気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

神江ちず

しかばね少女と描かない画家2

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「自分にとって一番大切なことって 他の人には言えないものなのよ」

 

完結巻。

ネルの過去が語られてましたな。腕はいいけど、有力者の機嫌を損ねて干されていたとかなんとか。不器用な生き方してるなぁ……

ジュリの魂を注ぎ込まれた稀人リリ。強い未練がある魂だけが、リリのように天に帰らず、地につなぎ止めることが出来るそうですが。

 

その未練はいまだ不明なまま。「もっと絵を描きたかった」という願いなら、既にたくさんの絵を描いているリリになんらかの変化があるはず、という話も。

何かしたい事があったなら叶えたい、とリリはジュリの事について色々話を聞いたりしています。

 

とはいえ、未練を解消するという事はリリをリリたらしめているジュリの魂が消えてしまうという事で。

博士とかは、うすうすジュリの気持ちも察していたため、リリの行動を咎めたり、引越しの計画を立てたり、リリを閉じ込めて阻止しようと手を尽くしてましたが、失敗。

リリの事を認め、引越しも取りやめ、彼女を見守りながら、息を引き取った。

 

そして、博士が去った後にリリも自分の気持ちを確かなものとしてネルに伝え……消えていった。

元より、あるはずのない出会い、あるはずのない時間だった。けれど、何の因果か二人は出会い……ネルに多大な影響を遺して逝った感じですな。いい雰囲気の作品ではありました。

 

しかばね少女と描かない画家1

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「君はジュリじゃない だけど」

「俺はこの感情を知ってる」

「君は彼女と同じ 天才だ」

 

初のオリジナル連載だそうです。

天才と謳われた女性画家が死に、彼女の才能を諦めきれなかった人物が、少女の遺体に画家の魂を移し替えて。

元が死体だから、転げた拍子に手や足がもげたりするんですが。

割とすぐくっつけられたりもする謎仕様。

 

そんな状態ですし、彼女自身よく「私身体死体だから、飲食できない」って感じの発言をしてますが。

……さらっと流してるけど、これとんでもない技術じゃないのかなぁ。「もっと描きたい」と画家が願ったからといって、普通魂を死体に移そうとは思わないのでは。

 

生前の記憶や技術を保っているわけではないので、疑似的な不老不死にもなっていませんが。

別個の人格として行きながら、リリも絵画の技術を伸ばしているように。才能だけでも残せる可能性があるのなら、それを手にしたいって輩は多そうだと思うんですが。

博士の謎さが極まるな……

メインテーマは画家の魂を入れられた少女と、その喪失に落ち込む青年との交流と、絵画に対する葛藤になるんですかね。

リリが、朗らかでかわいいのが救いだろうか。

 

レムルローズの魔女

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「もう・・・大好きな薔薇も触れなくなるのよ・・・」
「いいさ 僕だけの薔薇を手に入れた」


霜月はるか・日山尚のオリジナルファンタジーアルバム『レムルローズの魔女』の世界を描いたコミカライズらしいですよ。
アルバムの方は知らないのですが、結構世界観は面白そうなので手に取ってみたいところです。
時間と懐に余裕さえあれば。・・・いつになることやら。

騎士を目指す薔薇好きな少年、ロシェル。
彼は、魔女の呪いを受けて七日で死ぬ運命にあった。
それは受け入れられぬと、彼は魔女を倒すべく、森の奥にある居城を訪れる。
だが、そこで出会ったのは謎めいた一人の少女だった。

呪いを受けたことで、家族から見捨てられたロシェル。
霧深き森の奥で一人眠っていた少女アンダルシア。
状況はそれぞれ違うけれど。彼らは帰る場所がなかった。

魔女を求めてロシェルは城の中を探したりしますが徒労に終わり。
アンダルシアの記憶はあちこち抜け落ちていて、それが目覚めた時に、魔女が現れて。
元が音楽ということもあって、劇中でも楽曲がキーワードとなるんですが。
コミック発売記念として、巻末にその劇中歌が聞ける特設サイトがオープンされたりもしてます。
・・・1巻でうまく描いていたんじゃないのかなぁ、と思います。
中々気に入りました。

レムルローズの魔女 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
神江 ちず:漫画 霜月 はるか&日山 尚:原作
一迅社
2014-07-25

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