気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

友麻碧

浅草鬼嫁日記七 あやかし夫婦は御伽噺とともに眠れ。

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「良かった。良かったね、馨」

 

茨木童子の転生者である、茨木真紀の存在は既に結構な界隈に広まってしまって。

陰陽局は津場木茜を真紀たちの学校に派遣したりして、手を打っている様子。

ミクズ達も動いていて、叶先生の方もまだなんか隠してる事ありそうな雰囲気だったりしましたが……

 

今回の見どころはやはり、天酒馨の母方の実家へ、馨と真紀が連れ立っていくことになった所でしょう。

すれ違い壊れてしまった家族の形。それぞれに後悔があって、それをしっかりと相手に伝える事が出来たのにはほっとした。

良かったねぇ。うん、本当に良かった。

 

馨の実家、九州でもまたあやかし絡みのトラブルに遭遇していましたが。

これまでの危うい事件を想えば、サクッと解決できた類でした。

その分次回への引きが怖いんですが。ついに凛音の、吸血鬼陣営の話になりそうです。


浅草鬼嫁日記六 あやかし夫婦は今ひとたび降臨する。

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「何もかも、何もかもお前を殺すために備えて来たことだ、ミクズ」

 

あやかしを商売道具とする「狩人」。

スイや浅草の組合長など知り合いが攫われて黙っている真紀達ではなく。

陰陽局とも協力して奪還作戦を実行する事に。

人間に転生した大妖怪、茨木真紀。彼女は注目を集めている“商品”で。

だからこそ囮になる、という作戦を立ててましたが。身体は人間なのに、無茶しようとするな……

 

幸いにして、叶先生から許可が出て由理が協力してくれたから何とかなりましたが。

真紀に変じた由理が敵に捕まって。その反応を元に拠点を補足して紛れ込んでました。

オークション形式で割と大物が参加していたりするのもおっかないというか。

闇は深いわー。いつぞやのぬらりひょんとかもいましたしね。

 

捕まってしまったスイも、事前に色々と備えていたあたりは流石ですねー。

ついに酒呑童子と茨木童子その配下も集ったのは中々熱い展開でした。ま、敵になった輩も居るんですがそれはそれ。

ミクズ側も中々人材揃ってるなぁ、と言いますか。

 

ライの真実に関しては、正直予想外。最後、叶先生が訳知り顔で答え合わせをしていましたが、そこまで分かっていたならもうちょっと何か……

いや、式神二体派遣してくれてるから、何もしてないわけじゃないんですけどね。

馨の嘘について聞かされた真紀がこの後どうするのか、が肝になりそうです。

ここでいつもの大雑把さを発揮しないように祈りたい。さすがにないか。

 



浅草鬼嫁日記五 あやかし夫婦は眷属たちに愛を歌う。

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『寂しい。寂しい。あなたを絶対に許さない』

 

2月。バレンタインの季節、という事で。

真紀は馨にあげる分や、義理で配っている分など色々作ってました。

馨は、漫画家になっていたかつての部下二人のアシスタントをやったり、日々充実しているようでした。

 

スイの仕事に真紀がついて行った部分の話が今回一番印象に残ってますね。

囚われた人魚とそれを買った主人の交流の話。

そしてそこからミカが気付いた、真紀との別れの可能性。あやかしの人間の寿命の差。その辺りはどうしようもない問題で、だからこそ割り切るのも難しいですよねぇ。

 

晴明がまた不穏な予言をしてきました。

馨の嘘が明らかになるにはまだ時間がかかるが、そのトリガーとなる出会いが待っている、と。「大切なものを失いたくなければ、かつての絆を手繰り寄せるといい」、とか。

あの人も何してるのかよくわかりませんな。式神をあちこちに動かして、何かをしてる風ではありますが。

 

更には、浅草の結界に綻びがあるとか、妖怪を攫って行く事件が増えているとか怪しい気配も強く。

スイに危険が迫る状況となり……あーあ、って感じですが。いや、シリアスな状況ではありますけど。身内に手を出されて真紀が黙っているはずもないし。

誘拐犯どもにはぜひ痛い目を見てもらいたいところです。最後、気になる出会いもありましたし、馨の嘘が暴かれる日も近づいてるのかなぁ。





浅草鬼嫁日記四 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。

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「はあああああ。真紀さんがいよいよ神の為せる領域に足を踏み入れやがった。あああ、恐ろしや恐ろしや」

「馨、それがあんたの鬼嫁よ」

 

真紀の嘘が明らかとなって。

馨と真紀の距離がこれまで以上に近づいた感じがするとか。

真実を知ったことで馨の方の覚悟が決まったようで、安心感がありますねぇ。

これまでは真紀の攻めにタジタジな雰囲気でしたが。「今世でも結婚する予定だし」という発言に「そうだな」と迷わず返答してたからなぁ。

お熱いことで。

 

二人の関係が安定したと思えば、別のところで問題が生じていて。

前回最後に触れられていた、由里彦の嘘。それに妹の若葉が気付いて。

彼女も、霊感がある子だったようで、冬の浅草で怪異の起こす事件に巻き込まれて。

兄の秘密を知りたい、と彼女の方から踏み込んでいったともいえますが。

 

友人の嘘を知っても、困っている彼を迷わず助けにいける二人が格好いい。

しかし、嘘が明らかになったことで、かなり変化が出たというか……若葉にとってはかなり辛い結末になってしまった感じですねぇ。

なにやら引っかかっている部分もあるようですし、色々と勝手に決めて行動してしまった由利彦はもう一度彼らと向き合うべきなのでは。

……居場所をスパッと代償に差し出してしまったから、中々難しいかもしれませんが。

 

さて、この後は馨の本人も自覚していない嘘と、今回触れられていた津場木家の呪いの件とかが関わってくるんでしょうかねぇ。




浅草鬼嫁日記三 あやかし夫婦は、もう一度恋をする

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「身をもって思い知れ、お前の罪を。茨姫の、真実を」

 

2巻の終わりに赴任してきた教師、叶。

かれの放つ霊力は安倍晴明のもので。

記憶すら保持している彼は、三人の前に現れ、「なぜお前達は、嘘をついているんだ?」と三人がそれぞれ前世にまつわる嘘を吐いていることを指摘して。

 

嘘について自覚があるのは由理彦と、真紀で。

馨に関してはそんな「嘘」をついている自覚もなく、二人が「嘘」をついているのも信じたくない、という感じで。

そんな爆弾を放り込まれた状態で、修学旅行で京都に向かう事となり、ギクシャクした状態ではありますが。

 

京都でも、あやかし関連のもめ事が起こっていて。

あやかし時代の知り合いが行方不明になっていたり、真紀の元部下、凛音が暗躍していたりしていますが。

その中で、まず真紀の「嘘」が明らかになっていましたが。

これはまた重いな……よくもまぁ、これだけの思いを隠したまま、馨と接し続けていたなと感服した。

それはもう周囲から夫婦と言われるような距離感で、傍にいるでしょう。彼女にはそうするだけの積み重ねが、願いがあったんだから。

 

凛音が、馨が真紀の嘘に対し戸惑っている様子を見て怒ってくれたのが良かったですね。そのまま一発くらい殴っておけば良かったのに。

まぁ、事情を知ったことで目が覚めて、真紀の元へ駆けだしたんだから、終わり良ければ総て良し、ってことになりますかねぇ。

そして最後、叶と由理彦がだいぶ不穏な会話をしていたというか……由理彦の嘘って、おいそういう事なの……? 



浅草鬼嫁日記二 あやかし夫婦は青春を謳歌する

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「今度真紀ちゃんを一人にしたら、俺は絶対に君を、許さないからね」

 

人とあやかしが共に住まう街、浅草。

馨が真紀の住んでいるアパートに移り住むことになって。

もう本当に夫婦みたいな距離感での付き合いですよねぇ。

 

元茨木童子であることが前回のいざこざで、陰陽局あたりにもばれてしまって。

事件を起こした、という事で真紀の眷属の御影の行動に制限をかけたいという要求が来て。

御影がちゃんと自分の行いにけじめをつけて、その上で真紀にも配慮したあたり良い子だなぁ。

 

そして学校では学園祭が行われることに。

文化部の見せ場となる場所だけど……展示を行う所が多く、集客力のあるエリアにおいても仕方ないと生徒会判断が下されて。

それに反発して文化部が連合を組んで企画を練り直す、と。行動力があるというか、なんだかんだ

 

そこで「うちのかっぱ知りませんか」というテーマにあなるのが、謎というかネタに走ってる感じはしますが。まぁここまでぶっ飛んでる方が話題にはなりますかねー。

悪妖が入り込んで騒動になりかけましたけど、馨が結界を張り、真紀が正気に引き戻して決着。

かつての眷属が裏で糸を引いているのが分かったり、因縁の相手が教師として赴任してきたりと、まだ騒動が起きそうですけど、どうなりますかね。



浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。

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「持つべきものは働き者の夫。時代が変わってもその点は何一つ変わらないわね」

「誰が夫だ? 誰が、誰の夫だ? 寝言は寝て言え」

 

浅草在住で、当地のグルメを愛する女子高生茨木真紀。

彼女は前世の記憶……鬼の姫として生きたそれを、生まれ変わった今も保持していて。

今世は人間としてではあるけれど、あやかしの世界に関わったり、トラブルがあるとそれに対応したりしている日々。

前世の夫や友人、あやかしとして生き続けてきた顔なじみ等々。色々な縁が重なりながら日々を過ごしております。

 

前世の夫こと天酒馨は、あやかし絡みのネタに今世でも首を突っ込んでいく真紀に苦言を呈したり「夫ではない」と関係を否定したりしてますが……

なんのかんので付き合いが良い、というか。なんだかんだ言いつつ起こしに行ったり、ご飯を買い与えたりしている時点で大甘ですよね……

 

浅草でのんびりと日々を過ごしておりましたが……

前世と今世、二度の生の中で積み重ねてきた柵などから、状況は変化していって。

真紀の前世が茨木童子だった、という事実は浅草の中では知られていましたが、余り外には漏れていなかった。

けれど今回の騒動で、あちこちに漏れたでしょうし……そもそも、この騒動を巻き起こした黒幕の影みたいなものも見えて、中々に不穏そうですが。

あの夫婦がそろっているならば、支え合って上手く乗り越えていってくれるんじゃないですかねぇ。

 



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