気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

富士見ファンタジア文庫

ロクでなし魔術講師と禁忌教典10

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『だから、何度も言ってるでしょう? ……人間、舐めすぎなのよ、貴方』

 

復活した魔神アセロ=イエロ。

変わらずルミアを排除しようとする敵を相手取りグレンたちが奮闘しますが、相手にはこちらの攻撃が通じず、一方で相手の攻撃は此方に刺さるという無理ゲー感。

全滅してしまいそうな状況でナムルスが介入。一時的に時間を稼ぐことには成功しましたが……

 

街から逃げることを封じる結界を張られ。

メギドの火をフェジテへ打ち込む準備が始まっている。

ルミアの正体が露見したことで、もう少し騒ぎになるかと思いましたが、クラスメイト達が受け入れてくれたのはほっとしました。

他のクラスの生徒には、心穏やかでいられない連中もいましたが……学院長が大人としてフォローに入ってくれたりしましたしね。

 

とは言っても状況は中々に絶望的で。

敵一人でも強力なのに、空飛ぶ船から大規模術式打ち込もうとしているし。

その船自体に防衛機構があるようで近づくのも容易ではないし、仮に乗り込めたとしても内部にトラップがあるみたいだし……と問題のオンパレード。

まぁ、その一つ一つにどうにか対処法を見つけるあたり、流石というか。

 

誰か一人でも欠けていたら届かなかった、総力戦。

ルミアも天の智慧研究会に狙われている理由の片鱗も見えましたが……

アレは結構ヤバいものでは。折り返して後半戦、という事ですがここからどう状況が変わって行くのかが楽しみです。

 

ルミアが自分の気持ちに素直になると決めたようですし、そちらも気になるところではありますが……

白猫の方は相棒ポジションの方でポイント稼いでるからなぁ……ヒロインレースではルミアの方がリードしてる感じしますし、どうなるやら。




放課後は異世界喫茶でコーヒーを2

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「私は、運命の女神というものは信じていないんだ。きっと間に合うだろう、なんて言葉は使わない。無理やり、間に合わせるのさ。――でないと、後味が悪いだろう?」

 

今日も迷宮のある街にある、ただ一つの喫茶店はそれなりに繁盛しています。

閑古鳥がなくわけではなく、どうしようもないほど忙しくもない。

いい感じでお客さんが回転しているのでは。

 

コーヒーというこの世界では親しまれていなかった物を提供する店だからか、ユウの人柄ゆえか、変わったお客さんも集まってきてますが、まぁ、日々が楽しそうで何より。

モテ方を研究する男子学生たちとか。強面の医師とか、あいかわらずだらけまくってるノルトリとか。

 

引き続き登場している、コルレオーネが結構いい性格していて好きですねぇ。

あの兎、中々粋なところあって流石の風格を感じさせる場面                       

あとは配達員のシルルが純粋でかわいいかった。アイナがノックアウトされたのもむべなるかな。……いやまぁ、彼女は彼女で特殊な例な気もしますけど。

 

ギャンブラーなおじさんのエピソードは、短いエピソードでうまく見せてくれたなぁ、という感じ。

賭け事のゴタゴタで離れて暮らしていた妻子の元に帰ろうとした男。

もう賭け事から足を洗うつもりだったものの、妻子はある問題に直面していて、それを解決するために、彼は決断してしまって。

ああする以外の選択肢なんて無かったんだとは思いますが。

中々ビターなテイストで、これはこれで。ユウが最後にしていた小さな賭け、これはこれで結末判り切ってる感もあるますが。だからといって、やらない理由にはならないんだよなぁ。

いつか、結果が分かればいいな、とただそう願います。



東京レイヴンズ15 ShamaniC Dawn

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「(前略)……ったく、おれがこれまでやって来た中で、文句なく一番の荒技になりそうだぞ。やるだけやって、そのあとはもう、神頼みだ」

 

相当な難産だったようで、後書きによればほぼ二年ぶりの新刊。

しかも、過去編。次の巻では春虎たちと出会える…かも……? 一応現代に戻る予定ではあるみたいですが。

現代の方でもかなり差し迫った状況ですし、あそこからどう立て直すのかが気になって仕方がないので、早く出てくれれば嬉しいですが……ま、気長に待ちます。

 

時は遡り……ついに語られる夜行たちの時代。

土御門や相馬、大連寺など今に続く因縁の始まりに何があったのか。

夜光と飛車丸のやり取りが楽しかったなぁ。

思った以上に愉快な人ですよね、夜行。自由気ままな感じで、振り回される人々は大変そうですけど。

 

土御門の当主に就任しながら、呪の世界そのものの前途は暗いと達観していた面もあったようですけど。

陰陽寮を再建するから、陰陽頭を任せたい、という軍人からの依頼をすげなく断ってましたし。

それで引かずに、何度もアプローチを駆ける相馬も根性あるなぁ。いや、軍人として職務に忠実にふるまっていた、という面も多分にあるとは思いますが。

                                                                                             

結果として創設された陰陽寮のハチャメチャっぷりも好きですよ。

戦乱の気配が近づいてきている中でも、呪の世界という闇に近い場所でも、笑いあえる居場所を作る事が出来たのは良かった。

……様々な思惑が入り混じり、危うい気配がどんどんと差し迫ってくるあたりは恐ろしかったですけどね。



ロクでなし魔術講師と禁忌教典9

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「私は先生を信じています。たとえ、どんな結果になろうと……私は先生を信じていますから……そのことに後悔なんてきっとありませんから……だから……」

(略)

「……どうか、私の『異能』を、お使いください、先生……」

 

行方をくらませていたジャティスが、またしても現れて。

ルミアを誘拐し、グレンをフェジテ市庁舎爆破テロの容疑者に祭り上げ、目的遂行の為に好き勝手動き回っています。

同調するかのように、天の智慧研究会も現れたり、宮廷魔導士団の方でも色々と思う所があるようで、イヴがフェジテに来訪したりとかなり混沌とした状況になっておりました。

 

グレンは事件解決の為にまた走り回ることに。

システィーナの助力を得ながら、ルミアをさらったジャティスからの要求に振り回されていましたが……

そんな中で、かつて倒したはずの敵から襲撃を受ける、という事態まで発生して。

あちこちで状況が動き続けていて、一場面ごとの描写は少なくなっているはずなのに、かなりの熱量がありました。

 

宮廷魔導士団の『愚者』であったグレンには、オリジナルの魔術以外にも切り札がまだあったようだ、なんて情報が出て来たりしてました。

手札少ない状況で、辛勝が多かったとはいえ、これまでの騒動で勝利収めてきたのか……ここぞという時の勝負強さはあるんですねぇ。

 

一方で、立ち位置が定まらず、今回良い所なしだった某「彼女」。

まぁ……うん。あとがきでも触れられていましたが、ある種の愛だよ……

揺れまくっている精神面が安定すれば、もっと頼りになるキャラになれると思うんですが。今後に期待……出来るのかなぁ。

グレンの奔走もあり、目先の問題は片付けられましたが……本命は、これからだっていう状況。

かなり風呂敷を広げた感じがありますが、これがどう畳まれていくのか。10巻が楽しみです。


 

ロクでなし魔術講師と追想日誌2

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「真面目な事は結構。だが、物事には緩急というものが肝要じゃ」

 

短編集―。

「紙一重の天災教授」、「帝国宮廷魔導士アルバイター・リィエル」、「任務に愚直すぎる男・アルベルトの落とし穴」、「貴方の私の忘レナ草」、「二人の愚者」の五話収録。

 

第一話は……緊急職員会議が開かれて。

グレンも中々ロクデナシですが、他の教授たちもかなりの変人がそろってますよね……

そんな中でも、一級の変人。五階梯に至った天才ながら……斜め上に才覚を発揮し、周囲を大騒動に巻き込む、自然災害と同じ扱いを受ける「天災教授」。

この人にもうちょっと常識があったら、この世界をより良い方向に持って行けそうな人ではありましたが……残念度も突き抜けてるな……

 

2話はタイトル通りリィエルがアルバイトを試みる話ではありましたが……

猪武者の彼女にそんな高度なことを期待してはいけない……3話のアルベルトも、中々コメディよりでしたし。

……実は特務分室ってポンコツの集まりなのでは疑惑が。

いや、戦闘力とかそっちに極振りしてるせいで、他の分野にボロボロな部分があるだけですが。下手にスペック高い分残念部分がなお笑える。

 

4話は、白猫ことリィエルが魔法薬の効果で記憶喪失になってしまい。

解毒するために行動していますが……何者かの妨害も入って。

その真相が何とも残念なものだったというか、この学校生徒も極まった子が居るなぁ、という感じでした。

 

5話は、グレンの幼少期。彼が『愚者の世界』を編み上げるまで。

魔術特性を知った直後はやはりかなり荒れていたようです。

憧れていたような正義の魔法使いにはなれないけれど……魔術師として無様な姿でも、はじめて彼がオリジナルを使った時、それを肯定してくれる相手が居たのは、救いだったのではないでしょうか。



RE;SET>学園シミュレーション 1万4327度目のボクは、1度目のキミに恋をする。

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「未来が暗くてわからなかったら、私が手をつないで歩いてあげるから」

(略)

「今野君と同じ速度で、私を未来に連れていって」

 

正直絵師買い。その割には楽しめたのは思わぬ誤算。

教師のセクハラとか、生徒のドラッグ問題とか学校の暗部を告発する謎の存在――ジャック。

生徒たちは正義の味方的存在にかなり注目していたみたいですが……

とある一件を期に、ジャックの正体が主人公――今野だとバレてしまって。

 

それ以来今野は、腫物を扱うように距離を取られている、と。

悪を追放するために動いていたってことですが……飲酒は暴いたのに、タバコは暴かなかったというあたりは問題じゃないかなぁ。

結局彼自身が正義であろうとして、自分自身を基準に置くと独善的なものになってしまいますしねー。

 

今野がジャックとして活動出来ていたのは、学園のシステムの中にあった、使用されている形跡のない学校内のデータを管理する統合システムという怪しいものに手を出していたからで。

ただまぁ、正体を諭されないように細心の注意を払っていたし、そんなシステムを使っている物だから暴こうとする動きがあれば、分かったはず。

 

それなのに暴かれたのは何故なのか、と。今野は調査をはじめ、ジャックの正体を暴くと謳っていた科学情報部に接触。

彼が使っていた統合システムの作成者はこの部の初代部長だったとかで、色々と調査をしていますが。

 

そのシステムを活用して疑似的な未来を観測できるようなっていましたが……その未来の世界で今野は殺される、という結末を迎え。

死の運命を回避するために、色々と策を練る方向にシフトしていきます。

試行錯誤しつつ、まぁ、なんとか死亡のバッドエンドからベターエンドくらいまでは浮上で来たのは良かったのでは。

 



ロクでなし魔術講師と禁忌教典8

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「俺の見立てじゃ、お前ら三人が、このクラスで一番強いからだよ」

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「だから、最初に纏めてコテンパンに叩いとけば、後が楽だろ?」

 

派閥争いの煽りを受けて、「成績不振のため退学」という通知が来たリィエル。

それを回避するための実績を作るために、ある女学院へ短期留学する事になって。

システィやルミアも同行し、グレンも臨時講師として派遣されることになりました。

ただし、男子禁制の学園の為、グレンは魔術で女に変身するというひと手間が加えられていましたが……

セリカが嬉々としてグレンに魔術をかけていて、人生楽しそうだなこの人と思いましたね……

 

そして何とか潜り込んだ女学院ですが、そこはお嬢様同士が派閥を作り内部で抗争が起きているような状況で。

グレンは、今まで講師としてやってきたように、彼女たちのこれまでの積み重ねてきた常識を打破し「魔術師」にしてやると断言。

普段がかなりロクデナシですけど、こうやって真面目にやっている時は格好いいですよねーグレン。

 

まぁ、今回は始まりからしてリィエルの退学回避が目的だったわけですが。

そうやってリィエルを動かしたことが敵の狙いの一つでもあったようで。

女学院にもまた変な輩が入り込んでいたようですけれど、この国裏で蠢いている闇、深すぎませんかね……

敵の尻尾を掴むことはできませんでしたが、リィエルが新しい友人を得たようですし、そこは良かったですねー。

途中でリィエルがやっていた「縄抜けの魔術(物理)」と「鍵開けの魔術(物理)」にはひたすら笑いましたけど。それでいいのか魔術師……!




銀の河のガーディアン3

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「君があの人の娘に相応しくないなんていう人がいるなら、僕がそれを消し飛ばして見せる。邪魔する者もだ」

 

前回、銀河中に演説をぶって帝国批判をした叛乱の首謀者が居ましたが。

皇帝がその場に乗り込んで「じゃあ私の進退を議題に会議開いて、臣民の意志を問おうじゃないか!」と乗ってくるとはだれも思うまい……

それを考え付いた辺りセーヤってやっぱりどこか頭のネジ外れてるんじゃないのかな……

 

まぁそんな会議が行われるとなれば、当然妨害を企む勢力もいるわけで。

皇帝の養女という立場があるラリエナに、会議に出席してもらえないかという依頼が持ってこられて。

任務、じゃない辺りが肝ですよねぇ。そしてその護衛としてセーヤも参加する事に。立場なりに、皇帝いいお母さんやってると思いましたがねぇ。

どちらも不器用で距離感間違ってる感じはありましたが。

 

警戒していた通り、大会議においてトラブル……そこを襲撃してくる勢力が居て。なんとか追い払う事には成功していましたが、黒幕の姿は拝めず。

この3巻で一つの区切りという事だそうですが。

今回出てきたキャラクターが、これまでの敵達よりもいいキャラしてたので、もうちょっと読んでみたかった気もしますな。

 

 

銀の河のガーディアン2

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「どこに行こうが、何をしようが、目的がわかっているのなら問題ないよ」

 

1巻で起きた事件を受けて、各部署から人員を集めた部隊が新設されることに。

能力はあるんだろうけど、あちこちから個性的なメンバーが集まってきて、ラリエナはそこはとなく不安を感じているようですが。

セーヤは、目的分かってるなら大丈夫でしょ、といつも通り平然としてます。

 

部隊が新設され……メンバーが集まり切る前に、任務が告げられ。

前回の事件を受けて、旧同盟国において叛乱が起きたため対応せよ、と。

その惑星ザザは、特殊な鉱石が算出される場所で、魔術が阻害される要素が大気中にばら撒かれている状況だとか。

よって、魔術で地表に転移することはかなわず、少数を選び大気圏突入させる、という作中においても珍しい手を使う事に。

 

そうして叛乱に対処していくわけですが……

事を荒立てるからには、それなりの目的があるわけで。と言っても、今回の相手は、何とも言えない小物感が、どうしても好きになれない。

理想にひたむきに走って、自滅するタイプと見た。周囲巻き込んで自爆するんだよなぁ。まぁ、引っ掻き回そうとして、最後皇帝に利用される結果となってましたが、やり方含め色々拙かったからしょうがないわな……

 

銀の河のガーディアン

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「助けられる命なら、助けるに越したことはないだろう?」

 

銀河を統治する魔術帝国がある世界。

かつては帝国としのぎを削る「同盟」と呼ばれる敵対国家もあったものの、十年前に帝国によって滅ぼされたとか。

まだ十年前、ってことで禍根もあちこちに残ってる状況。

 

元同盟の中でも辺境にあった惑星出身のセーヤ。

帝国の版図に加えられたのも最後の最後、ということで。

魔術師の才能があると認められたセーヤは帝国に招かれることに。

最も、その容姿と魔力量から、忌まれてあちこちたらいまわしにされたそうですけど。

 

魔術があり、それによって動く機械の人型……「機甲杖」なる兵器があって。

直属軍、蒼衣衛に加わることになったセーヤは、ラリエナという少女とコンビを組むことになり。

セーヤがかなり頑固というか、周囲への興味に薄いため、ラリエナという常識人が隣にいることで、何とか回ってる感じですねぇ。

ラリエナが振り回され続けて大変そうですが……うまく使いこなせれば、君の相棒はかなり強力だよ、多分……

 

 

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