気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

聖弾のルーチェ

アリアンロッド2E・リプレイ 聖弾のルーチェ 3 ファイナル・フォーチュン

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ルーチェ:〝聖弾”はお父さんからあたしが受け継いだものだから! もし、どうしても使わなければいけない時は……あたしが使います!


「第五話 前兆」、「最終話 聖弾のルーチェ」の2話収録。
最後、天使によって投げられた爆弾。
ルーチェの父親、ジョーカーは生きていたという真実。
それを知って、彼女たちは混乱したりしてましたが。

五話のオープニングでサジがディクシィから聞かされたジョーカーの本当の姿。
このリプレイを通して思ったのは、神殿って、どうしてこんなにきな臭いんでしょうか。
別リプレイでゾハールを倒そうとしたときもそうですけど、権力者って、醜い……
いや今回の黒幕ぶろうとした人とか、自分の掲げるはた迷惑な理想に殉じようとしただけなんですけどね。
決して人類裏切ろうとか大それたこと考えているわけでもなくて。
ただひたすらに迷惑なだけで。

ハゲンティが色々と画策しているから、倒してしまおうぜ、という話。
そうして魔族を討伐しに行ったら、より状況が悪化してもはやお約束。
……王道って得てしてそういうものであったりしますけども。
クロウクルワッハだけで脅威は収まらず、さらに上位の存在が出てこようとしたりと、厄介極まりない情勢。
そんな中でも、ルーチェたちが変わらず前に進んでいってくれるのは心地よいですね。
腹ペコキャラだったのに、最後はベルダーと一緒に決めてくれましたし。
終わり良ければ総て良しってことでいいんじゃないでしょうか。


アリアンロッド2E・リプレイ 聖弾のルーチェ2 スプリット・セカンド

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ベルダー:要するに、俺たちは無知だけど、無知だからこそ前に進めるんだなってことだな。
GM:そういうこと
ルーチェ:…………でも
GM:でも?
ルーチェ:……たとえ絶望が待っていたとしても、あたしたちは進まなくちゃ!

だから浅見さんが素人っていうのは何かの間違いだろ……
どこまでデータ読み込むと、こんなことになるんだろうか。
本来知恵袋役だろうOはたさんがひたすらにキャラ成長の時に笑い続けてるじゃないですか。

第三話「おそるべき二一のクエスト」
第四話「天使の微笑」

の二話収録。
第三話は、早々にルーチェたちの教会内での評価を上げるためにディクシィが持ってきた話。
二十一からなる「地獄のクエストロード作戦」。
この教会では、伝統のある決闘法らしいですよ?
ルーチェたちと、NPCチームが対決して、勝利すればルーチェたちの株も上がる、と。
難易度とかに応じて得られるポイントに変動があって、関連性のあるクエストから新しいクエストが派生することもある。より正確には、ポイントに変動というか、得られるポイントを決定するダイスロールで振れるダイスの数に差がある、になるんですが……
で、最終的にポイントの多い方が勝ち。

主人公たちがすごく、欲望に忠実なルートに行く一方で、NPC達がまるで主人公のようなイベントばかり発生させていてすごく笑った。
そしてまた出てきたな、英知の妖精。おまえはさすがに神出鬼没すぎないか。あと、問題がワンパターンだから、次に出てくる機会があるんだったら、そろそろ新作披露したほうがいいと思う。

まぁ、ここで欲望に行った反動ってわけではないでしょうが。
四話の締めはかっこうよかったからいい感じにまとまっていた気がします。四話のボス?……それは言わないお約束。あれはひどかった(褒めてる)。
ルーチェが腹ペコキャラとしての地位を確固たるものとする中、ベルダー……いやさ浅見さん……
せかいいちかわいい姫、というか天使のためにテンション上がったり。
あえて特技を食らっていくあたりとか……うん、幸せそうな、絵ですね……
あとはキャラでいえば、盾役のサジがまた悲惨な目に。いや、本分を全うしているから素晴らしいといえるんですがね。せっかく固く成長したのに。
アモーレが相変わらず自由気ままだったのも、アレはあれで個性ですし。途中でちょっとぶれてた気もするけど。

さて、次回で完結ということですし、今回は教会内部での地位を築いて、真実の端に手を伸ばした、という感じです。完結巻のエピソードで、これまでの伏線がどう回収されるのかが楽しみですねー。


アリアンロッド2E・リプレイ 聖弾のルーチェ① ファースト・ストライク

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ルーチェ:見逃すんですか!? それは神官としてどうなんでしょうっ。
アモーレ:あんなの相手にしてられるか――――っ!? 今日の屈辱に耐えて、明日の戦いに勝つのもまた正義じゃ――――っ!
ルーチェ:なるほどっ、たしかにです!

低レベルのときにうっかり遭遇したレベル7の敵に遭遇したときのキャラのぶっちゃけ具合が笑えたので。
引用。一番笑ったのは、Oはたさんがキャラメイクしているときのダイス目なんですけど、どうしたって長文になるのでこっちで。

第0話 はじめてのぼうけん
第1話 続・はじめてのぼうけん
第2話 小さな依頼者

サガ・シリーズが一大長編になってしまったのでとっつきにくくなってしまった。
新しい人に門戸を開く意味も含めて、王道でわかりやすいシナリオになっています。
キャラメイクの時に沸いた設定でまた教会周辺に怪しい動きが出てきそうなんですが。
この大陸の教会はそんなんばっかりか。

今回のプレイヤーは、味里という艦隊これくしょんの武蔵などに声を当てている声優さん。
GMの友人である、浅見正義さん。おなじみすぐに死ぬ三下属性もちなOはたさん。
第2話からは、かわいそうな田中ことかわたなさんも参加してわいわいやってます。

浅見さんはほぼ素人ながらも、一回全滅した経験があり、ルールブックを読み込んできた重度のルールマニア。
ほとんど経験なくてあそこまでデータ網羅していたら充分なんじゃないのかなぁ。
味里さんの方は純粋に初心者枠でプレイしていてほのぼのできます。
一瞬で食糧食い尽くすような食欲キャラというすごい属性がPCについてたけど。
神官の家に生まれ、秘密を知ってしまい、正義の為に生きる少女、ルーチェ。
なんだろうすごく主人公っぽいのに、ルーチェ見てると笑えてくるんだよなぁ。

Oはたさんは、キャラ作る時に、今回は完璧な設定でつくると意気込んでいたのに・・・すっごいテキトーに作ったキャラを10年使い続けた歴史は伊達じゃないというか。さすがのダイス目。
出来あがったのは「アモーレ・カモーレ」。犯罪組織の生まれで、大切なものを紛失し、逃亡が目的・・・って完全に脱走してるよこのキャラ・・・

で、2話からかわたなさんのPC、盾役のサムライ、サジが登場するんですが。
P271のイラストが・・・鳴り物入りで登場したのに。

ストーリーは、初心者向けってこともあって、そんな大仰なギミックもないし、ほとほど。
どちらかというとやっぱりキャラで笑えるシリーズといいますか。
まぁ、あとは説明が少し多めなので、その辺参考にはできるんじゃないのかなぁ。


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