気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。6

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「この残念勇者め……っ」

 

タイトル通り娘――もう娘じゃないけど――の為に、勇者が魔王を倒してしまった後の話なので、壮大なエピローグって感じですねぇ。

ラティナが良かれと思ってした事が、結果として他の魔王による災害を招いてしまったことを反省する話ですとかもありましたが。

最愛の相手を取り戻したデイルが本当に残念勇者の道を邁進していて、もうちょっと次長城、と。

 

クロイツに無事に戻ったラティナをリタ達が、クロエが勝手な行動をしたことを叱りながらも暖かく出迎えてくれて。

勇者であることを明かす機会を逃し続けていたデイルもそうですが、あの二人はもうちょっと自分で抱え込むってことをやめて、誰かと相談したほうがいいですよね……

まぁここまでの騒ぎを起こした以上、次は無いでしょう。多分。

 

ラティナの両親の前日譚も描かれていましたが。

「私に関われば、貴方は死することになります。立ち去りなさい」。

予言の巫女であったモヴの幼少期、ラグとの出会い。

始まりの言葉こそ辛辣でしたがそこから交流していき……幸せそうな日々を置くているのが描かれて。

育児の空回りってた部分とか笑える部分もありましたが、それだけにあの幸せな家族がバラバラになってしまったことが悲しくて仕方がない。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2

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「ラティナさびしかったよ」

「でも」

「デイルぶじで かえってきてくれてうれしいな」

 

デイルは腕利きの冒険者で、ある事情から公爵家の子飼いのような状況。

依頼があれば、そちらを優先する立場で。

そこそこ時間かかる依頼が持ち込まれデイルは王都へ。

そちらでも存分に親バカっぷりを披露したり、ラティナという癒しを求めておかしな気配漂わせてましたが。

 

寝ぼけ眼こすって、無理しないで寝てていいというデイルに首を振って否と示すラティナがまた可愛い。

待っていられる、とデイルを送り出したけれど。デイルという慕っている相手がいないことでどんどんテンション下がっていくのが明らかで。

 

そんなラティナの意識を別の方向に向かわせるため、ケニスは料理を教えることに。帰ってきたらデイルの為に料理を振る舞ってやろう、と。

「割引してやる 食え」「とうとうこの店は押し売りを始めたのか」

という常連たちとケニスのやり取りが楽しい。上達するには数をこなすのが一番! という事ですが。

まぁ、その無茶を受け入れてくれるくらい、常連たちにラティナが可愛がられてる証拠でしょう。

今回もラティナが可愛くて、楽しい日常でありました。……途中デイルが魔王の眷属狩ってた気がするけど、まぁ、それはそれという事で。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

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「デイル いってらっちゃい?」

「あぁ 行ってきます!」

 

「うちの娘~」のコミカライズ1巻。

感想はもうラティナかわいいでいいんじゃないかな……

冒険者として活動しているデイルは、依頼で立ち寄った森の中でやせ細った少女ラティナと出会う。

彼女には魔人族の特徴である角があり……罪人はその角を折られる、という風習があるとか。

彼女も角を折られたという特徴がありましたが、庇護者もなくボロボロの少女を放っておくことはできず、デイルは少女を連れて帰る事に。

 

魔人族は言語も違うそうですが、デイルの使う呪文言語と同じだそうで、カタコトながら意思疎通も行えて。

デイルが拠点としている虎猫亭の主人と女将にもフォローしてもらいながら、ラティナを養育していくわけですが。

 

いや、本当にラティナ可愛いなぁ。

後々親衛隊が結成されていくのも納得できる可愛さ。

言葉が通じない中でも自分に出来る事を探して、虎猫亭のお手伝いをしたり、周囲の会話を聞き挨拶を覚えたりと、幼いながらに頭の巡りも良いし、周囲も見られている。

迷子になったラティナを探すクエストが発布されて、探しに行くオッサンたちに笑う。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。5

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「諦める必要なんて、ねぇよな……」

(略)

「奪われたのなら……取り戻せばいい」

 

デイルと結ばれたラティナ。

彼女は、魔王としての力を望みデイルとの絆を強固なものとしましたが。

「八の魔王」に課せられた宿命によって、他の魔王たちから敵視される結果となり……封印されてしまう事に。

 

それでデイルが黙っているはずもなく。ラティナを取り戻すために、ありとあらゆる手を使って、戦いに望むことに。

ラティナと出会う前の状況よりも、危うかったかもしれない。

縋る物があるからこそ良かったけれど、無かったから魔王以前にデイルが世界に害をなしていたかも知れないというあたり、おっかなくて仕方ない。

 

二の魔王という悪辣の輩が印象に残っていましたが。

魔族総て、魔王すべてが悪なわけではなく。デイルは、自分の大切なものの為に、それ以外を切り捨てて言ったわけで。

タイトル通りうちの娘の為に、魔王を倒してのけたデイルのスペックの高さよ。

……ラティナ取り戻した後はその高スペックをすべてラティナの為に注いでいるあたり残念勇者でしたが。

 

まぁ、事情を知らない人々からすれば、活性化して災害を振りまいた魔王を打倒した勇者という存在は、希望の象徴になったことでしょうが。

実際、「勇者と妖精姫の物語」なんて英雄譚が生まれるぐらいには、活躍していた。

肝心のデイルはそのあたりの評価に全く興味なく、取り戻すためにまっすぐ突き進んでいきましたが。

意固地になりすぎていて、最短ルートは逃しましたよね。どこかで「虎猫亭」に寄っていたらもうちょっと状況変わっただろうに……

 

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 4

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「もう一回、ちゃんと頑張るの。次がダメでも、また頑張れば良いの」

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「だから、また、明日から頑張るの」

()

「諦めるつもりは、無いもん。それなら、頑張るしかないのっ」

 

ラティナがついにデイルに告白し……

それを反抗期とデイルが勘違いして、いつも一緒にいた二人の間に微妙な距離が。

周囲はしばらく様子を見てはいましたが……兄貴分のケニスに諭されて、ラティナの言葉の真意に気付いて。

その後、動揺して仕事に逃げるあたりはダメですけどね……

 

落ち込んでる姿もラティナは可愛い。

デイルが仕事の為に出て行ってしまい、ラティナはしているわけですが。

そこでルドルフが告白をして。以前から抱えていた自分の想いを、しっかりと伝えた彼は偉い。

その後も告白を続けることで、防波堤の役にもなってましたしね。

報われる事は無かったけれど、彼にも良い縁があるといいんですが。

 

逃げ続けてたデイルも覚悟を決めて、立ち位置を明確にしたんですが。

それからのデイルの『ラティナ可愛い』が暴走しまくっていてもう……

思いが実ってラティナが幸せそうなのは素直に喜ばしい。

それはそれとしてその相手に思う所がないわけではない、という店の常連たちの行動がよくわかりました。



うちの娘の為ならば俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。3

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「ラティナが……っ、とうとう……っ、反抗期に……っ!」

 

ある意味安定の、酷いコメントであった。

 

デイルの故郷までの旅を終え、クロイツへ帰ってきた二人。

お土産を配り歩く中で、帰路の様子が描かれます。

行きの滞在で仲良くなったマーヤは、やはりかなり大変だったようで。

獣人族の彼女は、ティスロウでラティナが村の犬やら幻獣すら手懐けたことを、雰囲気で察して。

要するに慕う相手に自分以外の匂いが付いてるのが気に食わない、とラティナにくっついていて。この辺は動物の縄張り争いみたいなものかなぁ。

 

魔力が強いとその性質が強く表に出るので、髪や眸に特徴が出る、って話がでて。

それが表に出ているキャラクターとして、『薔薇姫』なんかも出てきましたね。

元々デイルの友人の知人でもあって、情報は知っていたようですが。

その後、交流する展開になってくるからなぁ。彼女が巻き込まれた災難は、まだ解決したとも言えないですし、なんか嫌な予感するなぁ。

 

ケニスとリタの子どもも無事に生まれて。

ラティナも順調に成長しています。デイルの仕事仲間であるヘルミナにからかわれたり、彼女を苦手に思っている姿もかわいらしいものでしたが。

ラティナ、ちゃんと成長してるんですよねぇ。親バカなデイルに彼女の言葉が届くのはいつになるやら。

 



うちの娘のためならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2

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「デイルはしあわせ?」

「……ああ。ラティナが幸せでいてくれるなら、俺は凄く幸せなんだよ」

()

自分が自分らしく在ることを支えてくれているのは、この小さな彼女だ。

何時の間にか、かけがえのない大切な存在になっていたこの子だ。

 

デイルが里帰りすることになり、一緒に旅に出ることにしたラティナ。

幼いまま里を負われてデイルに保護されたので、彼女の世界ってそんなに広くないんですよね。

だから、見るものの多くが新鮮で。

デイルと一緒の旅という事もあり張り切っているラティナが本当に可愛い。

 

ケニス達に仕込まれていたこともあり、道中の料理がグレードアップしたりと、幼いながらに有能です。

今からこれなら、将来本当引く手あまたの美人さんになりそう。角の問題とか、種族の問題とかもありますが。現時点でこんなに可愛いんだから、もうそれでいいんじゃないかな……

 

立ち寄った街で出会った、魔人族からあまり知られていない風習などを学んだり。

獣人族という、ラティナの記憶にない種族と交流して。

そして、デイルの故郷で彼の親族と出会い。

多くのことを吸収して、成長してく速度には驚きますねぇ。

 

デイルの故郷も、結構変わった風習があるようで。

加護もちが生まれやすく、特殊技能があるため、国からは重視されている。

けれど、彼らが暮らしている領主からは良くは思われていない。

そこを乗り切るために色々やったりはしているようです。土地に固執する一族でもないので、最悪一族丸ごと他所へ逃げるって言う手段も取れるとかで。

 

扱いにくそうな集団ですよねぇ。そんな中でデイルは、外に出て戦う役割を担っているんだとか。

最も、能力はあるけれど優しい性根なので、戦いの中で大分荒んでいる時期もあったとか。

家族からは心配されていたみたい。

 

ラティナは、デイルと出会ったことで多くをしり、彼を慕っていますが。そうして彼女が頼ってくれるから、デイルは自分を強く持てるようになった面もあるとか。

中々いい関係を気付けているってことですよね。

まぁ、全体通してラティナの成長とかが見えて可愛い話だった。この作品は最後にはそこに行きつく気がする……

 
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