気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

割内タリサ

異世界迷宮の最深部を目指そう3

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「いくぞ、英雄。少女を選ばなかったことを、死ぬまで悔やめ――!」
「知るか、化け物。独りで悔やんで、一人で消えろ――!」

ハインの襲撃を受けた後、パリンクロンから唆されて。
いやぁ、暗躍しているあの男がすごく楽しそうですな、本当に……
ジークが生誕祭で行われること。ラスティアラの事情を聴いて行動を起こして。
それまで積み上げてきたものを活かして、願いをかなえるところは格好良かった。
主人公やっているなぁ、という感じでしたけど。

途中から逆転されるのが、いいですよね。
200Pのところの見開きイラストが中々。
鵜飼沙樹さんのイラスト久しぶりに見た気がします。
あちこちで絵師交代したりしているので、ちょっと心配。

マリアの愛が重いというか。
アルティの願っていた、『恋の成就』に隠されていた本当の願い。
どのヒロインを選ぼうと、爆弾を抱えていて、下手すればやけどじゃすまない。
選んだ相手の抱えている問題もそうだし、選ばれなかったヒロインたちの爆弾にしたって問題だし。
ジークがいったいどういう道を選ぼうというのか。
それが気になりますが……敗北を経て、精神をいじられた上でジークが何をどうするのかが、気になるところです。


異世界迷宮の最深部を目指そう2

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いわば、それは直感。俗にいう虫の知らせ。少し大仰に言えば――運命を感じたのだ。

生誕祭の終わりに、全てが『清算』される――と、なぜだか僕は思った。


今回イラスト普通に鵜飼沙樹さんでしたね。
なんか他社で絵師交代とか続いていたように思うので、体調崩されているのかと思っていたんですが。
仕事抱えすぎでオーバーヒートしてしまったっていうオチだったりするのだろうか……

閑話休題。
1巻の最後にカナミの前に現れた、十層の守護者、アルティ。
彼女の目的は『恋を成就させたい』というもので、カナミの周りをうろつくことに。
まぁ、彼女なりに目星をつけてあちこち動いていて、カナミには協力してもらうという形に落ち着いていましたが。

問題は一つでは終わらなくて。
ダンジョンの探検をしてるある学園の生徒に付きまとわれたり。
自らが持つ『表示』の力によって、有能な奴隷を確保しようとしてカナミは失敗をしています。
心根が優しすぎるから、随分と不安定になっていたようですし。結局、1巻でもであった黒髪の少女マリアを買ってしまう。
才能がない少女を買って、それでもダンジョンに連れて行って、だらだらと過ごしていますが。
さらにラスティアラがあらわれて状況を引っ掻き回していきます。

カナミが、スキル『???』を発動させないために慎重になっているのもありますが。
それ以前に周囲によって来るのがキャラが強い女性ばっかりだから、カナミが押されがちに見えます。
あとは、マリアを買ってしまった時のように、あちこちに迷いがあって、足踏みしているようにも。
ラスティアラと行動を共にすることによって、かなりレベルの高い騎士と戦ったりする流れにもなるんですが、カナミも実力をつけてきていて、順調に勝ちまくってますね。
カナミが実力を伸ばし、騎士たちを蹴散らしている一方で、マリアが才能の無さ故に悩みを得ているのは良い対比になってるんじゃないかと思いましたけど。

ただ、最後の騎士がこぼした言葉が、次回以降波乱を起こしそうです。
カナミも何かヤバそうな予感を感じ取っているようですしね。
今回はかなりキャラが出てきて、じわじわと進んでいった感じはありましたが、結構面白くなってきた感じがあります。
次にも期待。


異世界迷宮の最深部を目指そう1

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「へえ……、戦うつもりがないと? しかし、ねえ。僕たちは人間とモンスターだ。出会ったら戦いが始まるのは、この世の不文律みたいなものだろう?」
(略)
「迷宮の試練とは、相応しい者のためにある。君たちは相応しい。私はそう感じた」


小説家になろう連載作品の書籍化。
諸般の事情により主人公の名称が変更されていると後書きにあって本編を読んでみましたが・・・
なるほど、さすがにあれは変更が入るだろうなぁという感じで。
つーか、あれを偽名として使おうと思うあたりは相当ですな。違和感しかないと思うんですが。

目が覚めたら見覚えのない場所にいた、主人公相川渦波。
まるでゲームのような迷宮で魔物に襲われ、死にそうになっていたところを、ラスティアラという少女に助けられる。
どうにか帰りたい理由があるが、それと同時に、この迷宮のある世界に適合していっている自分も自覚している。
時々発動されている名称不明のスキル。一定の感情を犠牲に、冷静さを得るスキルですが。
これ結構な地雷なんじゃないだろうか。
発動ごとに蓄積されていっている混乱の値とかも不安の種にしかならないと思いますし。

一度痛い目を見たから、迷宮を離れてどうにか酒場での仕事の口を見つけて食いつないで行ったりしてますが。
剣士の少女、ティアと出会い、また迷宮に戻ることに。
二人は能力的に連携がうまくはまり、破竹の勢いで進んでいくんですが・・・
勢いがよすぎてボスまでひきつけてしまうとか。
で、大分傷つきながらも辛くも敵を打倒。しかしまぁ、腕吹き飛んだうえ治らないとか、ヒロインにやるか。
その辺の容赦なさは結構いい感じだと思いますがね。彼女は彼女で『一定の感情と引き換えに特定の感情が強化される』。
思い込むと一直線というか、これはこれでなんかヤバそうなにおいがしますが。

後書きによればコンセプトが『ヒロインと一緒に迷宮に潜ろう』らしいので、女子が少し多め。
一巻はほとんどティアしか活躍していませんが、これ以降はほかのキャラも活躍してくるそうで。
割に気に入ったんで楽しみに待ちます。
WEB版を読むかどうか。微妙に名前違うし、有名なアレだしで引っかかるんですが・・・どうしたものか。


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ちゃか

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