気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

桂井よしあき

暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅4

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「つまり――それに相応しいモノを見つけ、そして相応しい時に指輪イベントを行いたいと思いますので、今しばらくお待ちいただけると嬉しい所存でございます」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定追加タイトル……でした。えぇ、追加期間は過ぎてます。せめて感想記事は期間内に書きなさい(自戒)。

 

レイスを仲間に加えて気ままに旅をしているカイヴォンとリュエ。

この世界が元々ゲームであったことや、二人が元はセカンドプレイヤー枠としてカイヴォンが生み出したことなども説明して、もう帰るつもりが無いとも伝えていました。

長年の孤独を感じているのか、どちらかの傍に居たがって抱き枕にしたりしてたり、行動力が有り余ってるレイスさん、初登場時からの印象は変わりましたが、個性出てていい感じ。生き生きしてるのが伝わってきますしねー。

 

そして、立ち寄った村でカイヴォンはオインクからの依頼を受けることに。

レン達とは違う解放者がダンジョン探索をすることになっているが、タイミングが良すぎるので探ってほしいと言われて。

アビリティの付け替えて斥候職っぽく振る舞って、上手く潜り込んでたましたが。万能過ぎるので、もうカイヴォンだけでいいんじゃないかな……とか口走りそうになる。

 

彼も氷の術の扱いに関してはリュエに劣って、実際リュエに助けられる場面が3巻中でもあったので、大体の事は対処できても手が届かない範囲は確かにあるんですよね。

……まぁ、高スペックのリュエとレイスという連れが居るので、不足した部分ですら補い合えるのでほぼほぼ敵なしって感じがしますけども。

 

パッと見で女の子に見紛う少年、ナオ。

彼はレベル的な意味では弱く、最初はパワーレベリングを行う事になっていましたが。今は駆け足でそれを行うけど、それに見合った男になろうと努力できるのは好感が持てます。

厄介な使命を授けられた状態で送り込まれたみたいですけど、カイヴォンの手料理やダンジョン探索を通じた交流で手なずけられてる様は小動物見てるみたいで面白かったです。微笑ましい。


暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅3

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「……手紙が届くのが、随分と遅かったみたいだ。文句は配達人に言ってくれ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEB未読。

王国での問題を(力技で)解決し、次の大陸に向かう事となったカイヴォンとリュエ。

リュエが船酔いするというハプニングがあったものの、道中では釣りや料理をして他の乗客と交流したり、楽しそうで何よりです。

こういうのを見ていると、リュエがあの山から離れられて良かったなぁ、と思うんですよね。

 

SSランクとしての権限もあり、たまたまギルドを訪問していた領主と顔を合わせたり。

意外と話が通じる人で、彼の良く通う店へと連れて行ってもらったり。

中々いいスタートを切れたかなぁ、と思ったところでカイヴォンとリュエは何か引っ掛かりを覚える美女と出会う。

気がかりだったために、情報収集も兼ねてしばらくその街に滞在していましたが。

 

この二人はスペックが常軌を逸しているから、大概のトラブルサクッと解決できるのでテンポ良くて読みやすいですね本当。

でも、お互いを大事にしすぎていて「相手に何かあったら街ごと滅ぼす」と口にするし、実際可能なのが恐ろしいですけど。

 

この街に縛り付けられていたグランドマザーと、カイヴォンがしっかり向き合って開放の手助けをしていたのは良かったです。

その後、彼女を慕う人々とカイヴォンが決闘騒ぎをしていたのも、笑えて好き。

今回、特に笑ったのはアイド嬢の護衛にたいして強権発動したシーンでしたが。「ほら、ばっちこい!」じゃないんだよなぁ。


暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅2

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「存分に、貴方の存在をこの国に魅せつけて下さい」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEB未読。

魔物の氾濫が起きた街の防衛に尽力した、カイヴォンとリュエ。

そんな二人の下に、ギルドの総帥を務める女性がやってきて……。

彼女の物言いから、カイヴォンと同じく現実世界を知っているプレイヤーだと発覚。

かつて一緒に遊んでいた仲間との再会、特に1000年もの間孤独に封印を守ってきていたリュエと会話しているシーンは良かったですね。

 

しかし、転移には時間差があるようで。

1年前にこちらに来たカイヴォンに対して、30年前に来て大変な目にあったとか。

それでも諦めずに仲間を探していた彼女の努力や、造り上げていた「絆」に乾杯。

巻末の番外編が、その仲間オインク視点で情報の補足が出来ていい感じでしたね……。

 

調査の為別行動となったオインクと別れ、二人は一路王都へと向かうことに。                

どうせだからと護衛の依頼を受けていましたが、典型的な俗物でまぁ……。

今回、カイヴォンが敵と味方の割り切りが凄い、と言う話題が出ていましたけど。

着々と敵対ポイントを稼いでいって、カイヴォンを怒らせるんだから、地雷原でのタップダンスがお上手だって言う感想にしかならないというか。

レベル399で、スキルの付け替えで万能に慣れるカイヴォンの存在知ってると、あと何ページ持つ(生き残る)のかなってつい思ってしまいましたね……意外と持った。

 

魔王様の評判は最早ぬぐえないでしょうけど、ある程度知れ渡った方が効果的ではあるでしょう。

今回鼻っ面を折られた解放者君、カイヴォンがチャンスを残していましたし、せっかくなら頑張ってほしい所ですが。

暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅

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『ねぇ、聞こえる? 私は救われたよ』

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEB未読。

サービス終了が発表されたMMORPG『グランディアシード』。

最も、最終盤は過疎っていた上に、人が居た時期でもクソゲー呼びされていたらしいですけど。チャットツール程度に使ってる勢もいたようですが。

 

主人公は、アクション部分を楽しんでいて。倒した相手からアビリティを奪えるという特殊な武器を愛用していた。

最終日もせっかくだからと戦闘を満喫していたら、運営が設定をいじったのかやたらとレアなスキルばっかり獲得できて。七星と呼ばれる大ボスを単独討伐して魅せるほど楽しんでいて、良い最終日だな……って思いました。

 

それで終わるはずだったけれど。主人公が気が付くと、ゲームで使っていたPCカイヴォンの姿となって見知らぬ場所に立っていた。

茫然としている状態で魔物に襲われ……彼を助けてくれたのは、どうしてか自分の意識を持ち活動している彼のセカンドキャラクターであるリュエだった。

彼女にこの世界での戦い方や常識などを教えてもらいながら、穏やかな時間を過ごしていた。

 

一年が過ぎた後、彼は旅に出る事を決めますが、リュエは同行できないと告げて。

彼女を縛り付けていた原因をあっさりと倒して、連れ出してくれるんだから格好いいヒーローだと思いましたね。

……ゲーム時代から愛用していた装備の関係で、どうあがいても「魔王様」ルックになってしまって、ギャップが笑える。

異世界を満喫しつつ「変わり種のアビリティとか欲しい」と魔物討伐したり、なんだかんだでこの世界楽しんでるなぁと言うのが伝わってきます。

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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