気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

幻獣調査員

幻獣調査員2

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「それならば、私は死なないわ。絶対に。何があっても」

「あぁ、我が守ろうとも。我が花の枯れることのなきように」

 

幻獣と人との間を取り持つ幻獣調査員のフェリ。

彼女は変わらず、クーシュナやトローと共に旅の途中、様々な問題を調停しています。

悪しき竜にさらわれた娘を助けに行ったり、異種族の娘を嫁にもらった老人の道の果てを見届けたり。

相変わらずトローは可愛いし、フェリのスタンスがぶれないので、安心して読めますねー。

 

今回笑ったのは占お婆のエピソードですかね。

バジリスクの一件以外にも予言を的中させて、ばあさんが災厄を言い当てているのか、招き込んでいるのかわからない、と村を追いだされてしまったとか。

「鶏が大群で空を飛んだり、鍛冶屋の髪が復活したり」したそうで。禿を予言された鍛冶屋、掌を返してばあさんを庇ったそうですが。

……巻き込まれる村人たちはたまったものではないんでしょうが。予言婆の珍道中は絶対爆笑必死だろうなぁ、と思わず笑ってしまった。

 

そして新たに目覚めた災厄――ヒュドラに対処するために行動を開始したりもしています。

災厄に対抗すべく生み出される、勇者なる存在が今回は間に合っていましたが……

とかく人の業に限り無し、とでも言いますか。幼少期に勇者の資質を発現したがために親元から隔離され……人らしさを養う事が出来ずにいた少年。

勇者を連れてフェリが対抗策を得る為に動いたら、横やりが入ったりして、一回滅びたらいいんじゃないかな、って正直ちょっと思った。

けど、それで逃げたりしないからこそ、フェリなんだよなぁ。クーシュナが止めようとして止めきれないのも納得の頑固さ。

好みの世界観が変わらず続いてくれて嬉しい限りです。

幻獣調査員2 (ファミ通文庫)
綾里 けいし
KADOKAWA
2017-06-30


幻獣調査員

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「私なら」

(略)

「そうまでして、生きる私はいらないわ」

 

独自の生態と超自然の力を持つ生きもの、幻獣。

未だ謎多き彼らは、時に人に害をなすことも。

それ故に、国家は幻獣を調査し、時に駆除も行う専門家を定めた。

国家に属する「調査官」と各地を回る「調査員」。立場こそ違うものの権限としては同格だとか。

 

主人公のフェリも、この幻獣調査員の一人で。

村や町を回りながら幻獣絡みの問題に対処していく。

ただ彼女は幻獣をこよなく愛しているため、傍から見ているとちょっと不安になることも。

人と幻獣との間で揺れ続ける天秤を見てるみたいな気持ちでハラハラする場面もあります。

共に旅をしているクーシュナがいなかったら怪我で済まなかった場面もありますが……クーシュナが居なくても、フェリはきっと同じ行動をするんだろうなぁ、と思えて仕方がない。

 

けれど、フェリが真剣に調査員の仕事に打ち込んでいるのは確かで。

そんな彼女の旅路を見ているのは中々楽しかったです。

各エピソードが短くて、スラスラ読めたのも良かったです。中々素敵な世界だと思ったので、もうちょっと続いてほしいものですが、さて。

幻獣調査員 (ファミ通文庫)
綾里 けいし
KADOKAWA/エンターブレイン
2016-06-30
 

 

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