気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

川上稔

EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト 下

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「――これを仕切り直しとして、また、僕と一緒にいて貰えませんか、先輩!」

 

相変わらずの面白さ。

帯裏面での「先輩(最高)」円グラフは、作為の塊だな! というか、もうそこまで行くなら先輩(最高)純度100%でも良かったのでは……笑いました。

住良木君は先輩大好きすぎるし、先輩の方は住良木に対して防御力0どころかマイナス入ってるんじゃないかって感じで甘いし。なんだかんだでいいコンビだと思います。

 

大切な先輩と、北欧神話の協力者の面々と。

テラフォーミングを進めていこう、と言う所に他勢力からの横やりが。

メソポタミアの英雄と、雷同夫婦による相対は、流石は神様って感じのスケールでいちいち規模が大きくて楽しかったです。

戦いの後、戦力が増えて再スタートとなるのかと思いきや、監査の到来、交渉の末に事態は急転。

 

また不測の事態で死んで、ロールバックされた時、住良木の前に先輩は現れなかった。

記憶を失ってなお、それでも残ったものをかき集めて進もうとする住良木はテンション高いバカでも、選択を間違える愚か者ではなかった。

バカなりに意地を通して、先輩と理解し合おうとする彼の姿は、中々格好良かったです。

いやまぁ、そこに至るまでポンポン死んでて、笑いましたけどね! 桑尻は本当にお疲れ様です……

 

先輩の神名も下巻で明らかになりましたねー。

日本神話にそんな詳しくない私でも知ってる有名人(有名神?)じゃないですか。

その能力の解説も入って、そういう解釈もアリかーと楽しんでました。

巻数明記しないサブタイトル制で続刊するらしいので、続きを楽しみに待ちたい。



EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト 上

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「それを承知で来てくれたんだから、僕はその神様が一番いいです」

 

川上稔先生の新刊。

AHEADGENESISをつなぐ、EDGEシリーズの開幕です。

「チャットノベル」と帯にあるとおり、間に地の文が挟まる事もありますが、結構な割合が会話主体。
アイコンがついた状態で台詞が描写されます。

イメージしにくい方はカクヨムで連載してる作品なので、そちらを見てみるのもいいかと。

とか言ってますが私、カクヨム版読み損ねてる間に書籍化しちゃったんですよね……
フリースタイルの方は読んでたので「ダメサーの王子達」みたいな感じで楽しめました。

質疑応答も含めて、ポンポン進んでいくので、読みやすくはありますが……2段組みで純粋に文章量が多いのはちょっとしたトラップですかねぇ。面白かったですけど。

 

『境界線上のホライゾン』で言及されている“神代の時代”、人類が宇宙に進出し神へと至った時代の物語。

ですが、舞台は1990年代の立川。そこにある広大な学園で、古き良きゲームで盛り上がったりしています。

なんで? と思った時点で負け! 作品に引き込まれてるので読んでください。そこから派生させて沼にハマろう。

 

ただのゲーム、ただの90年代にしては疑問点が多い導入から始まり、何もわからない状態で主人公が、少しずつ進んでいきます。

隣室に越してきたらしい先輩や、ゲーム部の面々に教わりながら天地創造&神話再現とかスケール大きいこと言い始めるあたりは流石というか。

それを聞いて即座に順応出来てる住良木君は馬鹿だけど柔軟で、テラフォーミングの人間代表としては中々適しているんじゃないでしょうか。

 

巨乳信者で言動不規則というか、思った事ポロポロ零す、アクセル全開みたいな子ですけど。

彼の言葉は良く言えば純粋、悪く言うと欲望に正直なんですが。どっちにしろ先輩に良く刺さってるので、いいコンビですよ。

サポートしてくれるゲーム部の面々も個性が立っていて、やり取りが楽しいですし。上巻という事もあり、全体的に説明多めのチュートリアル風味でしたが、最後の状況からすると下巻では熱いバトルもありそうで今から楽しみです。

あと帯にコードを印刷してAR表示する企画は面白かったですね。
購入直後に真っ先にやってTwitterにあげたりしてましたし。この作品で言う啓示盤とかこんな感じかなぁ、とか。
何がとは言いませんが合言葉は「デカアアアアアアイ!!」です。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI(下)

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「そこに一人でいたら駄目だオメエ。――こっちへ来いよ」

 

圧巻のシリーズ完結巻。

あとがき時点で1150ページって……マジ鈍器……

発売日に買ってたんですが、この物量に手を付けるだけの余力がなかったので先送りになってしまってた。

GW休めたので、そこでやっと手を出せた感じですねー。

 

ヴェストファーレン会議が終わって、世界が同じ方向を向いて。

「その後」の事を考えて今から根回しだったり、「暫定許可」な事案とかがあったりするようですが、まぁいつも通り。

……決戦前のアレコレの調整中。武蔵の学生の年齢上限が上がったこともあって、武蔵内部の事を相対で解決してて「今武蔵行くと相対でなんとなる」と各国が乗り込んできたという部分も笑えた。さらっと流されてましたけど、収拾つけるの大変だったのでは。

 

会議終了直後、運命の借体が来て色々情報落としていってくれたのは、ラッキーというか。彼女もうっかりというか。

「……今、余計な事、言いましたよね? 私」という場面が可愛かった。その後も要所要所で情報収集に借体出てきて、バレて逃げるというコントが挟まってたのも笑いました。

そして、王と姫たちのいちゃつきイベントを挟んで決戦。

一応、東照宮としての立ち位置をはっきりさせるという事情もありましたが……肉食系というか、やる時はやるなというか……

 

そして最後の総力戦。

各国の戦力があちこちで戦いを魅せてくれたのが、長く続いたシリーズならではで好きです。

シェイクスピアが脚本家として敵をうまく捌いてくれたシーンとか好きです。

「多分向こうと一緒に消えると思うけど」な場面とかも笑えましたし。

 

でも一番笑ったのは正直、景勝たちの上越露西亜ですね。「平和の一斉攻撃」とかパワーワードがすごい。

「これ、あっちも動けないから、これでいいんじゃないかなあ」じゃないよ軍師。

平和攻撃に対抗してテーブルセット準備するとか、あそこだけなんかおかしいぞ……

 

最後運命が抵抗として示した表示枠。

それを押すことを迷わなかったトーリたち、全ての登場人物の生き様が、見事でした。

……格好よさと同じくらいトンチキさにも数値振ってある武蔵流のノリも最後まで健在で、見どころ満載でしたよ。満足。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン11(中)

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「――未熟だった。父の後を追うだけで、抜かしてもいない。その恥をもって、武蔵勢、貴殿達に問いたい」

言う。

「失うしかないと、そう思っている私を、救ってくれるだろうか」

 

1巻で提示されてから、ここまで長い旅でした。

ヴェストファーレン会議が幕を上げる事になりましたが……

まさかその会場に全裸が3人もいるとは思いませんでしたね……

ネタ要素が盛り盛りながら、格好いいいシーンが各所に見られて、このバランスが流石。

妖精女王がノーヒントで無茶ぶりしたりとか、テンション高い部分も多々ありましたが。

 

会議に至る前の武蔵勢と羽柴勢の交流も、武蔵のノリに振り回されているところありましたが、楽しかったですし。

大久保が竹中を意識しまくってる辺りは笑った。

オランダの全裸との交渉でも、良い所見せてくれましたしね。

途中、会計補佐がいつも通りのノリで圧かけてきてるのかと思ったら、ブラフで、終わった後に安堵していたのはちょい意外。

勢いで大久保に乗っかって謀反?とかしてたのに……うどん王国でちょっと懲りたか。

 

そして会議が進んでいって。安心と信頼の武蔵生徒会副会長よ……

講和会議で戦争に発展させ、不可能を可能にして来た。

「大丈夫です。――三河からこれまで、自分たちは、多くの国に安心を与えてきました」といえる神経の太さよ。

発言直後に周囲が静まり返ったようですしね。他国の代表から、笑う所かと聞かれてる辺りもうどうしようもない。

 

かつて王と姫がやった平行線の問答を、教皇総長と武蔵副会長がやっている場面とかも良かったですねぇ。

「どちらかが退くべきだ」「いえ、平行線です。――どちらも、共に行くべきなのです」ってところが特に好きです。

交渉が終わった後に、石田三成と「ああ、気にするな。そうすれば大丈夫だ」「そりゃ気にしなけば大丈夫ですよ!!」とかやってる辺り相変わらずですけどね……

今回新たに明らかになった事実とかもあり、未来への道筋が整ってきた感じ。このまま最終決戦かと思いきや、最後にまたキャラが増えて、騒ぎになりそうです。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンXI(上)

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「道はつきました。――ならば皆さんと、共に行きましょう

 その道の向こう。今の正純様ならば、多くの夢を見られるでしょう」

 

帯に最終話開幕! 末世解決を巡る本編はいよいよクライマックスへ!

とあるんですが……いやまぁ、確かにこれまでの壁であった羽柴勢との講和・合流が決まり、知識・戦力も拡充されて、かなり良い環境になったとは思うんですが……

武蔵側、割と勢いで障害乗り越えてきてるから、末世対策って結局どうなるのみたいな感じががが。

 

自分達で、

『……何故、この勢力に三征西班牙が負けたのか、非常に疑問に思います』

『馬鹿だけど戦争に持ち込むと強いからじゃないかな』

と評価しているあたり冷静ですけど、違うそうじゃない、って言いたい。

 

未来で生まれた武蔵勢の子供だ、と明らかになった十本槍の面々。

抱えていた物を下ろせたからか、かなり雰囲気柔らかくなったというか、リラックスしたように見えますね。

後半、歴史再現で水泳対決をしている時、横でちょっといじけて母を想っている糟屋とか可愛かった。

彼女たちの親が、しっかりと彼女たちの名前を当てる事が出来た、というのも大きいでしょうけど。

そんな彼女らがこれから、武蔵勢の無茶に振り回されるのかと思うと……頑張れ、それが君らの父母だ。

 

歴史再現を無血で終え、これからに向けた動きは進んでいますが。

他国も黙ってみてまいないでしょうし、ヴェストファーレン会議はどう転がっていきますかねぇ。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 緑と花

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「安心しましたとも。だってこれから、――貴女のやろうとする歴史再現の足を引っ張ってぼろぼろにしてなかった事にして一緒に咎めを食らういやがらせを全力で開始するのに、貴女は庇護してくれると言うのだから、最高です」

()

「貴様らあ――!!」

 

読み損ねていたガールズトークを消化。

メアリが合流してからIZUMOに入るまで……つまり、2巻と3巻の間あたりのエピソード。

何やら、IZUMOに入る前にも色々と横やりが入っていたようで。

 

唐突にやって来た前教皇相手の正純の交渉が、凄かった。

いやぁ、相変わらず酷いな武蔵勢。

チャット内で『……うちを庇護下に入れるって、うちを知ってたら絶対言わないよね』と自分達で言ってしまってる辺り、流石すぎる。いいぞ、もっとやれ。

臆病者故即座に判断できません、だったら指示あるまで動くな! と返されて、武蔵を停止させるとか。どういう思考回路してるんだ。

 

二重襲名者。元教皇ウルバヌス八世並びに以心崇伝。

武家諸法度を制定した、という経歴を持つ襲名者。ここで、正純に接触しに来た目的があって、それは最終的に果たされていたようですけど。

道中が散々だなぁ……武家諸法度を制定するときの、神罰の話の部分とかもまたひどかったですけど。

この世界、わりと悪ノリと勢いだけでできているんじゃないのか……?




GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(下)

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「感謝しますわ。貴女と、貴女を送った未来の私に……!」

己は告げた。

「私が貴方を送り、貴女が私の目の前に来てくれたことで、幸いは失われずに済みましたもの!」

 
まとめて読みたくて、下巻が出るまで溜めていたんですが、溜めている間に積読の山に埋まり、そして11巻まで出てしまって慌てて発掘したという裏事情があったり。

閑話休題。

トーリを復活させるために黄泉に向かった浅間とミトツダイラ。

武蔵を失っても、武蔵勢力が衰えたわけではなく。総長連合とかは健在ですからね。

他国がそれを封じ込めに来るというのもおかしくはない。

復活までのタイムリミットがあり、追い詰められた状況であっても動き出すんだから、相変わらずとしか言いようがない。 

 

今回個人的な見どころは、佐々と前田のOda対決。

「俺達を、半端者ではなかったと、そう証明するのに付き合え、――前田・利家」。

意地を通しきった彼の姿は、本当に格好良かった。

ホライゾンの「武蔵もう一丁」では割と真面目な場面のはずなのに笑っちゃいました。

あとは、武蔵の魔女二人が落ちた先の村で聞いた、彼女たちの両親の話とかも良かったなぁ……

 

「何処にもない教導院」の過去なんかも明らかになりましたが……ミリアムが思った以上に重要キャラだったというか、そこから絡んでいたのか、みたいな。

東が出会った幽霊少女についてもネタが明かされましたが、1巻からここまでネタ仕込んであるんだから流石。

 

親子対決、衝撃の事実に押されて一度は追い込まれましたが。

この短期間でちゃんと向き合って、対策して、成長まで超えてみせるというのは親の貫録と言っていいのかなぁ。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(中)

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副会長:『うーん、やっぱり向井こういう場面で凄いなあ。勝率百パーだろう』

黒竹:『コラぁ――! ちょっと武蔵副会長! 何て卑怯な人選を!』

 

そして明かされる十本槍の秘密。

武蔵の特務級と似た戦闘スタイルのキャラが多かったから、まぁ、ミラーマッチがあるんだろうなぁ、とは思っていましたが。

まさかそこまで踏み込んでくるとは、という様な感じ。

未来からの否定、というあまりにも強い札に、それでも抗っていく辺りは武蔵らしい、と言いますか。

 

……帯に、めっちゃ『撃沈』って書いてあって、ある程度のオチは見えてるんですけどね!

想った以上にちゃんと撃沈したなって。解釈で誤魔化し入るかと思いましたけど、そういう事もなく。え、武蔵という移動能力なくして、この後どーすんのみたいな感じが。

 

鈴がやはり強いなぁ……

役職なしで交渉に駆り出されて、成果を上げている辺りもそうですけど。

的確に状況を呼んでるし、頼りになる相手です。トーリは大好きだけど、大奥へは踏み込まない、という判断を下してました。

鈴が好きだから、彼女の恋が報われるといいなぁ、とも思っていたので少しそこは残念。ただ、その辺りは流されるちゃんとキャラが判断してる、という感じがするので納得は出来る。作り込みがすごいなぁ、ホント。

 

追い込まれた状況で、トーリの契約、哀しむと死ぬというソレがついに成立する事となり。

……ただまぁ、黙って死なせるほど素直な連中じゃないですよね。

方法はちょっと予想の斜め上行ってましたけど。おいおい大丈夫なのか。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅩ(上)

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「いえ、無理ではありません!」

立花・誾が応じた。こちらに届く声で、

「並ぶものなし! 無双の名において、無理などという限界は存在しないのです!」

『よくぞ言った!』

 

信長が本能寺の変を断行。

それでもトーリたちは、創世計画を止めて、末世を救うという目標を崩さず。

武蔵勢と羽柴勢との戦いは避け得ない状況となり。

歴史再現『伊賀越え』によって、明智勢と評されている武蔵を松平に戻そうとしてましたが。

 

歴史を動かす最終局面だって言うのに、その内実が中々ひどい(褒めてる)。

流石武蔵というか。ネシンバラの不良在庫とかをゴミとして、敵の前にばら撒くとか。

魔女たちの同人誌ばら撒くとか、確かに時間稼ぎにはなっているけど、なぜその手を選んだ、というのを普通にやってくるからな……

『ごみを捨てる大義名分を作った文書を送れ』と無茶ぶりされる大久保と、その怪文書を読まされた安土達の反応が愉快。

 

あと通神で言質を取られらくないからと役職ではなく「武蔵の八百屋」と「安土の肉屋」を名乗り交渉してる辺りはおかしすぎた。

何をしているんだお前等は……!

いい感じに温まっている武蔵勢に振り回されている竹中の言動も怪しくなってくるあたり、武蔵勢の感染力すごいよな……

あと「武蔵副会長のパターンとしては、宣戦布告が来る可能性がかなり高い」とか見込まれている正純のウォーモンガ―っぷりよ。否定できないけど。




OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハトⅣ

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『……前々に君から何度も聞かされてきたけど、君のお姉さん、……理不尽だね』

「でしょ!? でしょ!? 嘘言ってなかったでしょ!? 私の方が正しいよね!?」

『いや、どっちもどっちじゃないかなあ……』

「やあ――――! この本、私の味方になってくれない!」

 

黒の魔女と、魔法少女たちの戦いが決着する完結巻です。

コミック版とは異なる方向に話が展開していってますねー。

扉絵で特待科の制服イラストが入ってましたが、紹介コメントがまた秀逸で笑う。パーソナルカラーが許されているとかで。

その理由が「だって着ているものの色で術が使えなくなるとか、普通、無いやん……術式科だってもうちょっと汎用性あるよな……」とか笑うしかない。

 

ヘクセンナハトまであと三日。

黒の魔女対策のため、避難を勧めたり最後まで作戦を詰めるために話し合いをしたりと、順調に体制が整えられていました。

鏡が堀之内を満子呼ばわりしたり、ネタ会話があちこちに飛び火したりと、いつも通り変に緊張することなく準備が進んでいましたが……

 

ファミレスで打ち合わせをしよう、となって待ち合わせをしていたら……そこに決戦前に適当にふらついていた黒の魔女までやってきてしまって。

不意の遭遇戦が発生して、各務が負傷。意識不明の重体になっていましたが。

……ラスボス戦前の緊迫した状況下で、ラスボスとランダムエンカウントってなんの地獄だ。

 

各務が欠けようとも、ヘクセンナハトは待ってくれるわけではなく。

それぞれが自分に出来る事を為し、必死に戦っているのは良かったですねぇ。

途中でなんとか復活した各務も合流し、黒の魔女とコント繰り広げてましたけど。いやぁ、ぶれないなぁ、各務。尊敬しそう。

黒の魔女が中々のチート使いでしたが……創造を敵に回すって、大変ですよねぇ。

それでも己を貫き通した鏡と堀之内コンビは、流石のひと言。

創造主たる黒の魔女を撃退した後どうなるのかと思っていましたが……いいエンディングになっていたと思います。これからが大変そうではありますが、まぁ、同時に楽しそうでもありました。


プロフィール

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 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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