「なんなんだこれは!!」
ついに終幕を迎えた「ジェヴォーダンの獣」編。
単純に逆演算して解決できるものではなく、本人の意思が絡む中で、ヴァニタスが危うい手を使いながらも奮闘してくれたのは良かった。
蒼月の印、案の定爆弾を持っていたというか。使う度蝕まれていくとか、厄介事にも程がある。怖いわー。
ノエがアストルフォ相手に引かずに踏み込んでいった部分とか、泥臭くて好き。
なんかいい雰囲気で終わってましたけど、闇の深さが改めて突き付けられてる感じで怖くもあった……
ジャンヌを派遣したのは、以前事件への対処を任じられたとき、期限を切られなかったからだと宣うルスヴン卿の強かな部分嫌いじゃないです。
今回の一件でジャンヌを大公殿下の新しい弱みとするため、一旦は棚上げされたみたいですが。他にも色々思惑蠢いてるんだろうなぁ。
事件解決後に、ヴァニタスとジャンヌに変化がありましたが……
どっちも初心というか、周囲の人たちが衝撃受けてて、正直笑った。
しかし、穏やかな移管は長続きせずに、新しい事件が起きるんだからもう……
「ヴァニタスの血を暴け」。厄介事の気配しかしない。