気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

手島史詞

魔王の娘を嫁に田舎暮らしを始めたが、幸せになってはダメらしい。2

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「……お前は、なぜ笑っているのだ?」

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「なんででしょうね。なぜか、気分がいいようです」

 

人見知り改善の為に、田舎の村で生活を続けるアストリッド。

いくらか村人たちとも交流が出来るようになり、改善の兆しが見えたかと思いきや。

勇者アスマから、王都で厄介事に巻き込まれているので手助けしてほしいという手紙が来て。

 

女神の遺産が関わっているらしいので、無視は出来ないとカズキも考えていましたが。

お手伝いします、と燃えるアストリッドが目的地が調和勢の中でも一・二を争うくらい大きな町だと聞いた途端、心折れている場面には笑いました。

一朝一夕ではいかないでしょうが、これ、改善の余地あるのか……? 実際行ってみたら戸惑いながらも、満喫してましたけど。

いやまぁ、隣にカズキが居れば彼女どこでも幸せそうな感じはしますけどね……

 

前回登場していた、独特な商人少女レミィが意外と重要人物だったり、先代勇者の仲間から色々と気になる情報が聞けたりしてましたが。

カズキが持っている魔剣は元々先代勇者が持っていたものだとか。

魔王との戦いの中で、別の女神の遺産を見たとか言う情報も出てましたし。

戦友の忘れ形見だとか、女神の遺産を守れとカズキに命じたりだとか、魔王様かなり重要な情報抱え込んでると思うんですが、何故それを秘しているのかは気になるところです。

成長を見守っている、というのが一番近いのかなぁ、と思いますが、さてはて。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?5

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「いいかオリアス。貴様には経緯を払っているが、人が人を救えるなんて考えは魔術師でなくとも傲慢だ。そいつがどうなれば救われるかなど、本人でもわからないんだからな」

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「そうと知りながら手を差し伸べることを諦められない者こそ、私は救いをもたらす者になれるのではないかと思っているよ」

 

着実に関係を深めているザガンとネフィ。

色々と不器用な二人は思いが通じ合っても、手探りで一歩一歩進んでいるような状況ですが、そこがまた見ていて微笑ましくていいですねぇ。

恋愛方面ではザガンの歩みはかなり緩やかですが……魔王としてはかなり堅実に実力を伸ばしてきているようで。

 

ビフロンスの起こした騒動でできた配下たちとの関係も良好なようですし。

ゴメリやキメリエスからもかなり信頼されているようです。

「王とは忠臣に褒美を与えるものだ」というザガンのあり方が、新参者の魔王ながら誇りが確かに感じられて清々しい。

なるほど。彼のこういう資質を、他の魔王との明確な違いを感じ取ったからこそ、ゴメリ達はザガンの配下になったのか、と納得できる情景でした。

そして関係が良好だったからこそ、ザガンは彼らに力を与え、それによってまたちょっかいを出してきたビフロンスに一泡吹かせられたんだから痛快でしたね。

途中、魔王三人がそろって会話から毒気抜かれた場面も中々笑えましたけど。

 

そして、ザガンの成長が描かれた一方で見逃せないのが今回表紙の二人。

シャスティルとネフテロス。聖騎士長と魔王の側近。

性格も立ち位置も全く違うような二人でしたが、今回この二人の交流が描かれて、仲良くなっていく流れが良かったですねぇ。

シャスティル、本当に職務中は優秀なんだなぁ。……途中誤解されるような言葉を使ったせいで、あらぬ恨みを買ってましたが、うん、多少ポンコツなぐらいが彼女らしいと思うよ……

 

しかしザガン一派が順調に勢力を拡大している一方で、ここの教会の保有戦力も順調に増加してますねぇ。

力を持ちすぎると、警戒されて、ビフロンス以外の魔王とか今回も少し触れられていた教会の暗部とかが本格的に手を出して来たりしないだろうか、ちょっと心配ですが。

この戦力で対抗できない相手ってのも早々いないでしょう。



魔王の娘を嫁に田舎暮らしを始めたが、幸せになってはダメらしい。

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「お前等、俺になにか恨みでもあんの……?」

「まさか! そんなはずないじゃないですか?」

 

人間やエルフ、ドワーフのように秩序の女神に仕える調和勢。

魔王が率いる魔族、リザードマンやゴーストといった異形の者が集まる混沌勢。

ふたつの勢力が争いを続けている世界において、勇者という調和勢の希望の星を何度も撃退している混沌勢の四天王が一角、紅蓮の騎士、カズキ。

 

彼は魔王の信頼熱い四天王筆頭でありながら――本来調和勢に属する、人間で。

魔王に恩義があり、息子のように育てられたからこそ、その職務を全うしている。

カズキが使える魔王には娘が居て、高い魔力を備えるものの……人見知りが激しくて。混沌勢の異形達は見た目にインパクトもあるのがいけない。

それを改善させようと、敢えて敵地、調和勢の村に潜り込み社交性を磨こうという方向になっていましたが……

 

敵地に娘を一人では送り出せない。

故に、人間であるカズキを傍に置き護衛とする。……万一娘と間違いを起こしたら、息子のようにかわいがっていても容赦はしない、という言葉を添えていましたが。

親バカめ……そんなだから娘の人見知りレベルがどんどん上がっていったのでは……

オマケに潜伏時の設定が兄妹とかではなく、夫婦って時点で、色々とダメでしょう。

 

勇者の過去、女神の揺籠という遺跡で起きた事。あと、魔王様が何か考えている事。

その辺り踏まえて考えると、魔王様の失った友って言うのが先代勇者だというのが、一番おさまりがよさそうですけどねー。

しかし、それぞれの勢力の下で発達した技術や抱えている知識の違いを考えると、2勢力が争うのではなく手を取れば、この世界かなり平和になりそうですけど。

さて、どうなるやら。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?4

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「私が見つけてきたんだ。なのにあなたたちはなにをやっているのだ?」

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「おかしいぜ。こいつが一番役に立ってるなんて、ここの結界は世界の法則を狂わせているじゃねえか!」

 

ビフロンスの開いた夜会、そこで起きた騒動の結果として、30人ほどの部下を迎えたザガン。

魔王となった当初からすると驚きの戦力拡大っぷり。

聖騎士長だったラーファエルが家令のようなことをしているあたりで反則という説もありますが。

 

魔術師たちも魔王ザガンの庇護下にあり、労働に応じた報酬が与えられることもあってかなり従順な様子。

それを確認したザガンは、ラーファエルに留守を任せ、ネフィやフォル達とエルフの隠れ里へ足を運ぶことに。

 

ゴメリやキメリエスがついて来たり、置いて行かれたバルバロスがシャスティル引っ張って来たりしてましたが。

ついでにバルバロスは、マントを返しに来ていたネフテロスまで連れてきてますからねぇ。まぁ彼女の知識が役に立ったり、彼女自身に影響を及ぼす秘密に迫ったりと結果的にはいい働きをしていたようですが。

幼少期の記憶がない、というネフテロスに隠されている秘密が何なのかは気になるところです。

 

普段はこの上なくポンコツなシャスティルが、聖騎士長として動くときはしっかりしているというギャップは、正直笑ってしまった。

公私はわけて考えるべき、とは言いますがここまでキッパリ切り替えられると清々しいな……どうしてもう少し、バランスを取れないのか……まぁ、その辺りが彼女らしい気もしますけど。

魔術師たちにいい感じにいじられていて、魔王ザガン一派の癒しになってる感じもありますなー。

 

ネフィが幼女化したり、結界で閉じ込められたり、他の魔王の介入があったりと騒動はありましたが。

ザガンがどんどん実力を伸ばし、魔王として相応の格を身に着けて来たようで安心して読めます。

口下手な彼が覚悟を決めてちゃんとネフィに言葉で想いを告げていましたし、本当に成長目覚ましいな彼……

この調子で進んでいってくれるなら本当に敵なしなのでは。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?3

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「貴様も〈魔王〉なのだ。殴ったくらいで死にはしないだろう?」

(略)

「キミに殴られたらどんな魔術師でも死ぬからね?」

 

執事と娘が増え賑やかになるザガンの居城。

ザガンは魔王の刻印や、聖剣などの研究を続けながらネフィやフォル達と仲を深めていってますが。

ネフィが街で襲われるという事件が起きて。その相手は肌の色が違うだけでネフィにそっくりな少女。

更には事件の直後に、ザガンの元へ他の魔王が主催する夜会への招待状が届いて。

 

確実に罠だ、と思いながらも夜会へ参加する事にしたザガン。

彼を招いた魔王はビフロンス。ザガンが魔王となる前は最年少だった相手で。

最年少とは言っても三百年くらいは魔王の座についてる手合いのようですが……それで最年少って……

 

シャスティルまで招待されていましたが、彼女はまた本当にポンコツだな……

魔王の夜会で、自分の存在と派閥を見せつけたザガン。反感を買いたくないだろうからの失態を見せなければ大丈夫だろ、という場面で

「逆に訊くが、この状況で私がポカをやらかさないとでも思うのか?」

と行ってしまえるあたり、もう……自覚があるだけマシではあるでしょうけど。

相変わらずあたりがキツいフォルは「尻尾頭はいつもポンコツで恥ずかしくない?」とか言われてますしねー。

 

魔王同士が対面して、色々と話をしていました。

基本的にはビフロンスが先達の魔王として新参者を試してみようとしたり、自分の研究成果を自慢しようとしたりする場でしたが。

ザガンがやられっぱなしという訳ではなく、ビフロンスにも痛い目を見せてくれたのは良かった。

ネフィの生まれについて。魔王の刻印について。

色々と明らかになったことは多いですけど、ここからどう進んでいくのか楽しみです。

コミカライズも決まって順調なようですし、シリーズもうしばらくは続くんじゃないですかねー。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?2

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「この街は俺の領地だ。あまり勝手がすぎると、ひねり潰すぞ?」

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「〈魔王〉の言葉とは思えんな?」

「〈魔王〉だからこそ、傲慢なのだ」

 

年若い魔術師が〈魔王〉の座についた事は、魔術師たちの間に広まったようで。

駆け出しとも言っていい若さのザガンが〈魔王〉になってことに不満を抱く魔術師や教会の騎士たちが二日に一度は襲撃をしてくる日々が続いていたようです。

ネフィを陽の下で生きていけるようにするため、彼女に嫌われないために不必要な殺しは避ける。

勘違いして襲ってくる輩を生かさず殺さず、追い返してザガンに手を出すことが割に合わないと知らしめる。

そんな襲撃を行ってきた魔術師の中にいた、ウォルフォレという少女が魔王城に加わったことから話が進んでいきます。

 

しかしまぁ、ザガン1巻初期の頃に比べると大分人間味が表に出てきましたね。

元より「人間の皮をはいで触媒にする」とか外道な真似はしていませんでしたが。ザガンは顔を覚えていなかったけど、危ない所を救われた、なんて相手もいましたし。

周囲にそこまで興味が無かったから、とも取れますが。興味が無いからと、切り捨てる真似はしなかった。

 

だからこそ、ネフィを傍に置くことによって、安定したザガンは割と街に馴染んでる感じがしますねぇ。

ネフィにも「優しい方」だと評されてますし。なんだかんだ言い訳していますけど、ウォルフォレを可愛がってますしねぇ。

ザガンが庇護欲を感じ、知識を与え導こうとする姿は、先達として良い姿だと思いました。

……言葉選びがまだ苦手で尊大になったり、「正しい復讐の在り方」を教えようとしたりするあたりは「もう少し頑張りましょう」って感じですけど。

「正しい復讐のあり方」を教えるって場面では、あのバルバロスに「お前、自分の養女に教えることがそれでいいのか?」とあきれられてましたよ?

 

ザガンは、ネフィと過ごすこれからの安寧の為に魔王の遺産を発掘し、知識を増やし色々と対策を練っていますが。

教会側でも色々と動きがあって。斬った魔術師の数が五百に迫らんとする聖騎士がやってきたり、前回ザガンやネフィと縁が出来たシャスティルを狙った動きがあったりしますが……

シャスティルのポンコツな一面が光っていたというか、今回彼女の戦闘能力が本当は凄いって面も見えましたが、それ以外割と抜けすぎじゃなかろうか……

ザガンの周囲に面白いキャラが増えてきたので、今後の展開も楽しみですねー。



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

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「俺は俺のやりたいようい振る舞う。ネフィを陽の下で生きさせたいなら、陽の下も支配すればいいだけの話だ」

 

人に恐れられ、教会の騎士からは討伐の対象とされている魔術師の一人であるザガン。

自分の力を高めることにのみ注力する彼らは、財産にはこだわらないが……必要だと思った時、法規にもとらわれず他人から奪うのも躊躇わない人種だとか。

さらに言えば、人の顔の皮を媒体に使う輩も居るので、恐れられているのもわかりますが。

ザガン自身は特に生贄を使う術式とかには興味が無く、自身を高める為に、結界を張った自分の領地に引きこもってる研究バカのようで。

 

魔術師の友人に連れ出された、魔術を極めた「魔王」の遺産を巡るオークションで彼は、美しい少女に出会った。

一目ぼれしたので、思わずとんでもない額を積み上げて落札してましたが。

元が研究ばかりして、同類の魔術師とばかり話していた若い男子。

上手く言葉を紡げず、交流はかなり迂遠な感じですが……まぁ、割と微笑ましい感じですな。

 

落札された奴隷の少女……呪い子とも言われる白髪のエルフ。

彼女も色々な事情を背負っているようですが。ザガンの不器用なやさしさに触れて、彼を主人として慕っている感じがいいですねー。

ザガンとバルバロスの魔術師同士のやり取りは結構楽しいものがありました。続き出てくれるといいなぁ。

 

戦艦学園のグラムリッター 問題児な魔導士と愚劣な指導官

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『ねえ、小鳥遊くん。君は過去に失敗をしたかもしれないけれど、この前はあたしとこの機を守ってくれた。誰が何と言おうと、君はあたしのヒーローだ』
それから、どこか悲しそうに続ける。
『君が失敗したその場所にだって、君に助けられて、君の事をヒーローだと感じた人がいたんじゃないかな?』


竜という脅威によって、地上から追いやられた人類の話。
人々はグラムリッターという新たな力を以て、空の安全を何とか確保して、生きている、という状況ですが。
何となく展開が読める感じではありますが。

よくある教官物みたいな感じですなぁ。
最強の魔導士だった主人公は、ある任務に失敗したことにより「愚劣な敗者」と呼ばれることに。
もっとも、わざわざ悪評建てるのにも理由があるようで。
最強であるからこそ、希望でなくては無いけない。
空に追いやられた人類は、結構窮地に立っているわけで、それゆえに希望の象徴が求められるという話みたいですね。

しかしまぁ、この調子でイベントこなしていくと、早晩主人公死にそうですけど、その辺はどうするのかなぁ。
解決策があるなんて展開になってしまうと、興ざめですけど。
だから、教官役にして今後は生徒に任せるという流れになるのかもしれませんが。
現状見ていると、主人公レベルまで達するのってまだまだ先の話だと思うんだけどなぁ。

キャラクターの紹介と、世界観の説明、そして主人公の見せ場と、1巻で描かれるべき内容をしっかり描いているあたりはさすがに多作な作家さんだなぁ、という感じですが。
こう、この作品ならでは、という牽引力が足りないといいますか。
悪くはないんだけど、じゃあ次絶対買うかと言われると悩む、この微妙な感じが。



飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~ Ⅲ

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「道標は示された。目指す先が見えているうちは、人はそれほど迷わないものだ」

シリーズで言うと6巻目。「蒼の彼方より~」の3巻目。
そして、空の門編、完結刊。
どーでもいいですけど、このタイトル表記はどうにもわかりにくいんですけどもね。
ちゃんと第三部でますよねー? 後書きで触れられていないのがなんだかなーと思いますけど。

ともあれ本編。なんか、ポールマンが凄い格好いいんですけど、どういうことなんだろうか。
変わり始めて、ようやく歩き始めたところだったろうに、あぁなってしまうのか。
それで状況が切り替わったから、安らかな顔だったんでしょうけど。
熱かった。漢だったよ、ポールマン。
一気に好感度上がった感じ。

しかし、今回は本当にポールマン回だったといいますか。
ハイリッヒから情報を得たのもそうですし、そのあと、ノイという重要人物と出会って、ザックスを辛くも撃退してますし。
「傀儡師として参る」、と啖呵切るところも格好良かったですしね。
まぁ、そのあと持ち前の力でもって少し状況かき回してましたけど、結果的にそれがいい方向に動いた部分もあるからなぁ。
ジェシカも以前の因縁は、再開した時に許していて。だけど、毎回ポールマンがふがいないから、態度があーなっていたとか言ってましたね。
これから、だっただろうに。

シュネーとヒルダが人類超越した怪獣大合戦してましたけど。
ウィルとジェシカも対人戦においては結構な実力ですし、敵陣営幹部のザックスとかビルギットも強いキャラクターです。
しかしまぁ、この二人は本気で次元が違うって言いますか。
シュネー、いくら組織の総帥だからって、レプリカ全部持っているとか、チートにもほどがある。
そのシュネーに押されながらもなんとか状況を維持できているヒルダも相当ですがね。
――次元が違い過ぎる、とウィルたちが思うのも仕方ないっていうか、事実ですしね……
おっかないにもほどがある。
ヒルダとシュネーの間に結構、気になる会話とかしていましたけどね。
七つの鍵が世界を滅ぼした話とか。
そもそも最初の方に、霧妖についての真実とかも明らかになって、世界観がどんどん明らかになってきている感じはあります。

ティエラ王によって、ウィルの父についての情報が少し出てきたりもしてましたし。
最後には、ウィルが空において、ジェシカの模倣ではなく、自分の空を飛ぼうと苦心していた姿がまたよかったですねー。
帯にもある文句が中々光っていたと思いますけど。

「飛んで、空の鯱。きっと、空の王にも届く」


やっぱり、この二人は一緒に飛ぶ姿がお似合いですよ。

それはそれとして、ウィルとジェシカのいちゃいちゃぶりが留まるところを知らないんですけど。
いいぞ、もっとやれ。
イスカとレンが別行動をするみたいですし、一歩ふい込んだ二人が、ヒルダ伴っているとはいえ、事務所に二人ってやばいんじゃないのかなー。
今回のジェシカみたいに無駄に意識して、告白する前の方が恋人のようだったという喜劇を演じそうな予感がしますけどね。 

 

影執事マルクの手違い

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「大丈夫です。人間は、諦めなければなんとかできるものです」
「そうは見えな……いや、そうだ。諦めるな。な? 生きてりゃいいこともあるさ」


マルクのキャラが結構好きですねー。
最初の郵便屋さんとのやり取りとか結構好きですよ? 
しかし、今見るとイラストでナイフ2つと拳銃1つ持っているように見えるんですが……
郵便屋、拳銃2つとナイフ1つ使ってたんじゃないですっけ。
マルクは、何のかんの言いつつ執事がお似合いだと思いますよ、マルク。

契約者、という異能持つ存在がいる大陸。
彼らは精霊と契約し、異能を使う。ただし、それには対価が必要となる。
能力をもって視界にあるものを灰と化す魔眼を得た少女は、同時に全てのものが灰色に見えるようになった。
影を操り、触れたものを停止させる異能を得た青年は、日の光に拒まれるようになった。
対価を払っている分、色々と奇抜で目立つ行動を取ったりすることになりますが、荒事とかもめ事とかそういう方面では、契約者の能力は活用されてます。

マルクも契約者として、ある屋敷に住まう契約者を殺すように依頼される。
しかし、帰り内に会い、なぜか、その屋敷で執事として雇われることに。
過去、波乱万丈の生活を過ごしてきたこともあり、色々と小技を身に着けているというか、執事結構転職なんじゃないか、みたいな感じでしっかり働いていますね。
苦労しているんだよな、マルク……と傍から読んでいると、報われなさに涙でそう。
契約者として苦労して稼いだ財産を失ったりしてますし、不幸の星の元に生まれているような感じもしますが。

まーそんなマルクが、執事として頑張っている様子はなかなか見ものですかね。
契約者として戦う場面も中々。
結構好きなシリーズなんで、また読み返して感想を適宜あげてこうかなーと思います。


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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