気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

異世界で妹天使となにかする。

異世界で妹天使となにかする。2

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「大丈夫ですよ。むしろこんな世の中ですもの、ちょっと良い社会勉強になったんじゃないかくらいに思ってますよ? ね?」

 

マルクは八歳になったけれど、彼の生活はあまり変わらず。

花壇で栽培していた薬草の効能があがり、D級ポーションが作れるようになったりと出来ることのグレードは着実に上がってますけどね。

そんなある日、デリカの父が近くの村にシーソーを設置しに行くけど、一緒に来ないかと誘われて。両親の許可も取って、旅を楽しんでましたけど。

マルクのアイテムボックスは本当に汎用性が高くて凄いですね……。それだけに狙われやすい能力でもあると、あちこちでいわれてもいました。

 

そうやってたどり着いた村では、テンタクルスという魔物食が習慣になっていて。

見た目からダメな人も多いという評判ではあったけれど、前世知識のあるマルクからすれば美味しい「イカ」でしかなくて。

ウキウキお土産にして、実家でお好み焼き作ったりしていたのは相変わらずで笑えた。

 

帰り道で盗賊に遭遇するトラブルはありましたが、マルクの魔法でさっくり撃退してましたし。

それが領主主導の野盗狩りから逃れた残党で、指名手配までされていたことで懸賞金をもらって。大金を抱え込むのではなく両親に渡したりして、しっかり管理してるのは偉い。

 

その後、知人のギルから紹介されて、ちょっと別のお店の手伝いをすることになって。

同世代の少女と縁が出来たりもしてたんですが、マルクは前世知識もあるからかまだまだ自分にはそういう話は早いと思っている模様。

でもこの世界的に言うと、出かけた先の村で出会ったサンミナは16歳で既に3歳の子持ちだったし、マルクの母は八歳くらいの時には既に幼馴染の旦那が好きだったというし、そのあたりの価値観のズレの描写はあちこちでありますね。

マルクの精神年齢と肉体年齢が合致する頃には、同世代みんな結婚してるみたいな状況になりかねませんが、そのあたりはどうなるんでしょうねぇ。



異世界で妹天使となにかする。

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「だから今回は勇気を出して頑張ってみるよ。もちろん万全を尽くすつもりだ。……ということで、二コラもついてきてくれない?」

 

WEB既読。BOOKWALKER読み放題にて読了。

死んで、そのまま輪廻転生するはずだった主人公。

しかし転生作業を新人天使が担当した結果、ミスによって上手く転生できない状態になってしまって。

天使の上役……要するに神様の思し召しによって、記憶を保持したまま異世界に転生する事に。

その時、ミスをした天使をサポート役につけて送り込んだ結果、双子として異世界で生を受けて。

 

魔法のある世界だったので、家業である宿屋の手伝いをしながら出来る事を増やしている主人公はわりと真面目な部類ではないかと。

妹天使の方は逆に、兄に寄生して好き勝手生きるつもり満々で、隙を見つけたらサボろうとしたり。幼女である自分の状況を活かし、宿に来るお姉さんに抱き付いてみたりと、欲望にみちた生活を送っています。本当に元天使かおのれ。

 

修行と称して変わった事をしても、受け入れてくれる環境なのは良かったですねー。

これで貴族とかだったらまた色々と柵が出来てそうでしたけど、冒険者の人に目を掛けられているくらいで、現状は自由に生きてますし。

そのまま才能を伸ばしつつ気ままに生きるといいと思います。

 

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ちゃか

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