルクロス・リプレイ・オリジン』の辰巳狛江のPLだそうで、そっちの印象が強いなぁ。
ビアンカというアコライト/バードの少女。
チャンピオン・レックスというグラディエーター経由のウォーリア/モンクのドゥアンの男性。
この二人は、レックスがグラディエーター経由ってこともあって、選手とそのマネージャーという設定に。チャンピオンなレックスがいるから、最後の戦闘とか、そういう格闘技な色が強くなって笑った。P125のイラストとか、演出としては完璧なんじゃなかろうか。

「アリアンロッド剣豪伝 明星連也降魔剣
GMは丹藤武敏。タイトルから連想できるように、剣豪モノですね。こういった遊びもできるとは、アリアンロッドの懐結構広いですね。当然のようにPC1はサムライなんですが。師匠との関係とか、兄弟子との因縁とか、お約束ではあるんだけど、王道だからこそ面白いですよね。
秘剣の存在とか、結構面白くなるエッセンス込ですし。

豪快なサムライ、アケボシ・レンヤ。
呪いをかけられ隔離され、金銭に価値を見出したアルケミストのお嬢様、リオナ。
フィルボルの賞金首なギャンブラー、シャーマンのナジャール・コジャール。
復讐を目的としているはずがどこか間の抜けたニンジャの少女、シノブ。
PLはそれぞれ、稲葉義明、田中信二、大畑顕、鈴吹太郎。

この4人の掛け合いがいい感じでしたねー。リオナの呪いとか、最初は敵対しているシノブとかの構成とかも中々。出てくると面白くなってしまうザンマが個人的には好きですよ。えぇ。面白いから。
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