気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

九校戦編

魔法科高校の劣等生 九校戦編5

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「お前達は 触れてはならないものに手を出した」

 

原作34巻のエピソード九校戦編のコミカライズ、完結巻。

幹比古が意地を見せる場面からスタート。

この場に立てているのはCADや術式にアドバイスをくれた達也のおかげ。

けれど、全て達也のお蔭で済ませてしまうのは彼自身が許せなかった。

だからこそ、カーディナル・ジョージを倒すことで証明とする! と覚悟を決めた彼は格好良かった。

 

九校戦で悪巧みをしていた組織を潰したあたりは容赦なさに驚きましたが……

一部では成功していたように、彼らのやり方は裏の組織として目的を果たすという観点では間違ってないんですよね。

ただまぁ、手を出す場所を間違えたというか。あの兄の逆鱗に触れてたがゆえの当然の末路と言いますか。

 

十文字先輩が達也に結婚相手を勧める話のあたりだとか会話が減っていたのは少し残念。

あそこで達也が天敵認定するあたりのやり取りが結構好きだったんですが。

相変わらず兄妹で完結している二人で、いっそ安心すらしますけど。



魔法科高校の劣等生 九校戦編 4

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「お兄様は誰にも負けないと わたしはそう信じております」

(略)

「次の試合 どうやら負けられないらしい」

 

事故が発生したため、達也が選手として緊急参戦。

一条たちは割と喜んだだろうなぁ、というか実際楽しそうですしね。

代理の選手として選ばれて、決勝の中盤までが描かれています。

幹比古が起き上がって、カーディナル・ジョージと相対するあたり。

 

原作でも解説は山盛りですが。

それをうまく絵にして、まとめているので読みやすいですね。

まぁ、それでも新人戦モノリス・コードのほとんどを1巻で描いているので、かなり情報量多くなるんですけど。

 

表紙がほのかと雫ですが、今回彼女たちの出番はほとんどないという。

まぁ、優等生の方では出ずっぱりな感じですし、そもそもこの前が彼女たちの的当てとかだったしな……

色々と制限が付いている状態の達也によって一校の面々の魔法やら価値観やらが魔改造されていってますが。……これで一応リミッターというかストッパーが聞いているって言うのが恐ろしいよなぁ。



魔法科高校の劣等生 九校戦編3

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「深雪と本気で競えるこのチャンスを逃したくないです」
「深雪さんは?」
「北山さんがそう望むのなら・・・私がお断りする理由はありません」


魔法科コミカライズ。
…絵の綺麗さとか、説明のわかりやすさとか見るに、やっぱりこれがコミカライズでは一番好きです。
横浜騒乱編でどうしてこれができなかったのか。

競技中に起こった異変について調査をする達也たち。
幹比古と美月に応援を頼んで解析を進めてます。
推測は建てられたものの、手段が分からず、不安をあおっただけな気も。
まぁ、対策を全く練れないのも問題ですので、しっかり仕事を果たしたという意見もありますな。

そして新人戦がスタート。
説明が多いのが原作の特徴ですけど、絵を活用してうまく説明してますよね本当に。
雫の能動空中機雷の場面とかが分かりやすくて好きです。
アイスピラーズブレイクも中々見ごたえありました。
あずさがトーラス・シルバーの正体に気が付きかけて、モノリス・コードでトラブルがあって。
ちょいちょい端折ってますが、その選び方がうまいと思います。


魔法科高校の劣等生 九校戦編2

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「諸君 私が今用いた魔法は低ランクのものだが 君たちはそれに惑わされ私を認識できなかった」
「明日からの九校戦はまさに魔法の使い方を競う場なのだよ」
「諸君の工夫を 楽しみにしている」


相変わらず九校戦編のコミカライズは結構良質ですね。
どうしてアニメの方はあんなに物足りないんだろうか。
横浜騒乱編のコミカライズは……絵もすごいことになってますけど。

さておき。車突っ込み事件から始まり、一校の快進撃の模様が割と駆け足気味に書かれてます。
まぁ、それでもアニメよりは大分丁寧なんですけど。
原作の情報過多な部分をうまく調整して見せている感じがあります。
だからどうしてこれがアニメでできなかったのか
・・・と、なにかにつけ愚痴がこぼれる程度にはアニメに不満を抱いているようです。

達也がこぼしているように校章云々じゃなくてあそこまで色が違ったらそれだけで見分け付きそうですけどねー。
競技前の懇親会。
勝負相手との顔合わせということで気合を入れていって、給仕しているエリカたちを目撃したり。
最巧と称された魔法師、九島閣下の演説を受けたりと、こなすべきイベントを順調に消化。
九島閣下、ここで登場したときには大物な感じがあったのに、どうしてスティーブル・チェース編ではあんな失態をしていたんだろうか。

「たった一人でも戦争を勝利へ導く切り札となりうる それが日本最強の魔法師集団 「十師族」というものだ」

と真由美の絶技が達也に称賛されていましたが。
十師族に生まれたからと言って、性格まで素晴らしいかっていうと別問題なんですよねー。
原作で出ていた七宝なんかは、補佐の十八家の方ですけど、狂犬だし。
七草の双子は姉の落ち着きに比べて、暴走気味だし。まぁ、真由美もたまに失敗というか、色々とやってはいますけども。

摩利の事件が発生して、達也が解析に乗り出したところで終了。
アニメはすでに横浜騒乱編に入っていて、そっちも佳境というところですが、このまま丁寧に描いていってほしいものです。



魔法科高校の劣等生 九校戦編 1

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「……一年生のエンジニアが加わるのは過去に例がないのでは?」
「なんでも最初は初めてよ!」
「前例は覆すためにあるんだ!!」


原作3・4巻のエピソード、九校戦編のコミカライズ。
試験が終了し、達也が指導室に呼び出されたところから。
実技と筆記がある中で、達也の筆記の試験がずば抜けていたことから、ですが。
様子見に来てくれる友人がいてよかったね、というべきでしょうか。

入学編でも思いましたが、説明をうまく簡略化しているかなーという感じがします。
漫画の強みとして、絵をうまく使っているように思う、という意味ですが。
九校戦の競技を説明する場面。
飛行魔法関連の解説だったり。
端的でわかりやすいと思いますよ。

八雲の協力を得て、深雪が九校戦の特訓をしたり。
幹比古が達也たちの「いつものメンバー」に加わったりと、ゆっくり進んでますねー。
エンジニアの問題で悩んでいる真由美をばっさり切る市原さんのコマが好きです。
そして、梓と売られ、真由美と摩里に押され、深雪に裏切られ、達也がエンジニアの一人として参加することに。
服部が、不服そうにしながらも、能力を評価する場面とかはやっぱり絵があるとまた違いますね。
 
九校戦へ向かうバスに、車が突っ込んでくる、という場面で今回は終了。
良質な部類に入るコミカライズだと思いますよ。

 
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ちゃか

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