気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

川口士

魔弾の王と凍漣の雪姫3

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「その気性に合ったやり方というものがあると、私は思います。私の息子は弓に長け、弓を愛している。欠点を是正するのも、あるていどは必要でしょう。ですが欠点を認め、その上で得意なこと、やりたいことを伸ばしてやるべきだというのが、私の方針です。我が領地は小さく、人材も豊富とは言えません。何でもできるような人間はおりませんから」

 

侵略してきたアスヴァールの第二王子を捕え、彼に協力する事をジスタートは決めて。

同じくブリューヌもアスヴァールの姫に協力を要請されて人員を派遣する事に。

ティグル状況によっては危うい立場になったと思いますが、ブリューヌから派遣されてきていたのがロランだったのが救いですね。

 

ウルスの教育方針がいいですねぇ。

彼の元で育ったからこそティグルがブリューヌ人ながら弓に長けた逸材に育った、と。

施設として訪れた際に彼に出会って、ギネヴィアが決意したというのも運命の巡り合わせを感じる。

 

違う勢力に味方をして、相手の様子を窺っていた2陣営でしたが。

レスターという裏切り者が、好き放題暴れていたので一時共闘する事に。

しかし、二人の戦姫と黒騎士が先頭に立ち、その後ろからティグルが射撃支援するって鬼のような陣形ですね。

魔物たちも最終的な狙いはMF版と大きく変わりはないと思うんですが、目覚めている顔ぶれに違いがあって楽しいです。
王子はかなりあっさり退場したなぁ、という感じ。まぁ、ブリューヌとジスタートと違う陣営に置き続けるのも手間ですから、どこかでまとめる必要はあったでしょうけど、かなり驚きました。



魔弾の王と凍漣の雪姫2

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「俺も、君とともに戦えたこと、力を合わせてあの魔物を倒せたことを、誇りに思う」

 

エザンティスが代替わりしてるくらいで、他の戦姫の顔ぶれは変わっていないようですね。

オルガが行方不明になっているのもサーシャが病床に伏してるのも。

オルガの独特の雰囲気が好きなので、こちらでも出てきてほしいですけど、もうちょっと先にですかね。

 

相変わらずエレンとミラは仲が悪いというか。

ミラがティグルを大事にしているのも間違いなく、エレンがティグルに興味を持ったことで、さらに燃料を足されたというか。

ティグルがエレンと共闘したり、上手いこと仲を取り持てればいいんですけど。さてはて。

 

ブリューヌ王の命を受けて、ジスタート入りしたティグルが、本人の性分って言うのもあるでしょうけど、また問題に巻き込まれ続けてますね。

ガヌロン、テナルディエというブリューヌの暗躍大好き大貴族が健在なのと、他国の動乱も相まって酷くなりそうな予兆がある。

アスヴァールの王子を唆してライトメリッツを責めさせるとか、余計な事ばっかりするなアイツら……

ミラの母親が中々いい性格をしていて好きです。日々楽しそうだな。



魔弾の王と凍漣の雪姫

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「俺がアルサスを忘れるはずはないだろう! 生き延びたいからこそ、行動するんだ。今日の安全を得る代わりに、明日の危険を見落とすなどという過ちを犯さないために。ラフィナック。魔物というのは本当に恐ろしいんだ」

 

MF文庫Jで刊行されていた『魔弾の王と戦姫』のスピンオフというか。

ティグルやミラの両親が健在で会ったら。彼らが幼少期に出会っていたら、そんな違いから展開されていく戦記物ですね。

 

ミラに対してティグルが好意を全く隠していないというか。

身分違いではあるけれど、いつか武勲を立てて彼女の横に並び立つという決意が胸の中にあるからか、MF版とはまた違った顔が見られていいですね。

弓の腕が抜群で、ブリューヌでは蔑視されているというのも変わらずではありますが。

 

ムオジネルとの戦争で、応援として駆り出された黒騎士ロランとの縁が出来たり。

ルサルカという新たな魔物の存在が描かれたりと、かなり新鮮。

まぁ、新しい要素で言えば、鎌の戦姫がヴァレンティナから代替わりして、ミリッツァに変わっている所でしょうか。

魔弾のエピローグに置いて、爆弾発言した少女という事で気になっていたキャラですが。こちらでは当代の戦姫として接点増えそうですし期待。



魔弾の王と戦姫18

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「あなたに、この国の王になってほしい。私の後を継ぐ者として」

 

長らく続いたシリーズの最終巻。

策謀を巡らし、ジスタートを混乱に陥れたヴァレンティナを退けるまで。

彼女は彼女で自分の夢の為に全力を尽くしていたんですよね。

 

裏で動いて、策謀で人を蹴落としたりはしてましたが……わりと、ここにきて焦りも出たかな、というか。

思った以上に予想通りに行かず苦労している感じがありました。

 

ジスタートが揺らいでる中で、ティグルは親しくしている戦姫たちの手助けもあり、ぶっ飛んだ解決策をとることに。

そこにはユージェンの遺志なんかもあったわけですが……そうくるとは正直予想外でしたね。

 

二国の王として君臨するとか誰が予想できただろう。

あと、ダーマードが何だかんだティグルの側に残っているのには笑ってしまった。

異国の生まれという事でジスタートの統治にはかなり気を使っているようですけど、リムが彼の側近として一番近い場所にいるのは、上手いこと立ち回ったというか。

戦姫である他のメンバーではできなかったことですしねー。

いい最終回でした。



魔弾の王と戦姫17

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「涙を流した。埋葬した。魂の安らぎを神々に祈った。俺だけじゃない。みんな……みんな、そうしてきたんだ」

 

ソフィ―が調べものをして気付いた「魔弾の王」とティル=ナ=ファについて。

英雄となり、魔王となるという存在について。それがティグルではないかという考察。

これを聞いて、決戦に望めたのはティグルの助けになったでしょう。

何も知らずに突貫することほど恐ろしいものはないですしね。

 

エレンとフィグネリアの戦いは、リムの補佐を受けながら、危うい場面もありましたがエレンが勝利。

オルガやリーザの対応する事になった叛乱も、ミラとソフィー側のムオジネル軍関連も、さくっと鎮圧出来たそうですし、戦姫のスペックの高さを見せつけられた感じですね。

 

一方で彼らが気にしてやまないティグルは、ガヌロンからの脅迫を受け一人ザガンという地域へ。

ガヌロンの企みによって、世界は順調に変化していて、立ち寄った村で魔に変じた村人と戦う羽目にもなってました。

無事に辿り着き、一人で戦っていましたが……そこに応援が駆けつけてくれる、というのが熱かったですね。別々のところにいた仲間が集ってくる展開は見事。挿絵も良かったです。



魔弾の王と戦姫16

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「統治者にとって大切なのは、先人の遺志を受け継ぐことだったのだ。いや、逆か。先人の遺志を受け継ぐ者こそが、次代の統治者たり得るのだ」

 

フィグネリアがリーザを、ヴァレンティナはソフィーを襲撃。

前者はかなり危ない状況になっていましたが、幸い市街にいたティグルが駆けつけてギリギリ助かって。

後者に関しては王宮でやっていたため、ルスランによって止められた。

この時、自らを快復させた立役者であるヴァレンティナに対してしっかり罰を与えてる辺り、ルスランも王の器があるのかなぁ、という印象を抱きました。

                                                          

目下、ヴァレンティナの暗躍でかなり荒れている国内を落ち着かせる可能性もあったのでは、と思いましたが。

竜具の偽物を作っていたり、手を変え品を変え情報収集して人を動かしたりとヴァレンティナが暗躍好きすぎて怖い。

 

ティグルはブリューヌの人間として、ジスタートの安寧を望み状況改善に努めようとしますが。

ささやかな宴をルスラン王子の協力のもと開催しようとしたら襲撃があって。

ルスラン王子が寝込みがちになるなど、状況は落ち着かず。

他国の軍や、ジスタートの王位回りでいざこざが生じているのを好ましく思わない国内勢力の蜂起まで起きて。

エレンとフィグネリアの戦姫同士の決戦まで起きてますからね。

代理統治者に謀反の疑いまで出て来て、ジスタートが一気に状況悪化してて乾いた笑いが出ました。



魔弾の王と戦姫15

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「この国の王になってください、ティグル」

 

ムオジネルの撃退に成功したブリューヌ。

ティグルは秘密裏にレギンからの想いと政略について聞くことに。

まぁ、自国から出た英雄を放っておく理由あんまりないですしね。他国からも注目されているとなればなおさら。

 

魔物関連の騒動もあるので時間が欲しいという事で、いったんは保留。

ブリューヌの書庫を解放してもらって、女神や魔物についての情報収集を行ったりもしてましたね。

戦争続きではありましたが、相手が難敵なのもあって、空いた時間を有効活用しているのは好ましいですねぇ。無駄にしてる余裕がないとも言いますが。

 

直ぐに決められる話ではないのはもちろんですが。

ミラやソフィーと言った戦姫たちも彼を逃す気がなくてアプローチが凄い。

魔物側やガヌロンも、状況が揃いつつあるためティグルを襲撃したり。

ヴァレンティナが、病に伏したジスタートの王子ルスランを表舞台に引っ張り出すなんて爆弾を持ってきたりと、各国が落ち着くのにはまだまだかかりそうな感じ。

というか、ヴィクトール王の朝令暮改っぷり、ヴァレンティナ側についた新しい戦姫フィグネリアの襲撃と、ジスタートがヤバい。


魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉15 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-08-25


魔弾の王と戦姫14

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「勝つための手は打っています。ただ、それを成功させるためには皆の力が必要です。守りたいものを守るために、力を貸してください」

 

ムオジネル軍に対抗するために策を練るティグル。

数で劣る状況を覆すために、敵の指揮官を狙うという危険な案を出して。

敵の警戒が甘ければ完全な奇襲になったんでしょうけど……ティグルに「流星落者」の称号をおくったクレイシュはティグルを侮っておらず。

自分を狙ってくるだろう、と予測しているあたり難敵ですね。正直、もっと長引いてもおかしくない感じではありました。

 

ミラが協力してくれているとはいえ、ティグル無しで防戦することになってもレギンが王として覚悟を示してくれたことも大きいですね。

あそこで空気が変わったのは間違いない。王族として、確かに成長しているのが分かる。

 

とは言え敵の数が多く、手も策も練ってきているのでかなり苦戦を強いられていましたけどね。

弓を忌避しているというのもあって、遠距離攻撃の手段が無いのもかなり痛い。それでも少しずつ変化が生じているのも見えて良かった。

ティグルの方も、ギリギリの状況でさらに限界を超えてくるんだから怖い。「怪物」って零す敵兵が居ましたが、うん、間違ってないよな……

 

魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) (14) (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-03-25


魔弾の王と戦姫13

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「ティグル! あなたに任せるわ!」

 

一敗地に塗れた月光の騎士軍。

道中の川に毒を入れられたり、敵が軍の運用に長けていたなどの要因から手痛い損害を被る事となったようです。

 

エレンが囚われの身となり、ティグルは単身それを追うことに。

道中、魔物ヴォジャノーイと戦う羽目になっても居ましたが、竜具の導きによって駆け付けたミラに助けられて。

視野狭窄に陥っていたティグルの目を覚まさせてくれたことが、本当にありがたい。

ここに彼女が来ていなかったら、どこかで失敗していたでしょうし。

 

英雄の消息が不明で、さらにはムオジネル群による侵略も重なって。

ブリューヌが思いっきり狙われてますねぇ。手が足りていないというのを見透かされている。

エレンに執着し、月光の騎士軍に打撃を与えたグレアスト軍。

二度もやられるティグル達ではなく、見事蹴散らしてましたが。

グレアスト自身の末路は、意外なところからやられたなぁと言いますか。過去の行いが跳ね返ってきたという事でしょう。

 

今回の出来事で傷を負ったエレンを癒すために、ティグルはついに想いを告げることに。

それぞれに立場があるために、そう簡単に公的に結ばれることは叶わない。けれど、絶対になんとかするというあたりティグルも男の子というか。



魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉(13) (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-11-25


魔弾の王と戦姫12

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「そうすることで、オレに何の利益がある?」

「俺と戦わずにすむ」

 

シリーズものを4年も詰むなよ……ちゃんと新刊で買ってたので許してください……

オマケに新シリーズが既に三冊出ているという。そっちも買いましたけどね。えぇ。

この記事作成時点で、一念発起して積んでた戦姫と新作の雪姫の方まとめて読み終えたので、近日中に感想上げます。

 

ブリューヌ王国に侵略したザクスタン軍撃破の為、戦姫たちともに王都ニースの下を訪れて。

しかし、レギンを認めない勢力による暗闘が進み、さらにはガヌロンまでもが動いていてかなり状況はややこしくなっていますね。

 

その戦果から評判が高まりつつも、反感を買いジスタートの走狗と化したのではなんて噂も流れるティグル。

味方してくれる人も居て、宣伝のための詩歌が作られたりして、小領地の貴族だったというのが信じられないくらいの変化ですねぇ。

レギンから応急に努めて欲しいなんて話も出たり、どんどんと外堀が埋められていってる感じもあります。

 

その期待に応えるだけの成果を上げてるんですけどね。

ザクスタンに呼応してアスヴァールが攻めてきたときも、上手くあしらっていましたし。

それだけに、最後の展開には驚きましたね。まさか、ここで敗北する事になろうとは。

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉12 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-07-24


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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