「もう潮時だ。器じゃないんだ。いつだって人生は僕の想定通りにいかない事ばかりだ。引退したい」
(略)
「百点満点でいうなら、おまけして十五点くらいかな。仮面も手に入らなかったし」
帝国周辺は宝物殿が多いのもあって、ハンターの数も相応しい数いるようですが。
環境が良いこともあって、時には他国からやって来る人もいるとか。言ってしまえばクライ達も田舎からやってきたという意味では似たタイプですか。
今回は、他国で竜殺しを果たして「轟雷破閃」の異名を持つランク7のハンターが帝国にやってきて。
高レベルだからこそ我が強く、他の高ランクハンターといざこざを起こす可能性が高いため、ガークからクライに忠告してたりしますが。
クライ、自分には何もできないと言ってますが、それでもレベル8なんですよねぇ。
妹だより、宝具だよりとは言え相手を押さえつける札持っているのは強かったですが。宝具だよりである以上チャージが必須だけど、頼れる妹が不在でどんどん使えるものが減っていって……。
そこでシトリーが考案した対処方法が、実に悪魔的だと思いましたね……。ティーを鍛えているときのリィズもそうですが、シトリーも大分ヤバい。
あとクライ、自身の非力さを実感してるわりに言葉の煽り性能が高すぎて、自分で墓穴掘ってる時も多いから、割と自業自得な面もありますよね……。
シトリーの家に行って自堕落な生活を送り続けている方が、周囲に飛び火しないで幸せなのでは、とかちょっと思ってしまう。
まぁそうしようとしたら、リィズとの姉妹喧嘩勃発して別の騒動が加速しそうではありますけど。状況によっては姉妹そろって対応に動くのも厄介だよなぁ、この2人。標的にされたアーノルドは哀れな……。