気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

石田可奈

魔法科高校の劣等生25 エスケープ編〈下〉

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「ナンバー・ツーじゃない。お前は九島家のナンバー・ワン。『九』を冠する魔法師の最高峰だ」

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「……嬉しいな」

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「達也さんに認めてもらえるなんて」

 

戦略級の魔法に狙われたものの、辛くも生き延びた達也たち。

しかし水波が二人の守護に魔法を使いすぎ倒れる事態に。

彼女に惹かれていた光宣がその情報を知り……パラサイトと同化するというヤバい方法に手を出して。

 

それだけではなく、USNAにおいても、またしてもスターズが情報に踊らされて、再度パラサイトを召喚するという失態を犯してましたが。

……こいつら特務部隊として失格だろ……失態おかしすぎてて、よく組織の形残ってるなって状況だと思うんですが。

一度解体して別組織を作り直した方が、役に立つのでは……? 今回割と壊滅的な打撃受けた感じはありますが。

 

達也と光宣が対決する羽目になって……決着がつかないという展開に。

お互いに、相手を殺すしか止める手立てがなく、この一戦ではそこまで踏み込むつもりがなかったために、仕切り直すこととなった、というのが正確なところですが。

情報を十師族で共有し、対策を練ったりしてました。

さらに、この状況を招いた戦略級魔法の使い手が、再度攻撃して来たりもしましたが……二度同じ手を喰らう達也ではなく。効果的な反撃をお見舞いしてました。コレで懲りてくれればいいんですが。

光宣以外の問題までやって来て、なにから対応すればいいのやらって感じですなぁ。



魔法科高校の劣等生24 エスケープ編〈上〉

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「そこで、この場を以てトーラス・シルバーの解散を宣言します」

 

達也こそがトーラス・シルバーだと、暴露する映像が流れて。

それに対抗するために、達也も行動を開始。ひとまず、トーラス・シルバーは個人ではなくチームであるという事を開示し……

かねてより温めていた、恒星炉を用いたプロジェクトの発表をして、注目を集めていました。

 

「ディオーネー計画」は、責任がある立場に居る魔法師にとって、反対するのが難しい理想を唱えたもので。

裏の事情を知っていれば、それに乗れるはずがない、という計画でもありましたが。

四葉がその事情を知って、達也の支援をする動きを見せているのに対し、世間の風当たりが厳しいからなぁ。

雫の父親とか裏の意図を察している人もいる中で、視野が狭いキャラも多くて。その温度差が致命的な状況を招くんじゃないかと心配になりますねぇ。

 

魔法協会の会長職にある十三束の母親がかなり苦悩している様子は、本人とその周囲はかなり胃を痛くしたこととは思いますが……

あちこちで暗躍してる連中が居る中で、「そんな権限がない」と無茶ぶりに頭を悩ませている姿は、常識的な大人の姿という感じがしてちょっとほっとした。

……どんどん無理難題積まれていって、こう、お見舞い申し上げたい感じでもありましたが。

 

実際無理がたたって倒れてしまったようですしね。それで十三束がかなり冷静さを欠いて、達也に合わせろとか言い始めて……

大人が裏事情に気付き対策を取ってるのに、これまで近くにいた学生に足を引っ張られ層というのは、何というか……達也のスペック的に仕方ないことかもしれませんが、どうもすっきりしませんね。

 

達也を追放しようとしていた勢力は、ディオーネー計画に引き込めなくなりそうだという事で、暗殺も視野に入れて動き出してて。

各国の思惑が入り乱れてて、もう戦争待ったなしなのでは……とか思えますけどね。ギスギスしすぎだろ、この世界。



魔法科高校の劣等生23 孤立編

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「――魔法師が道具として利用される構図は、魔法師を兵器として使い潰す現状と、何も変わらない。そのようなことは、認められない」

 

どんどん魔法師を取り巻く状況が悪化していくようで、読んでいて窮屈な感じがしますねぇ。

真綿で首を締められている感じというか、こういう搦め手でもなければ達也は真っ向から打ち破ってしまうので、彼の行動を縛るという意味ではありなんでしょうが……

もうちょっと爽快さが欲しいなぁ、と思ってしまう。

魔法という力は簡単に悪用されうるし、人々は情報に踊らされる、という意味である意味リアルではあるんでしょうけど、なんだかなぁ。

 

情勢が悪化する中で、達也が九校戦で使用した「能動空中機雷」が紛争地帯で使用された、何て事態も発生して。

それを受けて、九校戦実行委員会が、今年の開催を見送るという決断をして。

昨年の実施時に軍事色が強い協議に切り替えたのも逆風でしたねぇ。そして、他校からは達也の術式が原因じゃないかと反感を買う、と。

見ていて気持ちのいいものではなかったですね。

 

そして状況はどんどんと変化していって。

魔法技能を活用して、金星のテラフォーミングをしようという壮大な計画を他国が打ち出して。

そのプロジェクトにトーラス・シルバーを招きたいと言い始めたのでさらに厄介なことに。

緊迫した状況下において、達也の協力が必要だと十文字が説得に来てましたが……達也が勝利。相性が悪いと散々行っていましたが、ちゃんと対策を作っているあたりが流石。

そして隠された意図があるとも指摘して。十文字や七草といった十師族の若手がそこまで思い至らなかった辺り、思考が固くなってる疑惑はありますが。

達也の友人たちが、彼を孤立させない、と宣言してくれたのは良かったんですが――達也がトーラス・シルバーだと最後に暴露してくれる馬鹿がいるんだものなぁ。




魔法科高校の劣等生22 動乱の序章編〈下〉

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強くなれば、運命なんて恐れるに足りない。

悲劇を起こさないことで、疫病神の鼻を明かしてやれる。

達也が強運を招くというなら、彼に関わった人間を、強くしてやるのだ。凶運を、笑って切り抜けられるくらいに。

 

深雪を守るために、会議で軋轢を生んだ達也。

四葉家の当主はその判断を支持するものの、警戒が必要だという点も指摘して。

文弥や亜夜子なども居ましたが……随分親しみ持たれているようだし、少し実力行使でもしてやろうか、的な意見が出てくるあたり、おっかないわー。

けど、同調圧力で意見を押し付けようとした会議の様子を見ると、四葉の方が多少マシに見えてしまう不思議。

 

あの会議の時の振る舞いについて改めて話がしたいと、十文字が達也に働きかけたりもしていましたが。

達也について話し合う場所を十文字と真由美が設けて、そこに摩利を巻き込んでいる場面には笑った。

 

時を同じくして新しい生徒会メンバー、三矢が音信不通に。

達也を試したい十山家の工作で、自分のテリトリーともいえる一校で、後輩が攫われたらどう動くか、と計画したようですけど……

深雪が絡まないとなると、達也は早々動かないよな……むしろ他の生徒たちが気に懸けて行動を起こしている辺りは、十山家の計画が甘いと言わざるを得ない。




魔法科高校の劣等生21 動乱の序章編〈上〉

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「気まぐれ……いや、ちょっとした心境の変化かな。一泡吹かせてやりたい相手がいるんだよね」

「その相手とやらも災難だな」

 

南米において、戦略級魔法が使用されて。

それにより多数の死者が出たことが明らかになり、世界中の魔法師たちが衝撃を受けていましたが。

魔法師に反発する団体も活発になってきて、全体的にきな臭い雰囲気になってきたというか、かなり危うい感じですねぇ。

 

国際情勢がピリピリしていても時間は変わらずに進み。

魔法科高校の入学式が行われて。深雪たちが三年に進学し、新しい生徒会メンバーを迎えたりしていました。

今年の総代は、十師族の三矢家の女子でしたけど。それの護衛になるはずだった、二科生の男子も新キャラで登場。

護衛の矢車は、初期から無茶をして先輩方に取り押さえられたり、えりなと出くわし指導をお願いしたりと、学校側で色々とイベントを起こしてましたが。

 

シリーズが続いていてキャラクターが増えているので、あちこちの思惑が描かれているのは面白くもあるんですが。

11つがちょっと薄味だったり、描写少ないキャラが居るのは残念。初期の「さすがお兄様」な頃の方が好みではありました。

作中の情勢が緊迫して来るにつれて、柵が増えて、行動が制限されて見えるのが少し気にかかりますが。

 

この反魔法師の流れが加速しつつある中で、二十八家の若手と意見交換したい、と七草家と十文字家が会議を開いたりしていましたけど……

深雪を広告塔にしたい、という意図が見えて達也が反発。どうにも空気が良くない者になっていました。

しかしまぁ、二十八家の中でも温度差があるというか、若手を集めたから仕方ない話でもあると思いますが……視野が狭い人が多い印象。

そんな中で十山家は、達也を溜めそうと画策してましたけど……下手に手を出すと火傷するからやめた方がいいと思うけどなぁ。



魔法科高校の劣等生20 南海騒擾編

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「……深雪さんさえ失わなければ、他はどうでも良いと?」

「無意味な仮定です。俺が生きている限り、そんなことは起こりませんから」

 

時は三月。

卒業するあずさ達の学年のレギュラー陣は卒業旅行を計画して。

あずさ、五十里、花音、服部、桐原、紗耶香の六人。

場所は沖縄。

同時期に雫とほのかも沖縄で行われるパーティーに出席するため沖縄に足を運んでいて。

更には、達也と深雪も四葉からの仕事をふられ彼の地に降り立ち。

 

……魔法科関係者だけでも人数これだけいるのに、今回の達也たちの仕事は風間達と協力して行う事になっていて。

その上に外部協力者が招かれていて……とキャラクターが多すぎて全体的に薄味な感じ。

達也と深雪だけでも解決できただろ、みたいな雰囲気ですが。

風間達との連携が取れるならさらに盤石というか。これと敵対する事になった敵を同情するレベルの布陣でした。

 

一応相手もそれなりの腕前ではあったようですが。

アメリカのシリウスすら蹴散らしたという達也の実績を知ってると、力が足りてなかったかなぁ。

次回から達也たちが三年に進級したエピソードに入っていくようですが。

進級早々これまで以上に厄介そうな事件が起きるみたいですなぁ。

魔法師への不信が強まるような事件が起きて。恒星炉実験みたいなデモンストレーションでは誤魔化せる範囲じゃなさそうですが、達也はどうしますかねー。

魔法科高校の劣等生 (20) 南海騒擾編 (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-09-10
 

魔法科高校の劣等生 九校戦編5

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「お前達は 触れてはならないものに手を出した」

 

原作34巻のエピソード九校戦編のコミカライズ、完結巻。

幹比古が意地を見せる場面からスタート。

この場に立てているのはCADや術式にアドバイスをくれた達也のおかげ。

けれど、全て達也のお蔭で済ませてしまうのは彼自身が許せなかった。

だからこそ、カーディナル・ジョージを倒すことで証明とする! と覚悟を決めた彼は格好良かった。

 

九校戦で悪巧みをしていた組織を潰したあたりは容赦なさに驚きましたが……

一部では成功していたように、彼らのやり方は裏の組織として目的を果たすという観点では間違ってないんですよね。

ただまぁ、手を出す場所を間違えたというか。あの兄の逆鱗に触れてたがゆえの当然の末路と言いますか。

 

十文字先輩が達也に結婚相手を勧める話のあたりだとか会話が減っていたのは少し残念。

あそこで達也が天敵認定するあたりのやり取りが結構好きだったんですが。

相変わらず兄妹で完結している二人で、いっそ安心すらしますけど。



魔法科高校の劣等生SS

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「基本に忠実という事は、言い換えれば正統的で効率的という事だよ。司波君には釈迦に説法かもしれないけど」

「いえ、むしろ耳が痛いですね。俺は魔法力の不足を補うために奇策へ走りがちですから」

 

ルールが改訂された九校戦。

達也は、エンジニアとして活動する一方でパラサイトドールの調査をしていたわけで。

本編ではそちらの描写に重点が置かれていましたが。

今回は、裏側の事情を知らない選手たちがいかに九校戦に備えていたか、どう戦ったかという表舞台について描かれた短編です。

 

かつて神童と呼ばれた幹比古が、その能力を喪った過去の話。

「竜神の虜」。吉田家が悲願としていた「神に至る術式」。

身の丈を超えた術式に挑み失敗した。それからスランプに陥っていたようで。

視野も狭くなっていた。達也との出会いから、復活を遂げ、昔の視野の狭さにも気が付いたようですが。

一度失敗してから見つけた「水晶眼」の持ち主美月との交流は……進むのかなぁ。

 

「ショットガン」と「一人でできるのに」はエイミィの出ることになったロアー&ガンナーのエピソードと、棒倒しにでた雫と花音のエピソード。

新ルールになったからそれにいかに対策を取るかという話になって、競技自体は薄味ではあったかなぁ。

エイミィの方は新キャラも出てきたりして、その辺のやり取りもありましたし。

 

黒羽家は四葉の関係者だ、と噂を流された状態で四校に進んだ黒羽姉弟の話。

当主から出来るだけ目立つように、と言われた二人が手持ちの札をいかに活用するか苦心する話。

手札を制限されても圧倒できるあたり、四葉関係者は本当面倒臭いな……

この場合は、達也に対する三校の二人みたいに同年代の対抗馬がいないのが痛いともいえるか。……まぁ、今回ジョージは本調子じゃなかったし。

一条の御曹司に関していえば、婚約申し込んだ後の行動がお粗末でしたから、対抗馬になれてるかどうかって言うのは疑問が残りますが。

さておき。黒羽の二人と同学年で言うと、七草の双子は相性の問題とかもあって、達也が試合に出られないように調整してましたし。七宝はあしらわれていたし。

もうちょっと苦戦させられないと後々厳しいんじゃなかろうか。四葉一強すぎて。

 

そして最後に収録されていたのは、レオとエリカにローゼンのお偉いさんがちょっかいを出してくる話。

しかしまぁ、支社長という割には売ってくる手がぬるかったというか。甘いよなぁ。

トーラス・シルバーの情報を探り、可能なら引き抜くとか言う策も練っていましたが、この調子じゃいいようにあしらわれて終わりでしょう。

魔法科高校の劣等生SS (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-05-10
 

魔法科高校の劣等生19 師族会議編(下)

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これまで多くの人命を奪ってきた達也に、命の尊厳を説く資格はないのかもしれない。

どんな死に方をしようと、殺し方をしようと、死は、死だからだ。

だが、せめて。

抗って、死ぬべきだ。

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死は、死に行く本人のものであるべきだ。

 

とりあえず、三巻掛けての師族会議編は終了。

……会議してたのなんて、上巻だけですけどね。

そして、三巻かけてこれか、と思うとちょっと物足りない感じもします。

とりあえずヘイグが打倒されたのはいいですが、犯人として捕らえ矛先を逸らすという目的は果たせず。

ある程度予想は出来たとはいえ、千葉警部の結末はちょっと惜しいものがあったかなぁ。

 

ただ、彼と相対した達也の葛藤。

知識欲が混じっていたとはいえ、魔法師の生命があんな形で浪費されていいはずがない、と義憤を覚えてくれたのは、少しほっとしました。

根幹にあるのは、結局妹の為ではありましたが。道具ではないのだ、と。

恒星炉実験で示したように、魔法を役立てる可能性だってあるのだから、という彼の行動理念は、嫌いじゃないです。

 

しかしまぁ、米国はなにしにきたんでしたっけ。

あれを暗殺というには色々無理があるといいますか。逃げ足が速いから策を練り罠に嵌めるつもりだった……にしてもあそこまで大っぴらに逃走支援しなくても。

火種は完全に消しきれたわけではなく。むしろこれからの方が大変な雰囲気ですが。

逃げる敵を負うとか、捜索するとかそういう展開ばかりだったので、なんか違う流れが欲しい所です。

 

後半は一条の日記。

……彼一応十師族の一員であるんだから、色ボケして場合じゃないだろう。

いや、婚約発表した相手に横入りしようとしてるんだから、アプローチするのはいいですけど……色々と残念だという事が明らかに。

能力値を全部戦闘力につっこんでるように思える。

兵隊としては優秀でも将にはなれなそうな空気を感じるんですが。なんというか……「もうすこしがんばりましょう」ってハンコを押したくなりますな……

魔法科高校の劣等生 (19) 師族会議編 (下) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-03-10
 

魔法科高校の劣等生18 師族会議編(中)

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「真紀が言うように、多分、当然なんだろう。それが人情ってやつかもしれない。だが俺たちも、悪者に甘んじるわけにはいかないんだ。何処かで歯止めを掛けないと、魔法師の人権を守れなくなる。正義の名のもとに魔女狩りを始めるヤツらがきっと出てくるに違いない」

 

十師族会議の会場を狙ったテロ。

各家の代表は無事だったものの、魔法を使えない一般人に被害が出て。

十師族には別に市民を守る義務はない。そもそも万能じゃないから、誰かを助けようとして死ぬ可能性だってある。

故に犠牲が出るのを止められなかった、という流れですが。

 

「魔法が使える人」と「使えない人」という部分ではっきり区別出来てしまうため、魔法師への批判が高まって。

各地の魔法科高校に通う生徒に因縁をつける輩も出てきて、面倒事に発展。

おまけに、火付けをした犯人も逃げおおせている状況っていうのは、気持ちのいいものではないですね。

この状況で公に十師族が動くと、犯人を捕らえられなかった時にさらに魔法師批判が強まってしまう。

 

ということで、達也や将輝、真由美や克人といった学生よりの人材が動くことに。

一条が派遣されると決まったときには婚約発表があったから、その辺での絡みも増えるのかと思いましたが……もうちょっと頑張っても良かったんじゃないかな……

この間の周公瑾を追いかけていた時の焼き直しみたいな感じがして、楽しみ切れなかった感じはあります。

 

達也の攻撃力・戦闘力がぶっ飛んでいるので、正面切って戦える相手を用意するのが難しいっていう事情はあるかもしれませんが。

それにしたって、敵が逃げ回ってばかりで、脅威として襲ってくるのは唆された「誰か」。

なんだかんだ達也が無双するのが楽しいのに、権力とか世論とかそういった柵が増えていって、活躍の枠が狭くなってるように感じられるのは残念。

 

米国側の動きも制限の一つですよね。

彼らはヘイグを暗殺するのが目的のはずなのに、達也たちの行動を妨害してる暇があるのか、と。そんなことしてる間に倒してしまえばよかったんじゃないのかなぁ。

魔法科高校の劣等生 (18) 師族会議編 (中) (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-11-10
 

 

プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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