「どんな困難な戦局でも必ず理論的な最適解はある」
「混乱して自棄になりそうな時ほどそれを忘れては不可(いけ)ないよ」
賢二の能力が発揮される簡単な事件の話があって、マフィア側の事情が描かれて…
しかしまぁ、賢二の能力は怪力っていう単純なものでしたが、事件解決の方法がかなり特殊で。
一応ちゃんと探偵っぽい話入ってましたね。武装探偵社なのに、武闘派エピソードばっかりだったからなぁ。
・・・短い命でしたけど、探偵話。
マフィア側の話は、負傷した芥川と、芥川の側近の女性の話。
あっちはあっちで色々と事情を抱えているようですがねー。
なんだかんだで助言したり助けたりしてくれる黒蜥蜴たちが好きです。
そして、満を持しての海外陣の侵攻。
正面切ってくるとは思わなかったけれど。
マフィア側のボスも登場して状況が混沌と化してきましたねー。
谷崎の細雪があまりいいところないんですが。
いや、いいところはあるけれど、それを発揮する前に、一回痛い目を見ているというか失敗からの「残念だったな!」演出に使われることが多くて色々と残念。
彼、結構常識人枠のはずなんだけどなぁ。妹のこととなると我を失うけど。