気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

珠梨やすゆき

聖女の魔力は万能です

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「まぁ、でも、よくやったな」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

危機にさらされた世界が、救いを求めて「聖女召喚の儀式」を行った。

儀式は成功したものの……聖女は一人だけのハズなのに、なぜか儀式上には2人の女性が召喚されて。一人は十代の少女で、もう一人はOLをしていた主人公の小鳥遊聖。

 

しかし、召喚した側の王子は少女だけに声をかけて聖の存在を無視。

それにキレて、一時は感情に任せて国を出ようとしたものの、良識的な方々に止められて。ひとまずは王宮に滞在する事になった。

実際、隣の国に行こうと思ったら馬車で一週間かかる上に、街を出たら魔物が闊歩してる状態で生き抜くの難しかったでしょうし。

 

「聖女」という救いを求めて、異界から招いた(しかも帰る方法が無い)のに、対応を間違えて見捨てられたら、儀式行った意味ないですしね。

どちらかが聖女だと思われるが、例外的に二人とも聖女の可能性も考えて、手放すわけにはいかなくて。それだけに、初手で王子が対応ミスったのは、あまりにも痛い。

時間を置いて落ち着いた聖が、冷静に話を聞いてくれる状態になっていて良かったね……

 

で、保護を受けた聖は、けれど時間を持て余し始めて。

ハーブやアロマセラピーにハマっていたこともあり、植物研究所に興味を持って、そこで色々と教えてもらって、どんどんとスキルを向上させていくわけですが。

                                                                                                                               

実際、聖が聖女なんですよねぇ。タイトルで丸わかりですし。

そんな彼女が作ったポーションやら何やらが通常の性能で収まるはずがなく。否応なく注目を集める事になって……とそんな話。

聖の性格がさっぱりしてるので、読んでいてストレスはそんなないですかね。王子がアレなだけで。

 

ステータスやレベルがある、わかりやすい異世界転移モノで読みやすいです。

王子の一件で蟠りを感じて、聖女という札を表に出してないのもあって、1巻では説明&世界観描写の、山谷抑えめな感じ。

実績積み立てて、ボチボチ隠し切れなそうですし、今後の展開に期待。

平兵士は過去を夢見る9

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「……ファレーナ」

「なあに?」

「ありがとう」

 

なんというかかなりダイジェスト版みたいな感じでしたねぇ。

エルフの国を訪れ、過去の記憶で見た英雄の一人、精霊王に助力を請いに来たジョン達。

ジョンはかつて勇者が、精霊王を仲間に入れた時のエピソードを頼りに、彼と交流していましたが……

精霊王はジョンのお願いを最初は断って。

 

しかし、その後エルフの国に魔族の襲撃があり。

戦闘時のジョン達の姿を見た事、ジョンに憑いているファレーナを目撃した事……色々と事情が重なり、協力を約束してくれました。

襲撃時に高位の魔神がいたことから、勇者が魂を得ることにも成功し、聖剣を抜いて。

 

準備は着実に進み、魔族による各国への同時襲撃が発生しても、備えていたジョン達と勇者の活躍により見事撃退。

魔族の拠点へ攻め入り、進軍の邪魔になっている結界を解除しようとしますが……対策軍の中に潜り込んでいたナルが魔王として覚醒して戦闘にもつれ込んで。

まぁ、何とか綺麗に話がまとまっていたような状況ではありましたけど……なんというか、イベント詰め込み過ぎて一個一個が薄味な感じがして、これで最終章なのかと思うと、ちょっと物足りなさがあって残念。

平兵士は過去を夢見る〈9〉
丘野 優
アルファポリス
2018-01-01


平兵士は過去を夢見る8

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「もう観念するのじゃ、ジョン。ここまでお主はうまくやった。これからは、誰も歩いたことが無い道を共に行こう。その先にこそ、人類の生きる道がある。わしは、そう思うのじゃ」

 

前回、ジョンの記憶よりも早く、魔族による王都襲撃事件が発生しましたが。

これまでに彼が打っていた手のお蔭で、なんとかジョンの記憶にある時よりは被害を抑えることに成功していました。

魔族連中に反撃もできましたし、上々の成果ではあるでしょう。最も、警戒を強める結果になって今後がさらに大変になるって可能性もあるわけですが。

 

事情を知っているナコルルも、もっと積極的に動くべきだと提案。

ジョンはこれまで情報を伝える人を限定し、自分が動くのではなくナコルル達のような相手に動いてもらい、状況をコントロールしようとしていました。

下手に手を出しすぎて、ジョンの知る未来から外れてしまえば、以前と同じように誰が死ぬかもわからない闇の中を進むことになる。

それを恐れていたわけですが……まぁ、ここでナコルルが説得して、共に先に進もうと焚き付けてくれたのは良かったですねー。

 

ジョン一人で出来る事には限りがありますし、こうやってフォローしてくれる相手が居るならば、まだまだ大丈夫そうです。

ナコルルの研究に協力した、という功績をとっかかりに、ジョンはしっかりした地位を獲得し、人類の未来をより良い方向へ運ぶため、準備を進めていきます。

魔族対策のための軍団を新たに設立することとなり、ケルケイロがその大将に据えられ、ジョンは副官となることになりました。

ナコルルの研究を手伝ったという事になっているので、新しい発想を期待されての抜擢で、ちゃんと軍団を指揮できる副官もつけられてはいましたが。

 

そうやってジョンは魔族対策部隊の副官として準備を進めていましたが……

魔族側も一枚岩じゃなさそうといいますか。コールドスリープの技術を持っていたりと彼らは彼らでチートだなぁ。

目覚めたばかりで記憶が戻っていない少女が一人、フラフラと人の世に出てジョンと出会って、部下に加わったりしてますが……

メタ読みすると、あの子かなり高位の……というか下手すれば魔王そのものなのでは……

未覚醒の勇者まで拾ってきてますし、ジョンも気苦労が絶えないな……

しかし今回は伏線をまく回で、余り大きなイベントがありませんでした。

次回以降でどうジョンがどう動くかが気になるところです。爆弾抱えてますしね。

平兵士は過去を夢見る〈8〉
丘野 優
アルファポリス
2017-05-01


平兵士は過去を夢見る7

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「俺がなんとかなるとおもってるかどうかなんて関係ない。なんとかするんだ! ナコルル!」

 

未来の剣聖、ハキム・スルト住まうタルズ山脈の山頂に辿り着いたジョン達。

ジョンが経験した未来と同じように、ハキムの磨かれた技を、王国の兵士にその剣技を教えて欲しい、と協力を依頼するためで。

ジョンの父がナコルルを、最初の時間軸よりも早く表舞台に引っ張り出したように、実力者を引っ張り出して、人類の未来を繋げる計画。

 

その為にジョンは、前世で起きた事について隠し事をすることなく打ち明けて。

ハキムは、嘘のような話だが、ハキムの事を詳しく知っている筋も通る。だが、本当にそんなことがあったのか。

それを確かめる為に、ハキムの技をジョンが知っているのかを実戦形式で試すことに。まぁ、そうなるような気はしていましたが。

結果的に、それはうまく行って。……ジョンは一発入れたところで力つき気絶するオマケ付きでしたが。相変わらず締まらない。

 

ジョン達が山中で出会った女性がハキムの孫だという情報も出てましたね。

ここにきて新キャラ登場、ジョンもハキムの血縁について知らなかった……という事で、未来において彼女はジョンと会うことなく死んでいたんですかね。

ハキムをその気にさせたジョンは、王都の闘技大会への出場を彼に進めて。彼自身は下っ端の兵士として、運営側でこき使われていましたがねー。

 

そして、その大会中に、ジョンの知る未来よりよほど早く、魔族の襲撃が始まって。

けれどジョンがナコルルと準備してきた魔道具や、前世の話を聞いていたナコルル、ハキム、そしてジョン自身の尽力もあり、王都を追われるほどの被害は出ずに済んで。

……一方で、対峙した高位魔族には逃げられてしまい、「強力な戦力を確保している」という情報を魔族側で共有されてしまったり課題も残ります。

未来においてジョンが倒していた魔族も無事だったりと、差異も広がってきてます。

 

フランダとその実家が、策略の隠れ蓑に利用されていてとっても危険な状況ですしね。

魔の森でせっかく縁が出来たんだから、できれば彼の家の問題も解決したい……というか潜り込んでいるスパイを上手く炙りだしてしまいたいところですが。

まだジョン達は、魔族のスパイがいるって情報を掴んでないしなぁ。魔族側にも人間を恨む事情があるような片鱗が見えましたが……

他国への襲撃も計画していましたし、相手に事情があるとはいえ、和解してハッピーエンドとは中々行かなそうですが。どんな未来に辿り着きますかねぇ。

平兵士は過去を夢見る〈7〉
丘野 優
アルファポリス
2016-11
 
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