気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

片桐雛太

魔弾の王と戦姫18

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「あなたに、この国の王になってほしい。私の後を継ぐ者として」

 

長らく続いたシリーズの最終巻。

策謀を巡らし、ジスタートを混乱に陥れたヴァレンティナを退けるまで。

彼女は彼女で自分の夢の為に全力を尽くしていたんですよね。

 

裏で動いて、策謀で人を蹴落としたりはしてましたが……わりと、ここにきて焦りも出たかな、というか。

思った以上に予想通りに行かず苦労している感じがありました。

 

ジスタートが揺らいでる中で、ティグルは親しくしている戦姫たちの手助けもあり、ぶっ飛んだ解決策をとることに。

そこにはユージェンの遺志なんかもあったわけですが……そうくるとは正直予想外でしたね。

 

二国の王として君臨するとか誰が予想できただろう。

あと、ダーマードが何だかんだティグルの側に残っているのには笑ってしまった。

異国の生まれという事でジスタートの統治にはかなり気を使っているようですけど、リムが彼の側近として一番近い場所にいるのは、上手いこと立ち回ったというか。

戦姫である他のメンバーではできなかったことですしねー。

いい最終回でした。



魔弾の王と戦姫17

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「涙を流した。埋葬した。魂の安らぎを神々に祈った。俺だけじゃない。みんな……みんな、そうしてきたんだ」

 

ソフィ―が調べものをして気付いた「魔弾の王」とティル=ナ=ファについて。

英雄となり、魔王となるという存在について。それがティグルではないかという考察。

これを聞いて、決戦に望めたのはティグルの助けになったでしょう。

何も知らずに突貫することほど恐ろしいものはないですしね。

 

エレンとフィグネリアの戦いは、リムの補佐を受けながら、危うい場面もありましたがエレンが勝利。

オルガやリーザの対応する事になった叛乱も、ミラとソフィー側のムオジネル軍関連も、さくっと鎮圧出来たそうですし、戦姫のスペックの高さを見せつけられた感じですね。

 

一方で彼らが気にしてやまないティグルは、ガヌロンからの脅迫を受け一人ザガンという地域へ。

ガヌロンの企みによって、世界は順調に変化していて、立ち寄った村で魔に変じた村人と戦う羽目にもなってました。

無事に辿り着き、一人で戦っていましたが……そこに応援が駆けつけてくれる、というのが熱かったですね。別々のところにいた仲間が集ってくる展開は見事。挿絵も良かったです。



魔弾の王と戦姫16

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「統治者にとって大切なのは、先人の遺志を受け継ぐことだったのだ。いや、逆か。先人の遺志を受け継ぐ者こそが、次代の統治者たり得るのだ」

 

フィグネリアがリーザを、ヴァレンティナはソフィーを襲撃。

前者はかなり危ない状況になっていましたが、幸い市街にいたティグルが駆けつけてギリギリ助かって。

後者に関しては王宮でやっていたため、ルスランによって止められた。

この時、自らを快復させた立役者であるヴァレンティナに対してしっかり罰を与えてる辺り、ルスランも王の器があるのかなぁ、という印象を抱きました。

                                                          

目下、ヴァレンティナの暗躍でかなり荒れている国内を落ち着かせる可能性もあったのでは、と思いましたが。

竜具の偽物を作っていたり、手を変え品を変え情報収集して人を動かしたりとヴァレンティナが暗躍好きすぎて怖い。

 

ティグルはブリューヌの人間として、ジスタートの安寧を望み状況改善に努めようとしますが。

ささやかな宴をルスラン王子の協力のもと開催しようとしたら襲撃があって。

ルスラン王子が寝込みがちになるなど、状況は落ち着かず。

他国の軍や、ジスタートの王位回りでいざこざが生じているのを好ましく思わない国内勢力の蜂起まで起きて。

エレンとフィグネリアの戦姫同士の決戦まで起きてますからね。

代理統治者に謀反の疑いまで出て来て、ジスタートが一気に状況悪化してて乾いた笑いが出ました。



魔弾の王と戦姫15

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「この国の王になってください、ティグル」

 

ムオジネルの撃退に成功したブリューヌ。

ティグルは秘密裏にレギンからの想いと政略について聞くことに。

まぁ、自国から出た英雄を放っておく理由あんまりないですしね。他国からも注目されているとなればなおさら。

 

魔物関連の騒動もあるので時間が欲しいという事で、いったんは保留。

ブリューヌの書庫を解放してもらって、女神や魔物についての情報収集を行ったりもしてましたね。

戦争続きではありましたが、相手が難敵なのもあって、空いた時間を有効活用しているのは好ましいですねぇ。無駄にしてる余裕がないとも言いますが。

 

直ぐに決められる話ではないのはもちろんですが。

ミラやソフィーと言った戦姫たちも彼を逃す気がなくてアプローチが凄い。

魔物側やガヌロンも、状況が揃いつつあるためティグルを襲撃したり。

ヴァレンティナが、病に伏したジスタートの王子ルスランを表舞台に引っ張り出すなんて爆弾を持ってきたりと、各国が落ち着くのにはまだまだかかりそうな感じ。

というか、ヴィクトール王の朝令暮改っぷり、ヴァレンティナ側についた新しい戦姫フィグネリアの襲撃と、ジスタートがヤバい。


魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉15 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-08-25


魔弾の王と戦姫14

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「勝つための手は打っています。ただ、それを成功させるためには皆の力が必要です。守りたいものを守るために、力を貸してください」

 

ムオジネル軍に対抗するために策を練るティグル。

数で劣る状況を覆すために、敵の指揮官を狙うという危険な案を出して。

敵の警戒が甘ければ完全な奇襲になったんでしょうけど……ティグルに「流星落者」の称号をおくったクレイシュはティグルを侮っておらず。

自分を狙ってくるだろう、と予測しているあたり難敵ですね。正直、もっと長引いてもおかしくない感じではありました。

 

ミラが協力してくれているとはいえ、ティグル無しで防戦することになってもレギンが王として覚悟を示してくれたことも大きいですね。

あそこで空気が変わったのは間違いない。王族として、確かに成長しているのが分かる。

 

とは言え敵の数が多く、手も策も練ってきているのでかなり苦戦を強いられていましたけどね。

弓を忌避しているというのもあって、遠距離攻撃の手段が無いのもかなり痛い。それでも少しずつ変化が生じているのも見えて良かった。

ティグルの方も、ギリギリの状況でさらに限界を超えてくるんだから怖い。「怪物」って零す敵兵が居ましたが、うん、間違ってないよな……

 

魔弾の王と戦姫(ヴァナディース) (14) (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-03-25


魔弾の王と戦姫13

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「ティグル! あなたに任せるわ!」

 

一敗地に塗れた月光の騎士軍。

道中の川に毒を入れられたり、敵が軍の運用に長けていたなどの要因から手痛い損害を被る事となったようです。

 

エレンが囚われの身となり、ティグルは単身それを追うことに。

道中、魔物ヴォジャノーイと戦う羽目になっても居ましたが、竜具の導きによって駆け付けたミラに助けられて。

視野狭窄に陥っていたティグルの目を覚まさせてくれたことが、本当にありがたい。

ここに彼女が来ていなかったら、どこかで失敗していたでしょうし。

 

英雄の消息が不明で、さらにはムオジネル群による侵略も重なって。

ブリューヌが思いっきり狙われてますねぇ。手が足りていないというのを見透かされている。

エレンに執着し、月光の騎士軍に打撃を与えたグレアスト軍。

二度もやられるティグル達ではなく、見事蹴散らしてましたが。

グレアスト自身の末路は、意外なところからやられたなぁと言いますか。過去の行いが跳ね返ってきたという事でしょう。

 

今回の出来事で傷を負ったエレンを癒すために、ティグルはついに想いを告げることに。

それぞれに立場があるために、そう簡単に公的に結ばれることは叶わない。けれど、絶対になんとかするというあたりティグルも男の子というか。



魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉(13) (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-11-25


魔弾の王と戦姫12

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「そうすることで、オレに何の利益がある?」

「俺と戦わずにすむ」

 

シリーズものを4年も詰むなよ……ちゃんと新刊で買ってたので許してください……

オマケに新シリーズが既に三冊出ているという。そっちも買いましたけどね。えぇ。

この記事作成時点で、一念発起して積んでた戦姫と新作の雪姫の方まとめて読み終えたので、近日中に感想上げます。

 

ブリューヌ王国に侵略したザクスタン軍撃破の為、戦姫たちともに王都ニースの下を訪れて。

しかし、レギンを認めない勢力による暗闘が進み、さらにはガヌロンまでもが動いていてかなり状況はややこしくなっていますね。

 

その戦果から評判が高まりつつも、反感を買いジスタートの走狗と化したのではなんて噂も流れるティグル。

味方してくれる人も居て、宣伝のための詩歌が作られたりして、小領地の貴族だったというのが信じられないくらいの変化ですねぇ。

レギンから応急に努めて欲しいなんて話も出たり、どんどんと外堀が埋められていってる感じもあります。

 

その期待に応えるだけの成果を上げてるんですけどね。

ザクスタンに呼応してアスヴァールが攻めてきたときも、上手くあしらっていましたし。

それだけに、最後の展開には驚きましたね。まさか、ここで敗北する事になろうとは。

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉12 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-07-24


魔弾の王と戦姫11

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「野心がない。欲がない。それはそなたの重大な欠点だが、そのことを率直に出しすぎるのはなお悪い。多くの者は、かえってそなたを疑うであろう。野心や欲がないように見せかけて、本当は誰にも言えない程の野心や欲を抱えているに違いないと」


ヴィクトール王のイメージが変わりましたね。
乱心したらしい王子をどうするでもなく、後継者を指名したことで、他のキャラの思惑があったとはいえ、戦姫同士がぶつかる一歩手前まで騒動を転がしたこともありましたか。
他国の客であったはずのティグルを、使者として派遣したり、結構無茶しがちというか、傀儡とまでは言いませんがどこか歪な状態で王座に在るのではないかと少し思っていた部分がありました。
けど、彼は、まさしく王であった。
ティグルと対談していた時の様子、助言をしつつも、油断ならない存在感がありました。

一貫して故郷の領主である、という立場を崩さないティグルでしたが。
オルガは彼に王の素質を見たり、他の面々には結婚を勧められたり、彼の将来が、今後の大きな転換点になるんじゃないですかね。
戦に置いて、多くの功績を挙げ、隣国の戦姫のほぼ全てと交友関係がある。
オマケに母国では、称号も貰ってましたよね、確か。
ここまでくれば、もはや地方の一介の領主なんて立場には戻れるはずもなく。
魔物どもも暗躍していますし、ますますこの大陸は引っ掻き回される流れになりそう。

戦姫にあいさつ回りしていたら、いつの間にか大所帯になっていた、という最初の場面がなんとなく笑えた。
アレ、どんどん重要人物が増えていくから、周囲からかなり注目集めたというか、ティグルの名前がまた広まったんだろうなぁ、と思うと。
戦姫同士での情報交換の場面とか、挿絵は中々いい味出してました。
ついにヴァレンティナとの接点もできて、相変わらずの流れに持っていってるティグルがさすがすぎる……
彼女は彼女で、魔物に対してある程度知っていて、暗躍していてと怪しさ満タンですが、何を考えているやら。

さて、魔物たちだけではなく他国までまた侵略を始めて面倒なことになっていますが。
レギンに対しての暗殺騒動とかもあって、かなり不穏な状況です。
ティグルはいつも戦姫たちといるように見えるからそのことに対しての不信とかもあるだろうし、中々先行きは明るくなりませんな……

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉11 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-03-24

魔弾の王と戦姫10

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バーバ=ヤガーの挑発を、エリザヴェータは笑い飛ばした。
「おまえの言う通りよ。ずいぶんと無様な姿を見せてしまったわ」
エリザヴェータの怒りを反映し、黒鞭の戦端が激しい雷光を帯びて輝く。
「だから、おまえを滅ぼして何もかも取り戻すことに決めたの」


記憶を失い、ウルスとしてエリザヴェータの下で過ごしていたティグル。
見知らぬ森の中でであったのは、ティグルの消息を探っていた他国の密偵で。
一方で、ティグルの姿を求めて、マスハスやティッタ、リムもルヴーシュの街に到着して。

エリザヴェータが本当にいい子だなぁ、という感じです。
幼少期の経験から言えばもっと歪んでしまっていてもおかしくないだろうに。
魔物の力を借りているようだ、っていう情報が出てきた当初はすわ敵側のキャラクターなのかと思っていましたが。
今回それを振り払って、戦姫として敵と対峙した姿は格好良かった。
というか、幼少期にエレンとあっていて影響を受けて、立ち向かう強さをそこから学んで。
そうして戦姫となった果てに、巡り合わせが悪く、仲が険悪になっていたのを彼女はいったいどう思っていたのだろうか。

バーバ=ヤガーを打倒するために。
前回、自分のところの騎士に攻撃を受けたこともあり、一人で敵を探していますが。
不器用だけど、彼女は結構誇り高いんですよね。もうちょっと我が侭になっても罰は当たらないと思うがなぁ。
エレンなんか結構自由な性分だと思うんですけどね。
オルガみたいに旅に出ちゃう戦姫もいるわけですし、もうちょっと軽く考えてもいいんじゃないかと。
……オルガがまるで考えなしみたいに見えますが、彼女は彼女で悩んでたんですがね。

そして騒動の中でティグルの記憶は無事に戻り。
客分だったのに使者として派遣され、行方不明になってしまったとか、中々ない問題だと思います。
そのこともあってマスハスはヴィクトール王と謁見し、ティグルの処遇について話す予定だそうですし。
10巻をもって、第二部が終了だとか。一席が空いてしまった問題こそあれど、あとがきに遭った通り、戦姫たちについて描かれていたというのは疑いの余地なし。
黒弓やら魔弾の王については第三部での予定だってことですが……随分と贅沢なつくりをしているよなぁ、と思います。
これが普通だったら10巻行くまでに、黒弓とかについてはとっとと明かされたりして、一つ大きな事件を解決したところで、シリーズ終わっててもおかしくないと思います。

10巻まで書いてなお、謎も問題も多く残っています。
それこそティグルの黒弓だったり、タイトルの魔弾の王という存在だったり、暗躍する魔物たちの目的だったり。
あるいは、他国の間諜の存在や、裏で動いている上に魔物たちの事情を知っているようなガヌロン。戦姫でありながら、暗躍して事態をかき回しているヴァレンティナのことも忘れてはいけないでしょう。
これらがどんな結末を導くのか、今から気になって仕方がないです。

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉10 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-10-23

魔弾の王と戦姫9

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「ライトメリッツに行くかと、私はおまえに聞いたな。その言葉を覆すつもりはない。おまえが望むのなら、手を尽くそう。戦姫さまも説得しよう。だが、本心を言えばこのままルブーシュに留まって、戦姫さまにお仕えしてほしい。勝手なことを言っているのは十分に承知しているが……」
(略)
「――あの方には、おまえが必要だ」


絵師が変更になりました。
まあ、途中で挿絵ない巻とかあったから、体調含めていろいろあったんでしょう。
ジスタート王国でも地位の高い公爵と伯爵が、毒入りの酒を送られたという事で一触即発の状況に。
次期国王の座というあまり表に出せない情報と、王宮での魔窟具合がまた。
鎮圧のために戦姫が出陣し、エレンとエリザヴェータが邂逅する。
記憶を失ったティグルをめぐって思うところはあるようですけど。
とりあえず、無事に鎮圧を行います。
あらすじにあるみたいに、戦姫同士で激突という展開にならなかったのは、詐欺なようなほっとしたような。

今回は、結構ゆっくりした進行。
騒乱の鎮圧。エリザヴェータの元で功を積むウルス。
ウルスがティグルである核心を得るために人を動かすエレン。
初めて飾らない言葉で自分と向き合ったウルスをエリザヴェータは大分気に入っているようで。
弓の腕とかから、ティグルなんじゃないか、と疑っているけど、自分を誤魔化しているあたり相当。
記憶を失っていてなおここまで人を引き寄せるとか、ティグルは本当にぶれないな・・・

一方、あの鎌持つ戦姫、ヴァレンティナについての描写もそれなりにありました。
結構策を練って手を回して、陰謀を張り巡らせて、決起のタイミングを計っているようですけど。
こんなのが王宮に入り込んでいて大丈夫なんだろうか、この国。
あちこちに騒乱の種まいているようですし。
公爵と伯爵の争いについても発端はこの戦姫なわけで。
気になるのは、第一皇子のことですか。暗躍しているヴァレンティナにも陰謀の影を見つけられたなかったとのことですが。病に侵されて、目の焦点があっていない不審な状態だってことですが・・・絶対何か絡んでそうな気がしますけどね。

公爵たちの騒乱が結構早く落ち着いたと思ったら、ティグルの記憶喪失の方を引っ張るんですね。
エレンもティグルだろうとは思っているけれど、万一、人違いであったとしたら。
ティグルの立場が重要であるがために、でっち上げたのではないかと疑いをもたれることになる、と慎重に調べざるを得ない。
他の戦姫、しかも因縁がある相手の元にいるっていうのもまた面倒な話で。
これが、ヴァレンティナ以外の他の戦姫の元だったら楽だったのに・・・というか、ヴァレンティナとエリザヴェータ以外の戦姫は普通にティグルが分かるか。
さて、ようやく記憶の断片を取り戻しつつあるティグルでしたが、なにやら暗躍している人に見つかってしまったようで。
ティグルの母国でも、いろいろ動きがあったり、魔物が登場したりと動きがないわけではないけど、展開が緩やかなので・・・次の巻はまだですか。

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉9 (MF文庫J)
川口 士
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-05-22
 
プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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