気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

千の魔剣と盾の乙女

千の魔剣と盾の乙女12

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「――おまえら」
そう言ったときには、バルトゥータスはロックたちに再び背を向けていた。
「やつは俺がもらう」


バルトゥータスとロックの師弟対決。
短いながらになかなかの密度だったと思います。
ロックも強くなっていたけど、バルトゥータスもまた強かった。
帯からして「バルトゥータスVS魔王バロール」ですし、もうこれ主人公バルトゥータスでいいんじゃない、みたいな感じもあちこちにありましたが。

さておき、最終決戦。
これほど、まっすぐにラスボスを体現した敵というのも珍しい。
容赦なく与えられる死の魔眼、巨大な体躯、圧倒的なまでの戦闘力。
そしてそんなラスボスに対して同じようにまっすぐぶつかっている主人公たちがまぶしい。

ドゥガルドの最期なんて壮絶でしたけど、その顔に最後笑みを浮かべたというのがまた。
魔王に一度破れ、生き延びたのち、呪いを刺青で抑え込んだ状態でなお戦いに臨んだ男の姿というのが、これ以上ないほど、まぶしい。
ファーディアにも活躍の場所があったのはいいですね。
剣と術を両方扱える彼ならではの援護がありましたし、戦場にも駆けつけて活躍をしていました。

ロックだって、ホルプと協力して攻め続け、魔鋼を用いた技でもって、魔王に傷を負わせますし。
他のメンバーだって、活躍していないわけじゃないです。
でも、やっぱり今回の主役はバルトゥータスだったなぁ、としか。

今回もう一人のメインが誰かといえば、ロックではなく、リャナンシーになるのかな。
リャナンシーは、自分の思惑を持っているようだっていうのはうすうす感じていましたが。
彼女の過去、考えていたこと、過ごした時間。
そうしたものが描かれていくにつれて、リャナンシーっていうキャラが結構好きになってきましたねー。

見事魔王を討ち果たしたと思ったら、魔鋼も残さず消えたのかとか思われていたケンコスが暗躍。
因縁が続き、第三部に突入ということに。
バルトゥータスたち師匠組は、魔王を倒したこともあり、名誉職など与えられて注目される存在に。
こうなるとあまり自由に身動きもできないでしょうから、本当にロックたちの物語に移っていくんですかね。
しかし、あのメンバー的に一人抜けがあるというのはなかなか大変そうですけど、さて、どうするのかな。



千の魔剣と盾の乙女11

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「ロックは、あの人に証明しなければならないんです」
「足手まといではないことを、ですか? 傷だらけでも戦えると……」
(略)
「弟子ではなく、戦友ではあることをです」 


前回、ようやくホルプを取り戻したロックたち一行。
それ自体は喜ぶべきことですが、その回り道によって、魔王城攻略戦には間に合わない時期になってしまっていた。
焦りを感じていますが、ここで戻ってきたホルプが活躍。
大陸のあらゆる場所へど移動できる転移門がある塔に向かうことに。
アドバイザーとしても優秀ですし、相棒がいることでロックがいつも以上にまっすぐになった感じもするのがいいでうすね。

一方で、魔王城へと向かうガーリャ。
術を巧みに使って、進んでいっているようです。
ただまぁ、都市を使っているとはいえ、実質的には船旅みたいなもので。
向かう先が魔王城ともなれば、いろいろ不安が出てくる場面もあるようです。
バルトゥータスが魔剣使いと試合を演じたり、ニーウが会話して回ったりと、手は打っていますね。
で、向かってくるのをそのまま放置する魔王でもなく。
ケンコスやリャナンシーといった、高位の敵がガーリャに攻撃を仕掛けてきたりします。

ただまぁ、魔王は今回あまり動きがないので、決戦前の準備段階といった感じもありますね
魔王が何かしたのって、サーシャの盟友だった竜が、様子見に来たのを返り討ちにしてパワーアップしたくらいですか。
逃げられる当てがないのに、単身で突っ込むとか何やっているんですか、ヴェロニカさん。

ケンコスを打倒し、魔王との最終決戦に臨む、その手前。
バルトゥータスは、弟子のロックを追い払おうとします。
そして彼は証明の為に剣を師へと向ける。
こんな時に何やってるんだ、とも思いますし、熱い展開だなぁ、とも思います。
いいさじ加減でイベントが進んでいくので、退屈しませんね。


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ちゃか

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