気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

文豪ストレイドッグス

文豪ストレイドッグス12

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「国木田」

「お前は探偵社で最も高潔で強い」

「だから敵は最初にお前を壊そうとした」

「それを忘れるな」

 

ポートマフィアと探偵社。

二つの組織のトップに打ち込まれた異能のウィルス。

どちらかが死ななければ解除されない、という悪意しか感じない能力ですが。

トップが倒れて混乱の中に在る探偵社へ速攻で奇襲かけてくるあたりポートマフィアは行動力抜群ですな……

 

谷崎の異能を駆使し逃走し、乱歩の頭脳を以て異能者を捕えようとするも……それすらも敵の首魁の罠で。

あんな奴に引っ掻き回されているのか、と思うと腹立たしくてたまらないなぁ。

どうにも現状好きになれる要素が無いし。悪役としては、立派なもんだと思いますけどね。手管を選ばず、策謀を駆使し、強力な相手を翻弄する。

この上なく、厄介な手合いです。

 

探偵社も、ポートマフィアもお互いにトップを大切に思っているからこそ、引くことは出来ない。

だからこ、社長の命令に背こうとも戦いに赴く探偵社員たちが居て。

敦は迷いながら、別の方法を模索していますが。中々状況は厳しく。

ポートマフィアも、探偵社員に対して作戦「檸檬花道」を観光。絵面は馬鹿みたいだが、意外と厄介というか。で、この爆弾はまた一人でコツコツ作成してるんですか……?

マスタ

そして、トップを守るために傷つく部下が居ることにお互い気が付いていて。

病身を押して、部下も知らぬ二人の因縁の地へ足を運び決着をつけようとする。

そこにかつて、探偵社設立の後ろ盾となった異能者夏目が現れて……って、この御仁これまで何してたんだ、オイ。

 

文豪ストレイドッグス11

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「大丈夫 もう失敗しない」

「貴方が一緒だから」

 

敦と鏡花が同じ部屋で食事しているのが、和む。

しかも多少の制御が利くようになった夜叉がなんか、ネタ度増してるというか。

……そんなスタートだったのに、鏡花の過去を明らかにしてくるとか。

上手い構成ですが、この流れは卑怯だなぁ(褒めてる)。

しれっと描かれていた「異能を肉親に譲渡する方法」と「それを教えた黒い影を操る異能者」ってどこぞの小説版で見たような気が。

 

あと、没落したギルドのボス、フィッツジェラルドの姿も描かれていました。

異能の特性が「つぎ込んだ額に比例した身体強化」なので、無一文になったら全く非力で。

……それでもよくも生きていたもんで。

作戦を立てていた、オルコットが落ちぶれていた彼を引っ張り出して。

 

真っ向から戦うのは無駄に金がかかる、とやり方を変えてきました。                                

前回もこうやって裏から手を回して……ってのはやっていましたがその規模が違う。

手勢もないというのに、よくやるものです。

 

……おまけに例の最高幹部蹴散らした黒幕が行動を開始して。

異能者狩りの仮面の暗殺者。敵ばかり増えていく感じがしますなぁ。

それぞれの組織が追いかけている「本」の正体なんかも明らかになりましたが……

太宰がそれの正体知っていたのが気になりますねぇ。

 

 

 

文豪ストレイドッグス10

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「血反吐を吐いて抗っても人は死ぬ」

「残酷で無慈悲で理想の欠片もない それがこの世界だ」

「……だが目指す先が 苦痛と渇きの砂漠でしかなくとも」

「俺は理想を求める」

 

ギルドとの争いも集結し、ポートマフィアとも一時休戦状態になった探偵社。

大きなヤマを乗り切ったこともあって、冒頭から全員だらけ切ってますが。

行きつけの店が襲撃を受けて、スイッチを切りかえてましたね。

……木っ端組織なのに探偵社に喧嘩売るとか、命知らずにもほどがある……

 

そして、敦のトラウマが刺激される事件が起こるわけですが。

彼を監禁し、最後には追い出した院長。彼が死に、その調査をすることに。

院長なりの理由があって、敦に様々な対応をしていたようですが。

太宰が言うように「許す必要などない」けれど。それを知った敦が、少し前に進めたなら良かった。

 

そして活躍の場面が少ない国木田さんのエピソードがありました。

普段太宰にからかわれ、振り回されているようで。

確固たる理想を、揺るがぬ自分を持っている。困難な道であろうと、理想を求めて進むと言えるあたり、ちょっと株上げたかなぁ。

最後の文への扱いはどうなの……とちょっと思いましたが。

 

元探偵社のメンバーが登場したり、ポートマフィアとコミカルな交流したりしてましたが。

最後、色々裏で動いている人物について描かれて。

……しかし、五大幹部の一人として登場したキャラが、速攻で退場していったのにはもう笑いしかこぼれないんですが。

え、なんなのあの人。他の面々はアレに蹴落とされて幹部の椅子取られたの……? 財力によってのし上がり、多額の上納金で買った椅子みたいですけど、それにしたってちょろすぎる……

重要な情報あっさり取られてるし、良い所なしだなA。敵が本格的に動き出しそうな気がしますが、また厄介な手合いですなぁ。

 



文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS京極夏彦

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「探偵冥利に尽きるというものだ」

 

文豪がイケメン化して異能力バトル、がコンセプトの文豪ストレイドッグスの外伝。

今回は、現代の作家である綾辻行人、京極夏彦、辻村深月と豪華なメンバーをキャラクター化させて原案の朝霧カフカが小説家しています。

各作家さんからの推薦文も帯には入っていましたね。

 

殺人探偵・綾辻行人。異能課所属のエージェントで綾辻の監視役の辻村深月。

そして多くの人を焚き付け、知識を与え犯罪に導くが、自分の手を汚さぬ黒幕、京極夏彦。

この中で何がひどいって「殺人事件の犯人を見抜くと犯人が必ず事故死する」という綾辻の異能でしょう。

 

発動したら回避不能の因果を縛る異能。事件を起こした犯人にしか使えないという限定的な異能ですが……

限定されているだけに、逃れようがないというあたりが恐ろしいなぁ。

事件の真相を見抜く観察眼と知識もしっかり持っているので、的確に犯人を見つけてしまうあたり、異能課もかなり扱いには困ってるんだろうなぁ。

実際、定期的に「危険だから処分するべき」という議案が出されているそうですし。

 

殺人探偵と呼ばれる綾辻に教唆した犯人を仕掛けて楽しんでいる黒幕の京極夏彦も中々いい感じでした。

悪役としての迫力がちゃんとあった、といいますか。自身の異能と知識をよく把握し、それを十全に使いこなしている。……使いこなして犯罪教唆するんだから、殺人探偵とどっちが厄介か、って話なんですけど。

 

その二人の対決に巻き込まれ、振り回されるエージェント辻村。

彼女は異能を制御出来ていない状態で。……それが伏線になっているとは思いませんでしたねぇ。

京極の仕込みだろう内通者の存在については割とすぐにわかったんですけど。配役的にこの人が適しているなぁ、というだけの話ではありましたが。

それぞれのキャラクターが上手くかみ合って物語が回っている感じがして、良かったです。

 

 

文豪ストレイドッグス9

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「僕は……愚かか? あの記憶から逃げたいと思う事は下らないか?」

「ああ 下らぬ」

「何故なら 苦しめる過去の言葉と貴様は本質的に無関係だからだ」

 

まさかのアニメ化決定したこの作品。

今回は、これまで引っ掻き回してくれた対ギルド戦に決着がつきます。

……芥川と鉢合わせた瞬間殴り合い始めた敦にはちょっと驚きましたが。

 

そして芥川が太宰好きすぎて怖い。「太宰さんとつながっている通信端末」を敦が投げ捨てたら、それを躊躇せずにとりに行くとか。

……無言で電話切るあたり太宰もさすがというか。

 

敦と芥川が水と油で。

……最後よく協力できたな……まぁ、そこに至るまではちゃんと描かれていましたが。

お互いが気に入らず、認められず。けれど、どうしようもなく気になってしょうがないんですよね。

真に愚かだと思って、切り捨てるなら、言葉をかける必要なんてないわけで。

過去の瑕を言い訳に幸福に気づいていないと芥川は叫び。

力がありながら自らを弱者と呼ぶ芥川を認められないと敦が駆ける。

 

まぁ、ギルドの長が割と肉体派で良かったね、と言いますか。

わりと綱渡りな部分が多かったような。鏡花の方にもとりあえずの答えを出せていましたし。それ以外にも、裏でなんか動いている勢力があるようで。太宰なんかはそっちの方が危ないと思っているみたいですけど、さて、どうなるやら。


 

文豪ストレイドッグス8

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「鬼は他者の裡にも鬼を見る」
「私も貴方と組むなど反対です」


なんかまさかのアニメ化決定とか言っているんですけど、正気だろうか。
文豪たちも、まさか後世こんなことになろうとは予想もしなかったに違いない……

横浜を混乱させたギルドの策。
それを何とか打ち破り、敦はある着想を得て。
太宰の手筈で、探偵社とポートマフィアのトップ会談が成立するわけですが。
さすがに共闘というのはならず……会談成立した時点で、快挙だからなぁ。
一時休戦ということにしたうえで、それぞれがQ奪還の為に人員を派遣して。

太宰、なんだかんだでポートマフィア時代の方が輝いていたんじゃないかなぁ。
いや闇堕ちしてるようなあの時期を「輝いている」って言うのは間違ってる気がしますが。
彼は本当に楽しそうに中也をからかいますよね。
長い付き合いだというのに、それに引っかかってしまう彼も彼ですが。
「手前が泣かした女全員に今の住所伝えるぞ」と太宰をして「それはやめてくれ」と言わせるやり取りとかは面白かったですが。

途中探偵対決とかあった気がするけど、まぁいつも通りの乱歩さんだった。
しかし、最後。敦君。君、自分でポートマフィアとの連携を提案しておいて、因縁ある芥川とあった時点で殴り掛かるってどうなの。もうちょっと先を考えようよ……
最も、敦が攻撃仕掛けなくても芥川の方がやる気満々だから結局ドンパチする運命なのか。

カバー裏はギルドの連中の日常。
あっちはあっちで変人ばっかりだなぁ……


文豪ストレイドッグス7

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『頭は間違うことがあっても、血は間違わない』
「――空の上で僕はある発想を得たんです」
「皆からすれば論外な発想かも知れない でも僕にはそれが」
「僕の血と魂が示す 唯一の正解に思えてならないんです」

太宰に接触してきたポートマフィア。
戻ってこないか、という勧誘だったわけですが、まぁ裏の狙いもあるわけで。
精神操作の異能もちを解き放って、状況を引っ掻き回しに来ました。
マフィアとギルドの手札の多さに対して、探偵社は結構振り回されてばっかりな感じですなー。
これまで組織として残ってきたからにはもうちょっと動かせる駒ないと厳しいんじゃないかと思うんですが。

Qのおかげで大分ごたごたしてますし。
一体何を解き放ってくれてるのかと。カバー裏のマフィアの面々のネタっぷりも好きなんですがねぇ。
というか、異能の合わせ技で実施するあの作戦は厄介以外の何物でもない。
太宰が手を売ってましたが、ギルドに先回りされていたわけですし、油断ならない組織ですよね本当に。

さて、鏡花がすさまじい勢いで堕ちていきそうなんですが。
あのえーっと、あの子にも報いがあってほしいなぁ、というか。
必死に手を打っているのに、裏目裏目な感じで。
闇の中で生きていた彼女が、光を見てしまって、絶望を感じてるようですが。
さて、紅葉の願い通りに救う事ができるのでしょうか。


文豪ストレイドッグス6

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「けどね敦君 戦況は生きものだ」
「必勝の秘策がわずかな状況変化一つで愚策に豹変する」
「だから情報が大事なのだよ」


芥川さん、想った以上に重傷だったんですね……
ギルドの異能者、あっさり死んだな、と思ったら割と生きてた。
敵の異能を風化できるとなると強力だなぁ、と思ったその直後また串刺しにされてたのは、なんでしょうね。あぁいう芸風がギルドでは流行っているんだろうか。
『緋文字』の異能は血を媒介にしてるから長期戦に引きずり込めば失血死するんじゃないかなぁ、と思ってたんですが、芥川も重症だからちょっと難しいか。

三つ巴の戦い。
今のところマフィアにいいように振り回されている感じが否めない。
ギルドは船壊された上に、異能者も一人倒されているし。
探偵社だって、マフィアの策に罠と知りながら踏み込んでいくわけだし。
というか、中也の異能も明らかになったりと地道に話は進んでるようですけど。
これだけいいように振り回されてて、よくこれまで探偵社つぶれなかったな、って思えるんですが。

太宰の分析通り、探偵社今一番劣性みたいですけど。
ここからどうにかする手立て、あるのかなぁ。
おまけの「5巻と6巻のあいだのはなし」が笑えた。国木田さん、優秀だけど割と抜けてますよね。


文豪ストレイドッグス5

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「ここで残念な御知らせ」
「君たち宗教者は信じるのが仕事だろうが」
「科学の根源は何時だって疑うことだ!」
「『爆弾を作る異能』という話 疑うべきだったねぇ」

梶井の能力がすごく残念というか。
レモン型爆弾を作る能力…かと思ったか、残念だったな! ってあとが。
あれ、自作だったのか…あの数の爆弾を作るのにどれだけ時間を費やしたのだろうか。
というか爆破でダメージ食らわなくても、あんな爆心地にいたら、爆破で崩れてきた船の破片食らったりしてダメージを受けて退場ってパターンもあるんじゃないのか。

そもそも、ある程度の威力の爆弾をあれだけ作れるっていうなら、もう後方で爆弾だけ作ってればいいんじゃ。
あれ、あそこに梶井いる必要ありませんでしたよね。
好意的に見れば、指揮官役の二人の目を逸らすため、ってところですか。死にかけてたけど。
で、気が付いたらなんか梶井のことしか書いてない。

マフィアの五大幹部の一翼、尾崎紅葉が登場して鏡花を揺るがせます。
自らの本質からは逃げられぬ、と。それは人殺しの異能である、と。
夜叉白雪を使っているときの鏡花の目が死んでいる感じがいいですねー。
作画の人のあとがきがありましたけど、目の感じには気を使っているんだとかなんとか。
戻れない人は黒が濃くて、腐ってる感じを表現してるつもりだろうで。

探偵社の簒奪をもくろむ組合、鏖殺をたくらむマフィア。
マフィアと組合にしたって、組んでいるわけではなくて、つぶし合う関係ですし。
異能を用いた、三組織の戦争が始まって。
どう転んでいくんですかね、コレ。


文豪ストレイドッグス4

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「どんな困難な戦局でも必ず理論的な最適解はある」
「混乱して自棄になりそうな時ほどそれを忘れては不可(いけ)ないよ」


賢二の能力が発揮される簡単な事件の話があって、マフィア側の事情が描かれて…
しかしまぁ、賢二の能力は怪力っていう単純なものでしたが、事件解決の方法がかなり特殊で。
一応ちゃんと探偵っぽい話入ってましたね。武装探偵社なのに、武闘派エピソードばっかりだったからなぁ。
・・・短い命でしたけど、探偵話。

マフィア側の話は、負傷した芥川と、芥川の側近の女性の話。
あっちはあっちで色々と事情を抱えているようですがねー。
なんだかんだで助言したり助けたりしてくれる黒蜥蜴たちが好きです。

そして、満を持しての海外陣の侵攻。
正面切ってくるとは思わなかったけれど。
マフィア側のボスも登場して状況が混沌と化してきましたねー。

谷崎の細雪があまりいいところないんですが。
いや、いいところはあるけれど、それを発揮する前に、一回痛い目を見ているというか失敗からの「残念だったな!」演出に使われることが多くて色々と残念。
彼、結構常識人枠のはずなんだけどなぁ。妹のこととなると我を失うけど。


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