気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

舘津テト

盟約のリヴァイアサン 3

ico_grade6_3
こちらも〝まがいもの”とはいえ・・・その程度で敗れるほど
この『弓』が惰弱だと思うな!


ソスの行動によって羽純が捕えられ、厄介な状況に。
館の付近1キロほどに、常人が触れれば死に至るような魔力ばら撒いているとか。
上位種のドラゴンを相手にするという事で、増援は見込めず。
今更ではありますが、かなり綱渡りな状態で持っているんですよね、この世界。

アーシャが戦闘時は本当に格好いんですよね。
「ルサールカの死に場所ができたと思うことにしましょう」とか言って戦闘に赴いて。
第五階梯の魔女としての実力を存分に発揮して。
本来なら、複数人の魔女をもってあたりたい相手だというのに、傷を負わせたりとわりと善戦してますし。
ルサールカが万全だったらもう少しいい線いっていたかも。

晴臣や織姫の方も、準備をして最終決戦に臨みます。
女王さまが終始楽しそうで、さすがとしか言えません。
キャラも可愛いし、戦闘シーンも結構いい感じで、なかなかのコミカライズだと思ってたんですが。
原作1巻分で終わりとは無体な。
そりゃあないでしょうって気持ちでいっぱいです。
原作6巻まで出てるんだし、ストックはあるじゃないですか……


盟約のリヴァイアサン2

ico_grade6_3
「取引をしよう」
「おまえに屠竜の力を 竜の種族が何より尊び 畏れ 求めてやまない覇者の秘文字をくれてやる」
「それはお前に竜殺しの特権をさずけるだろう あの竜ごときどうとでも誅殺できる力だ」
「だからお前はその石と――『まともな死に方』を差し出すがいい」


雑誌の方でも読んでいるので、あまり目新しいことはなし。
結構丁寧に描いているので、なかなか良作なコミカライズだとは思いますよ。
掲載時から読んでいる身としてはもうちょっとオマケあるとうれしいですけど。

儀式していたところに襲い掛かってきたソス。
アーシャは魔女としてソスの相手をして、晴臣は危険を承知で囮となる。
このあたりは、二人ともしっかりとプロなんだよなぁ、と思います。
逃げた晴臣は、迦具土と出会い、秘文字を手にして、何とか助かりますが。
迦具土の言う通り悪魔の契約に手を出したわけで、なかなか大変なんだよなぁ、今後。

ただ、迦具土が生き生きしている部分とか、原作だとこの時点でイラストの無かった羽純がしっかり描かれているのはなかなかいいですねー。
アーシャ戦闘時は格好いいのに、戦闘以外だとポンコツだからなぁ。
天使、と評されるのも納得な羽純は作品の癒しだと思いますよ。


盟約のリヴァイアサン 1

ico_grade6_3
「そうか あいついい『蛇』だったのにな」
「ええ 頼りになる相棒でした」


1巻のまだアーシャが残念さを発揮しきっていない頃のコミカライズですね。
まだこのころはちょっと食欲魔神だったけど、幼馴染として、良い付き合いをしていたはずなのに……
春臣とルサールカについて話しているシーンとかはお互いわかっている感じがして良い演出なのに。
どうしてあんなに残念になってしまったのか。

「でもさ 付き合ってると第一印象が幻に過ぎない事がわかってくるから」
「その辺をどうにかするべきだと思うよ」
「春臣の方こそ上げてから落とす癖をどうにかしてください!」


冒頭での電話もそうですけど、打てば響くといいますか。
付き合い長いから、会話のテンポは結構いいですよね。
これで同性だったら、普通に親友になっていたんでしょうけど。
あと、これでアーシャじゃくて、十條地とかが幼馴染に居たら、もっと関係進んでいてのかもしれない。
あるいは、もういっそ、残念アーシャさんよりヒロインしている羽純とか、原作4巻で色々やっていたルナとかでも進展していたかもしれませんね。
本当にどうしてあんなに残念なのか……

さて、春臣がアーシャの誘いを受けて、日本に戻ってくるところから、十條地の儀式をやるところまで。
ラーク・アル・ソスが襲撃してきてピンチですよ、というあたりですね。
迦具土さんもちゃんと出てきて、怪しい感じがばっちり出ていていい感じです。
絵の感じも原作の雰囲気を壊していないので、コミカライズとしては良作なんじゃないかと。



プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ