気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

創神と喪神のマギウス

創神と喪神のマギウス2

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「……教官」

(略)

「……いつも、あなたは正しかった。守るべき相手を間違えなかった。そうですよ。いくら強くたって、たかが知れてる。誰をも助けられるわけじゃない」

(略)

「……だから、今回も、あなたが正しい。ありがとうございます」

 

ある日学園の生徒から、創神使いとしての訓練を依頼された蒼士郎。

ロータス・ブライドの差し金で、担当教官として指名されたこともあり、しっかり教えることは教えてます。

根が真面目というか、結局のところお人よしというか。

 

教育の中で……かつての戦争時代の過去を思い出し。

そうしたら、その過去の教え子が思惑をもって近づいてくるんだから因果なもので。

そうだよなぁ。16歳を過ぎれば失われる能力だから、若者が戦い散っていった過去があるんですよね。

 

前回も描かれてはいたものの、その凄惨さには胸が痛む。

必要な能力を入手するために手段を選ばないあたり、末期的というか。

四王の子といい戦争後のエピソードとはいえ、どこも叩けばホコリが出まくるなぁ……

 

かつての弟子と相対するために、身体を張った蒼士郎の姿勢はいい感じでした。

……剣帝の無茶苦茶ぶりにも磨きがかかっていたような気がしますけどね。

今の弟子が過去の弟子を打倒する展開ではなく、救う流れにしたのも流れとして綺麗だと思いましたが。

 

昨今のラノベ業界の厳しさを鑑みて、2巻くらいでまとめる予定で考えていたようですけど、売れ行き好調でとりあえず3巻は出せるようです。

この世界観は結構好きなので、続きも楽しみですなー。

 

創神と喪神のマギウス

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「ああ、勝者が歴史をつくるなんてのは常識だわな」

()

「だけど、驕るな勝者」

()

「勝者が敗者みたいな面をしようってなら、お前は俺に負けるべきだ〈剣帝〉」

 

創神という「自分だけの神」を作り出す新たな魔術。

ただしそれを扱えるのは少年少女のみ。

16歳までにピークを迎え、遅くとも18歳になるころには失われる能力。

かつて行われた創神使い達の「戦争」から生還した主人公破上蒼士郎は、18歳になり伝手を使い念願の学生生活を送る……はずがなぜか教師として登録されていて。

 

それでも「学校」という場所に関われるのがうれしくて。

窮地の生徒を助けたり、教師らしい行動をしているわけですが。

既に終わったはずの戦争の影が迫ってきて。

何らかの事件に巻き込まれた生徒を庇うため、戦争の勝者である「管理軍」と戦い、渦中につっこんでいく蒼士郎。

 

過去敗れた相手だとか。

かつての英雄を元にした危うい実験の話とか。

仮にも「戦争」後の話だから、あちこち血生臭かったりきな臭かったりしますが。

それなりに面白かったです。

過去の因縁とかも出しつつ、新しい世界を生きているというのをいい塩梅で描いています。

主人公の現在持っている能力も明らかになっていますが、かなり制限が多くて、毎度騒動に巻き込まれて毎回死にかける展開になるんじゃなかろうか。

とりあえず二巻までの構想はあるようなので、それを楽しみに待ちます。

創神と喪神のマギウス (ファンタジア文庫)
三田 誠
KADOKAWA/富士見書房
2016-02-20
 

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ちゃか

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