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「お嬢様はせっかく有力情報を手に入れながら、使い方を誤りました……」

 

ある災厄によって、精密機器や通信機能が使えなくなった近未来。

それでも色々工夫して開発してるだから、大したものだ、と言いますか。

人体の微弱電流で稼働するアーマード・スーツを作って、地下で興行してるのはどうかと思いますけど。

 

いや、表沙汰に出来ないから地下興業なんですけどね。

表向きは電子機器が使えなくなったこともあり、障害を持った人のサポート器具とか、建設・災害現場での使用なんかもされているようですが。

レーダーとかも死んだ世界なので、人力で稼働する兵器として、アーマードスーツは優秀で。軍事利用としての需要が高い。

 

地下興業に参加していた女子高生、結々子は色々と不穏な動きに巻き込まれていくわけですが。

自前のタフさで乗りきったり、後見人の先生に助けられたりと、超えていきました。一人で戦い続けるのではなく、ちゃんと助けてくれる人が居たのは良かったかなぁ。

キャラとしては、結々子にちょっかいをかけてるお嬢様が好きです。手の出し方を間違えて、最終的に不可の評価を下されているあたりは、つい笑ってしまった。