気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

朝日川日和

たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る

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「ユーリ、俺はまだパートナーが決まってないんだ、友達のよしみでパートナになってくれない?」

「フフフッ、最初からそう言えばいいのよ。しょうがないから、友達のよしみでパートナーになってあげるわ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで2月28日まで。WEB既読。

個人的には割と好きではあるんですけど……とちょっと言葉を濁したくなる。

舞台となるのはとあるRPGゲームの世界で転生者もいるんですが、主人公はゲームでは描写されなかったモブ枠。

ただしスペックはかなり優秀で、ゲームのヒロイン達との仲も良好という優良物件なんですよね。なので主人公レイと、彼の周囲のキャラクターは好きなんですよ。

 

ゲームの主人公的位置の王子に転生したキャラも居て、彼はハーレムルートを目指そうとするんですが……。現実となった事にあまり意識が向いておらず、「イベントこなそうと思ったのにタイミングずれるわぁ」とか思ってるし、ヒロインの感情に配慮出来てないボンクラですし。

他の転生者で今明らかになってるのは、レイたちが通う事になる学園のトップですが。彼女は彼女でゲーム開始前に意識が覚醒し、好きなゲームのイベントを近くで見守るために行動してるタイプで勝手だし。

 

転生者たちがノイズになって、あちこちかき乱されてる感じなんですよねぇ。

あとは、視点変更が多かったり、句読点の打ち方とか文法が好みからズレてるので、読みにくく感じる部分もちらほら。

 

閑話休題。

レイは国唯一の港があるものの辺境にあるため、中央では侮られる家の嫡子です。ただ彼は家を誇りに思っているため、そうした政治闘争に興味が無く馬鹿の誘いに乗ることが無いのが清々しいですね。

精霊の寵愛という稀な恩恵を受けていて、トラブルに遭遇してもサクッと解決してくれる頼りになるキャラです。ゲーム主人公気取りの転生者よりはしっかりしてるので、ヒロイン達幸せにしてあげて欲しいものですが、なかなか道のりが遠そう。

そしてWEBの更新も長期停止中なのが残念でならない。挿絵のヒロインも可愛かったし、最初にいった通り割と好きではあるんですけどね。

腹ぺこな上司の胃をつかむ方法~左遷先は宮廷魔導士の専属シェフ~

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「いいんですよ、俺が自分の意思でエステル様の側に居るんですから」

 

小説家になろうの書籍化作品。

WEBで読んでたので、発売日に飛んでいって購入してきました。

エステルがかわいい。

後書きにも書かれてますがコンセプトが「ヒロイン可愛い」だそうで、十分に満喫できます。扉絵の最後。「……おいひいです」と言ってるエステルが特に可愛くて好き。

 

筆頭魔導士を夢見るヴィルフリートは、組織のナンバーツーに目をつけられて、変人の巣窟である第二分室へ異動させられることに。

そこで最初に出会ったのは、空腹で倒れた美少女エステルで。

ヴィルフリートが出したパンケーキを気に入って、おいしそうに食べているエステルが直属の上司。

しかも、特級魔導士という位階の高い相手という事もあって、最初のうちはヴィルフリートもプライドを刺激されてる部分があったようですが……

 

順調に餌付けして、懐かれて、そんな環境にも慣れていってる辺り、適応力高いというか。

周囲に規格外が多いせいで物差し壊れてますけど、彼自身もそこそこスペック上なのでは。

実際、同僚となったエリクからは「一般からすれば飛び抜けてる」と評されてましたしねぇ。

 

 

ヴィルフリートも普段は平然と仕事していますが、彼が魔導士という職を志したのは中々重めの過去があって。

幼少期に誘拐され、助けられた。記憶があいまいだが、あの時の人にお礼を言いたい。

それでしっかり成果を出して職場に在り着いてる辺りは凄い。

彼が魔導士として組織に入ったからこそ、ディートヘルムは彼を使おうとしたのでしょうし。

ヴィルフリートの存在がエステルの救いになったのは、彼自身の為した事ですから、そこは誇ってもいいと思います。

……最終的に男としては大変な目を見てますが、彼の理性に期待。頑張れヴィルフリート。


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